モバイルバッテリーの中でもハイブリッド型(コンセント付き)推しのマクリンです。
モバイルバッテリーとして使え、コンセントを挿してUSB充電器でも使えるコンセント付きモバイルバッテリーは、実用面でもっともおすすめのタイプ。
同タイプのモバイルバッテリーは「Anker PowerCore Fusion 5000」や「RAVPower RP-PB125」、はたまた「Anker PowerCore III Fusion 5000」があり、どれも名作ではあるものの、唯一気になることがありました。
それが、バッテリー容量が5,000mAhクラスであるということでした。
使いやすい容量ではあるものの、iPhone x 1回ちょっとでカラとなるため、僕のようなヘビーユーザーには少々物足りなかったのも事実。
やはりそこは、ベストバランスともいえる10,000mAhクラスが欲しいところ。
そういったユーザーの声も届いていたのでしょう。
Ankerからついに、10,000mAhの充電器一体型モバイルバッテリー「Anker PowerCore Fusion 10000」が出ました。
iPhone 12シリーズの高速充電に対応する、最大20W出力のPD対応USB-Cと最大12W出力のUSB-Aを搭載し、2ポート充電器としても使えます。
コンセント入力で手軽に本体充電でき、モバイルバッテリーとしてもそのまま使える利便性を持ち合わせています。
そんなわけで本記事は「【Anker PowerCore Fusion 10000レビュー】20W出力のPD対応USB-Cをもつ充電器一体型モバイルバッテリー」について書いていきます。
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Anker PowerCore Fusion 10000の外観と付属品
「Anker PowerCore Fusion 10000」は、9,700mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
9,700mAhは、iPhone 12でも約2.2回充電でき、モバイルバッテリーとしてちょうど使いやすいバッテリー容量となっています。
ブラックの筐体にポート部分がグレーのツートンカラーであり、武骨な印象のモバイルバッテリーにちょっとしたアクセントを添えています。
シリーズいずれもプラスチックではあるものの、PowerCore Fusion 5000はマット、PowerCore III Fusion 5000はなめらか、PowerCore Fusion 10000は両者の中間で、しっとりしつつ指紋の付きづらい表面です。
最大20W出力のPD対応USB-Cと最大12W出力のUSB-Aをそなえています。
本体には折りたたみ式のコンセントを備え、USB充電器として使うこともできます。
プラグが少し飛び出ているので、突起部分に指を引っ掛けやすくできています。
サイズは約8.2 x 8.2 x 3.5cmであり、手のひらにギリギリ収まるくらい。
他のシリーズが5,000mAhクラスに対し、PowerCore Fusion 10000は約2倍のバッテリー容量にもかかわらず、サイズは約1.2倍におさまっているので、技術の進化を感じます。
ただし重量は約280gと、100gほど重めになっています。
電源ボタンの内周にはLEDインジケーターを搭載し、ボタンを押すと8段階の点灯でバッテリー残量が細かく確認できるようになっています。
さらに電源ボタンの2回押しで緑点灯し、イヤホンやスマートウォッチの充電に適した低電流モードで使えます。
同梱品は本体とトラベルポーチ、USB-A & USB-Cケーブルです。
ポーチはクッション性があり、モバイルバッテリーを安全に持ち運べます。
Anker PowerCore Fusion 10000は20WのPD対応USB-C搭載
本体充電方法はコンセントに差すのみとなっています(約4時間で満充電)。
USB-Cは最大20W出力に対応し、iPhone 12シリーズも最速充電可能で、わずか30分間で約50%まで高速充電できます。
高出力だけでなく低電流モード(電源ボタン2回押しで緑点灯)も搭載し、イヤホンやスマートウォッチなど、出力を控えめにすべきデバイスの充電に適しています。
USB-Aも備え、こちらは最大12Wに対応しています。
2ポート接続時は最大15Wに制限されるものの、スマホ2台の同時充電は充分可能です。
一台二役かつ大容量バッテリー。
Anker PowerCore Fusion 10000は、最大20W出力対応のUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
Anker PowerCore Fusion 10000レビューまとめ
本記事は「【Anker PowerCore Fusion 10000レビュー】20W出力のPD対応USB-Cをもつ充電器一体型モバイルバッテリー」について書きました。
Anker PowerCore Fusion 10000は、最大20W出力のPD対応USB-Cと最大12W出力のUSB-Aを搭載し、2ポート充電器としても使えるモバイルバッテリーです。
コンセント入力で本体充電でき、モバイルバッテリーでも使える利便性を持ち合わせています。
どうも、マクリン(