評価:4.7
ノートPCを個人 + 業務委託先の2台持ち歩くマクリンです。
出先で両方とも充電しようとすると、充電器もケーブルも台数分いるわけで、カバンの中がいつもゴチャつくんですよね。
その「充電器とケーブルがかさばる問題」を1台で片付けにきたのが「UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器」です。
USB-Cケーブルを本体に巻き取り収納しつつ、USB-C × 2とUSB-Aも別にもつ実質4ポート仕様。
合計最大160W出力で、ノートPC2台をつないでもきちんと分け合ってくれます。
さらに、前面にはTFTディスプレイをそなえ、アプリ連携にも対応しました。
本記事ではUGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器をレビューしていきます。
- 最大140W出力のUSB-Cケーブル内蔵
- ケーブル込みの4ポートで合計最大160W出力
- 出力とプロトコルがわかるTFTディスプレイ搭載
- アプリからポートごとの出力を確認・設定できる
- 約323gと持ち歩くには重め
- 4ポート同時使用時のポート配分にクセあり
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UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器(X776)の外観と付属品
UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器は、USB-Cケーブルを内蔵した4ポートタイプの160WクラスUSB充電器です。
| 製品名 | UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器(X776) |
|---|---|
| サイズ | 約73 × 36 × 82mm |
| 重さ | 約323g |
| 内蔵ケーブル長 | 約0.7m |
| 出力ポート数 | 4(内蔵USB-Cケーブル / USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
| 内蔵ケーブル・USB-C1 出力 | 5V 3A / 9V 3A / 15V 3A / 20V 5A / 28V 5A(最大140W) |
| USB-C2 出力 | 5V 3A / 9V 3A / 15V 3A / 20V 5A(最大100W) |
| USB-A 出力 | 5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A / 10V 2.25A(最大22.5W) |
| 合計最大出力 | 160W |
| PPS出力 | 最大60W |
正面はマットなグレーの一枚板で、右下に「160W」の刻印のみ。


ポート面は機能性モリモリで、上から順にTFTディスプレイ、くぼみのボタン部、USB-C1/C2/A、右側には巻き取りケーブルの収納スペースが並びます。



ケーブル端子にも「140W」の刻印。ここから引っ張り出すと、収納部からフラットケーブルが出てきます。


引き出せる長さは最大70cmで、6/18/29/39/49/57/65/70cmの8段階で留まります。
ケーブル自体も柔らかく、引き戻る力もほどほどで扱いやすいです。
サイズは約73 × 36 × 82mmで、手のひらにぎりぎり収まるくらいのブロック型。
Apple 140W USB-C電源アダプタと並べると、面積はほぼ互角。厚みはこちらのほうがあります。
重量は約323g。ケーブル内蔵とはいえ、持ち歩くにはやや重めです。
UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器のレビュー
UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器をレビューしていきます。
内蔵ケーブル・USB-C1ともに最大140W出力
コンセントに挿すとディスプレイが立ち上がります。
重力センサーを搭載しているようで、ディスプレイの表示方向は筐体の向きに応じて自動で回転します。これは助かる!
巻き取りケーブルを引き出すと「140W MAX / 5ACable」と出ます。
この表示のとおり、ケーブル自体が5A/最大140W対応なので、内蔵ケーブル1本で超高出力デバイスの急速充電までまかなえるというわけですね。
MacBook Pro 16インチをつないだところ、内蔵ケーブルで85.8Wを記録。
「あれ?」と思うかもしれないですが、僕のはM2 ProのMacBook Pro 16インチで、純正のMagSafe 3ケーブル経由でないと140W出力を発揮できません。
なので、同じく最大140W出力のUSB-C1ポートで、MagSafe 3ケーブルでつないでみると、出力はちゃんと跳ね上がりました。
27.9V / 4.3Aで119.9Wと、PD 3.1のEPR領域まで届いています。



MacBook Pro 14インチでは81.9W、テスター側も81.3Wと近い値でした。
PPS対応Androidスマホのvivo X300 Ultraは、本体表示もテスター側も40W以上と、スマホとしては十分すぎる数字が出ています。
USB-C2は最大100W出力なので、一般的なノートPCやスマホの急速充電はこれで十分。
USB-A側は15W程度に落ちるので、PC向けには厳しく、モバイル機器用と割り切るのがよさそう。
同時接続は合計最大160W
1〜4ポート接続時の出力配分は、合計最大160Wの範囲内でわりと細かく分かれています。
| 1ポート | 内蔵ケーブル / USB-C1:140W USB-C2:100W USB-A:22.5W |
|---|---|
| 2ポート | 内蔵ケーブル or USB-C1 + USB-C2:100W + 60W 内蔵ケーブル or USB-C1 + USB-A:100W + 22.5W USB-C2 + USB-A:2つ合わせて15W |
| 3ポート | 内蔵ケーブル + USB-C1 + USB-C2:65W + 65W + 30W 内蔵ケーブル + USB-C1 + USB-A:65W + 65W + 22.5W 内蔵ケーブル or USB-C1 + USB-C2 + USB-A:140W + 15W(C2 + A合計) |
| 4ポート | 70W + 70W + 15W(C2 + A合計) |
ノートPC向けの内蔵ケーブルとUSB-C1が主役で、USB-C2とUSB-Aを同時に使うと2つ合わせて15Wまで落ちるのは注意ですね。



