モバイルバッテリーを1台買うなら、モバイルバッテリー搭載USB充電器がおすすめのマクリン( @Maku_ring)です。
このタイプは一台二役で、コンセントを挿したときは充電器、挿していないときは本体内蔵のバッテリーで充電できるので重宝します。
近年はAnker 733 Power BankやCIO SMARTCOBY Pro PLUGなど、同タイプが増えているものの、モバイルバッテリー使用時にノートPCが充電できる高出力モデルは多くありませんでした。
それがこちらの「MATECH GanCell 10000 60W」です。
使いやすいUSB-Cの2ポート仕様で、充電器使用時なら最大60W、モバイルバッテリー使用時なら最大40W出力でき、コンセントに挿さない状態でもMacBook Airが急速充電できるパワフルぶりを発揮します。
しかも、片方のUSB-Cで本体を充電しつつ、もう片方のUSB-Cでデバイス充電できるパススルーにも対応しています。
そこで本記事は、外観を紹介して類似品と比較した後、出力面を紹介していきます。
- 充電器使用なら最大60W出力対応
- モバイルバッテリー使用でも最大40W出力対応
- USB-C充電時もパススルー対応
- 2種類の入力方法に対応
- 2ポート使用時も合計出力が制限されない
- PPS対応
- バッテリー残量が分かりにくい
- LEDの点灯が消せない
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MATECH GanCell 10000 60Wの外観と付属品
「MATECH GanCell 10000 60W」は、iPhone 14で約2回、MacBook Airでも約0.6回分充電できる、9,600mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
製品名 | MATECH GanCell 10000 60W |
---|---|
サイズ | 約80.7 × 76 × 32.5 mm |
重さ | 約290g |
バッテリー容量 | 9,600mAh |
出力ポート数 | 2(USB-C x 2) |
入力 | AC 100-240V 50-60Hz 1.5A 5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) |
出力(充電器使用時) | USB-C1/2:5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3A(最大60W) |
出力(モバイルバッテリー使用時) | USB-C1/2:5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 2.66A / 20V 2A(最大40W) |
合計出力 | 最大60W(充電器使用時) 最大40W(モバイルバッテリー使用時) |
ポート面のシルバーと外装のブラックグレーからなるツートーンで、重厚感のあるデザインに仕上がっています。
モバイルバッテリーでありつつ、背面には充電器でも使えるコンセントプラグを搭載し、プラグを開くとLEDが点灯します。
バッテリー本体は、コンセントにつなぐかUSB-Cにつなぐかで充電可能です。
パススルーにも対応し、片方のUSB-Cで本体を充電しつつ、もう片方のUSB-Cでデバイス充電といったこともできます。
サイズは約80.7 × 76 × 32.5 mmで、同クラス・同タイプのCIO SMARTCOBY Pro PLUG・Anker 733 Power Bankと並べてもコンパクトなのが分かります。
重量も約291gとそこそこ。
側面にはタッチ対応のバッテリー残量表示バーがつき、青LEDの表示面積によってバッテリー残量を4段階で確認できるものの、正直若干分かりづらいです……。
付属品は本体と収納ケース、USB-C to Cケーブルです。
Anker 733 Power Bank・CIO SMARTCOBY Pro PLUGとの比較
同じ容量のコンセント付きモバイルバッテリーであるAnker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)・CIO SMARTCOBY Pro PLUGとで比較してみました。
製品名 | MATECH GanCell 10000 60W |
Anker 733 Power Bank |
CIO SMARTCOBY Pro PLUG |
---|---|---|---|
サイズ | 約80.7 × 76 × 32.5 mm | 約111 × 63 × 31 mm | 約82 x 82 x 35 mm |
重さ | 約290g | 約320g | 約265g |
バッテリー容量 | 9,600mAh | 10,000mAh | 10,000mAh |
出力ポート数 | 2(USB-C x 2) | 3(USB-C x 2 / USB-A) | 2(USB-C / USB-A) |
入力方法 | ACコンセント / USB-C | ACコンセント / USB-C | ACコンセント |
USB-C出力 | 最大60W(充電器使用時) 最大40W(モバイルバッテリー使用時) |
最大65W(充電器使用時) 最大30W(モバイルバッテリー使用時) |
最大30W |
USB-A出力 | – | 最大22.5W | 最大22.5W |
合計出力 | 最大60W(充電器使用時) 最大40W(モバイルバッテリー使用時) |
最大65W(充電器使用時) 最大15W(モバイルバッテリー使用時) |
最大42W(30W + 12W) |
PPS | |||
パススルー充電 | (ACコンセント充電時のみ) |
個人的には本機が一番のイチオシですが、その大きな理由がポート仕様。
年々必要性の薄れているUSB-Aポートをカットし、USB-C x 2にまとめているのが使いやすいと感じました。
それからもうひとつがポートの出力。
コンセントを挿した状態の充電器使用で高出力なのは他にもあるものの、モバイルバッテリー使用でも40Wを実現するのはなかなか無く、この状態でもノートPC充電できるのは強いです。
他にも2種類の入力方法に対応していたり、パススルーにもしっかり対応するなど、細かな使い勝手も配慮されています。
バッテリー残量が分かりにくい点さえ除けば、同タイプ最良のモデルといえるでしょう。
MATECH GanCell 10000 60Wのレビュー
MATECH GanCell 10000 60Wの特徴を紹介します。
充電器使用なら最大60W出力対応
MATECH GanCell 10000 60Wはコンセントに挿した充電器使用の場合、最大60W出力まで対応し、13・14インチMacBook Proも急速充電できます。
2ポート使用した際も合計最大60W(30W + 30W)をキープするため、ノートPC + スマホにくわえ、MacBook Air 2台同時充電も可能です。
モバイルバッテリー使用なら最大40W出力対応
本機はモバイルバッテリー使用でも最大40W出力が可能で、この状態でもMacBook Airが急速充電できます。
モバイルバッテリー使用でも2ポート使用時の合計出力は40W(20W + 20W)と変わらないため、スマホ2台であれば問題なく対応できます。
MATECH GanCell 10000 60Wはこんな人におすすめ
MATECH GanCell 10000 60Wは「ノートPCが無理なく充電できるモバイルバッテリー搭載充電器が欲しい人」におすすめです。
USB-C x 2にくわえ、モバイルバッテリー使用でも最大40W出力を実現するパワフル仕様が使いやすく、同仕様でナンバーワンの完成度をほこります。
バッテリー残量が分かりにくい弱点はあるものの、それを補って余りある魅力をもっています。
MATECH GanCell 10000 60Wレビューまとめ
本記事は「MATECH GanCell 10000 60Wをレビュー!理想的な出力仕様のバッテリー搭載USB充電器」について書きました。
MATECH GanCell 10000 60Wは使いやすいUSB-Cの2ポート仕様で、充電器使用時で最大60W、モバイルバッテリー使用時でも最大40W出力でき、いずれもノートPCが急速充電できる高出力モデルです。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 充電器使用なら最大60W出力対応
- モバイルバッテリー使用でも最大40W出力対応
- USB-C充電時もパススルー対応
- 2種類の入力方法に対応
- 2ポート使用時も合計出力が制限されない
- PPS対応
- バッテリー残量が分かりにくい
- LEDの点灯が消せない