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Anker Charger (140W, 4 Ports)をレビュー!ついに出たタッチ対応ディスプレイ搭載のUSB充電器

評価:4.7

どうも、充電器のワット数は常にチェックしていたいマクリンです。

一部のモバイルバッテリーでは、ポートごとのワット数が見れるディスプレイが付いているものの、充電器で同じようなモデルはありませんでした。

マクリン
充電器にもディスプレイがついてたら便利なのに…!

「きちんと充電できてんのかな?」「このポートからどのくらい出てる?」を知りたいユーザーにとって、この機能は垂涎すいぜんモノ。

「Ankerの日本未発売モデルでディスプレイ付きが出た」という情報を聞きつけ、あまりに欲しくて個人輸入しました。


 
想像どおりかなり使いやすく、今ではすっかり僕の一軍充電器になっているのですが、こちらがついに日本でも発売しました。

タッチ操作にも対応するディスプレイは機能性抜群で、ポートごとの確認はもちろん、全体の合計ワット数をまるっと見たいときも重宝します。

マクリン
本体の温度状況も見れるのがありがたい!

単ポート&複数ポート使用時も140W出力とパワフルで、ポート種も「USB-C x 3 + USB-A」と汎用性の高い構成。

そこで本記事では、Anker Charger (140W, 4 Ports) with USB-C & USB-C ケーブルをレビューしていきます。

メリット
  • 機能性・視認性の高いディスプレイ搭載
  • 1ポート使用で最大140W出力可能
  • ノートPCとスマホを2台ずつ同時充電可能
  • PPS対応
デメリット
  • 複数ポート接続時に出力配分が固定
  • 若干重め
ご提供品
本記事はアンカー・ジャパン様から商品を提供いただき作成しています。
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Anker Charger (140W, 4 Ports)の外観と付属品

Anker Charger (140W, 4 Ports) with USB-C & USB-C ケーブル」は、4ポートタイプの140WクラスUSB-C充電器です。

製品名 Anker Charger (140W, 4 Ports) with USB-C & USB-C ケーブル
サイズ 約69 x 69 x 36 mm
重さ 約275g
出力ポート数 4(USB Type-C x 3 / USB Type-A)
USB出力
  • USB-C 1/2:5V 3A/9V 3A/15V 3A/20V 5A/28V 5A(最大140W)
  • USB-C 3:5V 3A/9V 3A/15V 2.65A/20V 2A(最大40W)
  • USB-A:5V 3A/9V 2A/12V 1.5A/10V 2.25A/11V 3A(最大33W)
合計最大出力 140W

 
カラーはブラックシルバーの2色です。

(左)・ブラック /(右)シルバー

 
ブラックは、さらさらのガンメタリックな表面で、そこはかとない上質感をまとっています。ブラックというよりダークグレーに近い感じ。


 
本機の大きな特徴が多機能なモニターを搭載したこと。


 
これが「なぜ今までなかったんだろう」と思うほどの便利機能で、丸い部分(タッチセンサー)を押すたび「合計ワット数」「各ポートの出力」「温度状況」と切り替わっていきます。



常時温度管理システムで保護してくれる
マクリン
高出力時に本体が熱くなるのは気になるので温度管理までできるのは秀逸!

余談ですが、タッチセンサーを長押しすると表示の方向を90°ごとに変えられるので、コンセントに対して上下逆に挿しても問題ないです。


 
機能性だけでなく、挿した直後はにっこり笑顔、しばらく放置するとスヤスヤ眠るなど、遊びゴコロもあります。



 
ディスプレイだけでなくポート面も優秀。4ポートかつUSB-Cポート多めの構成で、充電器としての汎用性も高いです。


 
140W充電器だけに小さくはないものの、成人男性の手のひらには十分おさまるサイズ感で、ふだん持ち歩くにもちょうどいい大きさ。


 
Apple 96W USB-C 電源アダプタや140W USB-C電源アダプタよりはコンパクトで、140W充電器としては頑張っておさめているほうです。



 
重量は約273gで軽いとはいえないものの、Appleの140W充電器とほぼ同程度。



 
付属品は、充電器本体とUSB-C & USB-C ケーブルです。

マクリン
しっかりした編み込み式ケーブル付きはうれしい!
 