内蔵ケーブルとUSB-C1の組み合わせがもっとも強力で、合計最大160W発揮できるので、MacBook Pro 16インチ + 14インチみたいなノートPC2台セットでも余裕でこなせます。
100W + 60Wの枠で、100W側はMacBook Pro 16インチが受け取れる分だけ使っている形です。


4つのポート全部使い、ノートPC 2台とスマホ2台という、家でも会議室でもありそうな組み合わせで同時充電しても本機なら無問題。
ノートPC2台に約65Wずつ、USB-C2とUSB-Aは15Wの枠を分け合うため、スマホ側は低速充電になります。
配分はややクセがあるものの、ノートPC側は70WクラスPCまでカバーできるのは大きいです。
4台つないだ状態の充電モード画面は「Fast charging」表示ながら「Thermal Control Active」もしっかり効き、温度を見ながら出力を制御している様子がわかります。
TFTディスプレイとUgreenConnectで出力を見える化
UGREENの充電器でも現在ほとんど対応していない、本機ならではの先進機能がディスプレイとアプリ連携。
ディスプレイは、ボタンを1回押すごとにページが切り替わります。


リアルタイム合計出力からポート別出力、電圧・電流・プロトコル、温度モニタ、充電モード、接続状態と一巡する構成です。
充電器との接続は、BluetoothとWi-Fiの双方で行うカタチとなっています。
アプリで設定すれば、スクリーンセーバーで時計になり、壁紙は好きな画像に差し替えられます。
自分の好きなキャラを壁紙に設定すると、推し活にもなっていいですよね。
充電を止めるとハート目の顔が出てくる遊び心も。


アプリはGoogle Playの「UgreenConnect」から入れます。
接続は、BluetoothでペアリングしてからWi-Fiに参加する二段構え。
僕は一度失敗しましたが、本体ボタン(くぼみ)を2秒長押ししてから再追加したらすんなり通りました。


Wi-Fiは2.4GHzのみ対応で、5GHzや6GHz帯のSSIDだとつながらないのでご注意を。
設定画面からは充電モード、画面まわり、ファームウェア更新までひと通りいじれます。
細かいところだと、画面の自動回転やスクリーンセーバー時の壁紙デザイン、画面輝度まで調整できます。
画面オフ時間は1分から常時点灯までの5段階で、僕は時刻すぐ見たい派なので1分にしています。


そして一番おもしろいのが、ポートごとの出力とグラフ付きのリアルタイム出力をアプリ側で追える点。
グラフはポートごとにタブで切り替えられ、リアルタイム・4時間・12時間まで追えるので、寝ている間の充電の推移も追えます。


UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器はこんな人におすすめ
UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器は「ノートPCを2台持ち、充電器もケーブルも減らしたい人」におすすめです。
最大の魅力は、USB-Cケーブルを本体に巻き取り収納できること。
これ1台をカバンに放り込めば、少なくともケーブル1本は減らせます。
しかも内蔵ケーブルは5A対応で最大140Wなので、メインのケーブルとして使えます。
さらにUSB-C × 2とUSB-Aを足した4ポートで合計最大160W。
ノートPC2台に約70Wずつ配りつつ、モバイル機器も並行して充電できます。
TFTディスプレイとアプリで、どのポートに何Wが流れているかを数字で追えるのも、ガジェット好きにはたまらないところ。
同じ160Wクラスなら「Anker Prime Charger (160W, 3 Ports)」もありますが、ケーブル内蔵で1台完結にしたいなら本機を選ぶ価値があります。
UGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器レビューまとめ
本記事ではUGREEN Nexode Pro 160W 巻き取り式充電器をレビューしました。
巻き取りケーブル込みで4ポート、合計最大160Wという構成は、ほかにあまり見かけません。
約323gという重さは覚悟が要るものの、その分持ち出す機材をまるっと減らせる充電器です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 最大140W出力のUSB-Cケーブル内蔵
- ケーブル込みの4ポートで合計最大160W出力
- 出力とプロトコルがわかるTFTディスプレイ搭載
- アプリからポートごとの出力を確認・設定できる
- 約323gと持ち歩くには重め
- 4ポート同時使用時のポート配分にクセあり




ガジェットブロガー
Makurin
プロフィール
株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。
レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。
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