評価:4
出先でポート不足になりたくないなら4ポート充電器しか勝たんマクリンです。
とはいえ4ポートともなるとそれなりに重く大きくなりがち。
そんな人に救世主ともいえる充電器がCIO「NovaPort QUADⅡ」です。
そもそも小さかった「NovaPort QUAD」からさらなる小型化をとげ、持ち運びにも最適。
「USB-C x 3 + USB-A」のポート構成も使いやすく、USB-C側はつなぐ機器に応じて電力を最適に振り分ける「Nova Intelligence」に対応しています。
そこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- PPS対応
- 67Wクラス4ポートで世界最小
- 前モデルより20g重くなった
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CIO NovaPort QUADⅡの外観とサイズ・重量
「NovaPort QUADⅡ」は4ポートタイプの67WクラスUSB急速充電器です。
製品名 | CIO NovaPort QUADⅡ |
---|---|
サイズ | 約54 x 43 x 30mm |
重さ | 約120g |
出力ポート数 | 4(USB Type-C x 3 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C:5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V 3.35A(最大67W) USB-A:5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大18W) |
PPS出力 | 3.3V-11.0V 5A(最大55W) |
カラー | ブラック・ホワイト |
表面はシリーズおなじみの粗いシボ加工が施され、キズ付きにくく、長持ちするデザインに仕上がっています。
ポート構成は「USB-C x 3 + USB-A」とUSB-Cポート中心で使いやすくできています。
USB-Cが各ポート最大67W出力なのにくわえ、USB-C 2ポート同時接続時に最大65Wの範囲内で最適な出力に自動的に振り分けてくれます。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-C 3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
67W | 67W | |||
67W | 67W | |||
67W | 67W | |||
18W | 18W | |||
最大65W内で最適に振り分け(USB-C x 2接続時) | 65W | |||
45W | 18W | 63W | ||
45W | 18W | 63W | ||
15W(2ポート合計) | 15W | |||
20W | 20W | 20W | 60W | |
30W | 20W | 10W | 60W | |
20W | 20W | 18W | 58W | |
最大50W内で最適に振り分け | 15W(2ポート合計) | 65W |
折りたたみプラグ式なので持ち運びにもぴったり。
本機のサイズは約54 x 43 x 30mmにおさまり、4ポートながらほぼ卵サイズの世界最小を実現。
「NovaPort QUAD」より幅は2mm大きくなったものの、高さは5mm小さくなり、全体として6%の体積減につながっています。
重量は120gとなぜか20g重くなりました。
なお、ケーブルは付いていないので、別途買うなら「CIO 柔らかいシリコンケーブル」がおすすめです。
CIO NovaPort QUADⅡのレビュー
NovaPort QUADⅡの特徴を紹介していきます。
USB-Cは単ポート最大67Wに対応
3つのUSB-Cポートはいずれも単ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ多くのモバイルノートPCが急速充電可能です。
PPSにも対応し、PPS対応スマホであれば20Wを超える超急速充電ができます。
USB-A側は最大18W出力で、スマホの急速充電に適しています。
USB-C 2ポート接続時は接続デバイスに応じた出力振り分け対応
USB-Cポートの2台同時充電時(C1 + C2 / C2 + C3 / C1 + C3)は「Nova Intelligence」がはたらき、接続デバイスによって最大65W内で最適な電力に自動振り分けされます。
例えばMacBook Air 2台みたいな組み合わせなら30Wずつの出力が可能です。
ノートPC + スマホの組み合わせだと45W + 20W出力で分配されます。
3・4ポート接続時もノートPCと同時充電可能
USB-Cの3ポート接続時は合計60W出力にしぼられるものの、スマホ3台(20W x 3)やノートPC + スマホ + イヤホン(30W + 20W + 10W)も可能で、汎用性はそれなりに高いです。
4ポート使用時は、USB-C1/C2が最大50W内で振り分け、残り2ポートで15Wを分け合う形になりますが、ノートPCを充電しつつスマホ・イヤホンの同時充電も可能で、4ポート充電器としての使い勝手は十分。
CIO NovaPort QUADⅡはこんな人におすすめ
NovaPort QUADⅡは「ノートPCふくめて4台同時充電できる4ポート充電器がほしい人」におすすめです。
もともと小さかった前モデルからさらに小型化し、もはや2・3ポートと変わらぬサイズ感を実現しています。
重量だけはなぜか前より重くなったものの、それでも120gなので許容範囲。
出力自動振り分け機能やPPS対応など機能性はそのまま継続なので、持ち運べる4ポート充電器を探している人には買いでしょう。
CIO NovaPort QUADⅡレビューまとめ
本記事はNovaPort QUADⅡをレビューしました。
「USB-C x 3 + USB-A」のポート構成だけでなく、サイズ感・出力配分など、使いやすさに配慮した4ポート充電器を体現しています。
どうも、マクリン(
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- PPS対応
- 67Wクラス4ポートで世界最小
- 前モデルより20g重くなった