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SwitchBotハブ2をレビュー!4-in-1の温湿度計付きスマートリモコン

評価:4.5

どうも、IoT機器に囲まれマクリンまくりです。

あらゆる家電製品をスマホアプリや音声操作するのに欠かせないのがスマートリモコン

リモコンが増えて、ゴチャつきがちな家庭の強い味方です。

我が家ではこれまでSwitchBotハブミニを使ってきましたが、ここにきてSwitchBotがさらに機能を盛り込んだ新スマートリモコンをリリースしました。

マクリン
それがSwitchBotハブ2です!

SwitchBotハブ2の外箱

従来のハブミニで使いやすかった点はそのままに、前面に視認性の高い温湿度計やスマートボタンが付いているなど、分かりやすい進化を遂げています。

ソフト面でも赤外線送信範囲が従来機の2倍になっていたり、温湿度/照度センサーを搭載したり、Matterに対応するなど、使いやすさがさらにアップしています。

マクリン
Matter対応で、AppleのHomekitにも対応したのはデカい!

そこで本記事は、外観と特徴、従来機との比較からレビューまで紹介していきます。

メリット
  • 温度・湿度センサー搭載
  • スマートボタン搭載
  • 赤外線リモコン対応の家電をスマホ・音声操作できる
  • シーン設定で複数の家電を一括操作できる
  • Matter対応
デメリット
  • W-Fi接続が2.4GHz帯のみ対応
  • 本体がやや大きい
ご提供品
本記事はSwitchBot様から商品を提供いただき作成しています。

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この記事の著者
マクリン

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マクリン

Makurin

プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

SwitchBotハブ2の外観と設定方法

SwitchBotハブ2は、スマートハブ・リモコン・ボタン・温湿度計の4機能をもつスマートリモコンです。

製品名 SwitchBotハブ2
サイズ 約80 x 70 x 23mm
重量 約63g
対応OS Android OS / iOS
Bluetooth 4.2
Wi-Fi 802.11 b/g/n (2.4 GHz)
赤外線送信距離 30m
赤外線受信距離 15m
サードパーティーサービス Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT

 
同梱品は本体とMicro USB to USB-Aケーブル、USB電源アダプタ、両面テープです。

SwitchBotハブ2の同梱品
 
サイズは約80 x 70 x 23mmで手のひら大くらいの大きさ。

SwitchBotハブ2のサイズ

SwitchBotハブミニよりやや大きい

 
重量は約63gです。

SwitchBotハブ2の重量は約63g
 
背面には格納式のスタンドをそなえ、自分の好きな角度で自立できます。

SwitchBotハブ2の背面に格納式スタンド

 

SwitchBotハブミニとの比較

前機種のSwitchBotハブミニとスペック比較してみました。

製品名称 SwitchBotハブ2
SwitchBotハブミニ
価格 8,980円 5,480円
温湿度センサー
照度センサー
スマートボタン
スマートアラート
スマートリモコン
ハブ機能
エアコンの
リモコン状態同期
エアコンの
ローカル操作
シーン機能
Matter対応
コントロール スマホ、音声、Apple Watch
サードパーティー Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT

まず両者の大きな違いが温湿度センサーの搭載。

これにより、SwitchBotハブ2はスマート温湿度計としても使え、前面の大きなLED表示で温度・湿度を視認性高く確認できるようになっています。


 
SwitchBotハブミニだと温湿度センサーは非搭載なので、温湿度の確認はSwitchBot 温湿度計を別に買わないといけなかったところ、本機は一台で済むということです。

SwitchBotハブ2とSwitchBot 温湿度計

マクリン
デジタル表示より見やすい!

もうひとつの違いが、温度の下に「ON」「OFF」が並ぶスマートボタンの搭載です。

こちらは、アプリからそれぞれのボタンに対応するアクションを登録することで、ボタンを押すたびにそのアクションを行ってくれるというもの。

スマホや音声操作がめんどくさいときに重宝します。

さらにはスマートホームデバイスの標準共通規格「Matter」にも対応しているのは大きいです。

これにより、iPhoneのホームアプリやHomePod、Apple Watchから、ハブ2と連携したデバイスを操作できるようになります。

マクリン
3千円程度の価格アップはしているものの、それもうなづける進化をとげてますよ!
 

