USB充電器50台持ちマクリン( @Maku_ring)です。
ANKER・cheero・RAVPowerをはじめ、すぐれた充電器を出しているメーカーは多くありますが、その中でも軽量で高出力の充電器に強いのがAUKEY(オーキー)。
2ポートタイプでは特に名作が多く、僕がメイン使いしている2ポートはもれなくAUKEY製です。
そんなわけで本記事は「【軽量】AUKEYの充電器で買うべきおすすめ8モデル!」について書いていきます。
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AUKEY(オーキー)のおすすめ充電器
USB充電器を選ぶときに見る点はポート数と出力(ワット数)です。
前者は「いくつの機器を同時充電したいのか」で決めるといいですが、後者の出力は充電するデバイスの種類によって分かれてきます。
主要な充電器のワット数は、以下の3つに大別されます。
- 12W・18W スマホ・タブレット
- 30W MacBook Airなど一部のノートPC
- 60W MacBook Proなどパワーを要する多くのノートPC
つまり、ノートPCまで視野にいれる場合は、30Wあるいは60Wに対応する高出力モデルを選ばないといけません。
それでは数あるAUKEYの急速充電器でも、特におすすめの8製品を紹介します。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 出力 |
---|---|---|---|---|
「AUKEY PA-Y19」 |
約30 x 34 x 36mm | 約46g | 1(USB-C x 1) | 最大30W |
「AUKEY Omnia Mix」 |
約52 x 52 x 30mm | 約108g | 2(USB-A x 1 / USB-C x 1) | USB-A:最大12W USB-C:最大65W ※ポート合計57W(12W+45W)出力 |
「AUKEY Omnia Duo」 |
約52 x 52 x 30mm | 約111g | 2(USB-C x 2) | USB-C(1):最大18W USB-C(2):最大65W ※ポート合計63W(18W+45W)出力 |
「AUKEY PA-D52」 |
約67 x 64 x 29 mm | 約154g | 4(USB-A x 2 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大12W(合計最大12W) USB-C:最大45W(合計最大36W) ※ポート合計48W(12W+18W+18W)出力 |
「AUKEY Omnia PA-B2」 |
約45 x 45 x 30mm | 約82g | 1(USB-C x 1) | USB-C:最大60W |
「AUKEY Omnia 100W」 |
約57 x 57 x 32mm | 約152g | 1(USB-C x 1) | USB-C:最大100W |
「AUKEY Omnia Mix 3」 |
約64 x 62 x 33 mm | 約179g | 3(USB-A x 1 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大30W USB-C:各ポート最大90W ※ポート合計84W(60W+12W+12W)出力 |
「AUKEY Omnia Mix 4」 |
約70 x 70 x 33 mm | 約209g | 4(USB-A x 2 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大12W USB-C:各ポート最大100W ※ポート合計102W(45W+45W+12W)出力 |
AUKEY PA-Y19
「AUKEY PA-Y19」は、世界最小・最軽量の30W出力対応急速充電器です。
折りたたみプラグ式でプラグ部分が格納でき、持ち運びに適しています。
特筆すべき点は、折りたたみプラグながらGaN(窒化ガリウム)採用で、30Wクラスで世界最小におさめた超極小サイズであること。
サイズは約30 x 34 x 36mmで、スマホの付属充電器より小さいサイコロサイズにおさまっています。
MacBook Air純正アダプタと比べるとその差は歴然で、約40%の小型化(なんと半分以下!)に成功しています。
各社の同クラス充電器と並べても、AUKEY PA-Y19は折りたたみプラグにして、プラグむき出しでサイズを抑えたAnker PowerPort Atom PD 1よりもさらに小さいことが分かります。
重量は純正アダプターの約106gに対し、AUKEY PA-Y19は約46gと約半分未満の軽量化を実現し、世界最軽量(約54g)のAnker PowerPort Atom PD 1をも上回る軽さです。
