ポケットに忍ばせられる薄いモバイルバッテリー愛好家のマクリン(
さまざまなバッテリー容量のモバブを使ってきましたが、携帯性と容量のバランスにすぐれる10,000mAhクラスが使いやすい今日この頃。
スリムな10,000mAhバッテリーで完成度の高いモデル「CIO SMARTCOBY Pro SLIM」が登場しました!
今でも一軍の傑作モバブ「SMARTCOBY Pro」の上位モデルであり、従来機の弱点をつぶした製品に仕上がっています。
世界最薄級の約16mmを実現しつつ、USB-Cは単ポート最大35W出力に達し、タブレットやMacBook Airなどへの急速充電もサポートしています。
USB-Cポート x 2とUSB-Aポートで合わせて3ポート搭載し、最大3台同時充電も可能です。
そこで本記事は、外観を紹介した後、出力面を紹介していきます。
- 同クラス最薄・最軽量設計
- USB-Cが最大35W入出力対応
- PPS対応
- 3台同時充電可能
- パススルー充電対応
- バッテリー残量をデジタル表示
- 2・3ポート使用時の出力が合計30Wに制限
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CIO SMARTCOBY Pro SLIMの外観と付属品
「CIO SMARTCOBY Pro SLIM」は、iPhone約2回分(MacBook Air約0.5回分)の充電に対応する、10,000mAhのモバイルバッテリーです。
製品名 | CIO SMARTCOBY Pro SLIM |
---|---|
サイズ | 約97.6 × 69 × 16.2 mm |
重さ | 約180g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C x 2 / USB-A x 1) |
入力 | 5V 3A / 9V 3A / 12V 2.92A / 15V 2.33A / 20V 1.75A(最大35W) |
出力(USB-C1/C2) | 5V 3A / 9V 3A / 12V 2.92A / 15V 2.33A / 20V 1.75A / PPS:3.3-11V 3A(最大35W) |
出力(USB-A) | 4.5V 5A / 5V 3A / 9V 2.5A / 12V 1.5A(最大22.5W) |
合計出力 | 30W |
カラーは白と黒の2色。表面はCIOおなじみの粗いシボ加工で、キズと指紋の目立ちにくい外装に仕上がっています。
底面には最大35W出力のPD対応USB-Cポート2個と、最大22.5W出力のUSB-Aを搭載しています。
右側面の電源ボタンを押すと、バッテリー残量が1%刻みでドットLED表示され、明快で分かりやすいです。
本機の大きな特徴のひとつがスリムであること。
なんと1円玉未満の薄型設計であり、厚みは約16mm。同クラスでは最薄レベルとなっています。
設置サイズも約97.6 × 69mmと小さく、クレカ以上カードケース未満の絶妙なサイズ感です。
SMARTCOBY Proと比べると、接地面積はやや大きいものの、厚みは約3分の2くらいでかなり薄いことがわかります。
重量は同クラス最軽量に迫る約177gです。
CIO SMARTCOBY Proと比較
前モデル「SMARTCOBY Pro」と比較してみました。
製品名 | CIO SMARTCOBY Pro SLIM |
SMARTCOBY Pro |
---|---|---|
サイズ | 約97.6 × 69 × 16.2mm | 約77 x 56 x 26㎜ |
重さ | 約180g | 約183g |
バッテリー容量 | 10,000mAh | 10,000mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C x 2 / USB-A) | 2(USB-C / USB-A) |
入力 | 最大35W | 最大20W |
USB-C出力 | 最大35W | 最大30W |
USB-A出力 | 最大22.5W | 最大30W |
合計出力 | 最大30W | 最大30W |
パススルー充電 |
本機のほうが約10mm薄くてやや軽いのにくわえ、ポート数が2 3になり、より多くの数のデバイス充電に対応しました。
また、入出力ともにワット数が増えているので、本体充電が最短90分で完了(前モデルだと2時間くらい)するようになっています。
CIO SMARTCOBY Pro SLIMのレビュー
SMARTCOBY Pro SLIMの特徴を紹介します。
最大35Wの入出力に対応
本機のUSB-Cポートはいずれも最大35Wの本体充電に対応し、NovaPort SOLO 45Wなど35W以上の充電器と組み合わせれば約90分でフル充電可能です。
同じポートで最大35W出力もでき、MacBook Airなど一部のモバイルノートPCまで急速充電OKです。
同ポートはPPSにも対応し、PPS対応スマホと組み合わせれば最大20W以上の超急速充電もサポートしています。
パススルーにも対応しているので、本体充電とデバイス充電を同時に行えます。
しかし、出力が10W未満におさえられるので、上記のようなノートPC充電は厳しく、スマホ充電にとどめるのがおすすめです。
USB-AはQC4/4+対応デバイスであれば最大22.5W出力までカバーするものの、QC非対応デバイスは10W程度におさまります。
2・3ポート接続時は最大30W出力対応
2ポート接続時は合計最大30W出力(各ポート最大15Wずつ)に制限されるので、ノートPCの充電は厳しく、スマホ・タブレットの同時充電に適しています。
3ポート接続時も同じく合計最大30W出力(各ポート最大10Wずつ)なので、デバイスによっては通常充電になることもあるので注意ください(スマホ x 2 + イヤホン(スマートウォッチ)くらいがおすすめ)。
CIO SMARTCOBY Pro SLIMはこんな人におすすめ
SMARTCOBY Pro SLIMは「スリムに持ち運べてノートPCも充電できるモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
傑作のSMARTCOBY Proからさらに進化しただけあり、薄さは1円玉以下の16mm、入出力ともに最大35W対応、3台同時充電もできるなど、かゆいところに手が届くモバブに仕上がっています。
バッテリー容量も10,000mAhと使いやすく、同クラスの製品でも完成度はかなり高いです。
コンセント一体型がよいなら同社の「SMARTCOBY Pro PLUG」、ケーブル付きなら「SMARTCOBY Pro CABLE」もおすすめです。
CIO SMARTCOBY Pro SLIMレビューまとめ
本記事はSMARTCOBY Pro SLIMをレビューしました。
「SMARTCOBY Pro」の上位モデルにして、従来機の弱点をつぶした製品に仕上がっています。
どうも、マクリン(
- 同クラス最薄・最軽量設計
- USB-Cが最大35W入出力対応
- PPS対応
- 3台同時充電可能
- パススルー充電対応
- バッテリー残量をデジタル表示
- 2・3ポート使用時の出力が合計30Wに制限