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【SOUNDPEATS T2レビュー】5千円台で高性能なANC・外音取り込みを搭載する完全ワイヤレスイヤホン

どうも、ノイキャン付きワイヤレスイヤホン好きのマクリン( @Maku_ring)です。

アクティブノイズキャンリング(ANC)搭載モデルは、周りの雑音をおさえて音楽への没入感も上がるため、一度使うと離れられないすぐれもの。

本来は高価なANCですが、1万円以下でもSoundcore Life A2 NCSoundLiberty 94EarFun Free ProEarFun Air Proなど、ANCモデルが徐々に増えてきました。

コスパの良いイヤホンを出し続けるSOUNDPEATSから、なんと5千円台という破格値で、ANCと外音取り込みを搭載する「SOUNDPEATS T2」が登場しました。

SOUNDPEATS T2の外箱

格安設定ながら、同クラスではダントツのANC性能と外音取り込み、イヤホン単体で10時間のロングバッテリーにくわえ、USB-C充電対応と抜かりなし。

しかも、12mmのダイナミック型ドライバーを搭載し、いずれの音域もそつなくこなすサウンド設計に仕上がっています。

そんなわけで本記事は「【SOUNDPEATS T2レビュー】5千円台で高性能なANC・外音取り込みを搭載する完全ワイヤレスイヤホン」について書いていきます。

SOUNDPEATS T2
SoundPEATS(サウンドピーツ)
メリット
  • ANC搭載で5千円台
  • イヤホン単体で10時間再生
  • 左右同時伝送方式に対応
デメリット
  • apt-X非対応
  • ワイヤレス充電非対応
ご提供品
本記事はメーカー様から商品を提供いただき作成しています。
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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

SOUNDPEATS T2の外観と付属品

SOUNDPEATS T2」は完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホンです。

防水規格IPX5
「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」と定義されている防水規格です。水中での使用には適していません。あらかじめご承知おきください。

SOUNDPEATS T2は完全防水仕様(IPX5)の完全ワイヤレスイヤホン

製品名 SOUNDPEATS T2
重量
(イヤホン / ケース合計)
約11g / 約48g
音楽再生時間
(イヤホン / ケース合計)
最大10時間(ANCオンで約7.5時間)/ 最大30時間(ANCオンで約22.5時間)
ドライバー 12mmダイナミックドライバー
防水性能 IPX5
対応コーデック AAC / SBC
充電ポート USB-C
Bluetooth 5.1

 
イヤホンは指紋が目立たないマットな質感で、シンプルながらチープに見えません。

ロゴ部分はタッチセンサーになっており、その下にはノイズキャンセリング用のマイク穴が空いています。

イヤホン単体で約11g、ケースふくめて約48gと、標準的な重量です。

SOUNDPEATS T2のイヤホン重量は約11g
SOUNDPEATS T2のケース重量は約48g

収納ケースはプラスチック製で、ブランドロゴが控えめにオンされています。


 
ケースは約65 x 29 x 42mmとコンパクトにまとまり、デニムのポケットに入れてもかさばりません。

SOUNDPEATS T2のケースサイズは約65 x 29 x 42mm
 
付属品は、イヤホン本体とUSB-C to Aケーブル、イヤーピース(S/M/L)です。

SOUNDPEATS T2の付属品

SOUNDPEATS T2
SoundPEATS(サウンドピーツ)
 

SOUNDPEATS T2のレビュー

SOUNDPEATS T2の特徴を紹介します。

1. コンパクトながら強力なバッテリー性能

軽量でコンパクトなSOUNDPEATS T2ですが、高いバッテリー性能をもっています。

イヤホンだけで最大10時間(ANCオンで約7.5時間)、ケースふくめ最大30時間(ANCオンで約22.5時間)使用することができます。

マクリン
リモート会議中の電源切れ・移動中の充電切れからも開放!

ケースの充電端子は、他のガジェットとも親和性が高いUSB Type-C対応で、使い勝手が良いです。

SOUNDPEATS T2はUSB-C充電対応

ただし、ワイヤレス充電には対応していないので、そこはがんばって欲しかったところ。
 

2. MCSync採用で左右同時伝送方式に対応

一般的なモデルは、一方のイヤホン(親機)を経由してもう一方(子機)に音が伝送される「リレー伝送」。

その点SOUNDPEATS T2は、Airoha社の「MCSync(Multi Cast Sychronization)」を採用し、左右イヤホンそれぞれが音を受信する「左右同時伝送」を可能としています。

SOUNDPEATS T2は左右同時伝送

左右イヤホンともに片耳モードに対応しているだけでなく、リレー伝送にくらべて音切れ・音飛びが生じづらく、より快適に音楽・会議に臨めるモデルといえます。

マクリン
アンダー1万円で左右同時伝送対応は多くないので、ポイント高し!