USB-Cは最大30W出力に対応しているため、MacBook AirやiPad Pro、一部のノートPCも急速充電することができます。
MacBook Air充電時の出力値は29.6Wであり、最大値に近い値を示していました。
PCふくめ全デバイスにフルスピード充電。
AUKEY PA-Y19は、30W出力の1ポート充電器で携帯性抜群の充電器です。
AUKEY Omnia Mix
2ポートタイプのUSB-C&A急速充電器「AUKEY Omnia Mix」です。
1台接続時はUSB-C:最大65W / USB-A:最大12Wをサポートし、2台接続時は合計57W(USB-C:最大45W / USB-A:最大12W)に制限されます。
本体カラーはブラックとホワイトの2色です。
最大の特徴はサイズ(約52 x 52 x 30mm)で、65Wクラスの2ポートで世界最小サイズを更新しています。
MacBook Pro(13インチ)の61W純正アダプターと比べても、ポート数もワット数も増えているにもかかわらず、約50%の小型化を達成しています。
重量も世界最軽量で約108gと、61W純正アダプターの約半分程度におさまっています。
USB-Cのみ接続時はMacBook Pro(13インチ)など、パワーを要するノートPCでも急速充電可能です。
出力は58.9Wであり、純正アダプターの最大値に迫る値を示していました。
2台同時接続時は合計57W(USB-C:最大45W / USB-A:最大12W)に制限されます。
ただ、多くのUSB-C対応ノートPCはMacBook Airふくめ45Wにおさまるので、ノートPCとスマホ・タブレットの2台同時急速充電をカバーしています。
MacBook ProとiPhone 11 Proの同時接続時の出力を確認したところ、USB-Cは45W近くの値でした。
60W対応のノートPCをお使いであれば、RAVPower RP-PC133のほうがおすすめです。
ですが、一般的なノートPCであれば、サイズ・重量面で秀でているAUKEY Omnia Mixがベターでしょう。
AUKEY Omnia Duo
「AUKEY Omnia Duo」は2ポートタイプの65WクラスUSB-C充電器です。
1台接続時はそれぞれ最大65W(上)と最大18W(下)に対応し、2台接続時は合計63W出力(上:45W/下:18W)に制限されます。
カラーはブラックとホワイトの2色です。
サイズはOmnia Mixと同じで、65Wクラスの2ポートで世界最小サイズ(約52 x 52 x 30mm)を実現しています。
重さは純正アダプターの約195gに対し、AUKEY Omnia Duoは約111gで、2ポートのUSB-Cで最軽量におさまっています。
上側のUSB-Cは、MacBook Proなど、パワーを要するノートPCであっても急速充電することができます。
MacBook Pro充電時のワット数は純正アダプターと同等の55.9Wでした。
下側のUSB-CでGoogle Pixel 4を充電したところ10Wを超え、急速充電に足りうる出力が確認できました。
2ポート使用時では最大63W(上:45W / 下:18W)に制限されるものの、MacBook Airのような45W以下のノートPCなら、スマホやタブレットとの2台同時急速充電が可能です。
MacBook Pro / Google Pixel 4充電時のワット数を計測した結果、いずれのUSB-Cからも充分な出力が確認できました。
AUKEY Omnia Duoは、2ポートタイプのUSB-C充電器だと最小最軽量で、携帯性とパワーに秀でた一品です。
AUKEY PA-D52
「AUKEY PA-D52」は4ポートタイプの48WクラスUSB急速充電器です。
PD対応USB-Cは各ポート最大45W、USB-Aは各ポート最大12Wですが、複数ポート接続時の出力が細かく分かれますので、こちらの表を参考ください。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-A 1 | USB-A 2 | Total |
45W | 45W | |||
12W | 12W | |||
36W | 12W | 48W | ||
36W | 12W(2ポートで共有) | 48W | ||
18W | 18W | 12W(2ポートで共有) | 48W |
USB-C単独で使用したときの最大45Wは、MacBook Airや一般的なノートPC(USB-C充電対応)なら急速充電できる出力です。
AUKEY PA-D52は4ポートとして世界最小サイズを実現しています。
MacBook Pro 61W純正アダプタと比較しても、約80%程度小型におさまっています。
