評価:4
どうも、ワイヤレスイヤホンのコスパにはこだわりたいマクリンです。
お金をそこまでかけられないけど、機能性もファッション性も求めたいという人は多いはず。
そんな人におすすめなのが、Ankerの「Soundcore A30i」です。
低価格ながら軽量コンパクト設計で、深みのある低音、上質なノイキャン性能を実現しています。
リップスティック型ケースは使いやすく、ファッション性にも富んでいるので、他の人と差別化できます。
そこで本記事ではSoundcore A30iをレビューします。
- 深みのある低音
- マルチポイント対応
- スライド式リップスティック型ケース
- 自然な外音取り込み
- 軽くてコンパクトな筐体
- 上質なノイキャン
- ワイヤレス充電非対応
- 装着検出機能はなし
本記事はアンカー・ジャパン様から商品を提供いただき作成しています。
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Soundcore A30iの概要
「Soundcore A30i」は防水・防塵仕様(IP54)の完全ワイヤレスイヤホンです。
製品名 | Soundcore A30i |
---|---|
防水・防塵規格 | IP54 |
接続方式 | Bluetooth 5.4 |
対応コーデック | SBC / AAC |
重量 | イヤホン約8g / ケース込み約47g |
バッテリー(最大) | イヤホン単体:約7時間 ケース込み:約24時間 |
ドライバー | 6mmダイナミックドライバー |
充電方式 | USB-C |
装着検出機能 | ✖ |
ANC | |
外音取り込み | |
専用アプリ | |
マルチポイント | |
価格 | 8,990円 |
カラーラインナップは、ホワイト・ブラック・ピンク・ブルーの4色。
えんどう豆のようなフォルムで、コロっとしたイヤホンのタッチ面にロゴが刻まれています。
ツルッとしたプラスチック素材で汚れにくいもの、やや滑りやすいです。
AIノイズリダクション機能搭載で、周囲のノイズをおさえて自分の声をクリアに届けます。
ケースはリップスティック型で、端にロゴが薄くあしらわれています。
フタ部分についているランプのバーが長いので、光っているのがわかりやすいです。
サイズは、本物のリップスティックと同じくらい。
付属品は、イヤホン本体・イヤーチップ(S/M/L)・USB C to Aケーブルです。
Soundcore P40iとの比較
Soundcore A30iと同社のフルワイヤレスイヤホン「Soundcore P40i」との比較は以下のとおりです。
製品名 | Soundcore A30i |
Soundcore P40i |
---|---|---|
防水規格 | IP54 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC | SBC / AAC |
重量(イヤホン / ケース込み) | 約8g / 約47g | 約10g / 約58g |
バッテリー(最大) | イヤホン単体:7時間 ケース込み:24時間 |
イヤホン単体:12時間 ケース込み:60時間 |
ドライバー | 6mmダイナミックドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
充電方式 | USB-C | USB-C / ワイヤレス充電 |
装着検出機能 | ||
ANC | ||
外音取り込み | ||
専用アプリ | ||
マルチポイント | ||
HearID | ||
価格 | 8,990円 | 7,990円 |
Soundcore P40iと比べ、バッテリー性能・充電方式・HearIDなど機能カットされている項目もありますが、軽量化を大きく実現。
使った感じだと、ノイキャン性能はやや上回っている印象でした。
周りの機能を少し落としてでも、音やノイキャンの質を求めたい場合はSoundcore A30iがおすすめです。
Soundcore A30iのレビュー
Soundcore A30iの特徴を紹介します。
バッテリー性能は標準的
本機はイヤホン単体で最大7時間、ケースをふくめ最大24時間と、標準的なバッテリー性能。
フタの上部にはUSB Type-Cポートを搭載し、10分の充電で2時間再生可能な急速充電にも対応しています。
ワイヤレス充電は非対応です。
マルチポイント対応
本機は、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しています。
