評価:4.2
どうも、旅行時には20,000mAhのモバ充しか使わないマクリンです。
ふだんは10,000mAhユーザーの僕も、長時間の移動や周遊には、頼りがいのある20,000mAhが相棒として欠かせません。
ただでさえ大きく重くなりがちな同タイプなので、できるだけ小さく軽くおさえたいところ。
さらにケーブル内蔵タイプであれば、ケーブルをいちいち持ち歩く必要がなくなるのでうれしいですよね。
それらの要望をおさえたモデルが「Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)」です。
Anker Power Bank (20000mAh, 30W)に代わる新たな定番モデルで、サイズが抜群に小さいのにくわえ、編み込み式の一体型ケーブルも内蔵しています。
10,000mAhの定番モバブ「Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)」の20,000mAhバージョンで、使いやすさはそのままにバッテリー容量をアップデート。
出力も最大30Wとちょうどよく、MacBook AirやiPhone 17シリーズの充電にも最適。
そこで本記事ではAnker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)をレビューしていきます。
- USB-Cケーブル内蔵
- Ankerの同クラスで最小最軽量
- 単ポート最大30W出力対応
- パススルー対応
- 本体充電が最大20Wと若干低い
- ケーブル長が約15cmと短い
- 複数ポート利用時の合計出力が物足りない
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Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)の外観
「Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)」は、20,000mAhのケーブル一体型モバイルバッテリーです。
製品名 | Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル) |
---|---|
サイズ | 約120 × 73 × 30mm |
重さ | 約360g |
カラー | ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク |
バッテリー容量 | 20,000mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C内蔵ケーブル / USB-C / USB-A) |
入力 | USB-C内蔵ケーブル/USB-C:5V = 3A / 9V = 2.22A / 12V = 1.66A(最大20W) |
出力 | USB-C内蔵ケーブル/USB-C:5V = 3A / 9V = 3A / 10V = 2.25A / 12V = 2.5A / 15V = 2A / 20V = 1.5A(最大30W) USB-A:5V = 3A / 9V = 2A / 10V = 2.25A / 12V = 1.5A(最大22.5W) |
合計出力 | 15W |
カラーはホワイトふくめ、ブラック・ブルー・ピンクの4色。
Anker Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)と同様、光沢パネルのまわりに同心円状の細い溝が施されたモダンなデザインに仕上がっています。

(左)Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル) /(右)Zolo Power Bank (10000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)
天面に丈夫な編み込み式のケーブルを内蔵するものの、ケーブル長は約15cmと短め。
内蔵ケーブル以外にUSB-CポートとUSB-Aポートが1つずつ付いています。
右側面のボタンを押すと、前面上部のディスプレイにバッテリー残量が1%単位で浮かび上がります。
本機の大きな特徴でもあるのがそのコンパクトさ。同クラスのAnker Power Bank (20000mAh, 30W)と並べると、高さはじつに80%の短縮化を実現しています。
Ankerの20000mAhクラスはこれまでゴツいモデルがほとんどで、ここまでコンパクトなモデルは初めて。意外ですよね。
しかも3C認証ありなので中国への持ち込みもOK。来月ちょうど行く予定なので持っていきます!
重量は約360gとAnkerの同クラス最軽量で、Anker Power Bank (20000mAh, 30W)からなんと100g以上軽くなっています。
Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)のレビュー
Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)をレビューしていきます。
最大20Wの本体充電とパススルーに対応
内蔵ケーブル・USB-Cともに本体充電に対応するものの、入力ワット数は20Wと控えめ。
それだけに本体充電に要する時間も5時間とかなり長め。寝ている間に満充電にしておくのが現実的ですね。

20000mAhのベーシックモデルはいずれもパススルー非対応だったのですが、本機はなんとパススルー対応。これはうれしい。
単ポート最大30W出力だが複数ポート接続時は合計最大15W
USB-C(ケーブル/ポート)の単ポート接続は最大30Wに対応し、MacBook Airなど一部のモバイルノートPCにくわえ、iPhone 17 Proの高速充電にも対応するちょうどいい出力。
もちろん出力が高いに越したことはないですが、その分重くなっちゃうので、携帯性をふまえるとこれくらいが使いやすいです。
USB-AポートはUSB-C側ほど高出力ではないものの、一般的なスマホの充電に最適。
2・3ポート接続時の合計ワット数は最大15Wにしぼられるので、スマホ x 2でも若干心許ない配分ではありますが、イヤホンとの組み合わせなら3台同時充電できなくもないといったところ。
Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)はこんな人におすすめ
Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)は「コンパクトな超大容量モバ充がほしい人」におすすめです。
同社の20000mAhで最小最軽量なのにくわえ、3C認証つきなので国内外の旅行にまさにうってつけのモデル。
ケーブルを内蔵しているだけでも便利ですが、3台同時充電可能にパススルー対応と、必要な機能はもれなくついています。
出力自体は最大30Wなので、あくまでMacBook Airやスマホ充電に最適のモバ充です。
ただし、入力ワット数は20Wと小さいので、本体充電を急ぐ人には不向き。
MacBook ProやWindowsノートPCの充電も視野にいれるなら、同クラスではAnker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)もおすすめです。
Anker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)レビューまとめ
本記事ではAnker Zolo Power Bank (20000mAh, 30W, Built-In USB-Cケーブル)をレビューしました。
コンパクトな20000mAhはAnkerだと初めてで、それだけでも買う価値があります。
おまけにケーブル内蔵でパススルーにもバッチリ対応しています。
どうも、マクリン(
- USB-Cケーブル内蔵
- Ankerの同クラスで最小最軽量
- 単ポート最大30W出力対応
- パススルー対応
- 本体充電が最大20Wと若干低い
- ケーブル長が約15cmと短い
- 複数ポート利用時の合計出力が物足りない





ガジェットブロガー
Makurin
プロフィール
株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。
レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。
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