ワイヤレス充電中のモバ充の熱が、いつも気になっているマクリンです。
モバイルバッテリーをiPhoneにくっつけてワイヤレス充電していると、どうしても本体がじんわり熱をもちますよね。
そんな熱対策に、まさかの”液冷“をもちこんできたのが「UGREEN MagFlow Pro 10000mAh」です。
本体上部の窓の奥には冷却液の流路があり、マイクロポンプで冷却液を循環させる仕組み。
Qi2 25Wのワイヤレス充電にくわえ、ケーブル内蔵で、内蔵ケーブル・USB-Cともに最大45Wの有線充電にも対応しています。
本記事ではUGREEN MagFlow Pro 10000mAhをレビューしていきます。
- マイクロポンプの液冷システムを内蔵
- 内蔵ケーブル・USB-Cとも最大45W出力
- 出力やサイクル数を見られる側面ディスプレイ
- ストラップ兼用のケーブル内蔵
- パススルー対応
- 約230gと重め
- 2台同時充電は合計15W程度にしぼられる
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UGREEN MagFlow Pro 10000mAhの外観と概要
UGREEN MagFlow Pro 10000mAhは、液冷システムとケーブルを内蔵した、Qi2 25W対応のマグネット式モバイルバッテリーです。
グレーのボディの上部に、緑がかった流路が透けて見える窓を組み合わせた、SFっぽい見た目。
| 製品名 | UGREEN MagFlow Pro 10000mAh(PB793) |
|---|---|
| サイズ | 約108.4 × 70.5 × 16.2mm |
| 重さ | 約230g |
| バッテリー容量 | 10,000mAh |
| 定格容量 | 6,000mAh |
| ポート | USB-C内蔵ケーブル / USB-C / ワイヤレス充電 |
| 入力 | USB-C内蔵ケーブル / USB-C:5V 3A / 9V 3A / 12V 2.5A / 15V 2A(最大30W) |
| 出力 | USB-C内蔵ケーブル / USB-C:5V 3A / 9V 3A / 10V 2.25A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 2.25A(最大45W) |
| ワイヤレス出力 | 5W / 7.5W / 10W / 15W / 25W(Qi2.2、最大25W) |
| 合計出力 | 最大15W |
窓の中には、冷却液の通る細い流路が縦にずらりと並んでいます。


内蔵ケーブルは編み込みタイプで、先端をケーブルのホルダーに留めるとストラップ、外せばそのまま充電ケーブルとして使えます。
側面には小さなディスプレイを搭載しています。


このディスプレイでは入出力ワット数のほか、バッテリー残量やサイクル数(充放電回数)を表示できます。
やや分かりにくいですが、電波っぽいマークはワイヤレス充電、CはUSB-Cポート、電池っぽいマークは内蔵ケーブルを表します。
厚さは約16.2mmで、iPhoneに重ねるとこれくらい。10,000mAhだけに、重ね持ちするとそれなりの厚みですね。


重さは約230gで、同じくQi2 25W・ケーブル内蔵のMATECH MagOn Power Max Cable 10000(199g)と比べると、30gほど重め。
とはいえ、UGREEN初のQi 25Wモバ充「UGREEN MagFlow Qi2 25W」が約254gだったので、だいぶ軽量化が図られているのが分かります。
付属品として、ベロア調の収納袋がついてきます。 カバンに入れて持ち歩くときのお供になりますね。
UGREEN MagFlow Pro 10000mAhのレビュー
UGREEN MagFlow Pro 10000mAhをレビューしていきます。
液冷システムでQi2 25Wワイヤレス充電
背面のマグネットでiPhoneにピタッとくっつき、Qi2 25Wのワイヤレス充電ができます。


このとき側面のディスプレイにはワイヤレスの出力が表示され、iPhone 18 Proでは26.6Wと出ていました。
残量0%のiPhone 18 Proをワイヤレス充電したところ、43分で50%に到達しました。
公称では17 Pro Maxが40分で50%に達するという触れ込みなので、だいたい同じスピード感で充電できていることが分かります。
本機の目玉機能が、ワイヤレス充電の熱対策として、マイクロポンプで冷却液を循環させる液冷システムを内蔵していること。
充電時は、前面の窓から冷却液の流路が動いているのが分かります。
ディスプレイには「Cooling Active」の表示も出ます。


