どうも、フルワイヤレスイヤホンにまみれるマクリン( @Maku_ring)です。
音楽・YouTube視聴にオンライン会議にと、フルワイヤレスを活用しまくっています。
ただし、安価なワイヤレスになると、左右のつながりやすさに違いがあります。
というのも一般的なモデルは、一方のイヤホン(親機)を経由してもう一方(子機)に音が伝送される「リレー伝送」であるため、左右間で音の途切れが生じやすいという問題点があります。
一部モデルは、左右イヤホンそれぞれが音を受信する「左右同時伝送」であるものの、基本的に高価格帯にかぎられています。
そんな中、4千円台ながらこの機能をそなえるフルワイヤレスが、TaoTronics社の「TaoTronics SoundLiberty 92」です。
Airoha社の「MCSync(Multi Cast Sychronization)」で左右同時伝送を実現しています。
また、フルワイヤレスでは数少ないオープン型のインナーイヤーであり、閉塞感がなくて周りの音が聞こえやすく、着脱も簡単になっています。
13mmの大口径ダイナミックドライバーを採用し、音場の広い印象を受けるイヤホンに仕上がっています。
そんなわけで本記事は「【TaoTronics SoundLiberty 92レビュー】左右同時伝送&13mmドライバーのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン【TT-BH092】」について書いていきます。
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TaoTronics SoundLiberty 92の外観と付属品
「SoundLiberty 92」は完全防水仕様(IPX7)の完全ワイヤレスイヤホンです。
初代AirPodsに通ずるインナーイヤー開放型かつ軸の突き出たうどん形状であり、ピアノブラック塗装で高級感ある仕上がりとなっています。
収納ケースはザラッとしたプラスチックで指紋の付きづらい表面です。
イヤホン本体はバッテリー内蔵の収納ケースに格納することができます。
SoundLiberty 92はイヤホン単体で5時間、ケース併用で30時間(6回分)であり、フルワイヤレスとして平均的なバッテリーです。
ケース底面には充電用のUSB Type-C端子を備えています。
同梱品はイヤホン本体にケース、USB C to Aケーブルです。
TaoTronics SoundLiberty 92のペアリング
TaoTronics SoundLiberty 92のペアリング(Bluetooth対応機器との接続)方法を紹介します。
以上がペアリング方法です。
TaoTronics SoundLiberty 92は前述のとおり、左右同時伝送に対応しています。
したがって、両イヤホンをつなぐ両耳モードにくわえ、左右いずれかのイヤホンだけ接続する片耳モードも備えています。
TaoTronics SoundLiberty 92の装着感と音質
TaoTronics SoundLiberty 92は開放感のあるインナーイヤー型で、スムーズな装着感かつ長時間つけても痛くならないのがありがたいです。
カナル型の密閉感が苦手だという人にはこちらをおすすめします。
表面はタッチコントロールになっており、指で軽く触れるだけで音量調整ふくめ、ほぼ全ての操作が可能です。
- (右/左)2回タップ 再生/一時停止
- (右/左)1回タップ 受話
- 右1回タップ 音量アップ
- 左1回タップ 音量ダウン
- 右3回タップ 曲送り
- 左3回タップ 曲戻し
- (右/左)2秒長押し 音声操作起動(Siri/Googleアシスタント)/着信拒否/終話
音量調整が1回タップ、再生・一時停止が2回タップなのは最初やや戸惑うかもしれませんが、タッチの感度も良く、使いやすい仕上がりとなっています。
TaoTronics SoundLiberty 92は、iPhone・iPadなどiOS端末から良い音で楽しめる、高音質コーデックのAACに対応しています。
(できればaptXにも対応してほしかったですが、この価格帯だとさすがに難しいですね……)
13mmの大口径ドライバー採用の恩恵で、インナーイヤー型であるわりに、低音から中音に掛けて音の質感や臨場感をしっかり出せるイヤホンに仕上がっています。
また、MCSyncによる左右同時伝送のおかげで、音の輪郭がはっきりしている印象を受けました。
TaoTronics SoundLiberty 92レビューまとめ
本記事は「【TaoTronics SoundLiberty 92レビュー】左右同時伝送&13mmドライバーのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン【TT-BH092】」について書きました。
TaoTronics SoundLiberty 92は、低価格ながら左右同時伝送を実現し、左右間で音の途切れ・遅延をおさえたフルワイヤレスです。
インナーイヤー型なので、閉塞感や倦怠感も少なく、使いやすさを実現しています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。