評価:4
どうも、ノマドワーカーのマクリン( @Maku_ring)です。
あらゆる場所が仕事場になるワタクシには、MacBook Proとともにモバイルバッテリーが必須アイテム。
しかもただのモバイルバッテリーではなく、MacBookにも充電できる高出力のUSB給電規格「PD(Power Delivery)」対応のモバイルバッテリーでなくてはいけません。
このたび僕は、PD対応かつ20,100mAhの超大容量モバイルバッテリー、RAVPowerの「RP-PB159」を導入しました。
RAVPower RP-PB159は、モバイルバッテリーとして最高クラスである、45Wの電力供給を可能とし、MacBook Proとスマホの同時充電もできる、ハイパワーモバブです。
そんなわけで本記事は「【RAVPower RP-PB159レビュー】45WのPD対応USB-CとUSB-A搭載の大容量モバイルバッテリー【20100mAh】」について書いていきます。
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RAVPower RP-PB159の外観と付属品
RAVPower社の「RP-PB159」は、20,100mAhの超大容量モバイルバッテリーです。
MacBook Proは約20,000mAhであり、まさにノートPCの充電まで想定したモデルとなっています。
MacBook Proですら約1回充電できる大容量なので、スマホはもちろん複数回可能で、たとえばiPhone XSは約4.3回分の充電に耐えうる容量です。
デバイス充電用にPD対応USB-CポートとUSB-Aポートを備え、中でもUSB-Cは45Wと最高クラスの出力。
サイズは160 x 78 x 23mmと、手のひら大の大きさとなっています。
3種類の端子を備えるだけあり、同クラスのモバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 20000 PD(こちらは2ポート)」と比較すると、やや幅広です。
重さは約399gで、20,000mAhクラスとしては標準的な重量(このクラスはちと重いw)。
表面はざらつき感のあるつや消し加工となっており、キズ付きにくく、指紋の付きづらい外装となっています。
底面には、バッテリーの容量である「20100mAh」が大きく刻まされており、存在感を出しています。
側面には電源ボタンがあり、こちらを押すことで、4段階表示のLEDインジケーターからバッテリー残量を確認することができます。
LED1個点灯 26〜50%
LED2個点灯 51〜75%
LED3個点灯 76〜99%
LED4個点灯 100%
同梱品はバッテリー本体にMicro USBケーブル、USBタイプCケーブル、専用ケースです。
ケースは、RAVPowerロゴが印字された、所有欲を高める造りとなっています。
RAVPower RP-PB159の本体充電ポートは2種類
RP-PB159は本体充電用に2種類の端子(Micro USB/USB-C)を備えています。
本体充電がMicro USBのみのモバイルバッテリーも多い中、USBタイプCも使えるのはかなり重宝します。
Micro USB端子での充電は、QC(Quick Charge)対応充電器を使用することで、約5.5時間で満充電が可能です。
USB-Cを使った本体充電のほうが速く、PD対応充電器を使用して本体に30Wの入力を行うことで、わずか3.5時間で満充電が可能となります。
こちらのPD充電器を使用
RAVPower RP-PB159は高機能なUSB-CとUSB-A搭載
RP-PB159は、デバイス充電用にUSBタイプAとタイプC端子を備えています。
PD対応USB-C端子は、本体充電もデバイス充電も可能であり、入出力両方の機能を備えています。
モバイルバッテリーとしては最高クラスの最大45Wに対応しており、MacBook Pro・Nintendo Switchなど、高出力を要するデバイスの充電も余裕です。
ためしにUSB-C電圧電流チェッカーで、RP-PB159とMacBook Pro純正充電器のワット数(電流 x 電圧)を比較したところ、両者ほぼ変わらない値を示していました。
最大12W出力のUSB-A端子は、RAVPower独自技術「iSmart2.0」に対応しています。
iSmart2.0によって、接続された機器を自動検知し、最大2.4Aまでの範囲で適切な電流を流すことができます。
スマホ・タブレットでは、以下のアンペア数を出力できれば、急速充電が可能です。
- スマホ 1.0A
- タブレット 1.5A
出力アンペア数をUSB電流電圧テスターで計測した結果、スマホとタブレットいずれも、電流値が適切な値に調整されていることが確認できました。
2台の同時充電も可能であり、この場合は安全性を喫してUSB-Cは30W出力に制限されるものの、USB-Aにもきっちり電流が供給されていることが確認できました。
超大容量にして高機能。
RP-PB159はノートPCふくめ、様々なデバイスを充電できる環境を得たいなら、迷わず買うべきモバイルバッテリーです。
RAVPower RP-PB159レビューまとめ
本記事は「【RAVPower RP-PB159レビュー】45WのPD対応USB-CとUSB-A搭載の大容量モバイルバッテリー【20100mAh】」について書きました。
RP-PB159は20,000mAhクラスのPD対応で数少なく、2種類のUSB入力端子を備える、超大容量モバイルバッテリーです。
ノートPCやタブレット・スマホなど、あらゆるデバイスを急速充電できるモバブをお探しなら、確実に満足できる一品となるでしょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
こんにちは。購入検討おります。
レビュー大変参考になりました。ありがとうございます。
一つ伺いたいのですが、このバッテリーへの充電時、
USB-C入力(30W)とMicroUSB入力(18W)を同時接続すると、
合計の48Wで充電することができるのでしょうか。
それとも、どちらかの入力が優先されて30Wか18Wで充電されることになりますか。
どうぞよろしくお願いいたします。
またごい様、
ご質問ありがとうございます。
同時充電時はUSB-Cの30Wのみが優先され、Micro USB側は安全性を喫して、無効になる設定のようです。
ぜひご参考くださいませm(_ _)m
マクリン
情報を頂けてありがたいです。
どうもありがとうございました。