充電器とモバイルバッテリーを常備しているマクリン(
コンセントのありなし関係なく利用したい人におすすめなのが、コンセント一体型のコンセント付きモバイルバッテリー。
持ち運びに適した小型タイプながらハイパワーのモデルが、Ankerの「511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」です。
ポーチやミニバッグにすっぽり収まる筒形状を採用し、ストラップ付きで外でも快適に利用できます。
バッテリー容量はiPhone 14シリーズが約1回充電可能な5,000mAhで、充電器利用時ならUSB-Cは最大30W出力に対応しています。
そこで本記事は、外観を紹介して類似品と比較した後、出力面を紹介していきます。
- 筒形状
- 全6色でカラバリが豊富
- 充電器利用時だとUSB-Cが最大30W出力対応
- 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
- コンセントを塞がないポート位置に変更
- ポート数が少ない
- パススルー非対応
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Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)の外観と付属品
「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」は、5,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
製品名 | Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W) |
---|---|
サイズ | 約78 × 44 × 31 mm |
重さ | 約185g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
出力ポート数 | 1(USB-C x 1) |
入力 | AC入力:100-240V 50-60Hz USB-C入力:5V = 2.1A |
出力(USB-C) | 充電器使用時:5V 3A / 9V 3A / 15V 2A / 20V 1.5A / 10V 2.25A(最大30W) モバイルバッテリー使用時:5V 3A / 9V 2.22A / 10V 2.25A(最大22.5W) |
外観はAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)と同様、ピアノブラックとマットの切り返しで、クールで洗練された雰囲気に仕上がっています。
ピアノブラックの部分は光沢感がある分、指紋がやや目立ちやすい表面となっています。
カラーはブラックふくめ、ブルー・パープル・ピンク・グリーン・ホワイトの6色。いずれもやさしい色合いで、ふだん使いしやすいです。
上面は手にかけられるストラップ付きで、外出先でも快適に使えます。
ストラップ面には入出力対応のPD対応USB-Cポートもそなえています。
前面には電源ボタンがつき、押すと4段階の点灯でおおよそのバッテリー残量が分かるようになっています。
サイズは約78 × 44 × 31mmで、接地面積はミントタブレットとほぼ同じ、厚みはキャラメル箱2つ分くらいあります。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)と比べても、横幅は若干あるものの、奥行きはかなり抑えられているのが分かります。
重量は約180gとiPhoneレベルで、前モデルよりは少し重くなっています。
USBC-C to CケーブルやLightningケーブルは付いてないので、別途買うなら「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C ケーブル」や「Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニング ケーブル」がおすすめです。
Anker 511 Power Bank・Anker 521 Power Bankとの比較
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)と前モデル「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」ならびに同クラスの「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)」で比較してみました。
製品名 | Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W) |
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000) |
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W) |
---|---|---|---|
サイズ | 約44 × 31 x 78mm | 約30 × 30 x 113mm | 約71 × 60 × 31mm |
重さ | 約185g | 約168g | 約200g |
バッテリー容量 | 5,000mAh | 5,000mAh | 5,000mAh |
出力ポート数 | 1(USB-C) | 1(USB-C) | 2(USB-C x 2) |
入力方法 | ACコンセント / USB-C | ACコンセント | ACコンセント / USB-C |
USB-C出力 | 充電器時:最大30W モバイルバッテリー時:最大22.5W |
最大20W | 充電器時:最大45W モバイルバッテリー時:最大20W |
パススルー充電 |
本機が前モデルから進化した点は大きく3つ。
- USB-Cの最大出力は30W(充電器使用時)
- 本体充電方法が2種類(ACコンセント / USB-C)に対応
- ポートの位置がコンセントを塞がなくなった
なかでもコンセントに挿して充電器モードで使用した際、MacBook Airすら急速充電できる最大30W出力に対応しているのは大きいです。
同クラスのモバイルバッテリーは、スマホ・タブレットまで充電できる出力にとどまることが多いので、ノートPC用の充電器でも使えるのは重宝します。
また、2種類の本体充電方法をサポートしていて汎用性も高いです。
ただしパススルーには非対応であるため、充電器で使いつつ本体充電といったことはできません。
パススルー対応やUSBポート数にこだわるなら、携帯性はやや落ちるものの、Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)のほうがおすすめです。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)のレビュー
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)の特徴を紹介します。
コンセントを塞がないポート位置に変更
前モデル「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」の弱点に、USBポートにケーブルを挿すと隣のコンセントを塞いでしまう問題がありました。
コンセントプラグに対し、USBポートが水平に変更になったため、USBポートを使用してもコンセントを塞がなくなったのです。
ただし、壁コンセントでUSBポートを使うとケーブルが突き出すような形になるため、L字ケーブルを使い、コネクタに負担がかからないようにするのがおすすめです。
USB-Cは最大30W出力対応
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)は、コンセントとUSB-Cという2種類の本体充電に対応しています。
同ポートはデバイス充電にも対応し、コンセントを挿さないモバイルバッテリー使用時は最大22.5W出力までサポートし、スマホ・タブレットの急速充電が可能です。
さらにコンセントに挿して使う充電器使用だと最大30W出力にアップし、なんとMacBook Airの急速充電までカバーできます。
ただしパススルーには非対応で、充電器で使う際は本体充電できないので注意ください。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)はこんな人におすすめ
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)は「ノートPCも充電できる充電器兼用モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
筒形状で持ち運びやすいのにくわえ、USBポートの位置も変更され、コンセントに挿しても使いやすくなりました。
ポート数は少ないものの、同タイプではめずらしく、MacBook Airの急速充電も可能な最大30W出力に対応しています。
パススルーには対応していないので、やや大きく重くなることを許容できるなら、パススルー対応のAnker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)もおすすめです。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)レビューまとめ
本記事はAnker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)をレビューしました。
持ち運びに適した小型タイプながらMacBook Airまで急速充電でき、ハイパワーのハイブリッド型モバイルバッテリーを実現しています。
どうも、マクリン(
- 筒形状
- 全6色でカラバリが豊富
- 充電器利用時だとUSB-Cが最大30W出力対応
- 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
- コンセントを塞がないポート位置に変更
- ポート数が少ない
- パススルー非対応