ノートPCでYouTube鑑賞しながらスマホからの着信に応答するといった使い方ができます。
後ほど紹介する専用アプリ「Soundcore」の設定から「マルチポイント接続」を選び、接続するデバイスをONにすることでマルチポイント接続できます。
シンプルで使いやすい専用アプリ
専用アプリ「Soundcore」は複雑な機能がなく、シンプルで使いやすいです。
- サウンドモード設定
- イコライザー設定
- タッチ操作のカスタマイズ
- イヤホンを探す
- 装着テスト
トップ画面では、各イヤホンのバッテリー残量を確認できます。
モード設定・サウンドエフェクト・コントロールの項目があり、それぞれ設定や調整ができます。
「サウンドエフェクト」には、デフォルト・カスタムEQの2つがあります。
カスタムEQでは、8つの音域のそれぞれの音量を自分好みに細かく設定できます。
「コントロール」では、オーディオのタッチ操作のカスタマイズができます。
「装着テスト」「イヤホンを探す」といった機能もついています。
装着テストは、イヤホンが自分の耳にフィットしているかを確認できます。
「イヤホンを探す」では、探したい側のイヤホンをアプリ上で選択すると、イヤホンがピピッと鳴ります。
スライド式のリップスティック型ケース
本機は、おしゃれなスライド式リップスティック型ケースを採用。
長さがあることでバッグやポケットにしまいやすく、パッと取り出せます。
スライドはスムーズで、両サイドに囲いもないので、本体を取り出しやすいです。
ただ、イヤホンが非常にコンパクトでコロっとした形のため、指が太い人や手先が器用でない人は、かえって出し入れしにくいかもしれません。
とはいえ、本機のケースは扱いやすく、おしゃれアイテムとしても活躍します。
上質なノイズキャンセリング
本機のノイズキャンセリングモードは「自動でモード切り替え」「手動でモード切り替え」「シーンから選択」の3種類があります。
「アクティブノイズキャンセリング」が搭載され「自動でモード切り替え」では、外部環境にあわせてANCの強度が⾃動で調整されます。
「手動でモード切り替え」では、5段階の強さからモードを切り替えられます。
ただ、1〜5で大きな違いは感じませんでした。
「シーンから選択」では、交通機関・屋外・屋内の3つからシーンを選択できます。
遮音性はSoundcore P40iよりも良く、車や電車の音をかなり抑えてくれるので、道や電車内で快適に音楽を楽しめます。
価格をふまえるとかなり優秀だと感じました。
外音取り込み機能では、音楽そのままに、外の音を自然に拾ってくれます。
ただ、外音取り込みモードにすると砂嵐のような音が入り、ベースでずっと鳴っているのが気になりました。
低価格ながら深みのある低音
本機はBassUp技術と6mmドライバーにより、深みのある低音を実現。
深く鳴り響く低音が、音楽全体を力強く支えてくれます。
各楽器のサウンドとともに、低音・高音の鳴り方のバランスもよく、まとまりのある心地よい響きを体感できました。
セミナー・ミーティングなどのリアルタイムの人の声は自然で聞き取りやすいです。
一方、リスニング教材や音楽のボーカルなど、あらかじめ録音された人の声は電子音的で軽い感じがしました。
Soundcore A30iはこんな人におすすめ
Soundcore A30iは「イヤホンをおしゃれに持ち歩きたい人」におすすめです。
リップスティック型のケースがいい意味でイヤホンらしくなく、持ち物になじみやすいデザインなので、おしゃれに持ち歩けます。
パステルカラーの爽やかさ、中に入っているイヤホンのコロっとしたフォルムも魅力的。
ファッション性だけでなくノイキャンや外音取り込み、マルチポイントといった機能も充実しているので、場所に合わせていろいろな使い方ができます。
ケースのユニーク性は同社でも随一ですが、コスパ面ではSoundcore P40iが優秀です。
Soundcore A30iレビューまとめ
本記事ではSoundcore A30iをレビューしました。
8千円台ながら、ファッション性・ノイキャン・軽量化を両立し、外出時の気分を高めてくれるアイテムです。
アプリも簡単に操作できるので、すべての機能をストレスなく使えるでしょう。
どうも、マクリン(
- 深みのある低音
- マルチポイント対応
- スライド式リップスティック型ケース
- 自然な外音取り込み
- 軽くてコンパクトな筐体
- 上質なノイキャン
- ワイヤレス充電非対応
- 装着検出機能はなし