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ACCENTUM True Wirelessをレビュー!圧倒的フィット感と音質で長時間の使用に適したワイヤレスイヤホン

評価:4

どうも、ワイヤレスイヤホンの音質にはこだわりたいマクリンです。

通勤やオンライン会議などでイヤホンを毎日使う人にとって、音質はもちろん、装着感・ノイキャン・マルチポイントなど、妥協したくない機能はたくさんありますよね。

とはいえ、そこまで高額だとさすがに手が出ないという人も多いはず。

そんな人にぴったりの、高音質かつハイクオリティなワイヤレスイヤホンが登場しました。

それが、SENNHEISERゼンハイザーの「ACCENTUM True Wireless」です。

MTW4の下位モデル(CXの後継モデル)ながら、ANC/外音取り込み・マルチポイント・装着センサーといった機能がもれなく入っています。

そこで本記事ではACCENTUM True Wirelessをレビューします。

ご提供品

本記事はSonova Consumer Hearing Japan様から商品を提供いただき作成しています。

メリット
  • 同価格帯トップクラスの音質
  • フィット感抜群
  • マルチポイント対応
  • 自然な外音取り込み
  • ワイヤレス充電対応
  • 装着センサー搭載
デメリット
  • バッテリー性能は標準的
  • ケースの形状が上下左右わかりにくい
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この記事の著者
マクリン

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Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

ACCENTUM True Wirelessの概要

ACCENTUM True Wireless」は、防水・防塵仕様(IP54)の完全ワイヤレスイヤホンです。


防水規格IP54
「5等級の防塵性能と4等級の防水性能(生活防水仕様)をもつ」という規格。多くのイヤホンが防水しかついていない中、防塵までついています。
製品名 ACCENTUM True Wireless
防水・防塵規格 IP54
接続方式 Bluetooth 5.3
対応コーデック SBC / AAC / aptX / LC3
重量 イヤホン約10g / ケース込み約50g
バッテリー(最大) イヤホン単体:約8時間
ケース込み:約28時間
ドライバー 7mmダイナミックドライバー
充電方式 USB-C / ワイヤレス充電
装着検出機能
ANC
外音取り込み
専用アプリ
マルチポイント
価格 32,890円

 
カラーはホワイトブラックの2色展開で、誰でも使いやすいシンプルなデザインです。



 
イヤホンのタッチ面に刻まれたロゴは目立ちすぎず、すっきり上品な表面に仕上がっています。


 
外側にはゆるやかなくぼみがあり、つかみやすさとオシャレさを両立しています。


 
左右に2個ずつ搭載したデュアルマイクはビームフォーミングで、通話時に周囲のノイズをおさえ、自分の声をクリアに届けてくれます。


 
耳からの脱着にともない、音楽を再生・停止するスマートポーズ機能(装着センサー)も搭載しています。


 
ケースはさらっとしたプラスチック素材で、フタの真ん中にはロゴが小さく刻まれています。

ただ、正方形で周りにくぼみや凸がないので、どこを開ければいいかを瞬時に判断しづらいです。

マクリン
フタを開けやすくする工夫があるとよかったです…!

フタを開けるときの抵抗感はちょうどよく、約90°まで開きます。


 
手のひらに十分おさまるサイズ感です。


 
重量はイヤホン単体で約12g、ケースふくめ約53gと標準的。



 
付属品は、イヤホン本体・イヤーチップ(XS/S/M/L)・USB-C to Aケーブルです。


 

MOMENTUM True Wireless 4との比較

同社の上位モデル「MOMENTUM True Wireless 4」との比較は以下のとおりです。

左スライドで全表示

製品名 ACCENTUM True Wireless
MOMENTUM True Wireless 4
防水規格 IP54 IP54
接続方式 Bluetooth 5.3 Bluetooth 5.4
対応コーデック SBC / AAC / aptX / LC3(アップデートで後日対応予定) SBC / AAC / aptX / aptX Adaptive / aptX Lossless / LC3
重量(イヤホン / ケース込み) 約12g / 約53g 約13g / 約78g
バッテリー(最大) イヤホン単体:8時間
ケース込み:28時間
イヤホン単体:7.5時間
ケース込み:30時間
ドライバー 7mmダイナミックドライバー 7mmダイナミックドライバー
充電方式 USB-C / ワイヤレス充電 USB-C / ワイヤレス充電
装着検出機能
ANC (アダプティブ無し)
外音取り込み (3段階) (シームレス調節可)
専用アプリ (サウンドパーソナライズ無し)
マルチポイント
価格 32,890円 49,940円

本機はMTW4より接続方式・対応コーデックをダウングレードした分、価格が大幅に下がりました。

ほかにも、周囲のノイズにあわせて自動調整してくれる「アダプティブANC」が無し(ハイブリッドのみ)だったり、好みの音質に自動設定してくれる「サウンドパーソナライズ」もカットされています。

とはいえ、実用面で重要なワイヤレス充電装着センサーマルチポイントは搭載し、音質面でもゼンハイザーらしい原音に忠実なバランスの良い音設計は健在。

トータルではMTW4が上ですが、本機も下位ブランドとは思えぬ完成度なので、価格を少しでもおさえたい人はACCENTUM True Wirelessが選択肢に入るでしょう。

 

ACCENTUM True Wirelessのレビュー

ACCENTUM True Wirelessの特徴を紹介します。

 

バッテリー性能は標準的でワイヤレス充電対応

本機はイヤホン単体で最大8時間、ケースをふくめ最大28時間と、標準的なバッテリー性能です。


 
ケース背面にはUSB Type-Cポートを搭載し、10分の充電で1時間再生可能な急速充電にも対応しています。


 
ワイヤレス充電にも対応し、置くだけで充電可能です。

充電ポートの左側には、充電中やフタを開けたときに光るランプがついています。
 

マルチポイント対応

本機は、最大2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントに対応しています。


マルチポイント
ノートPCとスマホなど、複数のBluetooth対応機器に同時接続できる機能。接続先をいちいち切り替えることなく、音声再生側のデバイスに自動で切り替わります。

ノートPCでYouTube鑑賞しながらスマホからの着信に応答するといった使い方ができます。

マクリン
PCで動画を見てるときにスマホに着信があると、接続先をスマホに自動で切り替えてくれます!

