充電器を選ぶなら2ポートしか勝たんマクリン( @Maku_ring)です。
iPhone用の充電器にも2ポートを使いたいところですが、Anker 521 Charger (Nano Pro)やCIO PD20W1C1Aはプラグが格納できないので持ち運びにはやや不向き。
「プラグ格納できる小型モデルほしいな」と思っていた矢先、DIGIFORCEからまさにそんな充電器「20W Dual Port PD Fast Charger」が登場したので買っちゃいました。
昔のApple 5W充電器に匹敵するコンパクトな筐体に、USB-CとUSB-Aの2ポートを詰め込み、USB-Cの1ポート使用ならiPhone 12/13の高速充電にも対応するすぐれもの。
2ポート接続時は最大15Wに制限されるものの、スマホ + イヤホンの2台同時充電もカバーしています。
そこで本記事は、本機のサイズと重量を比較した後、各ポートの出力面を紹介していきます。
- プラグが格納できる
- 同ポート・同クラスの折りたたみ式で最小最軽量
- 1ポートではiPhone 12高速充電可能
- 2ポート使用だと合計出力が15Wに制限
- 2ポート使用だとiPhoneの高速充電に非対応
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DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerの外観とサイズ比較
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerは、2ポートタイプの充電器です。
製品名 | DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Charger |
---|---|
サイズ | 約31 x 31 x 37mm |
重さ | 約49g |
出力ポート数 | 2(USB Type-C x 1 / USB Type-A x 1) |
USB-C 出力 | 5V 3A / 9V 2.22A / 12V 1.67A(最大20W) PPS 3.3-5.9V 3.0A(1ポート接続時)/ 3.3-11V 2.0A(2ポート接続時) |
USB-A 出力 | 5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) |
2ポート合計出力 | 15W |
USB-Cの1ポート使用時は最大20W出力に対応し、iPhone 12/13シリーズの高速充電とiPadシリーズの急速充電に対応しています。
カラーはネイビーブルーで、充電器らしからぬポップなカラーリングとなっています。
他にはホワイト・ブラックのよくある色以外に、チャコールグレー・オリーブグリーンと小洒落たカラーが用意され、男女問わず使いやすいカラーリングがそろっています。
外周にはラインが入ってブランド名が刻印され、コンパクトな筐体ながらデザイン性も高いです。
サイズは約31 x 31 x 37mmと500円玉よりほんの少し大きい程度におさめつつ、プラグも格納可能と、驚きの省スペース設計を実現しています。
同社の1ポート20W充電器である「DIGIFORCE 20W USB PD Fast Charger」と比べても、ポート数が2倍にもかかわらず、ほんのり大型化にとどまっています。
プラグむき出しの2ポート充電器「CIO PD20W1C1A」と比べると、CIOにさすがにゆずるものの、それ以上にプラグが折りたためる利便性がデカいです。
ひと昔前のiPhone充電器(Apple 5W充電器)と並べても、そんなに変わらないという事実にビビります。
重量は約49gで、1ポートのDIGIFORCEに肉薄する軽さを実現しています。
なお、ケーブルは付いていないので、別途買うなら「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル」「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル」がおすすめです。
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerのレビュー
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerの特徴を紹介していきます。
USB-C 1ポート接続で最大20W出力に対応
USB-Cを1ポート接続した際は最大20W出力に対応し、iPhone 12/13シリーズの高速充電(30分で50%充電)をサポートしています。
USB-A 1ポート接続で最大18W出力に対応
USB-A側は、公式ではうたわれていないものの、QC 3.0(Quick Charge 3.0)に対応しているようで、QC対応スマホ「Galaxy S21」の急速充電が確認できました。
USB-A側の出力が小さい充電器も多い中、最大18W対応はうれしいポイントです。PPS対応とうたわれているがPPS非対応
本機はPPS対応充電器をうたっていますが、PPS出力は「3.3-5.9V 3.0A」であり、従来のPPS充電に必要な電圧値(11V)に少し足りません。
PPS対応スマホのGalaxy S21を充電したところ「急速充電」の表記であり、PPS充電器とはいいがたい結果でした。
したがって、本機をPPS対応充電器とは呼ぶのはちょっと厳しいです。2ポート合計15W出力でスマホ + イヤホンの同時充電に対応
2ポート使用時は合計最大15Wに制限されるため、スマホの急速充電は厳しいですが、スマホ(通常充電)+ イヤホンであれば同時充電可能です。
これだけのサイズ感にまとめながら、実用的な2ポートを実現しているのは評価できる点です。
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerはこんな人におすすめ
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerは「プラグ格納型で小さい2ポートのスマホ充電器が欲しい人」におすすめです。
デザインが良くカラバリも豊富で、所有欲をくすぐる充電器に仕上がっています。
「PPS対応といえない」「2ポート接続時の出力が制限される」といった弱点はあるものの、このサイズ感でプラグが格納できるメリットは大きく、それだけでも買う価値はあるでしょう。
もう少し出力が大きいほうがいい人は「Innergie C3 Duo」もおすすめです。
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerレビューまとめ
本記事は「DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerをレビュー!500円玉サイズにおさめたプラグ格納式の2ポート充電器」について書きました。
DIGIFORCE 20W Dual Port PD Fast Chargerは、コンパクトな筐体にUSB-CとUSB-Aの2ポートを詰め込み、1ポート使用ならiPhone 12/13の高速充電にも対応しています。
2ポート接続時は最大15Wに制限されるものの、スマホ + イヤホンの2台同時充電をカバーしています。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- プラグが格納できる
- 同ポート・同クラスの折りたたみ式で最小最軽量
- 1ポートではiPhone 12高速充電可能
- 2ポート使用だと合計出力が15Wに制限
- 2ポート使用だとiPhoneの高速充電に非対応