充電器もモバイルバッテリーを1台で済ませるマクリン(
コンセント付きモバイルバッテリーなら、コンセントを挿したときは充電器、そのまま使うと内蔵バッテリーで充電できるモバブで使えるので重宝します。
ただ、ノートPCも充電できる高出力モデルとなると、そう多くありません。
そんななか登場したのが、30W / 65W出力対応でノートPC充電でも使えるモデル「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」です。
充電器使用時なら最大65W、モバイルバッテリー使用時なら最大30W出力できるUSB-Cを2つそなえ、MacBook Air/Proでも急速充電できる待望のノートPC対応仕様。
充電器使用なら、2・3ポート使用時でも合計最大65Wまで対応し、Galaxy S21のようなPPS対応スマホなら超急速充電も可能となっています。
そこで本記事は、外観を紹介して類似品と比較した後、出力面を紹介していきます。
- USB-Cが最大65W出力対応
- PPS対応
- 低電流モード搭載
- 2種類の入力方法に対応
- 大きい
- モバイルバッテリー使用時だと合計最大15Wに制限
- USB-C充電時はパススルー非対応
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Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)の外観と付属品
「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)」は、iPhone 13で約1.9回、MacBook Airでも約0.6回分充電できる、10,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
製品名 | Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W) |
---|---|
サイズ | 約111 × 63 × 31 mm |
重さ | 約320g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C x 2 / USB-A x 1) |
入力 | AC 100-240V 50-60Hz 1.63A 5V 3A / 9V 2A / 12V 1.5A(最大18W) |
出力(充電器使用時) | USB-C1:5V 3A / 9V 3A / 12V 1.5A / 15V 3A / 20V 3.25A(最大65W) USB-C2:5V 3A / 9V 3A / 15V 3A / 20V 3.25A(最大65W) USB-A:5V 3A / 9V 2A / 10V 2.25A / 12V 1.5A(最大22.5W) |
出力(モバイルバッテリー使用時) | USB-C1/2:5V 3A / 9V 3A / 12V 1.5A / 15V 2A / 20V 1.5A(最大30W) USB-A:5V 3A / 9V 2A / 10V 2.25A / 12V 1.5A(最大22.5W) |
合計出力 | 最大65W(充電器使用時) 最大15W(モバイルバッテリー使用時) |
外観はGaNPrimeシリーズおなじみのツートーンで、シックで洗練されたデザインに仕上がっています。
モバイルバッテリーでありながら、背面には充電器でも使えるコンセントプラグを搭載しています。
バッテリー本体の充電はコンセントからとUSB-Cからの2種類に対応しています。
サイズは約111 × 63 × 31 mmで、同クラス・同タイプのCIO SMARTCOBY Pro PLUGと並べると、若干大きめなのが分かります。
重量も約320gと若干重め。
上部には電源ボタンがつき、4段階の点灯でバッテリー残量を確認できます。
電源ボタンを2回押すと緑点灯し、イヤホンやスマートウォッチの充電に適した低電流モードに対応しています。
付属品は本体と収納ケース、USB-C to Cケーブルです。
CIO SMARTCOBY Pro PLUGとの比較
Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)と同じく、コンセント付きモバイルバッテリーであるCIO SMARTCOBY Pro PLUGとで比較してみました。
製品名 | Anker 733 Power Bank |
CIO SMARTCOBY Pro PLUG |
---|---|---|
サイズ | 約111 × 63 × 31 mm | 約82 x 82 x 35 mm |
重さ | 約320g | 約265g |
バッテリー容量 | 10,000mAh | 10,000mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C x 2 / USB-A) | 2(USB-C / USB-A) |
入力方法 | ACコンセント / USB-C | ACコンセント |
USB-C出力 | 最大65W(充電器使用時) 最大30W(モバイルバッテリー使用時) |
最大30W |
USB-A出力 | 最大22.5W | 最大22.5W |
合計出力 | 最大65W(充電器使用時) 最大15W(モバイルバッテリー使用時) |
最大42W(30W + 12W) |
PPS | ||
パススルー充電 | (ACコンセント充電時のみ) |
同タイプのモバイルバッテリーでは、CIO SMARTCOBY Pro PLUGが一番でしたが、結論からいうと、本機はそれをさらに上回る完成度をもっています。
まず本体充電がACコンセントだけでなく、USB-Cからも可能なのは使いやすいです。
充電器使用時のみに限られますが、ポート出力が一般的なノートPCまでカバーできる最大65W出力なのもポイント高し。
ポート数も3つあるので汎用性ですぐれています。
サイズが大きくて重い点さえ除ければ、隙きのないのモバイルバッテリーといえるでしょう。
Anker 733 Power Bankのレビュー
Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)の特徴を紹介します。
USB-Cは最大65W出力対応でMacBook Pro急速充電可能
Anker 733 Power Bankは、ノートPC充電すらカバーできる、高出力のUSB-Cポートを2つ搭載しています。
モバイルバッテリーとしての使用であれば最大30W出力に対応し、MacBook Airなど一部のモバイルノートPCなら急速充電可能です。
コンセントに挿して充電器で使うと最大65W出力までアップし、13・14インチMacBook Proまで急速充電できます。
公式では謳われていませんが、モバイルバッテリー・充電器使用ともにPPSにも対応しています。
超急速充電の充電グラフィックを表示し、20W以上での超急速充電が確認できました。
USB-Aも最大22.5W出力対応
USB-C側だけでなく、USB-A側も最大22.5Wとまあまあの高出力仕様。
スマホなら急速充電は十分可能なので、こちらのポートも活用するといいでしょう。
充電器使用なら合計65W、モバイルバッテリー使用なら合計15W出力対応
2ポート・3ポート使用だと出力が若干しぼられるものの、充電器使用なら合計最大65W出力に対応しています。
これだけあれば、MacBookを充電しつつ、スマホ・イヤホンを同時充電といったことも可能です。
モバイルバッテリー使用だと合計15W出力まで落ちちゃうので、スマホ2台同時充電だと通常充電になるので注意ください。
Anker 733 Power Bankはこんな人におすすめ
Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)は「MacBook Proまで急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
USB-Cは30W/65W出力対応かつPPS対応であり、あらゆるデバイスの急速充電に対応できる万能ぶりを発揮します。
バッテリー本体の充電もコンセントとUSB-Cの2種類から選べ、ユーティリティも高いです。
サイズ・重量面のデメリットさえ除けば、このカテゴリーでナンバーワンの完成度といえるでしょう。
Anker 733 Power Bankレビューまとめ
本記事は「Anker 733 Power Bank (GaNPrime PowerCore 65W)をレビュー!MacBook Proも充電可能なバッテリー搭載USB充電器」について書きました。
充電器兼用モバイルバッテリーで欲しい機能が全部入り、まさに理想のモデルに仕上がっています。
どうも、マクリン(
- USB-Cが最大65W出力対応
- PPS対応
- 低電流モード搭載
- 2種類の入力方法に対応
- 大きい
- モバイルバッテリー使用時だと合計最大15Wに制限
- USB-C充電時はパススルー非対応