マルチポイントの設定方法も簡単で、イヤホンを耳に着けた状態で両方のイヤホンを3秒長押しします。

するとペアリングモードに入るので、接続したいデバイスのBluetooth設定画面から「ACCENTUM TW」を追加すればOKです。

機能満載の専用アプリ

専用アプリ「Sennheiser Smart Control」は主に以下の機能があります。

アプリの機能
  • 接続機器管理
  • イコライザー設定
  • ノイキャン・外音取り込み設定
  • サウンドゾーン設定
  • タッチ操作カスタマイズ
  • 低遅延設定
  • 装着センサーON/OFF
Sennheiser Smart Control

Sennheiser Smart Control

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ダッシュボードでは充電状態を確認でき、各機能への起点となっています。


 
接続」では接続済みの端末を一覧で管理できます。


 
イコライザー設定は、各音程の音量を自由にカスタマイズできるほか、低音の強化に特化した「バスブースト」、話し言葉をはっきり聞くことに特化した「ポッドキャスト」も用意されています。


 
タッチコントロールでは、各イヤホンの「1回タップ」「2回タップ」「3回タップ」「長押し」をカスタマイズ可能です。


 
トランスペアレントモード(外音取り込み)は、低・中・高の3段階で強度を調整できます。


 
トランスペアレントモードをオフにしていても、通話時にはトランスペアレントモードがオンになる設定もできます。


 
ノイキャンには「風切り音の防止」モードもついています。


 
あるエリアを出入りする際にサウンドを自動変更する「サウンドゾーン設定」なんかもあります。



マクリン
地図上でエリア指定すると、出入りする際にノイキャンやイコライザーを自動変更してくれます!

ゲームプレイに適した「低遅延」への切り替えも可能です。


 
ほかにも接続コーデックの確認スマートポーズのオンオフなど、機能がかなり充実してます。


 
ダッシュボードに表示する機能をカスタマイズできる機能までついています。


 

フィット感抜群で疲れにくいイヤピース

本機は、補聴器・人工内耳など聴覚関連機器の製造を行う、世界有数のリーディングカンパニー「Sonova(ソノヴァ)グループ」の持つ耳の形のデータを使用して開発されました。


 
さらに、人間工学をベースとしたインイヤーで、ユーザーによる装着テストを経ているため、ちょうどいい柔らかさで、圧倒的フィット感を実現しています。

長時間使用していてもギュッと締めつけられる感覚はなく、重みを感じることもありません。

マクリン
疲れにくいので、長時間のミーティングや映画鑑賞にも向いてます!

上質なノイズキャンセリング

本機はハイブリッドノイズキャンセリングを搭載しています。

特定の音域ではなく、全体的なノイズをかなり抑えてくれるので、どこにいても音声を快適に聴けます。

一般的なANCによくある閉塞感もほとんどなく、開放的な軽い状態でサウンドに浸れます。

ただMTW4と比べると、アダプティブANCがカットされたのと、ANCの効き自体も若干マイルドになっています。

外音取り込みも自然で、音質をしっかり保ちつつ、1つ1つの音がまっすぐ飛んでくるので、内と外の音をバランスよく聴けます。

こちらもMTW4と同じく使用感はかなり良いです。
 

片耳使用可能で高音質

本機は、遠くで響かせるというより、近くでまっすぐ音を届けてくれるタイプのイヤホンです。

1つ1つの楽器の音がバランスよくクリアに聴こえ、どんな種類の音声も高音質で、快適に聴き続けられます。

ボーカルはもちろん、打楽器やベースの細かい刻みの音もはっきりと抜けてくるので、厚みのある音を楽しめます。

リスニング教材やラジオなどの人の声も、そばで語りかけてくれているような臨場感のある音となっています。

原音の再現度ではMTW4がさすがに上回るものの、セカンドラインとは思えないレベルの音に仕上がっています。

ACCENTUM True Wireless
高音域
(4.0)
中音域
(4.5)
低音域
(4.0)
ノイズキャンセリング
(4.0)
総合評価
(4.0)
 

ACCENTUM True Wirelessはこんな人におすすめ

ACCENTUM True Wirelessは「価格をある程度におさえつつ、音質とノイキャンにこだわりたい人」におすすめです。

本機は音がクリアにまっすぐ抜け、高音質なサウンドを響かせます。

機能面でも装着センサーマルチポイントなど「あったらいいな」をすべてそなえています。

耳へのフィット感が抜群で音設計もANCも上質なので、長時間の使用に適しています。

ただし、機能性と音質ではMOMENTUM True Wireless 4のほうが上なので、価格さえ許容できるならこちらがベターです。

 

ACCENTUM True Wirelessレビューまとめ

本記事はACCENTUM True Wirelessをレビューしました。

形状面でも音声面でも疲れにくい作りになっており、アプリで設定や切り替えが簡単にできるので、使いやすさ抜群です。

3万円台と安くはないものの、性能・機能を考慮するとかなり納得でしょう。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 同価格帯トップクラスの音質
  • フィット感抜群
  • マルチポイント対応
  • 自然な外音取り込み
  • ワイヤレス充電対応
  • 装着センサー搭載
デメリット
  • バッテリー性能は標準的
  • ケースの形状が上下左右わかりにくい
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