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MATECH MagOn Prime 5000をレビュー!同クラス初のディスプレイ搭載Qi2対応モバイルバッテリー

評価:4.6

iPhoneをマグネット充電するなら飛び出しが気になるマクリンです。

近年どんどん薄くなりつつあるワイヤレス対応モバイルバッテリーですが、重ね持ちするなら下側の飛び出しとカメラ部の干渉は気にしたいところ。

MATECHの「MagOn Ultra Blade 5000」も、薄さの面ではこれ以上ないモバ充ですが、iPhone無印/Pro装着時に若干飛び出るのが気になっていました。

ですがついに、それを克服した「MagOn Prime 5000」が出ました。

厚みこそCIOのSMARTCOBY SLIM 5Kと同じ8.7mmですが、サイズ感は完ぺきで、飛び出し・干渉ともに全くなし。

おまけに、5,000mAhクラスではめずらしいディスプレイを搭載し、バッテリー残量と残り充電時間が視認性高く確認できます。

マクリン
重量も最軽量(114g)を更新!

そこで本記事はMATECH MagOn Prime 5000をレビューしていきます。

メリット
  • 視認性の高いディスプレイ搭載
  • Qi2対応スマホの高速ワイヤレス充電可能
  • Qi2対応モバ充で最軽量設計
  • パススルー対応
  • iPhone装着時のカメラ干渉・本体飛び出しがない
デメリット
  • USB-Cポートが底面にある
  • スタンドが付いていない
ご提供品
本記事はMATECH様から商品を提供いただき作成しています。
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MATECH MagOn Prime 5000の外観

MATECH MagOn Prime 5000」は、Qi2対応スマホを約0.8回分充電できるワイヤレス充電対応モバイルバッテリーです。

製品名 MATECH MagOn Prime 5000
サイズ 約102 x 66 x 8.7mm
重さ 約115g
カラー ブラック
バッテリー容量 5,000mAh
出力ポート数 2(マグネット式ワイヤレス / USB-C x 1)
入力ポート数 1(USB-C x 1)
出力(USB-C) 5V 3A / 9V 2.22A / 12V 1.67A(最大20W)
ワイヤレス出力 最大15W
※12シリーズ以前のiPhoneやQi対応スマホには最大7.5Wの出力となります。
合計出力 20W(USB-C:最大10W + ワイヤレス出力:最大10W)
入力(USB-C) 5V 3A / 9V 2A(最大18W)

 
表面は手触りのよいスムースな表面加工で、裏面はQi2対応スマホ用のワイヤレス充電パッドとなっています。



 
これまでのMATECH製品とちがい、エッジが角ばっておらず、ダイヤモンドのような斜面取り加工になっており、洗練された雰囲気をまとっています。


 
底面にはUSB-Cポートもついています。


 
左側面の電源ボタンを押すと、右下のディスプレイにバッテリー残量が数字と円グラフで表示され、視認性が高いです。



 
同クラスのワイヤレスモバ充でディスプレイ搭載は初なので、この点はかなり頑張っていると思いました。


 
最初に必ず、会社名が数秒出てくる点もこだわりを感じました(個人的には早く数値見せてくれとも思いましたが…w)


 
同社の「MagOn Ultra Blade 5000」ほどではないにせよ本機も薄く、Qi2では2番目に薄いSMARTCOBY SLIM 5Kと同じ)8.7mmを実現しています。

(左)MagOn Ultra Blade 5000 /(右)MagOn Prime 5000

 
サイズはMagOn Ultra Blade 5000より小さく、クレカよりひと回り大きい程度。


 
重量は約114gとQi2最軽量であり、唯一の110g台を実現。


 
付属品は本体とUSB-C & USB-Cケーブル(0.8m)です。

注意
本製品には充電器が付属していません。20W以上の出力が可能な充電器を使用ください。
 

MATECH MagOn Prime 5000のレビュー

MATECH MagOn Prime 5000をレビューしていきます。

 

高速ワイヤレス充電と有線充電に両対応

MagOn Prime 5000Qi2対応であり、最新のiPhoneふくむQi2対応スマホは最大15Wの高速ワイヤレス充電に対応しています。


 
iPhone充電時のワイヤレス出力を計測したところ、充電残量の少ない状態だと、18W以上にまで到達していました。


 
同じ充電パッドを用い、Qi対応イヤホンの充電も可能です。


 
MATECHのこれまでのモバ充で気になっていたのが、iPhone無印・Pro装着時の下側の飛び出し(Maxだと問題なし)。


iPhone 16 Pro装着時

 
それがなんと、本機では見事に解消されていました。

しかもギリギリではなく、十分な余白をもってモバイルバッテリー側のほうが短く設計されています。これを待ってた!

カメラ部の干渉も問題なし。サイズ感完ぺきです。


 
ただ一点だけ難点をいうなら、ディスプレイのバッテリー残量は見やすいものの、機器充電時の時間の意味は若干ナゾでした(7時間15分ってなんの時間…?)


 
USB-Cポートによる有線充電もでき、この場合は最大20Wまでの範囲内でスマホの急速充電が可能です。

Xiaomi 14T Pro(15.3W)

 

パススルー対応かつ2台同時充電可能

20W以上の充電器との組み合わせることで、最大18Wで本体充電されます。

本体充電時は満充電までの時間が表示される

 
パススルーにも対応し、バッテリー本体を充電しつつ、スマホをワイヤレス充電するといったことも可能です。


 
ワイヤレス + 有線の同時充電時は各10Wずつに分配されるので、スマホによっては通常充電になるものの、ワイヤレス対応と非対応のスマホを一緒に充電したいときにも助かります。



 

MATECH MagOn Prime 5000はこんな人におすすめ

MATECH MagOn Prime 5000は「重ね持ちする機会の多いQi2対応スマホユーザー」におすすめです。

Qi2モバ充最軽量にくわえ、厚みも8.7mmとそこそこ薄く、まさに持ち運びに適したワイヤレスモバイルバッテリーです。

MATECHで弱点だったサイズ感も克服し、iPhone装着時の飛び出しがなくなりました。

分かりやすいディスプレイ搭載やパススルー、有線との2台同時充電など、最低限ほしい機能はついています。

薄さによりこだわる人はMagOn Ultra Blade 5000もおすすめですが、軽さとサイズ感では本機が上なので、基本的にはMagOn Prime 5000がいいと思います。

 

MATECH MagOn Prime 5000レビューまとめ

本記事ではMATECH MagOn Prime 5000をレビューしました。

厚みこそ8.7mmでMagOn Ultra Blade 5000よりやや厚いものの、114gで最軽量を更新しています。

サイズ感も完ぺきで、iPhone装着時の飛び出し・カメラ干渉ともになし。

マクリン
MATECHでようやくQi2モバ充の完成形が出たといえるでしょう!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 視認性の高いディスプレイ搭載
  • Qi2対応スマホの高速ワイヤレス充電可能
  • Qi2対応モバ充で最軽量設計
  • パススルー対応
  • iPhone装着時のカメラ干渉・本体飛び出しがない
デメリット
  • USB-Cポートが底面にある
  • スタンドが付いていない
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この記事の著者
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マクリン(新井涼太)

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プロフィール

株式会社makuri 代表取締役。
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レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。

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