実際にどれくらい熱をもつのか、iPhoneにくっつけて30分ワイヤレス充電したあとの温度を、サーモカメラで測ってみました。
モバ充をつけたままだと最大41.1℃で、外したあとのiPhone本体は最大37.9℃と、40℃を下回っていました。
モバ充側は、お風呂のお湯くらいの温度。低温やけどの目安とされる44℃(3〜4時間触れ続けた場合)にも届いていません。
また、iPhone本体の37.9℃は体温とほぼ同じで、30分ワイヤレス充電を続けたあとでも熱をためこみすぎていませんでした。
液冷の効果がどれほど寄与しているのかは(分からないので)さておき、本機の発熱抑制は優秀だと思います。


ただし、iPhone 18 Pro / Duo装着時ともに、バッテリー側の飛び出しはそれなりにあります(Duoはしょうがないけど)。
内蔵ケーブルとUSB-Cで最大45W出力
内蔵ケーブル・USB-Cポートとも最大45W出力に対応しています。
内蔵ケーブルでiPhone 18 Proを充電すると44.9Wでした。
上限の45Wにかなり近い数字で、内蔵ケーブルでもしっかり出ています。USB-Cポートでも、iPhone 18 Proを43.7Wで充電できました。
iPhone Duoは、内蔵ケーブルで37.1W。本体ディスプレイにも36.6Wと表示されていました。
Androidスマホ向けのPPSにも対応し、OPPO Find N6を内蔵ケーブルでつなぐと、8.3VのPPSで25.5Wでした。
iPhoneに重ねたまま内蔵ケーブルをつなぐと、この場合はワイヤレス側がオフになり、有線で急速充電することもできます。


最大30Wの本体充電とパススルーに対応
本体への入力は最大30Wで、USB-Cポート・内蔵ケーブルのどちらからでも充電できます。
本体を充電しながらデバイスにも給電できるパススルーにも対応しています。
USB-Cポートから22.4Wを入れながら、iPhoneへ9.8Wでワイヤレス充電できました。
有線は最大2台同時充電もできるものの、今回試した組み合わせではどちらも約5Vに下がり、合計15〜17W程度にしぼられました。
スマホ2台を急速充電するというより、スマホ + イヤホンのようにサブ機器を組み合わせて使うイメージですね。
UGREEN MagFlow Pro 10000mAhはこんな人におすすめ
UGREEN MagFlow Pro 10000mAhは「マグネット式モバ充をiPhoneにくっつけたまま使うことが多く、熱対策にもこだわりたい人」におすすめです。
最大の魅力は、マイクロポンプで冷却液を循環させる液冷システムを、手のひらサイズの10,000mAhモバ充に積んでいること。ただし、これがどこまで冷却に寄与しているかは正直分からないですw
さらにQi2 25Wのワイヤレス充電にくわえ、内蔵ケーブル・USB-Cとも最大45Wの有線出力に対応し、iPhone 18 Proも高速充電できました。
側面のディスプレイで出力やサイクル数を確認できるのも、見てるだけでテンションが上がるポイント。
重さは約230gとやや重めなので、軽さ重視ならMATECH MagOn Power Max Cable 10000、据え置きの充電スタンドで冷却ファン付きがいいならUGREEN Magflow(3-in-1,25W)もおすすめです。
UGREEN MagFlow Pro 10000mAhレビューまとめ
本記事ではUGREEN MagFlow Pro 10000mAhをレビューしました。
液冷システムを内蔵し、熱対策を前面に押し出したQi2 25W対応のマグネット式モバ充です。
内蔵ケーブル・USB-Cとも最大45Wで有線充電でき、パススルーにも対応するなど、充電まわりの使い勝手も十分でした。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- マイクロポンプの液冷システムを内蔵
- 内蔵ケーブル・USB-Cとも最大45W出力
- 出力やサイクル数を見られる側面ディスプレイ
- ストラップ兼用のケーブル内蔵
- パススルー対応
- 約230gと重め
- 2台同時充電は合計15W程度にしぼられる




ガジェットブロガー
Makurin
プロフィール
株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。
レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
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