評価:4.5
外出先に持ち歩くなら、ケーブル内蔵かつコンセント付き(プラグ一体型)のモバイルバッテリーが欠かせないマクリンです。
近年バッテリー本体にケーブル直結のタイプが増え、ケーブルを別にもつ必要すらなくなっています。
コンセント付きモバイルバッテリーは、コンセントのある場所だと充電器、ない場所ではモバイルバッテリーで使え、こちらも荷物を減らしたい人の強い味方です。
この2つを兼ね備えたモバ充で、メイン使いにおすすめなのが5,000mAhクラス。
これまでは正直「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」一択だったのが、そこに強力なライバル「MATECH PowerFusion 5000 45W」が登場しました。
後発だけありAnkerより完成度が高く、ケーブルの収まりがいいのと14g軽く、同タイプでは最軽量。
さらに若干パワフルで、充電器モードなら45W出せて、MacBook Airもしっかり急速充電できます。
そこで本記事ではMATECH PowerFusion 5000 45Wをレビューしていきます。
- ディスプレイ搭載
- 充電器モード時は最大45W出力対応
- 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
- USB-Cケーブル内蔵
- 内蔵ケーブルをストラップ代わりに使える
- 同タイプで最軽量
- ケーブルがホルダーから若干外れやすい
- 2ポート使用時は合計最大15〜18W出力に制限
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MATECH PowerFusion 5000 45Wの外観
「MATECH PowerFusion 5000 45W」は、5,000mAhのコンセント&ケーブル一体型モバイルバッテリーです。
製品名 | MATECH PowerFusion 5000 45W |
---|---|
サイズ | 約87 x 48 x 31mm |
重さ | 約189g |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
出力ポート数 | 2(USB-C内蔵ケーブル / USB-C) |
入力 | AC入力:100-240V 50-60Hz 2.2A USB-C入力:5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) |
出力 | 充電器モード:5V 3A / 9V 3A / 10V 2.25A / 15V 3A / 20V 2.25A(最大45W) モバイルバッテリーモード:5V 3A / 9V 2.22A / 10V 2.25A(最大22.5W) |
合計出力 | 充電器モード:最大18W モバイルバッテリーモード:最大15W |
ブラックとシルバーのツートーンに、同心円模様の入ったボタンが、洗練された雰囲気をまとっています。
電源ボタンを押すと、上段のディスプレイにバッテリー残量が、1%単位で分かりやすく表示されます。
本機の大きな特徴のひとつが、ストラップ代わりにも使えるUSB-C内蔵ケーブル。
端子の根元がホルダーに引っ掛かっているので、取り外すことでケーブルとして露出できます。

ケーブルと隣接するようにUSB-Cポートが付いています。
同タイプで比べると、Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)はケーブルが上から出ているのに対し、MATECH PowerFusion 5000 45Wはケーブルが横から出ています。
Ankerはケーブルを取り出す際に、輪っかの中を通して迂回させるため、若干無理のある設計ですが、MATECHはスッと取り出せて効率的。
底面には、充電器モードで使える折りたたみ式のコンセントプラグを搭載しています。
サイズは約87 x 48 x 31mmで、ほぼミンティアレベルの設置面積です。
重量は、プラグとケーブル両搭載では最軽量の約189g。Ankerより14g程度軽いです。
MATECH PowerFusion 5000 45Wのレビュー
MATECH PowerFusion 5000 45Wの特徴を紹介します。
コンセントとUSB-Cの2種類の本体充電に対応
MATECH PowerFusion 5000 45Wは、コンセントプラグをそのまま挿すことで本体充電可能です。
最大18W以上の充電器と組み合わせれば、内蔵ケーブルもしくはUSBポート経由(この場合はケーブルが必要)でも本体充電できます。

充電器モードは最大45W出力に対応
内蔵ケーブルとUSB-Cポートいずれも、コンセントに挿す「充電器モード」では最大45W出力に対応しています。
これだけの出力があれば、MacBook Airふくむ一部のモバイルノートPCでも急速充電可能です。
コンセントに挿さないモバイルバッテリーモードでは最大22.5W出力に落ちるので、PCは厳しいものの、iPhone・Androidスマホの急速充電には十分使えます。
2ポート使用時は合計最大15〜18W出力に制限
内蔵ケーブルとUSB-Cポートを両方使った場合、充電器モード時の合計出力は18Wに制限されます。
スマホ2台つないでみると、バッテリー残量の少ない側に出力が寄るようで、スマホ2台同時充電自体は可能でした。
しかし、出力の少ない側は10Wを切るため、充電速度が遅く、実用上はスマホ + イヤホンくらいがおすすめです。
モバイルバッテリーモードの合計出力は15Wとさらに低い仕様ですが、実測だとそこまで変わらないのは嬉しい誤算でした。
MATECH PowerFusion 5000 45Wはこんな人におすすめ
MATECH PowerFusion 5000 45Wは「ノートPCも充電できるコンセント付きモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
コンセントプラグをケーブルを内蔵し、これ一台で完結するモバ充を体現しています。
「同タイプ最軽量」や「ケーブルが取り外しやすい」など、Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)より後発だけあり、完成度も高いです。
ワイヤレス充電を求めないなら最適解なので、持ち物を減らして効率重視したい人は本機を選びましょう。
MATECH PowerFusion 5000 45Wレビューまとめ
本記事はMATECH PowerFusion 5000 45Wをレビューしました。
コンセントとケーブル搭載にくわえ、同タイプ唯一の200g未満設計だったり、充電器モードでより高出力が可能など、使い勝手が高められています。
5,000mAhクラスではナンバーワンの出来といえるでしょう。
どうも、マクリン(
- ディスプレイ搭載
- 充電器モード時は最大45W出力対応
- 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
- USB-Cケーブル内蔵
- 内蔵ケーブルをストラップ代わりに使える
- 同タイプで最軽量
- ケーブルがホルダーから若干外れやすい
- 2ポート使用時は合計最大15〜18W出力に制限

