評価:4.3
iPhone 18 ProはUSB-Cなのに、AirPods ProはLightningのまま使い続けているマクリンです。
ケーブル内蔵のモバイルバッテリーは便利なんですが、内蔵ケーブルはUSB-Cだけ、というモデルが多いんですよね。
なので結局、Lightning機器のためにケーブルを1本持ち歩くハメになります。
そんなモヤモヤをまとめて解消してくれるのが「QIROCA QP-10CB」です。
USB-CとLightningの2本のケーブルを内蔵し、本体のUSB-C/Aポートとあわせ、4台同時充電できるモバ充。
内蔵のUSB-Cケーブルからも最大45W出せるので、スマホはもちろん、MacBook Airまで充電できます。
電池には準固体タイプのリチウムイオン電池を採用し、TFTディスプレイで入出力のW数まで確認できます。
本記事ではQIROCA QP-10CBをレビューしていきます。
- USB-CとLightningのケーブル2本内蔵
- 内蔵ケーブルとUSB-Cで最大45W出力
- TFT画面で入出力W数と使用ポートを表示
- 複数台充電時は合計15W前後に低下
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QIROCA QP-10CBの外観と概要
QIROCA QP-10CBは、USB-CとLightningの2本のケーブルを内蔵した10,000mAhのモバイルバッテリーです。
| 製品名 | QIROCA QP-10CB |
|---|---|
| サイズ | 約112.3 × 68.2 × 18.5mm |
| 重さ | 約201g |
| バッテリー容量 | 10,000mAh(38.5Wh) |
| 出力ポート数 | 4(USB-C内蔵ケーブル / Lightning内蔵ケーブル / USB Type-C / USB Type-A) |
| 入力ポート数 | 2(USB-C内蔵ケーブル / USB Type-C) |
| 出力 | USB-C内蔵ケーブル / USB-C:5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 2.25A(最大45W) Lightning内蔵ケーブル:5V 3A / 9V 3A(最大27W) USB-A:5V 3A / 9V 2A / 10V 2.25A / 12V 1.5A(最大22.5W) |
| 合計出力 | 5V 3A(最大15W) |
| PPS出力 | 3.3〜11V 4.5A / 3.3〜20V 2.25A |
| 入力 | 5V 3A / 9V 3A / 12V 2.5A / 15V 2A / 20V 1.5A(最大30W) |


ガンメタのボディに、上部だけツヤのある黒いディスプレイ面を組み合わせたツートンで、シンプルながら大人っぽい印象を受けます。


サイズは約112.3 × 68.2mmで、手のひらにおさまるサイズ感。
ループ状の内蔵ケーブルを、こんなふうに指にかけておけるのも地味に便利です。
iPhone 18 Proと並べると、縦はひと回り短く、横幅はほぼ同じくらい。
厚さは18.5mm。18 Proの倍程度厚いです。
上部の黒いパネルはTFTディスプレイになっており、ボタンを押すと、バッテリー残量と入出力のW数、使っているポートを表示します。
「A」「C」「L」のアイコンは、それぞれUSB-A・USB-C・Lightningを表し、使っているポートが黄色く点灯します。


天面には、USB-AとCのポートが1つずつと、内蔵ケーブルの付け根が並んでいます。
USB-Cポートは入出力の両方に対応し、USB-Aは出力専用です。
内蔵ケーブルの先端は、ホルダーでひとまとめにされています。


この内蔵ケーブルがユニークで、ホルダーから引き抜くと、USB-CとLightningと2つの端子が出てくる仕組み。
ケーブルの長さは15cmちょっとと、そこまで長くはありません。


重量は約201gで、2種類のケーブルを内蔵していることをふまえると、かなり軽いほうです。
QIROCA QP-10CBのレビュー
QIROCA QP-10CBの性能面をレビューしていきます。
内蔵ケーブルと本体ポートで最大45W出力
内蔵のUSB-CケーブルとUSB-Cポートは、どちらも最大45W出力に対応しています。
内蔵ケーブル・ポートともにiPhone 18 Proは15V / 2.9Aの42〜43Wと、上限近くまで出ていました。



