評価:4
どうも、テレワーカーのマクリン( @Maku_ring)です。
テレワークが長くなり、自宅にも快適な仕事環境が整ってきました。
ただ、それにともなって気になるのが電源・充電周りの煩雑さ。
コンセントと充電器をできるだけひとまとめにし、電源・充電環境をスマートに整えたいもの。
そういうときにおすすめのアイテムが、アンカーの「Anker 637 Magnetic Charging Station (MagGo)」です。
キューブ状のかわいいフォルムに3つのコンセントと4つのUSBポート、さらにiPhone用のマグネット式ワイヤレス充電パッドをもち、あらゆるデバイスの充電に最適な仕様となっています。
そこで本記事は外観と特徴に触れた後、出力面を紹介していきます。
後継モデルとして、Qi2対応スマホ用の「Anker MagGo Magnetic Charging Station (8-in-1)」も出ています。
- 8台の機器を同時充電可能
- 直径11cmの省スペース設計
- 高いデザイン性
- 高速ワイヤレス充電非対応
- USBポートの合計出力が最大65W
タップできるもくじ
Anker 637 Magnetic Charging Stationの外観と特徴
Ankerの637 Magnetic Charging Stationは、球形状でかわいらしい8-in-1のマグネット式ワイヤレス充電ステーションです。
製品名 | Anker 637 Magnetic Charging Station (MagGo) |
---|---|
サイズ | 約112 x 110 x 103mm |
重さ | 約580g |
出力ポート数 | 8(マグネット式ワイヤレス / ACコンセント x 3 / USB-C x 2 / USB-A x 2) |
ワイヤレス出力 | 最大7.5W |
AC定格電圧・電流 | 100-125V 50/60Hz 10A(合計最大1,000W) |
USB出力 | USB-A:5V 2.4A USB-C:5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V 3.25A(合計最大65W) |
表面はさらりとした触感で、マグネット式ワイヤレス充電パッドの外周はシルバーに縁取られています。
窒化ガリウム(GaN)を搭載し、そのサイズは直径11cmの手のひら大におさめています。
重量は約558gとやや重めですが、基本的に据え置きで使うため問題にならないでしょう。
背面はUSBポート群とACコンセントを搭載し、3つのコンセントと4つのUSBポートを配しています。
出力は接続ポート数によってかなり細かく分かれるので、以下の表を参考ください。
ワイヤレスパッド | USB-C | USB-A | ACコンセント | ||
USB-C | USB-C | USB-A | USB-A | ||
7.5W | |||||
65W | |||||
12W | |||||
7.5W | 45W | 947.5W | |||
7.5W | 45W | 947.5W | |||
7.5W | 12W | 980.5W | |||
45W | 20W | 935W | |||
12W | 988W | ||||
45W | 12W | 943W | |||
7.5W | 30W | 20W | 942.5W | ||
7.5W | 12W | 980.5W | |||
7.5W | 30W | 12W | 950.5W | ||
45W | 12W | 943W | |||
7.5W | 20W | 15W | 12W | 945.5W | |
30W | 20W | 12W | 938W | ||
7.5W | 20W | 15W | 12W | 945.5W |
コンセントの出力は最大1,000Wと、PCなら十分に耐えうる高出力であるものの、USBの合計出力は合計65Wであるため、ノートPC複数台になるならコンセントにつなぐのがベターです。
ケーブルは約1.5mとそこそこ長く、結束バンドも付属するので、場所を選ばず設置しやすいです。
Anker 637 Magnetic Charging Stationのレビュー
Anker 637 Magnetic Charging Stationの特徴を紹介します。
iPhone用ワイヤレス充電部のマグネットが強力
Anker 637 Magnetic Charging Stationは、iPhone 12シリーズ以降のMagSafe対応モデルに使えるマグネット式ワイヤレス充電パッドを搭載しています。
パッド部のマグネットは強力で、iPhoneをもっていくだけでピタッとくっつき、充電が開始します。
MOFT MagSafe対応ケースのようなマグネット搭載ケースなら、ケース越しでもハダカと変わらぬ強度ではりつきます。
充電を検知すると、側面のLEDが青点灯します。
充電部を中心に360°回転でき、横向きにして動画視聴するみたいな使い方も可能です。
ただし、MagSafe認証を受けていないため、ワイヤレス出力は最大7.5Wであり、高速ワイヤレス充電(最大15W)には対応していません。
4つのUSBポートと3つのコンセント搭載
背面には4つのUSBポートと3つのコンセントを搭載し、ワイヤレス充電との同時使用にも当然対応しています。
USB-Cの単ポート使用は最大65Wに対応し、14インチMacBook Proのように高出力のモバイルPCでも急速充電可能です。
USB-A側は最大12Wでスマホの充電に最適。
USBポートの同時使用時は最大65Wに制限されるため、2ポート・3ポートではノートPC複数台の接続は厳しいです。
ただし、3ポート使用時でもワイヤレス充電を行っていない状態なら、USB-C側が最大30W出力をキープでき、これならノートPC + タブレット + スマホの同時充電が可能です。
ワイヤレス充電を使用しているとUSB-C側が最大20Wに制限されるため、この場合はコンセントを使ってノートPCを充電しないと、出力が足りないということになってしまいます。
とはいえ、コンセントふくめ、これだけのポート種が省スペースにおさまるのは大変助かり、ふだんのワーク環境をスマートに実現できます。
Anker 637 Magnetic Charging Stationはこんな人におすすめ
Anker 637 Magnetic Charging Stationは「省スペース設計の充電ステーションが欲しい人」におすすめです。
マグネットが強力かつコンセントも複数搭載し、インテリアにもなじむ球状デザインに仕上がっています。
ただし、ワイヤレス出力は最大7.5W、USBポートの合計出力は最大65Wにとどまるので、その点だけ注意ください。
Anker 637 Magnetic Charging Stationレビューまとめ
本記事は「Anker 637 Magnetic Charging Station (MagGo)をレビュー!iPhone 13と7台の機器が充電できる8-in-1のワイヤレス充電ステーション」について書きました。
Anker 637 Magnetic Charging Stationは、iPhone 13シリーズと7台の機器を同時充電できるワイヤレス充電器です。
USBの合計出力は最大65Wにとどまるものの、コンセントを3つ搭載し、拡張性にすぐれています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 8台の機器を同時充電可能
- 直径11cmの省スペース設計
- 高いデザイン性
- 高速ワイヤレス充電非対応
- USBポートの合計出力が最大65W