どうも、3ポート充電器をこよなく愛するマクリン( @Maku_ring)です。
僕のなかで最近アツいのが3ポートタイプで、ノートPCとスマホでポートが埋まっているときにもう一個充電したいときや、友人とシェアするときに重宝します。
ワット数は100Wクラスだと、あらゆるデバイスをカバーできますが、これまでMATECH Sonicharge 100W Proくらいで多くありませんでした。
数々の名機を送り出してきたAnkerより出た「Anker 736 Charger (Nano II 100W)」です。
USB-Cポート2つにUSB-Aポート1つの3ポート仕様で、このうちUSB-CはPD規格上限の最大100W、USB-AはQuick Chargeで最大22.5Wに対応しています。
2ポート・3ポート使用時もノートPC2台同時充電が可能なパワフルぶりを発揮し、使い勝手は優秀です。
そこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- 100Wクラスでめずらしい3ポート
- 1ポート使用で100W出力対応
- 2ポート・3ポート使用でもノートPC 2台同時充電可能
- PPSとQC3.0に対応
- サイズと重量はMATECHのほうが小さい
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Anker 736 Chargerの外観とサイズ比較
「Anker 736 Charger (Nano II 100W)」は3ポートタイプの100WクラスUSB急速充電器です。
製品名 | Anker 736 Charger (Nano II 100W) |
---|---|
サイズ | 約67 × 57 × 32 mm |
重さ | 約205g |
出力ポート数 | 3(USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C 2:5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V 5A(最大100W) USB-A:4.5V 5A/5V 4.5A/5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大22.5W) |
PPS出力 | 3.3V-16.0V 5A(最大80W) |
USB-Cの1ポート接続時は各ポート最大100W出力、USB-Aは単ポート最大22.5Wですが、ポートの組み合わせで出力が異なるので下記を参考ください。
USB-C(上) | USB-C(下) | USB-A | Total |
---|---|---|---|
100W | 100W | ||
100W | 100W | ||
22.5W | 22.5W | ||
60W | 40W | 100W | |
80W | 18W | 98W | |
60W | 22.5W | 82.5W | |
45W | 30W | 18W | 93W |
同じく100Wクラス3ポートのMATECH Sonicharge 100W Proとちがい、USB-Cが単ポート接続だとどちらも100W対応であるため、挿す側を区別しなくていいのはありがたいです。
外観デザインは同社のNano IIシリーズおなじみの、シルバーとブラックグレーのツートーンです。
サイズは約67 × 57 × 32 mmでMATECH Sonicharge 100W Proより高さはややあるものの(幅は4mmスリム)、それでも名刺ケース以下のサイズ感におさめています。
MacBook Proの96W USB-C電源アダプタと比べても、約35%小型化しています。
重量は約205gであり、96W純正アダプターより90g程度軽量化しています。
ケーブルは別売りなので「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル」「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル」がおすすめです。
Anker 736 Chargerのレビュー
Anker 736 Charger (Nano II 100W)の各ポートの特徴を紹介していきます。
USB-C 1ポートなら最大100W出力が可能
1ポート接続では上下とも最大100W出力に対応し、14インチMacBook Pro(10コアCPU)や前の16インチMacBook Proも急速充電可能です。
100W対応の超大容量モバイルバッテリーでも100W近くの入力が確認できました。
PPSとQC3.0に対応
USB-CはPPSにも対応し、PPS対応スマホのGalaxy S21を充電した際、20W以上の超急速充電が確認できました。
USB-A側はQC3.0(Quick Charge 3.0)に対応し、QC対応スマホのGalaxy S21で急速充電されました。
ノートPC2台同時の急速充電可能
USB-Cの2ポート接続時は60W + 40Wに分配され、ノートPC2台の組み合わせでもカバーできるバランスの良い出力配分です。
USB-C(下)+ USB-Aの2ポート接続でも60W + 22.5W(QC)であり、USB-A側の高出力を維持しつつ、ノートPC充電が可能です。
3ポート使用時もノートPC2台同時充電可能
3ポート接続時は上からそれぞれ45W + 30W + 18Wに分配されるものの、ノートPC2台 + スマホ(タブレット)の組み合わせで3台同時充電に対応しています。
最高出力はさすがに落ちるものの、すぐれた出力配分であるため、使いやすさは抜群です。
Anker 736 Chargerはこんな人におすすめ
Anker 736 Charger (Nano II 100W)は「ノートPCも無理なく充電できる高出力の3ポートがほしい人」におすすめです。
100Wクラスの3ポートはこれまでMATECH Sonicharge 100W Proのみだっただけに、待望のアンカーからも登場したのはうれしいポイント。
サイズと重量はMATECHよりやや大きいものの、100W出力ポートが上下を選ばない点で本機のほうが使いやすいです。
出力がここまで要らないという人は、Anker PowerPort III 3-Port 65W Podがおすすめです。
Anker 736 Chargerレビューまとめ
本記事は「Anker 736 Charger (Nano II 100W)をレビュー!100Wクラスで3ポートのUSB-C充電器」について書きました。
Anker 736 Charger (Nano II 100W)は、アンカーから登場した100W対応の3ポート充電器で、折りたたみプラグ式では同社最多ポートに仕上がっています。
PPSやQC3.0にも対応し、あらゆるデバイスを効率充電できる規格がそろっています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 100Wクラスでめずらしい3ポート
- 1ポート使用で100W出力対応
- 2ポート・3ポート使用でもノートPC 2台同時充電可能
- PPSとQC3.0に対応
- サイズと重量はMATECHのほうが小さい