どうも、ノマドワーカーのマクリン( @Maku_ring)です。
あらゆる場所を仕事場にしなくてはいけないため、持ち歩き必須のガジェットがモバイルバッテリー。
しかも通常のモバイルバッテリーではダメで、愛用のMacBook Proまで充電できる、超大容量のモバイルバッテリーでなくてはいけません。
ノートPCの充電まで視野に入れた場合、USBタイプCの給電規格はPower Delivery(PD)対応、バッテリー容量は20,000mAhクラスのものを選ぶ必要があります。
数あるPD対応の20,000mAhクラスモバイルバッテリーの中で、Anker PowerCore Speed 20000 PDと並んでおすすめなのが、「RAVPower RP-PB059」です。
RAVPower RP-PB059は、20,100mAhの超大容量かつUSBタイプA x 2とPD対応USBタイプCを備え、USBハブモード付きと、多機能なモバイルバッテリーなのです。
本記事は「【RAVPower RP-PB059レビュー】ハブ機能付きのPD対応USB-C搭載20100mAhモバイルバッテリー」について書いていきます。
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RAVPower RP-PB059の外観と付属品
RAVPower製の「RAVPower RP-PB059」は、20,100mAhのモバイルバッテリーです。
MacBook Proは約22,000mAhであるため、ノートPCの充電まで想定したモデルとなっています。
サイズは172 x 80 x 20cmで、大人男性の手にも若干余るサイズ感です。
同クラスのコンパクトバッテリー「Anker PowerCore Speed 20000 PD」と比較するとサイズ差は少しありますが、重さは約372gであり、最軽量モデルのAnker(約360g)とほとんど変わりません。
上部には4段階表示のLEDインジケーターが付いており、隣のボタンを押すことで残量確認ができます。
同梱品はバッテリー本体にPD対応USB-Cケーブル、Micro USBケーブル(60cm)、Micro USBケーブル(30cm)、専用ケースです。
一点ご注意いただきたいのは、本製品にはACアダプターが付いていないことです。
必要な場合は同社のUSB-C急速充電器「RP-PC104」の購入をあわせておすすめします。
それではRAVPower RP-PB059の入出力端子を紹介します。
RAVPower RP-PB059はUSBタイプA/C/マイクロUSB搭載
RAVPower RP-PB059は、USBタイプAとタイプC端子、それからマイクロUSB端子を備えています。
マイクロUSB端子は入力(本体充電)のみですが、USBタイプCは入出力双方の機能を備えているため、ひとつの端子でバッテリー本体ならびにノートPCへの充電も可能です。
30WクラスのPD対応USB-Cであるため、MacBook/Airなら急速充電およびMacBook Proも通常充電できちゃいます。
2口のUSBタイプA端子はRAVPowerの給電技術「iSmart2.0」を搭載しています。
iSmart2.0とは平たく書くと「デバイスによって、急速充電に必要な電流値を自動で合わせてくれる機能」。
ガラケー・スマホ・タブレットでは、以下のアンペア数以上を出力できれば、急速充電が可能です。
- ガラケー 0.5A
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
実際にこれらの電流値が出ているか確認するため、ガラケー・スマホ・タブレットの出力アンペア数をUSB電流電圧テスターで計測しました。
タブレットはフル充電に近い状態からの充電であったため、出力は若干抑えめでしたが、いずれもデバイスに合わせて出力電流が調整されていることが確認できました。
入力がマイクロUSBとUSB-Cから選べ、かつ出力もUSB-A x 2とUSB-Cと、端子がこれだけ豊富なモバイルバッテリーはなかなかありません。
RAVPower RP-PB059はUSBハブ機能搭載
RAVPower RP-PB059のみの機能にして最大の特徴が、USBハブ機能を備えていることです。
USBハブ機能とは平たく書くとUSB機器を接続できるポートを増やす機能のこと。
例えばMacBook Proの場合、USB-C x 2しか付いていないため、この機能は大変重宝するのです。
ボタンを2回素早く押すことで「データ転送モード(USBハブ)」と「急速充電モード」に切り替わります。
データ転送モードにした上で、バッテリーのUSB-C端子をPCとつなぐことで、USB-Aをハブ用のUSBポートとして使うことができます。
USBハブ機能はかなり便利なのですが、ひとつだけご留意いただきたい点があります。
それは、データ転送モードでの使用だと、USB-Aから0.5A程度しか出力されないという点です。
ガラケーやスマホ(通常充電)なら充電できますが、タブレットは厳しいのであらかじめご承知おきください。
今のところ、モバイルバッテリーでUSBハブ機能を備えているのはRAVPower RP-PB059とAnker PowerCore+ 19000 PDのみです。
しかもこの機能だけでなく、その他の機能も秀でているので、20,000mAhクラスで多機能なモデルをお探しなら、最有力候補にあがるでしょう。
RAVPower RP-PB059レビューまとめ
本記事は「【RAVPower RP-PB059レビュー】ハブ機能付きのPD対応USB-C搭載20100mAhモバイルバッテリー」について書きました。
RAVPower RP-PB059は、20,100mAhの超大容量かつUSBタイプA x 2とPD対応USBタイプCを備えており、高い拡張性を有しています。
機能性にすぐれた20,000mAhクラスバッテリーをお探しなら、全力でおすすめできる製品のひとつです。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。