評価:4.3
コンセントプラグ付きモバ充をいくつも試してきたマクリンです。
充電器とモバイルバッテリーを1台にまとめられるACプラグ付きモデルは、ケーブルまで内蔵していれば、それだけで外出時の充電がほぼ完結します。
ただ、そこまで詰めこむとどうしても重くなりがちで、最大45W出せる10,000mAhクラスは、これまでどれも300gを超えていました。
そんな中、ACプラグと巻き取り式ケーブルを内蔵し、最大45W出力に対応しながら約250gにおさえてきたのが「QIROCA QP-10AC」です。
「ACプラグ」「約65cmの巻き取り式USB-Cケーブル」「10,000mAh」を1台にまとめた、コンセント一体型のモバイルバッテリー。
内蔵ケーブルとUSB-Cポートはどちらも最大45W出力に対応し、MacBook Airまで充電できます。
さらに側面のディスプレイで、バッテリー残量とポートごとの出力W数をひと目で確認できます。
本記事では、QIROCA QP-10ACをレビューしていきます。
- ACプラグと約65cmの巻き取り式USB-Cケーブル内蔵
- 内蔵ケーブル・USB-Cポートとも最大45W出力
- 残量と出力W数がわかるディスプレイ搭載
- コンセント付き・ケーブル内蔵ながら約250g
- コンセント接続時の出力は最大20W
- 複数台つなぐと5Vの低速充電になる
タップできるもくじ
QIROCA QP-10ACの外観と付属品
QIROCA QP-10ACは、ACプラグと巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵した、10,000mAhのコンセント付きモバイルバッテリーです。
| 製品名 | QIROCA QP-10AC |
|---|---|
| サイズ | 約111 × 62.5 × 28.6mm |
| 重さ | 約250g |
| バッテリー容量 | 10,000mAh(38.5Wh) |
| 電池 | リチウムイオン電池(準固体タイプ) |
| 内蔵ケーブル長 | 約65cm |
| 出力ポート数 | 3(内蔵USB-Cケーブル / USB Type-C / USB Type-A) |
| 内蔵ケーブル出力 | 5V 2.4A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 2.25A(最大45W) |
| USB-C 出力 | 5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 2.25A(最大45W) |
| USB-A 出力 | 5V 3A / 9V 2A / 10V 2.25A / 12V 1.5A(最大22.5W) |
| 充電器モード出力(コンセント接続時) | USB-C / 内蔵ケーブル:5V 2.4A / 9V 2.22A / 12V 1.67A(最大20W) USB-A:5V 2.4A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) |
| 合計出力 | 5V 3A(最大15W) |
カラーはチタニウムグレーとシルバーの2色。


正面は凹凸のないフラットなチタニウムグレーで、ACプラグもケーブルも内蔵しているとは思えないほどすっきりした見た目。


iPhone 18 Proと並べると、横幅はスリムで高さはひと回り小さいものの、厚みは約28.6mmとなかなか分厚め。
同じQIROCAのケーブル付きモデル「QP-10CB」と並べると、ACプラグを内蔵する本機のほうが幅はスリムです。厚さは10mmくらい太いですけどね。
側面には折りたたみ式のACプラグを内蔵し、コンセントに直接挿せます。


天面には内蔵ケーブルの端子、USB-Cポート(IN/OUT)、電源ボタン、USB-Aポートが並びます。


内蔵ケーブルの端子は天面のくぼみにはまっており、指でつまんで引き出します。


ケーブルはフラットタイプで、長さは約65cmとそこそこ長め。


側面にはディスプレイを搭載し、バッテリー残量とポートごとの出力W数が表示されます。
表示はC1がUSB-Cポート、C2が内蔵ケーブル、A1がUSB-Aポートで、どこからどれくらい出ているかがひと目でわかります。
重さは約250gで、同じく最大45W出力のコンセント付き「TORRAS FlexLine 3-in-1 Cube」「UGREEN コンセント付きモバイルバッテリー」と比べても50g以上軽いです。
QIROCA QP-10ACのレビュー
QIROCA QP-10ACの充電性能をレビューしていきます。
内蔵ケーブルで最大45W、MacBook Airも充電できる
コンセントに挿さないモバ充として使うと、内蔵ケーブルとUSB-Cポートはどちらも最大45W出力に対応しています。
内蔵ケーブルでiPhone 18 Proをつなぐと、約44Wで充電できました。
Androidスマホのvivo X300 Ultraは約21Wで、計測器の充電プロトコルはPPS表示となっていました。
さらに、MacBook Airも約43Wで充電できました。


