複数のガジェットを持ち歩くなら、3ポートの充電器がおすすめのマクリン( @Maku_ring)です。
充電器のワット数はやはり60Wあると、スマホからノートPCまでしっかり充電できて使いやすいです。
60Wクラスの3ポート充電器は、各社から出揃ってきていますが、あのメーカーからもついに登場したので買いました。
それがAnkerの「Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod」です。
1ポートならMacBook Proが急速充電でき、2・3ポートでもノートPCを充電しながらモバイルガジェットが充電できます。
PPSにも対応しているので、PPS対応スマホなら超急速充電可能です。
あとはやはり、アンカーというブランドの安心感が強いです。
そこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- 2・3ポート使用時にノートPC + モバイル機器の同時充電可能
- PPS対応
- 同クラスで世界最小
- 3ポート使用時にUSB-Cの出力が若干落ちる
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Anker PowerPort III 3-Port 65W Podの外観とサイズ・重量比較
「Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod」は3ポートタイプの65WクラスUSB急速充電器です。
製品名 | Anker PowerPort III 3-Port 65W Pod |
---|---|
サイズ | 約39 x 29 x 66mm |
重さ | 約128g |
出力ポート数 | 3(USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C 1/2:5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V 3.25A(最大65W) USB-A:4.5V 5A/5V 4.5A/5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大22.5W) |
PPS出力 | 3.3V-16.0V 3.25A(最大52W) |
USB-Cの1ポート接続時は最大65W出力、2・3ポート接続時もUSB-Cは40W以上キープしているので、ノートPC + モバイル機器の同時充電が可能です。
USB-C(上) | USB-C(下) | USB-A | Total |
65W | 65W | ||
65W | 65W | ||
22.5W | 22.5W | ||
20W(45W) | 45W(20W) | 65W | |
40W | 22.5W | 62.5W | |
12W | 12W | 24W | |
40W | 12W | 12W | 64W |
同社のNano IIシリーズを踏襲する、シルバーとブラックグレーのツートーンで洗練されたデザインです。
ポート背面は折りたたみプラグ式であり、コンパクトなだけに、製品仕様が芸術的な文字組みで記載されています。
サイズは約39 x 29 x 66mmであり、クレジットカードサイズ未満におさまっています。
14インチMacBook Proの67W純正アダプターと比べても、ポート数3倍にもかかわらず、半分未満に仕上がっています。
重量は約128gで、同クラス最軽量のCIOには若干およばないものの、MacBook Pro純正アダプターからは約80gの軽量化を実現しています。
ケーブルは別売りなので「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル」「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル」がおすすめです。
3ポート充電器で比較
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podならびに同クラスの3ポート充電器で比較してみました。
外観はAnkerとUGREENがブラック・グレーのツートーン、Baseusがブラックボディ、CIOがオールホワイトで清潔感あるデザインになってます。
価格はAnkerが5,990円、UGREEN CD244が4,099円、Baseus CCGAN65S2は4,599円、CIO Lilnobが5,478円です。
Ankerがちょっと高めですが、そこはやはりブランドの安心感で値付けされている印象です。
サイズはスイッチング素子に従来のシリコンでなく窒化ガリウムを搭載し、いずれもクレカ未満の最小設計となっています。
1ポート使用時はAnkerふくめ、いずれも最大65W出力でき、13インチ・14インチ8コアCPUのMacBook Proをはじめ、大抵のモバイルノートが急速充電できます。
ただ、2ポート使用時の出力配分が若干異なり、CIOとBaseusが45W + 18Wなのに対し、AnkerとUGREENは45W + 20Wに分配されます。
20Wあることでタブレットを急速充電でき、iPhoneも高速充電(30分で50%チャージ)できるので、この点はポイントがかなり高いです。
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podのレビュー
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podは、USB-C x 2とUSB-Aの計3ポートを搭載しています。
USB-CはPDとPPSに対応
USB-Cは単ポート最大65W出力に対応し、MacBook Pro(13・14インチ8コアCPU)ふくめ、大抵のモバイルノートPCが急速充電できます。
USB-CはPPSにも対応し、PPS対応スマホのGalaxy S21で「超急速充電」と表示し、20W以上の出力が確認できました。
USB-A側は、最大22.5WのQuick Charge 2.0/3.0に対応し、同じくQC 2.0対応スマホのGalaxy S21で急速充電が確認できました。
2ポート接続時は45W + 20Wに分配
USB-Cを2ポート接続した際は45W + 20Wで分配され、ノートPC + iPhoneを同時充電したときもスマホ側が20W出力されます。
18Wではなく20W出力できることで、iPhone 12/13シリーズでも高速充電できますし、タブレットも急速充電可能なので重宝します。3ポート接続時は40W + 12W + 12Wに分配
3ポート接続時は、USB-C 1が最大40W出力、残り2ポートに12Wずつ分かれ、ノートPC + スマホ2台の組み合わせで同時充電できます。
他の3ポート充電器に比べ、USB-C 1の出力はやや控えめなものの、残り2ポートに出力がその分割かれ、モバイル機器の充電を考慮するなら本機がベターです。
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podはこんな人におすすめ
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podは「ノートPC・スマホ・タブレットを同時充電したい人」におすすめです。
3ポートで最小という省スペース設計ながら、出力配分やPPS対応など、汎用性の高い充電器といえます。
いくつか出ている3ポート充電器のなかでも、2ポート・3ポート接続時の出力配分がすぐれているので、3ポートタイプなら本機がおすすめです。
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podレビューまとめ
本記事は「Anker PowerPort III 3-Port 65W Podをレビュー !最大65W出力の3ポートUSB充電器」について書きました。
Anker PowerPort III 3-Port 65W Podは、1ポート接続時は最大65W、3ポート接続時も40W + 12W + 12Wと分配され、バランスの良い充電器です。
3ポート最小という省スペース設計なので、持ち運びにも適したモデルに仕上がってます。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- 2・3ポート使用時にノートPC + モバイル機器の同時充電可能
- PPS対応
- 同クラスで世界最小
- 3ポート使用時にUSB-Cの出力が若干落ちる