どうも、100台以上のモバイルバッテリーを所有するマクリンです。
モバイルバッテリーの容量は、5,000mAh・10,000mAh・20,000mAhの3種類に分かれます。
バッテリー容量と重量は基本的に依存するため、重さは「5,000mAh 10,000mAh 20,000mAh」の順に重くなっていきます。
したがって、5,000mAhクラスは携帯性にすぐれるがバッテリー容量が物足りない、20,000mAhクラスは容量の安心感があるけどそれなりに重い、という特徴があります。
10,000mAhのモバイルバッテリーならiPhone 15 Proが約2.5回、iPad Proでも約1回充電できる、充分な容量です。
本記事では、10,000mAhクラスの大容量モバイルバッテリーでも人気のおすすめ9製品にしぼって紹介します。
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10000mAhの大容量モバイルバッテリーおすすめ9選
一見どれも似通っている、10,000mAhの大容量モバイルバッテリー。
実はそれぞれ異なる特徴を持っています。
本記事で紹介するモバイルバッテリーのスペックは以下のとおりです。
製品名 | バッテリー容量 | ポート | 重量 | タイプ | PD対応 | ケーブル内蔵 | コンセント付き |
---|---|---|---|---|---|---|---|
「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(20W入力22.5W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計22.5W出力 |
約200g | ケーブル内蔵タイプ | |||
「CIO SMARTCOBY DUO」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力20W出力) ※ポート合計40W出力 |
約185g | 通常タイプ | |||
「CIO Mate PowerBank001」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力20W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計15W出力 |
約185g | 通常タイプ | |||
「CIO SMARTCOBY Pro SLIM」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(35W入出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計30W出力 |
約180g | 通常タイプ | |||
「CIO SMARTCOBY Pro 30W2C」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(30W入出力) ※ポート合計15W出力 |
約176g | 通常タイプ | |||
「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力30W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計24W出力 |
約220g | 通常タイプ | |||
「Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計24W出力 |
約215g | ケーブル内蔵タイプ | |||
「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W入出力) ※合計最大15W出力(モバイルバッテリー使用時) ※合計最大18W出力(充電器使用時) |
約250g | ケーブル内蔵・ハイブリッドタイプ | |||
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」 |
9,600mAh | PD対応USB-C x 2(30W入力65W出力) ※合計最大65W出力 |
約308g | ハイブリッドタイプ |
それでは数あるUSB急速充電器から、僕も愛用している「おすすめの10,000mAhクラス大容量モバイルバッテリー」にしぼってご紹介します。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」は、iPhone x 約2回分の充電に対応する、10,000mAhのモバイルバッテリーです。
本機のおもしろいギミックが、ストラップ代わりに使えるケーブル。
両サイドのボタンを押し込むことで端子部分を取り出せ、1本のUSB-Cケーブルとして独立します。
サイズはやや幅広(約114 x 71 x 16mm)なものの、ちょうど名刺ケースくらいで持ち運びにはまったく支障ありません。
厚みは約16mmと世界最薄クラスで、ポケットやバッグにもすっぽりおさまります。
左右2つのUSB-Cは最大20W入力で、バッテリー本体の充電が可能です。
側面に「22.5W」の文字が刻印されているとおり、USB-C/Aともに最大22.5Wまでのデバイス充電に対応しています。
ただし22.5W出力はHuawei機器のみの対応で、USB-C側は20W程度までの出力におさまり、スマホまでの急速充電が可能です。
2・3ポート同時使用時の合計出力も22.5Wですが、各ポートへの出力は分散するので、最大3台同時充電はできるものの「スマホ x 2 + イヤホン(スマートウォッチ)」の組み合わせが適しています。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)は「薄くて大容量のスマホ用モバブがほしい人」におすすめです。
CIO SMARTCOBY DUO
「SMARTCOBY DUO」は小型モバイルバッテリーです。
表面は粗いシボ加工が施され、キズ・指紋が目立ちにくく、手なじみの良い質感をもっています。
サイズは約92 × 50.4 × 24.5 mmであり、同クラスのなかでもひときわコンパクトに仕上がっています。
USB-Cはいずれも最大18W入力に対応し、約2時間でフル充電可能です。
パススルー充電にも対応し、一方のUSB-Cで本体を充電しながらもう一方のUSB-Cでデバイス充電といったこともできます。
USB-C1・C2ともに単ポートなら最大20W出力に対応し、iPhone・Android端末ともに急速充電可能(iPhoneは高速充電)です。
