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【くっつく】Qi2対応ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめ6選

どうも、iPhone 16 ProAirPods Pro 2ユーザーのマクリンです。

これらの機器ふくめ、多くのQi/Qi2対応スマホやQi対応イヤホンはワイヤレス充電に対応し、ワイヤレス対応のモバイルバッテリーと組み合わせれば、くっつけるだけで本体充電できます。

ただ、自分に合ったモデルがどれなのか、なかなか決めかねる人も多いはず。

そこで本記事はワイヤレス充電対応モバイルバッテリーのおすすめを紹介していきます。

先におすすめのモバイルバッテリーを知りたい場合は「おすすめのワイヤレス対応モバイルバッテリー」からチェックしてみてください。

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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

ワイヤレス対応モバイルバッテリーの選び方

ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーを選ぶうえで、気にすべきポイントを3つにしぼって紹介します。

 

携帯性重視なら5,000mAh、充電回数なら10,000mAh

モバイルバッテリーの大事なスペックがバッテリー容量(mAh)です。

参考までに、スマホのバッテリー容量は約2,500mAh。

携帯性を重視するか充電回数を重視するかで、選ぶバッテリー容量が分かれてきます。

前者を重きに置くなら100g台前半の5,000mAhクラス、後者ならスマホを約4回充電できる10,000mAhクラスから選ぶことをおすすめします。
 

パススルー充電対応

ワイヤレス対応のモバイルバッテリーでは、パススルー充電対応か否かという点に着目しましょう。

パススルー充電とは「バッテリー本体を充電しながら、デバイスを充電できる機能」のことをいいます。

パススルー充電に対応

この機能がなぜ大事なのかというと、パススルー充電に対応していることでワイヤレス充電器代わりにも使えるからです。

例えばイヤホンはこまめに充電する必要があり、パススルー充電対応だと手軽に充電できるのでかなり重宝します。

QiとQi2

ワイヤレス充電の規格は、Qiの中でも世代によって「Qiチー」と「Qi2チーツー」に分かれています。

Qiは前世代、Qi2は2024年1月に発表された最新世代の規格です。

Qi2とQiの大きな違いは2点あり、その1つが「マグネット固定に対応した」という点です。

iPhoneにも12シリーズ以降は「MagSafeマグセーフ」というマグネット接続技術があるものの、Apple独自の技術であり、Qi自体に組み込まれている技術ではありませんでした。

それ自体をQiに組み込めないかということで、Appleの技術協力を得てQi2は「Magnetic Power Profile(MPP)」というマグネット固定技術が入った規格となっています。

MPPはMagSafeとの互換性を確保したものとなっているため、iPhone 15/16はQi2対応であり、13/14シリーズもiOSのアップデートのみでQi2対応を実現できているのです。 

Qi2対応のAndroidスマホも今後出てくれば、iPhone・Android関係なく、マグネット固定しながらワイヤレス充電できるようになります。

Qi2のもう1個の違いが最大出力、つまりワット数です。

前述のとおり、Qiのときはワイヤレス充電器自体の性能やスマホの仕様によって、最大出力は5〜15Wと幅がありました。

一方Qi2では、最大出力が15Wと固定化されました。

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つまり、Qi2対応スマホとQi2対応充電器の組み合わせなら、15Wの最速充電(2時間50分〜3時間程度)をもれなく実現できます!

Qi2対応ワイヤレス充電器でQi対応スマホも当然充電できます。

とはいえ現時点でQi2対応のモバイルバッテリーは少ないので、iPhoneユーザーなら少なくともMagSafe対応であるかどうかを見ておきましょう。

13シリーズ以降のユーザーはQi2対応が基本的におすすめです。

 

Qi2対応ワイヤレスモバイルバッテリーのおすすめ6選

それでは、僕が実際に使ってきたワイヤレス対応モバイルバッテリーの中から、おすすめを紹介していきます。

それぞれの機能は下記にて比較していますので参考ください。

左スライドで全表示

製品 バッテリー容量 サイズ 重量 ワイヤレス充電規格 MagSafe対応 出力ポート数 ワイヤレス出力 USB出力
5,000mAh 106 x 70 x 7.8mm 約132g
Qi2
2(USB-C/ワイヤレス) 15W 20W(USB-C)
5,000mAh 91 x 65.5 x 16.2mm 約138g
Qi2
3(USB-C内蔵ケーブル/USB-C/ワイヤレス) 15W 20W(USB-C内蔵ケーブル/USB-C)
6,600mAh 109 x 62 x 25mm 約219g
Qi2
2(USB-C/ワイヤレス) 15W 20W(USB-C)
10,000mAh 104 x 71 x 15mm 約207g
Qi2
2(USB-C/ワイヤレス) 15W 30W(USB-C)
10,000mAh 105 x 66 x 20mm 約250g
Qi2
2(USB-C/ワイヤレス) 15W 27W(USB-C)
10,000mAh 102 x 70 x 16.6mm 約199g
Qi2
2(USB-C/ワイヤレス) 15W 20W(USB-C)