USB-Aポート側では、vivo X300 Ultraを約17Wで充電できるものの、急ぐときは内蔵ケーブル/USB-Cポートがベターです。
コンセントに挿せば最大20WのUSB充電器になる
側面のACプラグをコンセントに挿せば、そのまま本体を充電できます。
このとき、ディスプレイには「AC」と表示されます。
この状態でデバイスを充電するとパススルー充電にも対応し、充電器モードとして働きます。
モバ充時と出力が変わり、内蔵ケーブル/USB-CポートでiPhone 18 Proをつなぐと、約19Wで充電されていました。
このときディスプレイには「AC」「DC」が並び、本体も同時に充電されているのが分かります。
このタイプではめずらしく、充電器使用時はモバ充時の最大45Wより出力が落ちるので、MacBook AirやiPhone 18 Proなどを速く充電するなら、コンセントから抜いて使うのがベターです。
また、コンセントのない場所では、USB-Cからも本体を充電できます。
入力は最大30Wで、手元の充電器から内蔵ケーブルで充電すると約24Wでした。ディスプレイには「DC」と表示されます。
最大3台同時に充電できるが5Vの低速充電になる
内蔵ケーブル・USB-C/Aポートを使えば、最大3台まで同時充電できます。
ただし複数台をつなぐと、どのポートも5Vの低速充電に切り替わり、モバ充として使うときは合計最大15Wに制限されます。
内蔵ケーブルにiPhone 18 Pro、USB-Cポートにvivo X300 Ultraをつなぐと、約7Wと約6W。
3台同時では、iPhone 17 Proが約6.6W、Google Pixelが約4W、Technicsのイヤホンが約2.5Wでした。
コンセントにつないだ状態でも、18 Proと17 Proの2台では7Wずつでした。
イヤホンやスマートウォッチなどの小物なら十分ですが、スマホを急いで充電したいときは1台ずつつなぐのがおすすめです。
QIROCA QP-10ACはこんな人におすすめ
QIROCA QP-10ACは「充電器・モバ充・ケーブルを1つにまとめたいけど、なるべく軽く持ち歩きたい人」におすすめです。
最大の魅力は、ACプラグと巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵しながら、約250gにおさえたこと。
僕が試してきた同タイプは300g超えばかりだったので、この差は大きいです。
さらに内蔵ケーブルで最大45W出せるので、iPhone 18 ProからMacBook Airまで1台でまかなえます。
側面のディスプレイで残量と出力W数を確認でき、ちゃんと充電できているか目で見てわかるのも安心です。
コンセントにつないだまま45Wで使いたいなら、充電器モードでも最大45W出る「TORRAS FlexLine 3-in-1 Cube」もおすすめです。
QIROCA QP-10ACのレビューまとめ
本記事ではQIROCA QP-10ACをレビューしました。
ACプラグ・巻き取り式ケーブル・10,000mAhを1台にまとめ、約250gにおさえたコンセント付きモバイルバッテリーです。
内蔵ケーブルなら最大45Wで、iPhone 18 ProもMacBook Airも急速充電できます。
コンセント接続時は最大20W、複数台同時は5Vの低速充電と割り切りは必要ですが、1台ずつ充電する使い方なら、45Wのパワーをしっかり活かせます。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- ACプラグと約65cmの巻き取り式USB-Cケーブル内蔵
- 内蔵ケーブル・USB-Cポートとも最大45W出力
- 残量と出力W数がわかるディスプレイ搭載
- コンセント付き・ケーブル内蔵ながら約250g
- コンセント接続時の出力は最大20W
- 複数台つなぐと5Vの低速充電になる




ガジェットブロガー
Makurin
プロフィール
株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。
レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。
▶ プロフィール詳細 / ▶ YouTubeをみる
































