どうも、50台以上のモバイルバッテリーを所有するマクリン( @Maku_ring)です。
コンセントのない場所で仕事することも多く、僕にとってモバイルバッテリーは必須アイテム。
最高の充電環境を得るために、毎年いくつものモバイルバッテリーを新調しています。
ただ、モバイルバッテリーには繊細な部分もあります。
テキトーに使うと性能を活かせないばかりか、発熱・膨張にくわえ、最悪の場合、火災の原因にもつながりかねません。
そんなわけで本記事は「モバイルバッテリーの使い方を正しく理解!ケーブルや充電方法もまるっと紹介!」について書きました。
タップできるもくじ
モバイルバッテリーとはそもそも何か? 充電器との違い
モバイルバッテリーと充電器の1番の違いは「充電式電池が内蔵されているかいないか」。
以下のように考えると分かりやすいです。
モバイルバッテリーの使い方
モバイルバッテリーの使用方法はカンタンで、わずか2STEPで完了です。
ただし、ケーブルの接続で一点注意すべきことがあります。
モバイルバッテリーの端子には多くの場合、このように「IN(INPUT)」と「OUT(OUTPUT)」が記されています。
「IN」は入力であり、モバイルバッテリー本体を充電するための差し込み口です。
それから「OUT」は出力で、スマホ・タブレット・PCなど、デバイスを充電するための差し込み口。
「IN&OUT」は本体充電とデバイス充電の両方に対応する差し込み口という意味を表しています。
ケーブルを接続するUSB端子の種類
モバイルバッテリーを使用するためには、正しいUSBケーブルを接続する必要があります。
USB端子とコネクターの種類が異なると、モバイルバッテリーが使用できなかったり、端子破損の原因にもなりますので気を付けましょう。
モバイルバッテリーにケーブルを接続するUSB端子の種類について簡単に説明します。
USBタイプA端子(USB-A)
USB-A端子は、多くの機器に付いているもっともポピュラーな端子形状といえます。
デバイス側を充電する「OUT(出力)」のみに対応しています。
また、接続方向が決まっているため、上下を間違えるとコネクターが入りません。
USB-A to USB-Cケーブル
USBタイプC端子(USB-C)
USB-C端子はAndroidスマホやワイヤレスイヤホン、MacBook Proなど一部のノートPCに使われています。
「IN(入力)」と「OUT」いずれにも使われる端子形状で、今後のUSB端子の主流となりつつあります。
USB-Aとは異なり、対照的な形になっているのが特徴で、方向に関係なくコネクターに接続できます。
USB-C to USB-Cケーブル
Micro USB端子
Micro USB端子は、一部のスマホやワイヤレスイヤホン、デジカメ・外付けハードディスク(HDD)などに主に採用されている端子です。
USB-Aと同様、「OUT」のみに対応しています。
Micro USB端子にはタイプAとタイプBがありますが、現在タイプAはほとんど使われていません。
端子形状が台形であるため、接続方向が決まっています。
Micro USBケーブル
Lightning端子
AirPods ProとiPhoneのみに使われるApple製品専用の端子です。
ごく一部のモバイルバッテリーでは「IN」で使われますが、基本的には「OUT」に対応していると考えて差し支えありません。
Apple専用なので汎用性はクソ低いですが(USB-Cに早く置き換わらないかな…)、対照形状でどちらからでも挿せるのは使いやすいです。
USB-C to Lightningケーブル
モバイルバッテリーの容量による違い
モバイルバッテリーは、大きさや種類によって充電できる容量も変わってきます。
これから使用するmAh(ミリアンペアアワー)は、モバイルバッテリー容量の単位のことです。
5,000mAhはスマホの充電約2回分
5000mAhのモバイルバッテリーは、本体の充電が完了している状態でスマホを約2回フル充電することができます。
軽量性・携帯性にすぐれ、充電の際に差し込むポートは1~2口のものが多いです。
10,000mAhはスマホの充電約4回分
10000mAhのモバイルバッテリは、本体の充電が完了している状態でスマホを約4回フル充電が可能です。
ポート数は3口付いているものもあります。
また、容量の都合で5000mAhよりも形状が大きいですが、モバイルバッテリーの中では容量と重量のバランスが最もとれているといえます。
20,000mAhはノートPCの充電約1回分
20000mAhのモバイルバッテリーは、本体が充電完了の状態でスマホを約6.4回充電することが可能です。
ノートPC約1回分の容量でもあり、30W出力以上の高出力モデルであれば、ノートPC充電にも対応しています。
基本的には大きく重たい(約300g)ものの、ポート数は最大4口のものもあり、複数台同時充電もお手の物です。
モバイルバッテリーの寿命と長持ちさせる4つのコツ
モバイルバッテリーの寿命は、使用した回数によって前後しますが約2年です。
ただし、スマホなどの充電で頻繁に使用すれば、寿命は短くなります。
モバイルバッテリーは精密機械ですので、高温や多湿は内部機器破損の可能性があります。
バッテリー残量ゼロ状態での本体への充電開始や、電源つけっぱなしの過充電は負担をかけてしまいます。
モバイルバッテリーを長持ちさせるコツは下記のとおりです。
- 使用回数をなるべく減らす。
- 高温保湿の場所に保管しない。
- 残充電がゼロの状態にせず、モバイルバッテリー本体に負担をかけない。
- 本体の充電が完了した後は、すぐにコンセントから電源を抜き過充電を防ぐ。
モバイルバッテリー本体に負担をかけないようにすることで、寿命まで平均して300~500回の使用が可能になります。
モバイルバッテリーの廃棄方法
基本はリサイクルです。
モバイルバッテリーを廃棄する際は、家電量販店に設置されているリサイクルボックスで回収してもらいます。
燃えないゴミなどに入れてしまうと、収集車が発火してしまうこともあるので、必ず所定の場所で廃棄しましょう。
モバイルバッテリーの使い方まとめ
本記事は「モバイルバッテリーの使い方を正しく理解!ケーブルや充電方法もまるっと紹介!」について書きました。
モバイルバッテリーにはいろいろな種類があります。
用途や使用回数に合わせて、お好みのモバイルバッテリーを見つけましょう。