 

MATECH MagOn Blade 5000

MATECH MagOn Blade 5000」は、iPhone約1回分の充電に相当する、5,000mAhのMagSafe対応モバイルバッテリーです。


 
本機の特筆すべき点が、なんといっても薄さ


 
Qi2ふくむワイヤレス充電対応モバイルバッテリーで最薄の7.8mmを実現しています。

iPhone 16と同じかつ、iPhone 16 Proよりスリムなのは驚き。

重量は約129gです。


 
Qi2対応であり、iPhone 16シリーズふくむQi2対応スマホであれば最大15Wの高速ワイヤレス充電に対応しています。


 
iPhone 16 Proでカラからフル充電までの到達時間を計測したところ「168分(2時間48分)」という結果でした。


 
薄さにともなう持ちやすさは抜群で、もはやモバイルバッテリーがくっ付いているのをときに忘れるほど。


 
USB-Cポートを介した最大20W出力の有線充電も可能で、スマホの急速充電に適しています。

iPhone 16 Pro(17.2W)

 
ワイヤレス + 有線の2台同時充電も可能で、その場合はそれぞれに10Wずつ分配されます。


 
パススルーにも対応し、バッテリー本体と機器の同時充電もできます。

マクリン
薄さがフォーカスされがちだけど汎用性も高い!

MATECH MagOn Blade 5000は「重ね持ちする機会の多いQi2対応スマホユーザー」におすすめです。

 

CIO SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 & Cable

CIO SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 & Cable」は、ケーブル一体型のQi2対応モバイルバッテリーです。


 
カラーはブラック・ホワイトの2色。



 
側面には内蔵ケーブルがきれいに収まり、着脱も可能なので消耗した際にケーブルだけ交換できるのがありがたいです。




 
手のひらに十分おさまるサイズ感で、厚みは1円玉の直径より短い薄型設計となっています。



 
重量は約143gでお茶碗1杯分くらい。


 
背面はQi2対応のマグネット式ワイヤレス充電パッドであり、iPhoneふくむQi2対応スマホなら最大15Wのワイヤレス充電が可能です。

3時間足らずでカラからフル充電できます。
 
Qi/Qi2対応スマホ以外にQi対応イヤホンもワイヤレス充電可能です。


 
内蔵ケーブルあるいはUSB-Cポートを介した充電は最大20W出力で、ワイヤレス充電よりやや高い出力となります。

iPhone 15 Pro(19.5W)

 
パススルーにも対応し、本体充電しつつ、もう一方のUSB-Cもしくはワイヤレス充電パッドからデバイス充電が行えます。



注意
パススルー時のワイヤレス出力は5Wです。
 
3台同時充電はできないものの「ワイヤレス + USB-C」あるいは「USB-C x 2(内蔵ケーブル + USB-Cポート)」の2台同時充電は可能で、この場合の合計出力は15Wになります。

Galaxy S21 / Technics EAH-AZ80(8W / 2.4W)

スマホ2台は厳しいものの、スマホ + イヤホンの同時充電くらいなら十分可能です。
 
SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 & Cableは「ケーブルを内蔵する5,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

Anker MagGo Power Bank (6600mAh)

Anker MagGo Power Bank (6600mAh)」は、6,600mAhのQi2対応モバイルバッテリーです。


 
カラバリはけっこう豊富で、ホワイト以外にブラックブルーグリーンパープルの全5色です。





 
前面には「Qi2」が印字され、Qi2対応スマホ用のマグネット式ワイヤレス充電部となっています。


 
ヒンジを起点に角度をつけられ、最大80°まで無段階で調整できます。



 
側面には入出力対応のUSB-Cポートがついています。


 
同社初のQi2対応モババで、Qi2対応スマホなら最大15Wの高速ワイヤレス充電に対応しています。

マクリン
ワイヤレスにもかかわらず3時間足らずでフル充電できちゃう!

同じ充電パッドでQi対応イヤホンも充電できます。


 
充電部を起点に360°回転でき、横に向けて動画や時計を見ながらの充電もOKです。



 
USB-Cポートを介したデバイス充電もでき、最大20Wの有線充電に対応しています。


 
ワイヤレス + USB-Cの2ポート同時使用時は合計最大18Wに制限されるので、スマホ + イヤホンの同時充電くらいがおすすめです。

Anker MagGo Power Bank (6600mAh)は「スタンドでも使えるQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

 

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」は、10,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーです。


 
カラーはブラックとホワイトの2色。



 
本機の大きな特徴ともいえるのがデザインで、背面は大理石調の触感で所有欲を満たし、側面のアルミフレームは放熱性の高さと両立。まさに機能美。



マクリン
他のモババと一線を画す美しさ!