重量も純正アダプターの約203gに対し、AUKEY PA-D52は約154gで、約50gの軽量化に成功しています。
1ポート使用なら最大45W出力ですので、iPad Proはもちろん、MacBook Air(30W)など一部のノートPCも急速充電することができます。
USB-C 2ポート使用時は18W + 18Wの計36W出力であり、タブレットの2台同時充電が可能です。
USB-C + USB-A使用時も36W + 12Wの計48W出力であり、USB-Aを2つ使用すると12Wが分配されるようになっています。
4ポート接続時は最大48W(18W+18W+6W+6W)に制限されるものの、タブレット2台 + スマホ2台なら急速充電が可能です。
世界最小・最軽量の4ポートで、4台まとめて同時充電可能。
AUKEY PA-D52は、4ポートの小型充電器ではかなりおすすめの一品です。
AUKEY Omnia PA-B2
世界最小・最軽量の60W出力対応PD対応急速充電器「AUKEY Omnia PA-B2」です。
最大出力は61Wであり、iPhoneやiPad Proはもちろん、MacBook ProやUSB-C給電対応のノートPCまで急速充電できる高出力です。
AUKEY Omnia PA-B2最大の特長が、超コンパクトであること。
45 x 45 x 30mmであり、60WクラスのUSB-C充電器として世界最小サイズです。
13インチMacBook Proの純正アダプター(61W)と比べ、実に約65%もの小型化を実現しています。
ちなみにMacBook Airの30W USB-C電源アダプタよりもひと回り小さく、いかにコンパクトかが分かります。
これまでの最小サイズであったRAVPowerの「RP-PC112」よりも小さく、正真正銘の世界最小に仕上がっています。
重量は同出力のMacBook Pro純正アダプタの半分未満、なんと約82gと100gを唯一切る超軽量で、こちらも世界最軽量を実現しています。
AUKEY Omnia PA-B2のUSB-Cは最大61Wの高出力に対応し、MacBook Proふくめ、13〜14インチのノートPCならハイパワーモデルでも急速充電可能です。
MacBook Pro充電時の出力を確認したところ、マックスの60Wに近い値を示していました。
サイコロサイズで全デバイスの急速充電をサポート。
AUKEY Omnia PA-B2は1ポートのベストアンサーといえる充電器です。
AUKEY Omnia 100W
「AUKEY Omnia 100W」は、1ポートタイプの100WクラスUSB-C充電器です。
最大出力の100Wは、16インチMacBook Proをはじめ、全てのUSB-C機器が急速充電できる超高出力となっています。
100Wクラスの1ポートとして文句なしの世界最小最軽量であり、サイズは16インチMacBook Pro純正アダプタ(96W)の50%以下の小型化を実現しています。
13インチMacBook Pro純正アダプタ(61W)よりも小さく、MacBook Air(30W)とほぼ一緒という究極のコンパクト設計です。
重量も約152gと驚異的に軽く、16インチMacBook Pro純正アダプターの約半分かつ、13インチMacBook Proよりも約4分の3におさえています。
最大100W出力であるため、16インチMacBook Proでも急速充電に対応しています。
16インチMacBook Pro接続時のワット数を比較したところ70W近く出ており、急速充電を確認することができました。
ポケッタブルサイズの超高出力で全USB-C機器を急速充電可能。
AUKEY Omnia 100Wは究極の1ポート充電器といえます。
AUKEY Omnia Mix 3
「AUKEY Omnia Mix3」は3ポートタイプの90WクラスUSB急速充電器です。
PD対応USB-Cは各ポート最大90W、QC3.0対応USB-Aは最大30Wであり、全ポートが高出力・高速給電規格という最強のラインナップ。
同クラスでは最小クラスで、MacBook Pro 16″の96W純正アダプタよりもひと回り小さくおさまっています。
なんならMacBook Pro 13″の61W純正アダプタよりも小さく、3ポートとして驚嘆の省スペース設計を実現しています。
MacBook Proの61W/96W純正アダプタがいずれも200gを超える一方、AUKEY Omnia Mix3は約179gにおさまり、かなりの軽量化が図られています。
PD対応USB-Cを2つ搭載で1ポート使用なら最大90W出力に対応し、16インチMacBook Proふくめ、ほぼ全てのノートPCを急速充電できます。
USB-C 2ポート使用時は60W + 30Wの計90W出力であり、13インチMacBook ProとMacBook Airの組み合わせでも急速充電可能です。
