評価:4.5
どうも、モバイルバッテリー大好きマクリン( @Maku_ring)です。
あらゆる場所が仕事場になるノマドワーカーのワタクシには、モバイルバッテリーが欠かせません。
最近は10,000mAhクラスの軽量モバイルバッテリー「Anker PowerCore Lite 10000」を持ち歩いています。
ところが、コンセントのない場所でパソコン作業をすることも多く、モバイルバッテリーを持っていても肝心のMacBook Proが充電できないという状況に見舞われていました。
USBタイプCの給電規格のひとつ、PD(Power Delivery)を搭載していると、バッテリー本体と充電先で通信をしながら電流・電圧を変えることができるため、通常より大容量のデバイスでも充電可能です。
例えば30Wクラス(15V/2A)のPD対応モバイルバッテリーならば、12インチモデルのMacBookおよびMacBook Proも充電できちゃいます。
このたび僕は、PD対応かつ最大30Wの電力供給が可能な、大容量モバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 20000 PD」を導入しました。
Anker PowerCore Speed 20000 PDは、20,100mAhの超大容量かつ2種類のUSBポートを備え、急速充電対応のPD対応ACアダプター付きと、てんこ盛りのモバイルバッテリーなのです。
本記事は「【Anker PowerCore Speed 20000 PDレビュー】MacBook充電可の最軽量モバイルバッテリー【ACアダプタ付き】」について書いていきます。
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Anker PowerCore Speed 20000 PDの外観と付属品
Anker社の「Anker PowerCore Speed 20000 PD」は、20,100mAhのモバイルバッテリーです。
僕の愛用しているMacBook Proは約22,000mAhであるため、まさにノートPCの充電まで想定したモデルとなっています。
大容量にもかかわらず、サイズは約168 x 62 x 22mmとコンパクトで、重さも約360gと同クラスとしては最軽量(それでもちと重いw)。
同社の5,000mAhクラスバッテリー「Anker PowerCore Fusion 5000」、10,000mAhクラスの「Anker PowerCore Lite 10000」、そして「Anker PowerCore Speed 20000 PD」を並べました。
5,000mAhクラスとのサイズ差はありますが、10,000mAhクラスとはそれほどサイズ感が変わらないことが分かります。
ただし、Anker PowerCore Lite 10000の重さ211gに対し「Anker PowerCore Speed 20000 PD」は約1.7倍の重さ(約360g)なので、容量なりの重量感はあります。
厚みは2倍程度ありますが、そのおかげでホールド感は悪くないですw
上部には4段階表示のLEDインジケーターが付いており、側面のボタンを押すことで残量確認ができます。
同梱品はバッテリー本体にACアダプター、USB-Cケーブル(90cm)、Micro USBケーブル(60cm)、専用ケースです。
特筆すべきはACアダプターが付いていること。
20,000mAhクラスのモバイルバッテリーでも、ACアダプターの付いていないモデルは意外と多く、この点でも「Anker PowerCore Speed 20000 PD」はおすすめなのです。
まずはこのAnker PowerCore Speed 20000 PDのACアダプター(USBタイプC急速充電器)を紹介していきます。
Anker PowerCore Speed 20000 PDはUSB-C急速充電器付き
Anker PowerCore Speed 20000 PDは、折りたたみプラグ式のUSBタイプC急速充電器が付いています。
かなりコンパクトで、MacBook Proの純正アダプターや同社の「Anker PowerPort ll PD」よりもひと回り小さいです。
この小型サイズにして30W出力対応のPD対応USBタイプC端子を備えているため、MacBook Proのアダプターとしても使用可能。
PD対応の充電器なので、モバイルバッテリー本体が約4時間で満充電できちゃいます(このバッテリー容量ではかなり早い)。
製品に付属しているUSB-Cケーブルはかなり短いため、別途ケーブルの購入をおすすめします。
それではAnker PowerCore Speed 20000 PD本体の入出力端子を紹介します。
Anker PowerCore Speed 20000 PDはUSBタイプAとタイプCを搭載
Anker PowerCore Speed 20000 PDは、USBタイプAとタイプC端子を備えています。
USBタイプCは入出力両方の機能を備えており、ひとつの端子でバッテリー本体の充電だけでなく、ノートPCへの充電も可能です。
MacBook Proは通常充電ですが、MacBookの12インチモデルなら急速充電が可能で、いずれも空からフル充電まで持っていくことができます。
USBタイプA端子は最大10W出力で、Anker独自技術「PowerIQ」を搭載しています。
PowerIQとは平たく書くと「デバイスによって、急速充電に必要な電流値を自動で合わせてくれる賢い機能」。
最新版はPowerIQ 2.0で、2.0のほうが早く充電できてQuick Chargeにも対応していますが、実用面でPowerIQに不満を感じたことはありません。
ガラケー・スマホ・タブレットでは、以下のアンペア数以上を出力できれば、急速充電が可能です。
- ガラケー 0.5A
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
実際にこれらの電流値が出ているか確認するため、ガラケー・スマホ・タブレットの出力アンペア数をUSB電流電圧テスターで計測しました。
Anker PowerCore Speed 20000 PDはバッテリー容量・端子・付属品のいずれも死角のない、オールマイティのモバイルバッテリーです。
20,000mAhクラスのものをお探しならば、迷わず選ぶべき逸品です。
Anker PowerCore Speed 20000 PDレビューまとめ
本記事は「【Anker PowerCore Speed 20000 PDレビュー】MacBook充電可の最軽量モバイルバッテリー【ACアダプタ付き】」について書きました。
Anker PowerCore Speed 20000 PDは、20,100mAhの超大容量かつ2種類のUSBポートを搭載し、PD対応ACアダプター付きと、機能性にすぐれたモバイルバッテリーです。
バランスのとれた20,000mAhクラスバッテリーをお探しなら、まちがいなく有力候補になるでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。