評価:4.6
ノートPC、スマホ、イヤホンを常に持ち歩きマクリン…。
これらとともに動く生活をしていると、外出先やカフェ作業などで「もっと小さく、でも高出力な充電器があれば…!」と感じたことがある人も少なくないはず。
そんな悩みに応える新たな選択肢が登場しました!
「Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)」です。
USB-Cポート2つにUSB-Aポート1つを搭載し、ノートPCやスマホ、タブレットなど最大3台のデバイスまで同時充電できます。
最大70W出力のパワフル設計ながら世界最小クラスのコンパクトサイズで、重さも約120gと、ポケットやバッグにすっと収まるミニマルぶり。
バッグのすき間や収納ポーチにも余裕で入るので、持ち運びのストレスもありません。
指紋が残りにくく、放熱性の高い表面加工や抜け落ちにくい重心設計など、細部まで使い勝手にこだわった仕上がり。
そこで本記事ではAnker Nano Charger (70W, 3 Ports)をレビューしていきます。
- 指紋のつきにくい表面加工
- 同クラス3ポートで最小
- 奥行が短いので壁コンセントで使いやすい
- PPS対応
- 高出力側ポートが決まっている
- 出力自動振り分け機能はついていない
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Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)の外観
「Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)」は、3ポートタイプの70WクラスUSB-C充電器です。
| 製品名 | Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) |
|---|---|
| サイズ | 約53 x 43 x 32mm |
| 重さ | 約120g |
| カラー | ブラック・ホワイト・ブルー・ピンク |
| 出力ポート数 | 3(USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
| USB出力 |
USB-C 1:5V 3A/9V 3A/15V 3A/20V 3.5A(最大70W) USB-C 2:5V 3A/9V 3A/10V 2.25A/15V 3A/20V 3.5A(最大70W) USB-A:5V 3A/9V 2A/12V 1.5A/10V 2.25A/11V 3A(最大33W) |
| 合計出力 | 2ポート利⽤時:67.5W 、3ポート利⽤時:60W |

表面には細かいストライプ加工がほどこされ、指紋が付きづらく、放熱性も高いという、まさに機能美の高い仕上がりとなっています。


ポート部分はすりガラス調で、見る角度によって色が変わるのでデザイン性も高いです。

本機の特筆すべき点が、そのサイズ。高出力の部類に入る70Wながら、手のひらに十分おさまるコンパクト設計です。

Apple 70W USB-C電源アダプタと比較すると、体積比はなんと60%という小ささでした。
70Wクラスでは現時点で世界最小ですが、少し下の67Wクラスと並べてみると、最小のCIO NovaPort TRIOⅡとその次のAnker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)のおおよそ中間に位置するサイズ感でした。
ただなんといっても、この奥行きの短さ(43mm)は魅力。おかげで重心バランスがよく、壁挿しコンセントに差してもポロッと抜けにくいです。

重量も120gとかなり軽く、Apple 70W USB-C電源アダプタよりじつに90g近く軽いです。
Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)のレビュー
Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)をレビューしていきます。
単ポート最大70W出力に対応
本機のUSB-Cはいずれも単ポート最大70W出力に対応し、14インチ MacBook ProやWindows PCふくむ大抵のノートPCであれば急速充電が可能です。


PPSにも対応するようで、PPS対応のAndroidスマホで24W以上の超急速充電が確認できました。
USB-A側は最大33Wという触れ込みですが、一般的なスマホだと最大18W程度と思われます。
2・3ポート接続時もUSB-C側は45Wをキープ
USB-Cの2ポート使用時は、USB-C1ポートが最大45W、もう一方が最大22.5Wに分かれ、ノートPCとスマホの同時充電に適しています。
3ポートともにつないだ際も、USB-C1ポートが45Wを維持しつつ、残り2ポートで15Wを分け合うカタチなので、モバイル機器側の出力はやや物足りないものの、ノートPCとの同時充電ができるのは魅力です。


Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)はこんな人におすすめ
Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)は「ノートPCやスマホなど複数のデバイスをコンパクトに同時充電したい人」におすすめです。
ポケッタブルサイズながら70W出力かつ3ポート搭載で、出張やカフェ作業など持ち運び重視の会社員や学生にも最適。
Ankerの同クラス充電器ではもっともおすすめでし、他社ふくめるとCIO NovaPort TRIOⅡのほうがやや小さい(ただし67W出力)ものの、本機のほうがデザイン性や重量バランスも良いので好みではあります。
Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)レビューまとめ
本記事ではAnker Nano Charger (70W, 3 Ports)をレビューしました。
70Wの高出力と3台同時充電が、この小ささに詰まっているのは驚き。日常使いから出先までこれ1台でOK。
カラバリも豊富で、見た目にもうれしい万能型の充電器に仕上がっています。
どうも、マクリン(
- 指紋のつきにくい表面加工
- 同クラス3ポートで最小
- 奥行が短いので壁コンセントで使いやすい
- PPS対応
- 高出力側ポートが決まっている
- 出力自動振り分け機能はついていない




ガジェットブロガー
Makurin
プロフィール
株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。
レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。
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