どうも、Galaxy S21ユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
近年はスマホの高機能・高出力化にともない、iPhone 12シリーズの最大20Wをはじめ、充電時の必要ワット数が増えてきています。
GalaxyもS21シリーズなど一部のスマホでは、最大25W/45W入力をカバーするPPS規格に対応しています。
充電器はPPS対応のモデルが出揃ってきましたが、モバイルバッテリーではその選択肢がかなり限られていました。
そういった中、Ankerが初のPPS対応モバイルバッテリー「PowerCore 10000 PD Redux 25W」をひっさげて登場しました。
大ベストセラーモデル「PowerCore 10000 PD Redux」をベースに、出力の強化を図り、USB-C側は最大25Wでの充電が可能となっています。
しかも、付属のケーブルがUSB-A端子にも変えられる2-in-1ケーブルに進化し、一本のケーブルでUSB-A側も活用できる便利仕様。
PPS対応ではあるものの、iPhone 12シリーズの高速充電も可能であり、汎用性の高いモデルに仕上がっています。
そんなわけで本記事は、Anker初のPPS対応2ポートモバイルバッテリー「PowerCore 10000 PD Redux 25W」をレビューしていきます。
- 最大25W出力のPPS対応
- iPhone 12の高速充電対応
- 2-in-1ケーブル付属
- 2ポート仕様
- パススルー充電非対応
- 2ポート接続時は最大15Wに制限
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Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wの外観と付属品
「PowerCore 10000 PD Redux 25W」は、PPSに対応する10,000mAhのモバイルバッテリーです。
製品名 | PowerCore 10000 PD Redux 25W |
---|---|
サイズ | 約107 x 52 x 27 mm |
重さ | 約194g |
出力ポート数 | 2(USB-C x 1 / USB-A x 1) |
入力ポート数 | 1(USB-C x 1) |
出力(USB-C) | 5V 3A / 9V 2.78A(最大25W) |
PPS出力(USB-C) | 3.3-6V 3A / 3.3-11V 2.78A(最大25W) |
出力(USB-A) | 5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) |
合計出力 | 最大15W |
入力(USB-C) | 5V 3A / 9V 2A(最大18W) |
10,000mAhは、Galaxy S21やiPhone 12が約2回充電でき、ほとんどのスマホが複数回充電できるバッテリー容量です。
前モデルと同様、全体的に手なじみの良い、丸みを帯びた形状に仕上がっています。
表面にはストライプメッシュが施され、傷の目立ちにくいデザインとなっています。
出力は大幅アップしたものの、サイズは変わらず、名刺ケース以下のコンパクトサイズにおさまっています。
表にはLEDインジケーター付きの電源ボタンもそなえ、1回押すと4段階の点灯でおおよそのバッテリー残量が分かります。
- 1個点灯 0〜25%
- 2個点灯 25〜50%
- 3個点灯 50〜75%
- 4個点灯 75〜100%
2回押すと緑点灯し、イヤホンやスマートウォッチの充電に最適な「低電流モード」にも対応しています。
ケーブルが進化したのもポイントで、他モデルにはない2-in-1ケーブルとなっています。
トラベルポーチのクッション性は充分で、持ち運びの多いモバイルバッテリーだからこそありがたいです。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wのレビュー
PowerCore 10000 PD Redux 25Wは、最大25出力のPPS対応USB-Cと最大18W出力のUSB-Aを搭載しています。
最大18W入力に対応
USB-Cはバッテリー本体の充電にも対応し、最大18W以上のPD対応充電器と組み合わせれば、約3.5時間でフル充電可能です。
ただし、パススルー充電は非対応なので、本体充電しながらのデバイス充電はできません。
最大25W出力のPPSに対応
PowerCore 10000 PD Redux 25W最大の特徴といえば、USB-CがPPS対応であること。
PPS出力は「3.3-6V / 3A」と「3.3-11V / 2.78A」であり、対応スマホの25W充電に対応しています。
Galaxy S21などのPPS対応スマホに充電すると「超急速充電」と表示し、PPSをサポートしていることが分かります。
iPhone 12シリーズのようなPPS非対応スマホであっても最大20Wの高速充電に対応し、約30分の充電で50%に到達します。
iPad Proももちろん急速充電可能なので、ノートPC以外ならお手の物。
USB-Aは最大18W出力に対応
USB-A側は最大18W出力に対応しています。
ただし、こちらのポートはPPS対応でないため、Galaxy S21を充電しても「急速充電」の表示にとどまります。
iPad Proでも通常充電可能です。
低電流モードを搭載
PowerCore 10000 PD Redux 25Wは、最大5Wレベルにおさえる低電流モードも搭載しています。
イヤホンを充電したところ、いずれのポートでも電力が抑えられているのを確認できました。
2ポート接続時は最大15Wに制限
2ポート接続時は最大15Wに制限されるものの、スマホの2台同時充電が可能です。
ただし、各機器へのワット数は7.5W程度にとどまるため、充電速度はそれほど速くないので、その点は注意が必要。Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wはこんな人におすすめ
PowerCore 10000 PD Redux 25Wは「PPS対応スマホをフルスピード充電できるモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker初のPPS対応ながらiPhoneの高速充電もサポートし、低電流モードもそなえるなど、機能性高し。
PPS対応モバイルバッテリーの選択肢は少ないものの、完成度の高いPowerCore 10000 PD Reduxをベースにしており、とても使いやすくできています。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wレビューまとめ
本記事は「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25Wをレビュー!同社初のPPS対応2ポートモバイルバッテリー」について書きました。
PowerCore 10000 PD Redux 25WはPPS対応かつiPhone 12の高速充電も可能であり、汎用性の高いモデルに仕上がっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 最大25W出力のPPS対応
- iPhone 12の高速充電対応
- 2-in-1ケーブル付属
- 2ポート仕様
- パススルー充電非対応
- 2ポート接続時は最大15Wに制限