評価:4.5
「充電器は小ささが正義」と思ってるマクリンです。
そんな僕のニーズを満たす充電器がCIO「NovaPort TRIO 3C」と「NovaPort TRIO」。
それが「NovaPort TRIOⅡ(3C)」「NovaPort TRIOⅡ(2C1A)」です。
単ポート最大67Wや、つなぐ機器に応じて電力を最適に振り分ける「Nova Intelligence」という基本特性はそのままに、奥行きがさらに短くなりました。
そこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- PPS対応
- 同クラスで世界最小
- 特になし
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CIO NovaPort TRIOⅡ(3C / 2C1A)の外観とサイズ・重量
「NovaPort TRIOⅡ(3C)」「NovaPort TRIOⅡ(2C1A)」はいずれも3ポートタイプの67W対応充電器です。
製品名 | CIO NovaPort TRIOⅡ(3C / 2C1A) |
---|---|
サイズ | 約40 x 30 x 54mm |
重さ | 3C:約113g / 2C1A:約109g |
出力ポート数 | 3C:3(USB Type-C x 3)/ 2C1A:3(USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
USB出力 | 【3C】 USB-C 1/2/3:5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V 3.35A(最大67W) 【2C1A】 |
PPS出力 | 3.3V-11.0V 5A(最大55W) |
カラー | ブラック・ホワイト |
表面にはおなじみの一眼レフのような粗いシボ加工が施され、バッグにそのまま入れてもキズつきにくいです。
ポート仕様は3Cが「USB-Cポートのみ3つ」、2C1Aが「USB-Cポート2つ + USB-Aポート1つ」と、どちらも使いやすい仕様。
僕のように周りをUSB-C機器で固めてる人は前者、USB-A機器を多少持っている人は後者がおすすめです。
3Cの単ポート接続は最大67W出力で、2・3ポート接続時に「Nova Intelligence」がはたらき、最大60〜65Wの範囲内で接続デバイスに合わせて最適な電力に振り分けてくれます。
USB-C1 | USB-C2 | USB-C3 | Total |
---|---|---|---|
67W | 67W | ||
67W | 67W | ||
67W | 67W | ||
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
20W | 20W | 20W | 60W |
30W | 20W | 10W | 60W |
2C1Aも単ポート最大67Wですが、Nova Intelligenceがはたらくのは「USB-C同士の接続のみ」でUSB-Aは適用外なので注意ください。
USB-C1 | USB-C2 | USB-A1 | Total |
---|---|---|---|
67W | 67W | ||
67W | 67W | ||
18W | 18W | ||
30W | 30W | 60W | |
45W(20W) | 20W(45W) | 65W | |
45W | 18W | 63W | |
合計15W | 15W | ||
45W | 合計15W | 60W |
背面には折りたたみ式プラグを搭載しています。
ポート仕様以外に特筆すべき点がサイズ(約40 x 30 x 54mm)。
前モデルでも小さかった(同クラス3ポート最小)のが、本機はさらに体積比約11%減の小型化を実現しています。
横幅は2mm分厚くなったものの、立方体形状にその分近づき、コンセント挿入時の安定性は高まった印象です。
重量は約111gと約104gで、そもそも軽かった前モデルよりさらに数g軽くなりました。
ケーブルは付いていないので、別途買うなら「CIO 柔らかいシリコンケーブル」がおすすめです。
CIO NovaPort TRIOⅡのレビュー
NovaPort TRIOⅡ(3C)とNovaPort TRIOⅡ(2C1A)をレビューしていきます。
1ポート接続時は最大67W出力に対応
両者のUSB-Cはいずれも各ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ多くのモバイルノートPCが急速充電可能です。
前モデルと同様、PPSにも対応しているので、PPS対応スマホで超急速充電が確認できました。
2C1AのUSB-Aポートは単ポート最大18W出力で、スマホの急速充電に適しています。
USB-Cポート複数接続時はデバイスに応じた出力振り分け対応
USB-Cを複数ポート接続時は「Nova Intelligence」が効き、充電デバイスに応じ、配分出力が自動的に最適化されます。
例えばMacBook Air/ProのようなノートPC同士の接続なら30Wずつ、ノートPCとスマホの組み合わせなら45W + 20Wといった具合です。
2C1Aの場合はUSB-C1 + C2の組み合わせ時のみNova Intelligenceがはたらくものの、こちらも同じくデバイスに応じた出力振り分けが可能です。
充電器によっては、どのポートにどのデバイスをつなぐか区別しないといけない中、本機ならポートの位置を気にせず挿せ、充電器側で勝手に振り分けてくれるので実用性はかなり高いです。
3ポート接続時の合計出力はいずれも60Wにしぼられるため、組み合わせに制限はややあるものの、3Cは「ノートPC(30Wまで)+ スマホ + イヤホン」や「スマホ3台」ならムリなく同時充電できます。
2C1Aの場合はUSB-C1が45Wまで出るため「ノートPC + スマホ + イヤホン」あるいは「ノートPC + イヤホン x 2」の組み合わせがおすすめです。
CIO NovaPort TRIOⅡはこんな人におすすめ
NovaPort TRIOⅡ(3C)とNovaPort TRIOⅡ(2C1A)は「ノートPC・スマホ・タブレットを同時充電できる3ポート充電器が欲しい人」におすすめです。
前モデルから使いやすかったのがさらにコンパクトになり、出先のお供にぴったりになりました。
出力自動振り分け機能やPPS対応など機能性はそのまま引き継いでいるので、前モデルの愛用者はもちろん、USB機器の多いユーザーにもおすすめです。
CIO NovaPort TRIOⅡ(3C / 2C1A)レビューまとめ
本記事はNovaPort TRIOⅡ(3C)とNovaPort TRIOⅡ(2C1A)をレビューしました。
3ポート充電器の愛用モデルがさらなる小型化をとげ「3ポートだから大きい」という時代はもはや過去のものになりつつあります。
ポート構成も理想的で先を見据えたものになっているので、僕のようにUSB機器をたくさんもってる人なら迷わず買いの充電器だと思います。
どうも、マクリン(
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- PPS対応
- 同クラスで世界最小
- 特になし
中華ガジェット好きからすると未だにtypeAは欲しい派ですね。
たしかにそうですねー!まだまだUSB Type-Aも根強い印象です