どうも、デジタル機器を常時複数携帯しているマクリン( @Maku_ring)です。
ノートPC・タブレット・スマホを常に持ち歩くので、4ポート以上の充電器が欠かせません。
近年のデジタル機器は高出力のものが多く、USB-Cポートが多く付いているほうが重宝します。
しかし、既存のUSB充電器はUSB-Cポートが1つあるいは2つのタイプがほとんどで、3つ以上そなえるモデルはなかなか多くありません。
この現状に憂いていたところ、CIOが僕の理想にかなり近い4ポート充電器「NovaPort QUAD 100W」を出してくれました。
3つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートをもち、USB-Cポートに重きを置いた使いやすい充電器というだけではありません。
極限まで小さくしたクレジットカードサイズにくわえ、単ポートでも4ポート接続でも100W出力対応のパワフルさを持ち合わせます。
そこで本記事では、本機のサイズと重量を比較した後、出力面を紹介していきます。
- 100Wクラス4ポートで世界最小・最軽量
- 1ポート使用で100W出力対応
- PPS対応
- USB-C 2ポート使用時はNova Intelligenceに対応
- ケーブルが別途必要
- USB-C 3ポート使用時はNova Intelligenceが使えない
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CIO NovaPort QUAD 100Wの外観とサイズ・重量
CIO「NovaPort QUAD 100W」は、4ポートタイプの100WクラスUSB充電器です。
製品名 | NovaPort QUAD 100W |
---|---|
サイズ | 約69 x 58 x 28mm |
重さ | 約178g |
出力ポート数 | 4(USB Type-C x 3 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C1 / USB-C2 / USB-C3:5V 3A/9V 3A/15V 3A/20V 5A(最大100W) USB-A:5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大18W) |
USB-C単ポート使用時は、16インチMacBook Pro(2020)も急速充電できる100W出力ですが、接続ポート数によってワット数が異なるため下記表を参照ください。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-C 3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
18W | 18W | |||
最大97W内で振り分け | 97W | |||
最大97W内で振り分け | 97W | |||
最大97W内で振り分け | 最大97W内で振り分け | 97W | ||
67W | 18W | 85W | ||
67W | 18W | 95W | ||
15W(2ポート合計) | 15W | |||
30W | 30W | 30W | 90W | |
30W | 30W | 18W | 78W | |
最大85W内で振り分け | 15W(2ポート合計) | 100W |
表面はNovaPortシリーズおなじみのシボ加工で、キズと指紋の目立ちづらいデザインに仕上がっています。
背面には折りたたみプラグを搭載し、持ち運びに配慮されています。
100Wクラスの4ポートでは世界最小サイズの約69 x 58 x 28mmにおさめています。
100Wクラスの4ポート充電器でこれまで最小だった「UGREEN CD226」と並べても、高さはおさえられています。
4ポートながら16インチMacBook Pro(2020)の96W純正アダプターと比べると、約3分の2の小型化を実現しています。
重量はApple 96W純正アダプターの約296gに対し、NovaPort QUAD 100Wは約178gで、半分近くの重量におさえています。
なお、ケーブルは付いていないので、別途買うなら「CIO 柔らかいシリコンケーブル」「CIO USB-C to ライトニング充電ケーブル」がおすすめです。
CIO NovaPort QUAD 100Wのレビュー
NovaPort QUAD 100Wの特徴を紹介していきます。
単ポート最大100W出力が可能
NovaPort QUAD 100WのUSB-C 1/2/3は単ポート最大100Wを出力でき、16インチMacBook Pro(2020)すら急速充電が可能です。
PPSにも対応し、PPS対応スマホでの超急速充電も確認できました。
USB-A側は最大18Wまで対応し、こちらのポートでもスマホの急速充電は可能です。
2ポート使用時は出力の自動振り分けに対応
USB-Cにかぎり、2ポート使用時は「Nova Intelligence」と呼ばれる、出力の自動振り分け機能に対応しています。
合計最大97Wの範囲内で、デバイスに合わせて適切な出力を配分してくれるもので、例えば45〜60WクラスのノートPCを2台つなぐと、双方ともに同程度の出力を分け合う形になります。
MacBook Airのように30WクラスのノートPCと同時につないだときは、60W + 30Wといった形で分配され、汎用性は高いです。
USB-Cを3つとも同時使用した際は、NovaIntelligenceが効かず、30Wずつに配分されるのみなのでその点は注意ください。
4台同時充電時は合計最大100W出力対応
4ポート全部使ったときはUSB-C3とAの出力が制限され、合計100Wに制限されるものの、それでもノートPC2台ふくむ4デバイスに分配でき、実用性は充分です。
CIO NovaPort QUAD 100Wはこんな人におすすめ
NovaPort QUAD 100Wは「ノートPC複数台とモバイル機器を一気に充電したい人」におすすめです。
4ポートの100Wクラスで最小最軽量の部類に入り、2ポート接続時は出力自動振り分けに対応するなど、使い勝手もすぐれています。
同じポート数で出力がもう少し欲しい人は、150Wクラスの「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)」もおすすめです。
CIO NovaPort QUAD 100Wレビューまとめ
本記事は「CIO NovaPort QUAD 100Wをレビュー!単ポート100W出力でUSB-Cを3つ搭載する4ポートUSB充電器」について書きました。
NovaPort QUAD 100Wは、3つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートを持ちつつ、クレジットカードサイズを実現している4ポート充電器です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 100Wクラス4ポートで世界最小・最軽量
- 1ポート使用で100W出力対応
- PPS対応
- USB-C 2ポート使用時はNova Intelligenceに対応
- ケーブルが別途必要
- USB-C 3ポート使用時はNova Intelligenceが使えない