3. 費用対効果の高いノイキャン・外音取り込み性能

SOUNDPEATS T2がすごいのは、5千円台ながら最大35dBのノイズ低減効果のあるアクティブノイキャン(ANC)を搭載していること。

さすがに高価格帯のAirPods ProSoundcore Liberty Air 2 Proには及ばないものの、アンダー1万円ではEarFun Air Proと並んでトップクラスの遮音しゃおん性を発揮します。

ホワイトノイズは少しあるものの、バスや地下鉄、飛行機など騒音の多い環境でも周囲の雑音をかき消し、没入感のあるサウンドを楽しめます。

ただし、ノイキャン利用を前提としているためか、カナルのフィット感は少し甘めです。

SOUNDPEATS T2の装着感は少し甘め

また、外音取り込み機能にも対応し、イヤホンをつけながらでも車の走行音に気づけたり、周囲の人とスムーズに会話できます。

マイクからの拾い音を増幅している感じはあるものの、価格帯をふまえると、かなり自然に周囲音を取り込めていると感じました。

マクリン
おまけレベルのノイキャン&外音取り込みではなく、しっかり造り込まれてますよ!

4. 低音重視ながら柔らかい音質

表面はタッチセンサーであり、音量調整ふくめて全操作が可能です。

ボタン操作一覧
  • (左/右)2回タップ  再生 / 停止
  • 右1回タップ 音量を上げる
  • 左1回タップ 音量を下げる
  • 右長押し  曲送り
  • 左長押し  モード切替(外音取り込み ANC ノーマル)
  • (左右)3回タップ  音声アシスタント起動
  • 着信中に(左/右)2回タップ  受話 / 終話
  • 着信中に(左/右)長押し 着信拒否

低音のボリュームがあるものの、重低音というほどではなく、余韻よいんの響く仕上がりとなっています。

高音もシャキシャキッとした感じでなく柔らかいので、長時間でも聴き疲れしにくいのはありがたいです。

中・高音域も良い意味でクセがなく、全体としてよくまとまっています。

ただ、低音域の強さに押され、音の輪郭がぼやけがちなところがあり、音質面では同社のSOUNDPEATS Sonicにやや軍配があがります。

とはいえ、SonicはANCと外音取り込みが非搭載なので、機能性ではSOUNDPEATS T2が長けています。

音質コーデックはSBCとAACのみに対応しています。

マクリン
ROCK & POPSなどのボーカル曲に向いていますよ!
SOUNDPEATS T2の評価
高音域
(3.5)
中音域
(4.0)
低音域
(4.0)
ノイズキャンセリング
(4.0)
総合評価
(4.0)
SOUNDPEATS T2
SoundPEATS(サウンドピーツ)
 

SOUNDPEATS T2はこんな人におすすめ

SOUNDPEATS T2は「格安価格でANC・外音取り込みをもつイヤホンが欲しい人」におすすめです。

5千円台でここまでしっかりしたANCを搭載するモデルはなく、しかも左右同時伝送対応なのはポイントかなり高し。

ただ、ANC非搭載だが音質面だけ見れば4千円台のSOUNDPEATS Sonic、6千円近くではあるもののANCとワイヤレス充電対応の機種ならEarFun Free Proもおすすめです。

 

SOUNDPEATS T2レビューまとめ

本記事は「【SOUNDPEATS T2レビュー】5千円台で高性能なANC・外音取り込みを搭載する完全ワイヤレスイヤホン」について書きました。

SOUNDPEATS T2はANC搭載ながら低価格におさえたフルワイヤレスです。

12mmダイナミックドライバー・10時間再生・USB-C充電対応など、ワイヤレス充電非対応以外は、機能面もよく仕上がっています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

SOUNDPEATS T2
SoundPEATS(サウンドピーツ)
メリット
  • ANC搭載で5千円台
  • イヤホン単体で10時間再生
  • 左右同時伝送方式に対応
デメリット
  • apt-X非対応
  • ワイヤレス充電非対応
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