2ポート合計でも最大40Wとワット数が制限されないため、スマホ x 2台、スマホ + タブレットといった組み合わせでも急速充電できるので重宝します。
CIO SMARTCOBY DUOは「スマホ・タブレットを2台同時急速充電したい人」におすすめです。
CIO Mate PowerBank001
「CIO Mate PowerBank001」は、最大20Wに対応する3ポートタイプのモバイルバッテリーです。
カラーはモスグリーンふくめ、シェルピンク・ナチュラルホワイト・ライトブラックと、これまでのCIOの充電器とは一線を画し、より幅広い層が手にとりやすい雰囲気になりました。
側面には電源ボタンがつき、1回押すとバッテリー残量が1%単位でわかりやすく表示されます。
手になじむサイズ感(約62.7 x 91 x 21.5mm)で、同クラスの中ではコンパクトに仕上がっています。
重量は約185gとスマホくらいの重さです。
3つのポートのうち、2つのUSB-Cポートは単ポート最大20W出力に対応し、iPhone・Androidなどのスマホはもちろん、iPadふくむタブレットも急速充電可能です。
同ポートを使って本体充電もでき、その場合は最大18W入力に対応しています。
複数ポート利用時はいずれも合計最大15Wにおさえられるため、スマホ2台同時充電時は10W未満ずつに分散されます。
3ポート利用時も合計出力は同じなので「スマホ x 2 + イヤホン」の組み合わせに適しています。
CIO Mate PowerBank001は「スマホ充電用のカジュアルな大容量モバブがほしい人」におすすめです。
CIO SMARTCOBY Pro SLIM
「CIO SMARTCOBY Pro SLIM」はスリム型モバイルバッテリーです。
表面はCIOおなじみの粗いシボ加工で、キズと指紋の目立ちにくい外装に仕上がっています。
右側面の電源ボタンを押すと、バッテリー残量が1%刻みでドットLED表示され、明快で分かりやすいです。
本機は1円玉未満のスリム設計であり、同クラスでは最薄レベルとなっています。
設置サイズも約97.6 × 69mmと小さく、クレカ以上カードケース未満の絶妙なサイズ感です。
重量は同クラス最軽量に迫る約177gです。
本機のUSB-Cポートはいずれも最大35Wの本体充電に対応し、35W以上の充電器と組み合わせれば約90分でフル充電可能です。
同じポートで最大35W出力もでき、MacBook Airなど一部のモバイルノートPCまで急速充電OKです。
パススルーにも対応しているので、本体充電とデバイス充電を同時に行えます。
2ポート・3ポート接続時ともに合計最大30W出力に制限され、ノートPCの充電は厳しく、スマホ・イヤホンなどの同時充電に適しています。
SMARTCOBY Pro SLIMは「スリムに持ち運べてノートPCも充電できるモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
CIO SMARTCOBY Pro 30W2C
「SMARTCOBY Pro 30W2C」は、最大30Wに対応するモバイルバッテリーです。
カラーは白と黒の2色。表面は一眼レフのような粗いシボ加工で、ガシガシ使ってもヘタれない丈夫な外装に仕上がっています。
右側面の電源ボタンを押すと、バッテリー残量が1%刻みでデジタルLED表示し、視認性はかなり高いです。
SMARTCOBY Proシリーズの特徴でもある小型設計は健在で、クレカ未満の超コンパクトサイズを実現しています。
重量は同クラス最軽量に並ぶ約176gです。
2つのUSB-Cポートはいずれも30W以上の充電器と組み合わせることで、最大30Wの本体充電に対応しています。
同ポートは最大30W出力にも対応し、MacBook AirやiPad Proなど、モバイルノートPCやタブレットまで急速充電OKです。
パススルーにも対応しているので、本体充電とデバイス充電を同時に行えます。
ただし、入出力ともに10W未満になるので、ノートPC充電は厳しいでしょう。
2ポート接続時は合計最大15W出力に制限され、スマホ2台同時充電でギリギリといったところです。
SMARTCOBY Pro 30W2Cは「ノートPCも充電できるコンパクトなモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker Power Bank (10000mAh, 30W)
「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」は、最大30Wに対応する3ポートタイプのモバイルバッテリーです。
表面は水晶のような光沢を帯び、上質感の高い仕上がりとなっています。
側面のボタンを押すと、フロントのLEDディスプレイにバッテリー残量が円グラフと数値で表示されます。
サイズは約99 x 52 x 26mmで名刺ケースよりひと回り小さく「10000mAhかつUSB-Cポートを2つ備えた3ポート搭載のモバイルバッテリーでは最小」と謳われています。
重量は約211gで、同クラスが200gを切る機種が多いことをふまえるとやや重め。
2つのUSB-Cはいずれも最大30W出力に対応し、MacBook Airをも急速充電可能です。
同ポートはバッテリー本体の充電にも対応し、最大18W入力が可能です。
USB-Aポートの出力は最大22.5Wですが、これはHuawei機器のみ対応しているので、それ以外のスマホは20W以下の出力となります。
2・3ポート使用時は最大24W出力となるため「スマホ x 2台 + イヤホン」あるいは「スマホ + イヤホン + スマートウォッチ(イヤホン)」の組み合わせがおすすめです。
Anker Power Bank (10000mAh, 30W)は「MacBook Airを急速充電したり、スマホを複数台充電できる10,000mAhクラスのモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)
「Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)」はケーブル一体型モバイルバッテリーです。
カラーはブラックとグレイティッシュブルーの2色で、ホワイト・パープル・グリーンは順次発売予定です。
天面の電源ボタンを押すと、前面のLEDディスプレイにバッテリー残量が表示され、2回押すとイヤホン・スマートウォッチの充電に適した低電流モードに変わります。
サイズは約104 x 52 x 26mmで名刺ケースよりひと回り小さいものの、CIOのケーブル内蔵モデル「SMARTCOBY Pro CABLE」と比べると大きさはだいたい同じでした。
本機がユニークなのは、内蔵ケーブルを格納している状態だとストラップ代わりにも使える点。