同クラスのQi2対応モババ「Anker MagGo Power Bank (10000mAh)」「TORRAS Ostand Power Bank」と比較しても、Slimの名を冠するだけにその薄さはダントツ。


 
表面のワイヤレス充電パッドにiPhone 16シリーズふくむQi2対応スマホをくっ付けると充電が開始します。



Qi2対応であればワイヤレス出力は最大15Wと高く、カラの状態から3時間足らずで満充電に達します。

16シリーズ向けに設計されたのか、iPhone 16 Pro(6.3インチ)に装着したときの一体感は、純正品と見紛みまがうほどに見事。



マクリン
重ね持ちのベストパートナー!

底面のUSB-Cポートから最大30W出力の有線充電もでき、スマホ充電を急ぐときやMacBook Airなど一部のモバイルノートPC充電に最適です。

iPhone 16 Pro(24.4W)

 
パススルーにも対応しているので、バッテリー残量がないときや自宅で卓上充電器代わりに使うときも助かります。


 
ワイヤレス + USB-Cの2台同時充電も可能ですが、最大17W(USB-C:最大12W + ワイヤレス出力:最大5W)にしぼられ、ワイヤレス充電側がとくに低速になるので注意ください。


 
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)は「薄くて重ね持ちしやすいQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

Anker MagGo Power Bank (10000mAh)

Anker MagGo Power Bank (10000mAh)」は、10,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーです。


 
カラーはブラックホワイトブルーグリーンパープルの5色と多彩。






 
前面は最大15Wのワイヤレス出力に対応する、Qi2対応スマホ用のマグネット式ワイヤレス充電部となっています。


 
側面にはディスプレイを搭載し、下部の電源ボタンを一回押すとバッテリー残量、充電時はバッテリー本体から機器へ給電可能な残り時間が表示されます。



 
本機はワイヤレス充電パッドにQi2対応スマホをくっ付けるだけで充電が開始します。

充電速度はワイヤレスながら最大15Wと高く、3時間程度でカラからフル充電に到達します。

注意
Qi対応スマホの場合、最大7.5Wに制限されます。
 
背面のフリップスタンドを立てれば、動画やSNSを見ながらの充電にも最適。



 
Qi対応イヤホンもワイヤレス充電可能です。

Technics EAH-AZ80

AirPods Pro

 
側面にUSB-Cポートをそなえ、こちらは最大27W出力できるので、MacBook Airのような一部のモバイルノートPCでも充電できました。

MacBook Air(24.4W)

 
パススルーにも対応し、本体充電とデバイス充電を同時に行えます。

マクリン
卓上充電みたいな使い方もできる!

ワイヤレス + USB-Cを使った2台同時充電も可能で、合計出力18Wにしぼられるものの、スマホ + イヤホンの同時充電くらいがおすすめ。


 
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)は「10,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

 

TORRAS Ostand Power Bank

TORRAS Ostand Power Bank」も、10,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーです。


 
前面の円形エリアはQi2対応スマホ用のマグネット式ワイヤレス充電部で、ラバー素材ですべりにくくなっています。


 
Qi2対応スマホがピタッと貼り付き、ワイヤレス充電がそのまま開始します。

注意
Qi対応スマホの場合、最大7.5Wに制限されます。

最大15Wなので充電速度も十分速く、3時間程度でカラからフル充電可能です。

背面のリングスタンドは360°回転し、縦置き・横置きもお手のもの。僕は横置きにしてYouTubeを見ながら充電することが多いです。



 
側面のUSB-Cポートを介した最大20Wの有線充電も可能で、ワイヤレス充電非対応のスマホ充電、あるいはフル充電まで急ぐときに適しています。

Galaxy S21(14.2W)

MEMO
ワイヤレス + 有線充電を1台の端末に対して同時に行った場合、有線充電側が優先されます。
 
本体充電とワイヤレス充電を同時にできるパススルーにも対応しています。


 
ワイヤレス + 有線の2台同時充電もできるものの、この場合の合計出力は最大15Wにしぼられるので、スマホ + イヤホンの同時充電くらいが現実的です。


 
TORRAS Ostand Power Bankは「10,000mAhで軽量小型のQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。

 

Qi2対応ワイヤレスモバイルバッテリーまとめ

本記事ではワイヤレス充電対応モバイルバッテリーのおすすめを紹介しました。

最近のモバイルバッテリーはますます進化し、ワイヤレス充電にただ対応するだけでなく、プラスアルファの要素も盛り込まれています。

本記事を参考に、ベストパートナーのワイヤレスモバイルバッテリーをぜひ見つけてください。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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1 COMMENT

けんぱぱ

いつも楽しく拝見させて頂いております。

教えて頂けますか?

ワイヤレスモバイルバッテリーを探してますが、ほとんどがiPhone 対応と記載してあり、自分が使用している Galaxy s22 が利用できないのがほとんどに見えます。

しかしQi対応とあるので、利用できるのかも、しかしどう判断して良いか分かりません。

ワイヤレスおすすめ5機種の記事を見ても、自分のスマホでは利用出来ないのかと諦めてます。

どんな記載あれば利用可能なのか判断するコツがあると助かるのですが。

ご教授頂くことは可能でしょうか?

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