Anker Charger (140W, 4 Ports)のレビュー

Anker Charger (140W, 4 Ports) with USB-C & USB-C ケーブルをレビューしていきます。

 

単ポート最大140W出力に対応

本機のUSB-C1とC2は、USB充電器で現状最高の140W出力に対応しています。

Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)(140W)

16インチMacBook Proなどの高出力ノートPCにくわえ、超大容量モバイルバッテリーすら最速で充電可能です。

C3も単ポート最大40W出力なので、MacBook Airふくむ一般的なモバイルノートPCなら問題なく急速充電できます。

MacBook Air(39W)

 
C1〜C3ともにPPSに対応しているので、PPS対応のAndroidスマホは20W以上の超急速充電、iPhoneでも20W以上の高速充電が可能となっています。

Xiaomi 14T Pro(26W)

iPhone 16 Pro(24W)

 
USB-Aは最大33Wという触れ込みですが、こちらはおそらくHuawei端末など一部のスマホ充電にかぎられ、一般的なスマホは最大18Wの範囲内におさまると思われます。

Xiaomi 14T Pro(12W)

 

2〜4ポート接続時も合計最大140W出力に対応

複数ポート使用時は合計最大140Wの範囲におさまり、各ポートの出力配分は固定です。

USB-C 1 USB-C 2 USB-C 3 USB-A Total
140W 140W
140W 140W
40W 40W
33W(一般的なスマホは18W) 33W(18W)
70W 70W 140W
100W 40W 140W
100W 40W 140W
100W 33W(一般的なスマホは18W) 133W(118W)
100W 33W(一般的なスマホは18W) 133W(118W)
12W 12W 24W
65W 45W 30W 140W
100W 12W 12W 124W
100W 12W 12W 124W
65W 45W 12W 12W 134W
マクリン
USB-C3とAの同時接続時だけ極端に低くなるのでご注意を…!

代表的なものをあげると、USB-C1とC2の同時接続時は最大70Wずつ出力され、14インチMacBook Proや一般的なWindowsノートPCのように、65WクラスのノートPCでも2台同時急速充電可能です。

MacBook Pro / Zenbook Pro(59W / 67W)


 
USB-C1側の出力をもう少し上げたいときは、USB-C1とC3をつなぐことで、C1側の出力が100W、C3側が40Wになります。この場合、C3側はMacBook Airやタブレット・スマホの充電が最適です。

Anker Prime Power Bank / MacBook Air(100W / 34W)

 
USB-C1〜C3までつなぐと、それぞれ「65W / 45W / 30W」に分配されるものの、これもデバイスを選べば「ノートPC x 3」あるいは「ノートPC x 2 + スマホ」といった組み合わせで、無理なく同時充電可能です。

Zenbook Pro / MacBook Air / iPhone 16 Pro(64W / 43W / 21W)

 
3ポート接続となると、充電器の温度もそれなりに上がっていると思いきや、温度状況的にまだ余裕はありそうでした。


 
4ポート使用時はUSB-C3とAが12Wずつに制限されるため、スマホによっては通常充電になるものの、ノートPCとスマホ(イヤホン)2台ずつの同時充電でもまるっとまかなえます。

Zenbook Pro / MacBook Air / iPhone 16 Pro / Xiaomi 14T Pro(64W / 43W / 12W / 2W)

温度状況も半分くらいまで来てるが大丈夫そう

 

Anker Charger (140W, 4 Ports)はこんな人におすすめ

Anker Charger (140W, 4 Ports) with USB-C & USB-C ケーブルは「ノートPC・スマホを複数台同時に充電できる4ポート充電器が欲しい人」におすすめです。

発売時点で唯一のディスプレイ搭載で、機能性・視認性ともに使いやすい充電器に仕上がっています。

ポート構成も優秀かつパワフルで「ノートPC x 2 + スマホ x 2」の組み合わせでも無理なく同時充電できます。

140W充電器ながらサイズ感的にも携帯しやすい大きさで、常時持ち運びする人にも最適。

1つのデバイスしか基本的に充電しない人には過多ですが、あらゆるデバイスを充電する人には最強の充電器です。

 

Anker Charger (140W, 4 Ports)レビューまとめ

本記事ではAnker Charger (140W, 4 Ports) with USB-C & USB-C ケーブルをレビューしました。

このサイズ感で4ポート140Wを実現しているだけでも買いですが、視認性の高いディスプレイまで付いているのは強いです。

マクリン
卓上でも出先でもコレ1台でOK!

僕のメイン充電器は本機になりました!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 機能性・視認性の高いディスプレイ搭載
  • 1ポート使用で最大140W出力可能
  • ノートPCとスマホを2台ずつ同時充電可能
  • PPS対応
デメリット
  • 複数ポート接続時に出力配分が固定
  • 若干重め
CIO NovaPort TRIOⅡ 140Wをレビュー!USB-Cポートだけ3つ搭載する現状最高出力のUSB充電器 Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)をレビュー!ノートPC複数台を同時充電できるパワフルな4ポート充電器 【2025年】今すぐ買うべきUSB急速充電器のおすすめ20選【スマホからPD対応まで】

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マクリン(新井涼太)

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プロフィール

株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。

レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。

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