ケーブル先端を押し出すとポートが飛び出し、USB-Cケーブルとして使えます。
重量は約213gで、同クラスの中ではやや重め。
内蔵ケーブル・USB-Cポートともに最大30W出力に対応し、MacBook AirやiPad Proをも急速充電可能です。
Androidスマホはもちろん、iPhone 15シリーズならUSB-Cポートでそのまま充電でき、iPhone用のモバイルバッテリーとしても最適。
内蔵ケーブルとUSB-Cポートはバッテリー本体の充電にも対応し、最大30W入力が可能です。
3ポート使用時も最大24W出力であるため「スマホ x 2台 + イヤホン(スマートウォッチ)」の組み合わせがちょうどいい感じ。
Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)は「MacBook Airでも急速充電できる、ケーブル内蔵のモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」はコンセント&ケーブル一体型モバイルバッテリーです。
カラーはブラック・ホワイト・ピンクの3色で、ブルー・パープルは7月以降に販売予定です。
本機の特徴でもある内蔵ケーブルは、そのまま使うとストラップ、押し出して引っぱることでUSB-Cケーブルとして使えるようになります。
ポートの下にある電源ボタンを押すと、ディスプレイ面にバッテリー残量がデジタル表示されます。
バッテリー本体の充電はコンセントとUSB-Cポートの両方に対応しています。
充電器使用時・モバイルバッテリー使用時のいずれも最大30W出力に対応し、MacBook Airなど一部のノートPCでも急速充電可能です。
2ポート利用時は、充電器使用時が最大18W出力、モバブ使用時は最大15Wになるので、スマホ2台充電(通常充電になることもあり)か「スマホ + イヤホン」の同時充電くらいがおすすめです。
Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)は「ノートPCも充電できる充電器兼用モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」は、9,600mAhのコンセント付きモバイルバッテリーです。
バッテリー本体の充電はコンセントからとUSB-Cからの2種類に対応しています。
単ポートいずれも最大65W出力に対応し、MacBook Airだけじゃなく、14インチMacBook Proでも急速充電できます。
充電器使用時は本体充電とともに機器充電が可能なので、コンセント充電時はパススルーに対応しています。
2ポート同時に使ったときは合計65Wに対応し、ノートPCとスマホを組み合わせるとちょうどいい感じです。
充電器使用時も同出力で分け合うので実用性はかなり高いです。
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)は「MacBook Proも急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
10000mAhの大容量モバイルバッテリーまとめ
本記事は、10000mAhモバイルバッテリーのおすすめを紹介しました。
ひとえに10,000mAhのモバイルバッテリーといっても、サイズ・重量・USBポート数・PD対応など、その特徴はさまざまです。
用途とデバイスに合わせて、最適なモバイルバッテリーを見つけましょう。
どうも、マクリン(
製品名 | バッテリー容量 | ポート | 重量 | タイプ | PD対応 | ケーブル内蔵 | コンセント付き |
---|---|---|---|---|---|---|---|
「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(20W入力22.5W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計22.5W出力 |
約200g | ケーブル内蔵タイプ | |||
「CIO SMARTCOBY DUO」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力20W出力) ※ポート合計40W出力 |
約185g | 通常タイプ | |||
「CIO Mate PowerBank001」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力20W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計15W出力 |
約185g | 通常タイプ | |||
「CIO SMARTCOBY Pro SLIM」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(35W入出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計30W出力 |
約180g | 通常タイプ | |||
「CIO SMARTCOBY Pro 30W2C」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(30W入出力) ※ポート合計15W出力 |
約176g | 通常タイプ | |||
「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力30W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計24W出力 |
約220g | 通常タイプ | |||
「Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計24W出力 |
約215g | ケーブル内蔵タイプ | |||
「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」 |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W入出力) ※合計最大15W出力(モバイルバッテリー使用時) ※合計最大18W出力(充電器使用時) |
約250g | ケーブル内蔵・ハイブリッドタイプ | |||
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」 |
9,600mAh | PD対応USB-C x 2(30W入力65W出力) ※合計最大65W出力 |
約308g | ハイブリッドタイプ |