3ポート接続時は最大84W出力に制限されるものの、60W + 12W + 12Wに分配されるので、ノートPC + スマホ x 2台の組み合わせでも急速充電できます。
単ポート接続で最大90W出力でき、ノートPCふくめ3台同時充電可能。
AUKEY Omnia Mix3は、高出力の3ポート充電器で最もパワフルな逸品です。
AUKEY Omnia Mix 4
「AUKEY Omnia Mix4」は4ポートタイプの100WクラスUSB急速充電器です。
PD対応USB-Cは各ポート最大100W、USB-Aは各最大12Wであり、USB-CはPD規格で出せる最大出力というパワフルな構成。
独自のOmniaチップセットでサイズを抑え、MacBook Pro 16″の96W純正アダプタよりもひと回り小さくおさまっています。
クレカサイズで100W最小のLilnob 3C1Aと比べても、タテが大きくヨコが小さいという、ほぼ同サイズにおさまっています。
驚くべきは、MacBook Pro 13″の61W純正アダプタと比較しても若干小さいという事実……!
61W純正アダプタとほぼ同重量の約209gであり、同クラスの4ポートでは最軽量クラスです。
USB-Cは単ポート最大100Wを出力でき、MacBook Pro16インチでも急速充電が可能です。
USB-C 2ポート接続時でも各45W出力に対応し、MacBook Airふくむ一般的なモバイルノートPCであれば急速充電までカバーしています。
4ポート使用時は合計ワット数が102Wに制限されますが、それでも一般的なモバイルノートPC2台 + スマホ2台の4デバイスを同時充電可能であり、汎用性ありマクリン。
100Wクラスの4ポート充電器でUSB-C & Aが2ポートずつという使いやすいポート構成。
同クラスの4ポートでは、Lilnob 3C1AやHyperJuice GaN 100Wと並んで高い完成度をもつ充電器です。
AUKEYのおすすめ充電器まとめ
本記事は「【軽量】AUKEYの充電器で買うべきおすすめ8モデル!」について書きました。
AUKEYはANKERやRAVPowerに隠れがちですが名作が多く、軽量小型化は両社を上回ることも少なくありません。
ふだん充電する機器を想定し、ベストな組み合わせの充電器を選んでいきましょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 出力 |
---|---|---|---|---|
「AUKEY PA-Y19」 |
約30 x 34 x 36mm | 約46g | 1(USB-C x 1) | 最大30W |
「AUKEY Omnia Mix」 |
約52 x 52 x 30mm | 約108g | 2(USB-A x 1 / USB-C x 1) | USB-A:最大12W USB-C:最大65W ※ポート合計57W(12W+45W)出力 |
「AUKEY Omnia Duo」 |
約52 x 52 x 30mm | 約111g | 2(USB-C x 2) | USB-C(1):最大18W USB-C(2):最大65W ※ポート合計63W(18W+45W)出力 |
「AUKEY PA-D52」 |
約67 x 64 x 29 mm | 約154g | 4(USB-A x 2 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大12W(合計最大12W) USB-C:最大45W(合計最大36W) ※ポート合計48W(12W+18W+18W)出力 |
「AUKEY Omnia PA-B2」 |
約45 x 45 x 30mm | 約82g | 1(USB-C x 1) | USB-C:最大60W |
「AUKEY Omnia 100W」 |
約57 x 57 x 32mm | 約152g | 1(USB-C x 1) | USB-C:最大100W |
「AUKEY Omnia Mix 3」 |
約64 x 62 x 33 mm | 約179g | 3(USB-A x 1 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大30W USB-C:各ポート最大90W ※ポート合計84W(60W+12W+12W)出力 |
「AUKEY Omnia Mix 4」 |
約70 x 70 x 33 mm | 約209g | 4(USB-A x 2 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大12W USB-C:各ポート最大100W ※ポート合計102W(45W+45W+12W)出力 |