充電器は小ささが正義のマクリン( @Maku_ring)です。
iPhone用の充電器には、超小型のAnker PowerPort III Nano 20WやDIGIFORCE 20W USB PD Fast Chargerを使ってますが、この大きさだと1ポートに制限されます。
「まあ、そういうもんだよな」とあきらめていた矢先、独創的な充電器を次々と出すCIOから、とんでもない充電器が登場しました。
500円玉サイズに2つのUSBポートをおさめた規格外の充電器「CIO PD20W2C」と「CIO PD20W1C1A」です!
(すみません、手元に100円玉しかなくて……)
3cm四方の極小サイズにおさめつつ、USB-C x 2とUSB-C + Aの2ポートに仕上げ、同クラス1ポートの世界最小サイズと同等を実現しています。
1ポートでは最大20W出力でき、iPhone 12 Proでも高速充電できる電力となっています。
そんなわけで本記事は「CIO PD20W2CとPD20W1C1Aをレビュー!500円玉サイズにおさめた極小の2ポート充電器」について書いていきます。
- 2ポートで世界最小・最軽量
- 1ポートではiPhone 12高速充電可能
- プラグが格納できない
- ケーブルが別途必要
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CIO PD20W2CとPD20W1C1Aの外観とサイズ比較
CIO PD20W2CとCIO PD20W1C1Aは、2ポートタイプの充電器です。
製品名 | CIO PD20W2C | CIO PD20W1C1A |
---|---|---|
サイズ | 約28 x 28 x 30mm | 約28 x 28 x 30mm |
重さ | 約35g | 約35g |
出力ポート数 | 2(USB Type-C x 2) | 2(USB Type-C x 1 / USB Type-A x 1) |
USB-C 1 出力 | 5V 3A / 9V 2.22A / 12V 1.67A(最大20W) | 5V 3A / 9V 2.22A / 12V 1.67A(最大20W) PPS 3.3-6V 3.0A / 3.3-11V 2.0A |
USB-C 2 出力 | 5V 3A / 9V 2.22A / 12V 1.67A(最大20W) | |
USB-A 出力 | 5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) | |
2ポート出力 | 15W | 20W |
USB-C 1ポート使用時はいずれも最大20W出力に対応し、iPhone 12シリーズやiPad Proの高速充電にも対応しています。
カラーはホワイトのみで、側面にはCIOの刻印が掘られています。
サイズは約28 x 28 x 30mmであり、なんと500円玉レベルの大きさです。
なんなら、同クラスの1ポートで世界最小のAnker PowerPort III Nano 20Wと比べてもまさかの同サイズで、異次元のコンパクトを実現しています。
iPhoneの昔の充電器(Apple 5W充電器)と並べても遜色のない大きさで、技術の進化に驚くばかり。
重量は約33gで、1ポート最軽量のAnkerに肉薄する軽さ。プラグ格納型の最軽量である、DIGIFORCEをも若干下回る驚異的な軽量設計です。
なお、付属品は無く本体のみですので、PD対応USB-Cケーブルが別途必要です。
CIO PD20Wは1ポートと同サイズでスマホ2台同時充電可能
CIO PD20W2CとCIO PD20W1C1Aは、USB-C 1ポート接続で最大20W出力に対応し、iPhone 12の高速充電(30分で50%充電)までサポートしています。
おすすめのLightningケーブルCIO PD20W1C1AのUSB-A側は、最大18WのQC 3.0(Quick Charge 3.0)対応ではあるものの、QC非対応デバイスでももちろん通常充電できます。
2ポート使用時はCIO PD20W2Cが合計最大15W、CIO PD20W1C1Aが合計最大20Wに制限されるものの、CIO PD20W2Cでもスマホ2台同時充電は問題なく可能です(さすがに急速充電とはいきませんが)。
ただ、これだけの小型サイズになると発熱状況が気になるところ。
サーモグラフィーを使って発熱温度を測定したところ、同サイズの1ポート(ANKER)では38〜39℃なのに対し、本機は45〜46℃でした。
- 30℃台 ぬくい
- 40℃台 あちち
- 50℃台 あっつ
- 60℃台 あっっっっっつう
1ポートでもかなり小さい筐体に2ポートを詰め込んでいるので、発熱は懸念事項だったのですが、45.7℃なのでぜんぜん許容範囲です。
指乗りサイズで2ポートを実現した効率的な充電器。
かぎられたスペースで複数台充電するなら、ベストパートナーといえるでしょう。
CIO PD20W2CとPD20W1C1Aはこんな人におすすめ
CIO PD20W2CとCIO PD20W1C1Aは「とにかく小さい2ポートのスマホ用充電器が欲しい人」におすすめです。
プラグが格納できないという弱点はあるものの、他に類似製品がないため、まさに独自のユニーク性を発揮しています。
省スペースで複数台充電を実現するのに最適なチャージャーです。
CIO PD20Wレビューまとめ
本記事は「CIO PD20W2CとPD20W1C1Aをレビュー!500円玉サイズにおさめた極小の2ポート充電器」について書きました。
CIO PD20W2CとCIO PD20W1C1Aは、これまでの20Wクラス最小サイズに2ポートを詰め込んだ、前代未聞の充電器です。
1ポートではiPhone 12シリーズの高速充電にも対応し、充分パワフル。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 2ポートで世界最小・最軽量
- 1ポートではiPhone 12高速充電可能
- プラグが格納できない
- ケーブルが別途必要
マクリンさんならレビューしてくれると思ってました。
自分も届くのが楽しみです。
ccの方は15wなのは痛いですね。
2回に分けて充電した方が早い。。。。
caは睡眠時とかなら10w10wで2台充電できるのはありがたいですが
基本はaは保険ですかね。
りんさん、
コメントありがとうございます!
うーん、おっしゃるとおり15Wなのはちょっと残念ですね……。
基本は1ポートで使って、2ポート目はサブで考えるのが良さそうですね!
CIOさんは毎回おもしろいガジェットを作ってらっしゃるので、今回も楽しみですね^^