SwitchBotハブ2のレビュー

SwitchBotハブ2の特徴・レビューを5つのポイントに分けて紹介していきます。

 

スマート温湿度計として使える

SwitchBotハブミニからの大きな進化点でもある温湿度センサーの搭載

これにより温湿度計としても使えるようになりました。

LED表示で大きく温度、その上に湿度が表示され、遠くからでもわりと視認できます。


 
SwitchBot 温湿度計ではデジタル表示でしたが、個人的にはLED表示のほうが明るさ問わず見やすいと感じました。


 
温湿度は本体だけでなくSwitchBot 温湿度計と同じようにアプリ上からも確認でき、ハブ2のアイコンをタップすると上のほうに表示されます。



STEP.1
SwitchBotアカウント作成
SwitchBotのアカウントを作成もしくはログインし、右上の「+」マークを押します。


STEP.2
デバイス追加
「デバイスを追加」から「ハブ2」を選びます。


STEP.3
ハブ2を追加
本体のオン・オフボタンを同時に長押しし、表示ランプが高速点滅したら「次へ」をタップします。


 
ハブ2の表示ランプはこんな感じで、湿度の左横あたりのLEDが高速で点滅を繰り返します。


STEP.4
Wi-Fi情報入力
ハブ2と接続するWi-FiのSSIDとパスワード(2.4GHz帯のみ)を入力します。


STEP.5
名付け
ハブ2の名称と設置場所を選びます。


STEP.6
接続完了
以上で接続は完了です。


 
完了するとすぐに、ダッシュボード上で温度・湿度が確認できるようになります。


 

家電をスマホアプリで操作できる

SwitchBotハブ2は元来スマートリモコンなので、スマホアプリを介して赤外線リモコン対応の家電を操作可能です。

我が家ではエアコンをスマートリモコンに追加していますが、こんな風に温湿度と一緒に表示できたりします。


 
操作自体もスムーズで、本機のリモコンで操作するのとほとんど変わらない使用感でした。

マクリン
物理リモコンだとなくすリスクもあるので、手元のスマホがリモコン代わりになるのはやっぱ便利!
STEP.1
リモコンを追加
SwitchBotアカウントにログインし「ハブ2」をタップします。


 
真ん中にある「リモコンを追加」を選びます。


STEP.2
家電を選択
スマートリモコンを追加する家電を選択します。


STEP.3
リモコンの学習は手動でも可能ですが、時間がかかるので、一気に学習できるスマートラーニングがおすすめです。


 
ハブ2の表示ランプが消えた後に、リモコンのどれかのボタンを押すだけで最適なリモコンプランを提示してくれます。


STEP.4
リモコンをテスト
提示されたリモコンプランを試してみて問題なく動作すれば、それを保存します。


 
もし思ったとおりに動作しなければ、別のリモコンプランを試してみて、最適なリモコンプランを決定します(ボタンごとのカスタマイズも可能)。


STEP.5
名付け
リモコンプランが決定したら、デバイス名とルームを設定します。


STEP.6
学習完了
以上で学習は完了です。


家電を音声操作できる

スマホを取り出すことすらめんどくさいときは、家電を音声操作したいところ。

SwitchBotハブミニと同様、SwitchBotハブ2でも音声操作はもちろん可能です。

ハブ2上に音声操作したいデバイスを追加した後、クラウドサービスをオンにしてAlexaやGoogle Assistantなどのスマートスピーカーと連携すれば音声操作できるようになります。

我が家ではSwitchBotカーテンを音声操作していますが、便利で重宝しています。

若干のタイムラグはあるものの、動作を急ぐ家電であれば十分実用的です。

STEP.1
デバイスの設定画面
音声操作したいデバイス(この場合はカーテン)を選びます。


 
デバイスの詳細画面に入ったら、右上の歯車アイコンをタップします。


STEP.2
クラウドサービスの設定
クラウドサービスを選びます。


 
クラウドサービスをオンにし、Hub IDで接続するハブ(この場合はハブ2)を選びます。


 
これでオンライン上でのハブ2とデバイスの連携が完了します。


STEP.3
サードパーティーサービスの選択
音声操作するサードパーティーサービスを選びます。


 
あとはAmazon Alexaとリンクすれば接続は完了です。

MEMO
これで基本的に音声操作できるようになるはずですが、もしできない場合は、Amazon Alexaアプリから端末検出で設定を進めてみてください。
 

スマートボタンで一括操作できる

SwitchBotハブ2からあらたに搭載された大きな機能がスマートボタンです。

SwitchBotハブ2のスマートボタン

「on」「off」にあらかじめアクションを記録しておくことで、各ボタンに応じた動作をしてくれるようになります。

先ほど音声操作していたSwitchBotカーテンも、onボタンに「開く」、offボタンに「閉じる」を設定すれば、スマートボタンでの開閉操作が可能です。

ただ個人的にこの使い方はもったいないと思っていて、基本的に「シーン設定」で複数の家電を一気に動かすのがおすすめです。

例えば「帰宅したときにエアコンと電灯とテレビを同時につけたい」といったときこそ、真価を発揮する機能だと思います。

ためしにエアコンとSwitchBot S1 Plus(ロボット掃除機)SwitchBotカーテンの動作をスマートボタンに設定してみたところ、なかなか便利に使えました。


 
この「シーン設定」の汎用性がかなり高く、「手動実行」だとスマートボタンに操作をあてがえるのですが、他にもスケジュール(タイマー機能)・NFCタグ・位置情報など、さまざまな条件をトリガーにデバイスを動かすことが可能です。