MacBook Airも内蔵ケーブル1本で、20V / 1.5Aの30.9Wで充電できました。
AirやNeoくらいなら、外出先でノートPCのバッテリーを継ぎ足す用途にも使えます。
PPS対応のOPPO Find N6は、内蔵ケーブルで約26W。
計測器の充電プロトコルを見ても、PPSでつながり、8V台の電圧で充電できていることが分かりました。
Lightningケーブルもあわせて4台同時充電
内蔵のLightningケーブルは最大27W出力に対応。
AirPods Proをつなぐと、ディスプレイの「L」アイコンが点灯し、1W前後で充電していました。
USB-Aポートは最大22.5W対応ですが、iPhone 18 Proは5V / 3Aの14.6Wでした。
このときは「A」のアイコンが点灯します。
USB-Aは急速充電用というより、手持ちのUSB-Aケーブルを活かす予備のポートと考えておくとよさそうです。
複数台をつなぐと、合計出力は公称で最大15W(5V / 3A)に下がります。
iPhone 17 ProとiPhone 18 Proの2台では、5.0Wと9.3Wに分かれ、本体表示は合計15.0Wでした。
AirPods Proを足して3台にすると、iPhone 17 Proが5.2W、iPhone 18 Proが10.3Wで、本体表示は17.5W。
本体表示は公称の15Wを少し超えたものの、スマホ1台あたりは5〜10Wとゆっくりめ。
4台までつなげるとはいえ、45Wをフルに使えるのは1台のときだけです。


最大30W入力とパススルーに対応
本体への充電は、内蔵のUSB-CケーブルとUSB-Cポートのどちらからでも最大30W入力に対応。
内蔵ケーブルで28.0W、USB-Cポートで27.6Wと、どちらも30W近くで充電できました。
本体の充電中は、ディスプレイに「INPUT」と表示されます。


パススルー充電にも対応し、本体を充電しながらiPhone 18 Proも充電できました。
このときディスプレイには「IN/OUT」と表示されます。
ただしパススルー中は入力が5V(約17W)に下がり、iPhone 18 Proへの出力も約12Wに落ちます。
AirPods Proを足しても、iPhone 18 Proは約12Wのままでした。
パススルー時は急速充電にならないので、充電器が1つしかないときにまとめて充電する用と考えておきましょう。
QIROCA QP-10CBはこんな人におすすめ
QIROCA QP-10CBは「USB-CのiPhoneとLightningのAirPodsのように、端子の違うガジェットをケーブルなしで充電したい人」におすすめです。
最大の魅力は、USB-CとLightningの2本のケーブルを内蔵していること。
しかもUSB-C側は内蔵ケーブルでも最大45W出るので、iPhone 18 ProやMacBook Airまでしっかり充電できます。
さらに準固体タイプのセルを採用してるのも、毎日持ち歩くモバ充としてはうれしいポイント。
複数台つなぐと合計15W前後になることさえ割り切れれば、Lightning機器が手元に残っている人にとって、ケーブルいらずの頼もしい1台になるはずです。
QIROCA QP-10CBレビューまとめ
本記事ではQIROCA QP-10CBをレビューしました。
USB-CとLightningのケーブル2本を内蔵し、単ポート最大45Wで充電できるモバ充です。
複数台つなぐと合計15W前後になる点は気になるものの、1台ずつ速く充電する使い方ならしっかり応えてくれます。



どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- USB-CとLightningのケーブル2本内蔵
- 内蔵ケーブルとUSB-Cで最大45W出力
- TFT画面で入出力W数と使用ポートを表示
- 複数台充電時は合計15W前後に低下




ガジェットブロガー
Makurin
プロフィール
株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。
レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。
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