ノートPCふくめて複数台充電するなら100Wクラスの充電器がおすすめのマクリン(
2ポートあるいは3ポートあれば、ノートPC + スマホ、そこに+αでデバイスを足して充電する際も使いやすいです。
ただ、複数ポートの100W充電器となると大きく重くなりがちで、持ち運べはするものの、コンパクトとは呼び難いフォルムになってきます。
そういった中で奥行をおさえ、最小最軽量を実現するのが、Ankerの「Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)」です。
持ち運びやすさにくわえ、USB-C x 2つにUSB-Aの3ポート仕様で、1〜3ポート接続時のいずれも合計最大100W出力に対応する高出力仕様。
そこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- コンセントが緩いときもずれ落ちにくい形状
- 同クラスで最小最軽量設計
- 100Wクラスの3ポート
- 1〜3ポート使用時いずれも合計最大100W出力
- 複数ポート接続時に高出力側が固定である
タップできるもくじ
Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)の外観とサイズ比較
「Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)」は、3ポートタイプの100WクラスUSB急速充電器です。
製品名 | Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN) |
---|---|
サイズ | 約60 x 42 x 39mm |
重さ | 約178g |
出力ポート数 | 3(USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C1/C2:5V 3A/9V 3A/15V 3A/20V 5A(最大100W) USB-A:4.5V 5A/5V 4.5A/5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大22.5W) |
USB-Cは各ポート最大100W出力、USB-Aは単ポート最大22.5Wで、複数ポート使用時はどの組み合わせでも合計最大100Wに対応しています。
出力配分は明記されていませんが、USB-Cポートを両方使用する際、PCの充電にはPCアイコンが書かれている真ん中のポートを使用する必要があります。
他のGaNPrimeシリーズと同様、表面はしっとりした触感で「GaNPrime」の文字がキラリとたたずんでいます。
サイズは約60 x 42 x 39mmとやや横長ではあるものの、同クラスの3ポートでは最小におさまり、まさに卵サイズ。
GaNPrimeシリーズの120W充電器「Anker 737 Charger」と並べても、奥行がかなりおさえられているのが分かります。
ポート面を見ると、本機のほうがポート間隔がやや詰まっているものの、横幅がある分、正方形で持ちやすく仕上がっています。
MacBook Proの96W USB-C電源アダプタと比べると約45%もの小型化を実現し、同じく100W/3ポートのAnker 736 Chargerよりさらに小さいのが分かります。
重量は約177gであり、100WのAnker 736 Chargerや96W純正アダプターが200〜300gである中、かなり軽くできています。
ケーブルは付いていないので、別途買うなら「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C ケーブル」や「Anker 541 エコフレンドリー USB-C & ライトニング ケーブル」あたりがおすすめです。
Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)のレビュー
Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)の各特徴をレビューしていきます。
コンセントが緩いときもずれ落ちにくい形状
個人的に押しポイントが形状面。
前述のとおり、同シリーズのAnker 737 Chargerが筒型フォルムだったのに対し、Anker Prime Wall Chargerは奥行がちょうどカットされたような形状に仕上がっています。
Anker 737 Chargerくらいに長いと、コンセントに差した際、差し込み口によっては安定性に難があることがあります。
一方Anker Prime Wall Chargerくらいに短くなっていれば、差し込み口が多少緩いところでもずれ落ちる心配はまずありません。
実際に使ってみないと分かりにくい点ですが、重心バランスがかなり良くなりました。
USB-Cは単ポート最大100W出力対応
USB-Cは、1ポート接続だとどちらも最大100W出力に対応し、100W入力を要するMacBook Pro(14/16インチ)でも急速充電可能です。
USB-Aは1ポート接続で最大22.5W出力に対応し、スマホやiPad miniであれば急速充電可能です。
2・3ポート使用時も合計最大100W出力可能
2・3ポート接続時は、いずれのポートでも合計最大100W出力に対応しています。
USB-C x 2でつないだときは60W + 40Wに分配されるようで、MacBook ProとAirのような組み合わせならノートPC 2台同時に急速充電できます。
USB-C + Aの2ポート接続でも最大100Wに対応し、こちらはノートPC + スマホで充電可能です。
3ポート接続時の出力は80W + 10W + 10Wに配分されるようで、ノートPC + スマホ(イヤホン・スマートウォッチ)x 2が同時充電できます。
Anker Prime Wall Chargerはこんな人におすすめ
Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)は「ノートPCとモバイル機器が同時充電できる3ポートがほしい人」におすすめです。
100Wクラスの3ポートでも最小最軽量設計であり、奥行をおさえた形状ふくめ、ふだん使いしやすいモデルに仕上がっています。
複数接続時に高出力ポートが固定という弱点はあるものの、100Wクラスをこのサイズにおさめた技術力は見事で、それだけでも本機を選ぶ価値があるといえるでしょう。
Anker Prime Wall Chargerレビューまとめ
本記事はAnker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)をレビューしました。
1〜3ポート接続時のいずれも合計最大100Wに対応する高出力仕様ながら、これだけコンパクトな3ポート充電器はほかにありません。
どうも、マクリン(
- コンセントが緩いときもずれ落ちにくい形状
- 同クラスで最小最軽量設計
- 100Wクラスの3ポート
- 1〜3ポート使用時いずれも合計最大100W出力
- 複数ポート接続時に高出力側が固定である