 
温湿度センサーを搭載したハブ2自身をトリガーにすることで「温度何度以下でエアコンをオンにする」や「湿度何%以下で加湿器をオンにする」といったこともできちゃいます。

マクリン
シーン設定を組み合わせれば、いろんな条件を起点に家電が自在に動かせますよ!
STEP.1
ボタンの設定
ダッシュボード上でハブ2のアイコンをタップし、ハブ2の詳細画面から「on」「off」いずれかのボタンを設定します。


 
「手動シーンを作成」をタップします。


STEP.2
アクションを追加
「アクションを追加」を選びます。


 
複数の家電を同時に操作したい場合は「シーン」メニューから家電アクションをあらかじめ設定しておくのがおすすめです。


STEP.3
デバイスの選択
スマートボタンで操作するデバイスを選びます。


 
つづいて、そのデバイスで行いたい操作を選択します。


STEP.4
設定の保存
条件に「手動実行」、アクションに「行いたい家電操作」が入っていることを確認したうえで保存します。


STEP.5
設定完了
以上で設定は完了です。


Matter対応でホームアプリからカーテンの操作が可能に

SwitchBotハブ2最大の進化ともいえるのが「Matter対応」により、iPhoneのホームアプリやHomePod(mini)/ Apple Watchからの操作に対応したという点。

SwitchBotのベータ版アプリから試したところ、ホームアプリからSwitchBotカーテンの開閉操作を行うことができました。


 
ホームアプリ上に温度・湿度もバッチリ表示されています。

反応もわりとスムーズでAppleユーザーなら重宝しそうな機能です。

現時点ではホームアプリに最大4つのSwitchBotデバイスを追加できるとのことなので、今後さらなる拡張に期待したいところ。

STEP.1
コードをコピー
ハブ2の設定画面から「Matter設定」を選びます。


 
「コードをコピー」をタップします。


STEP.2
アクセサリを追加
ホームアプリ右上の「+」マークをタップし「アクセサリを追加」を選びます。


 
「その他のオプション…」をタップします。


 
近くにあるアクセサリに「Hub 2」のアイコンが表示されるはずなので、そちらを選びます。


 
先ほどコピーしたコードを貼り付けます。


 
接続中になるのでしばらく待ちます。


STEP.3
ハブ2が追加
接続が上手くいけば場所の選択画面に移るので、場所を選んで続けます。


 
ハブの名前をつけます。


 
以上でハブ2のホームアプリ追加が完了します。


STEP.4
温度・湿度センサーを追加
つづいて画面どおりに進めれば、温度センサー 湿度センサーの追加が行われます。





STEP.5
ハブ2の設定完了
ホームアプリ上に温度・湿度が表示されていれば、ハブ2の設定は完了です。


STEP.6
サブデバイスの追加
ハブ2のMatter設定から「サブデバイス」をタップします。


 
SwitchBotカーテンを連携していれば「カーテン」が表示されるので選びます。


 
SwitchBotアプリ上でのサブデバイス追加は完了です。


STEP.7
ホームアプリ上に追加完了
ホームアプリに切り替えると、サブデバイス(この場合はカーテン)が自動的に追加されているので、これで設定完了です。

注意
ネットワーク環境によってサブデバイスの追加に時間がかかる場合があります。
 

SwitchBotハブ2はこんな人におすすめ

SwitchBotハブ2は「あらゆる家電をスマホ・音声・ボタンでワンタッチ操作したい人」におすすめのアイテムです。

僕のようにSwitchBotシリーズのデバイスをほかにも持っていれば、ハブと連携することで一括管理もできるので、利便性はさらに上がります。

同社初のMatter対応ハブでもあるため、iPhoneのホームアプリからも手軽に操作できるのはポイント高し。

5GHz帯のW-Fi接続に対応していない点温湿度センサー搭載で本体がややデカい点さえ除けば、弱点のほぼないスマートリモコンといえるでしょう。

 

SwitchBotハブ2レビューまとめ

本記事は「SwitchBotハブ2をレビュー!4-in-1の温湿度計付きスマートリモコン」について書きました。

従来のSwitchBotハブミニから拡張性の高いデバイスでしたが、SwitchBotハブ2は温湿度センサーやスマートボタン、はたまたMatter対応により、盤石なスマートデバイスとなった感があります。

これだけ機能盛り盛りなのに1万円未満で買えるので、コスパもかなり高め。

マクリン
ぜひスマートライフのお供にどうぞ!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 温度・湿度センサー搭載
  • スマートボタン搭載
  • 赤外線リモコン対応の家電をスマホ・音声操作できる
  • シーン設定で複数の家電を一括操作できる
  • Matter対応
デメリット
  • W-Fi接続が2.4GHz帯のみ対応
  • 本体がやや大きい
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