ノートPCを組み合わせるなら100Wクラスの充電器がおすすめのマクリン( @Maku_ring)です。
なかでも3ポートクラスの充電器が使いやすく、ノートPC・スマホ・イヤホンなど、充電デバイスが多いときでもカバーできるので重宝します。
数ある3ポート充電器でも筒形状のコンパクト設計で使いやすいのが、Ankerの「737 Charger (GaNPrime 120W)」です。
USB-C x 2つにUSB-Aの3ポート仕様で、単ポート最大100Wかつ2・3ポート同時接続なら最大120W出力という超高出力。
2つのUSB-Cは最大120Wまでの範囲内で、つなげるデバイスによって最適な出力に配分する機能(Dynamic Power Distribution機能)も搭載しています。
しかも100Wクラスの3ポートで最小サイズに仕上がっています。
そこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- 120Wクラスでめずらしい3ポート
- 1ポート使用で100W出力対応
- 2ポート・3ポート使用だと最大120W対応
- PPS対応
- Dynamic Power DistributionはUSB-Cのみ対応
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Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)の外観とサイズ比較
「Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)」は3ポートタイプの120WクラスUSB急速充電器です。
製品名 | Anker 737 Charger (GaNPrime 120W) |
---|---|
サイズ | 約80 x 43 x 32mm |
重さ | 約197g |
出力ポート数 | 3(USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C:5V 3A/9V 3A/15V 3A/20V 5A(最大100W) USB-A:4.5V 5A/5V 4.5A/5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大22.5W) |
USB-Cは各ポート最大100W出力、USB-Aは単ポート最大22.5Wで、複数ポート使用時に最大120Wの超高出力まで対応しています。
USB-C(上) | USB-C(下) | USB-A | Total |
---|---|---|---|
100W | 100W | ||
100W | 100W | ||
22.5W | 22.5W | ||
合計120W | 120W | ||
合計120W | 合計120W | 120W | |
合計24W | 24W | ||
合計120W | 120W |
同じくGaNPrimeシリーズのAnker 735 Chargerと同様、表面はサラリとして高級感があり、「GaNPrime」の文字もかっこいいです。
サイズは約80 x 43 x 32mmの筒形状でスリムに仕上がり、65Wクラスと比べても少し大きい程度におさまっています。
同社の100W充電器「Anker 736 Charger」と並べると、奥行きは長いものの、高さはかなりおさえられています。
MacBook Proの96W USB-C電源アダプタと比べても、約40%小型化しています。
重量は約197gと100WのAnker 736 Chargerよりなんと軽く、96W純正アダプターより100g程度軽量化しています。
ケーブルは別売りなので「Anker 765 USB-C & USB-C ケーブル」「PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル」がおすすめです。
Anker 737 Chargerのレビュー
Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)の各ポートの特徴を紹介していきます。
USB-Cは単ポート最大100W出力対応
1ポート接続ではいずれも最大100W出力に対応し、100WクラスのMacBook Proでも急速充電可能です。
100W対応の超大容量モバイルバッテリーでもフルパワーでの充電が実現できます。
こちらのUSB-CはPPSにも対応し、PPS対応スマホでの超急速充電と20W以上の出力が確認できました。
USB-A側でもスマホの急速充電に対応しています。
2ポート使用時は最大120W出力可能
USB-Cの2ポート接続時は最大120W出力まで可能であり、各デバイスに適切な出力に分配してくれる機能も搭載しています。
MacBook Pro(13・14インチ8コアCPU)のような60WクラスのノートPCなら2台同時充電です。
MacBook ProとAirを組み合わせると、充電器側も認識して適切に分配してくれます。
USB-C + Aの2ポート接続でも最大120Wに対応し、こちらは100WクラスのノートPC + スマホの組み合わせで急速充電可能です。
3ポート接続時はノートPC・スマホ2台の同時充電可能
3ポート接続時の出力は100W + 10W + 10Wに配分されるようで、MacBook Pro + スマホ2台の組み合わせでも同時充電できます。
Anker 737 Chargerはこんな人におすすめ
Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)は「ノートPCも複数台充電できる小型の3ポートがほしい人」におすすめです。
100Wクラスの3ポートはAnker 736 ChargerやMATECH Sonicharge 100W Proがあるものの、それ以上の出力となるとこれまでになく、そういう意味でも頼りになるモデルといえます。
出力配分も使いやすく、充電デバイスにあわせて65WクラスのAnker 735 Charger (GaNPrime 65W)と本機で選び分けするといいでしょう。
Anker 737 Chargerレビューまとめ
本記事は「Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)をレビュー!120Wクラスの3ポートUSB充電器」について書きました。
Anker 737 Charger (GaNPrime 120W)は筒形状の小型3ポート充電器ながら、最大120Wの超高出力に対応し、技術力の高さを感じさせる一品です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 120Wクラスでめずらしい3ポート
- 1ポート使用で100W出力対応
- 2ポート・3ポート使用だと最大120W対応
- PPS対応
- Dynamic Power DistributionはUSB-Cのみ対応