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Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)をレビュー!1台3役のモバブに10,000mAhが出た

評価:4.5

外出のたびに充電器モバイルバッテリーがかつては欠かせなかったマクリンです。

そんな僕も、この2つが一体になったコンセント付きモバイルバッテリーの恩恵で持ち物を減らすことができました。

さらに近年、ケーブルまで内蔵するAnker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のおかげでケーブルまで不要になりました。

ワイヤレス充電機能がついていない以外、ほぼ完ぺきなモバブですが、唯一の不満点がバッテリー容量

5,000mAhだと若干足りないことがあり「10,000mAhあれば完ぺきなのに…」と思ったこと数知れず。

そんな声をまさにピタリととらえたモバブが、同じくAnkerの「Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」です。

内蔵ケーブルや折りたたみ式プラグなどAnker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の使いやすさはそのままに、バッテリー容量が10,000mAhにアップしました。

さらに、充電器モードでもモバイルバッテリーモードでも最大30Wまで出るようになり、出力面でも向上しています。

マクリン
まさに盤石モデル!

そこで本記事は、Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)をレビューしていきます。

メリット
  • 待望の10,000mAh
  • ディスプレイ搭載
  • パススルー対応
  • USB-Cが最大30W出力対応
  • 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
  • USB-Cケーブル内蔵
  • 内蔵ケーブルをストラップ代わりに使える
デメリット
  • やや重い
  • 2ポート同時使用時は最大15W出力に制限
ご提供品
本記事はANKER JAPAN様から商品を提供いただき、レビューしています。
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マクリン

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いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の外観

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は、iPhone 15シリーズを約2回充電可能な、10,000mAhのコンセント&ケーブル一体型モバイルバッテリーです。

製品名 Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
サイズ 約108 x 51 x 31mm
重さ 約250g
バッテリー容量 10,000mAh
出力ポート数 2(USB-C内蔵ケーブル / USB-C)
入力 AC入力:100-240V 50-60Hz 1.5A
USB-C入力:5V = 3A / 9V = 3A / 15V = 2A
出力 充電器使用時:5V 3A / 9V 3A / 10V 2.25A / 15V 2A / 20V 1.5A(最大30W)
モバイルバッテリー使用時:5V 3A / 9V 3A / 10V 2.25A / 15V 2A / 20V 1.5A(最大30W)
合計出力 充電器使用時:最大18W
モバイルバッテリー使用時:最大15W

 
カラーはブラックホワイトピンクの3色で、ブルー・パープルは7月以降に販売予定です。




 
ディスプレイ部ふくむ前面にはガラスのような光沢感ある表面処理が施され、側面にはストライプ加工が入っています。



 
本機の特徴でもある内蔵ケーブルは、そのまま使うとストラップ代わりにも使えます。



 
ケーブル先端を押し出して引っ張ることで、USB-Cケーブルとして使えるようになります。



 
内蔵ケーブルの下部には入出力対応のPD対応USB-Cポートが付いています。


 
ポートの下にある電源ボタンを押すと、ディスプレイ面にバッテリー残量がデジタル表示されます。


 
反対面には充電器で使うための折りたたみ式のコンセントプラグを搭載しています。


 
サイズは約108 x 51 x 31mmで、ミントタブレットサイズだったPower Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)よりやや長いです。



 
ただ重量は約248gと、Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)が200gだったのをふまえると、がんばって抑えているほうです。



 

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)との比較

本機と5,000mAhの「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」で比較してみました。

製品名 Anker Power Bank
(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

Anker Power Bank
(30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

サイズ 約108 x 51 x 31mm 約83 x 50 x 31mm
重さ 約250g 約201g
バッテリー容量 10,000mAh 5,000mAh
出力ポート数 2(USB-C内蔵ケーブル / USB-C) 2(USB-C内蔵ケーブル / USB-C)
入力方法 ACコンセント / USB-C ACコンセント / USB-C
入力 AC入力:100-240V 50-60Hz 1.5A
USB-C入力:最大30W
AC入力:100-240V 50-60Hz 1.5A
USB-C入力:最大10.5W
出力 充電器時:最大30W
モバイルバッテリー時:最大30W
充電器時:最大30W
モバイルバッテリー時:最大22.5W
合計出力 充電器時:最大18W
モバイルバッテリー時:最大15W
充電器時:最大18W
モバイルバッテリー時:最大15W
パススルー充電
ケーブル内蔵

 
本機がAnker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)から変わった点は5つあります。

Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の進化点
  1. 10,000mAhにアップ
  2. モバイルバッテリー使用時の出力も最大30Wに
  3. 本体充電が最大30Wにアップ
  4. コンセントプラグに対して本体が垂直
  5. 内蔵ケーブルが長くなった

変更されたのはバッテリー容量だけかと思いきや、入出力でもパワーアップしています。

個人的には、コンセント挿入時の充電器モードとモバイルバッテリーモードで出力が30Wで変わらなくなったのは大きいと思いました。

これにより、いずれのモードでもノートPCまで充電できるようになったため、実用面でかなりの違いがあります。

また、重量増加にともなう安定性向上のためか、本機はコンセントプラグを出した際に筐体きょうたい垂直になっています。

壁面コンセントの場合、こちらのほうが抜けにくいため、こちらも良いアップデートだと感じました。

Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

 
あと細かい点ですが、内蔵ケーブルが長くなったのもポイント。

壁面コンセントの高さによっては、机や床に置いたデバイスを充電する際、Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)だと「半分宙に浮いた状態で充電する…」なんてこともありました。

マクリン
本機はそういうことがほとんど無くなったからうれしい!

以上の進化点からも、携帯性を重視する人以外はAnker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のほうがおすすめです。

 

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)のレビュー

Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の特徴を紹介します。

 

コンセントとUSB-Cの2種類の本体充電に対応

Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)の本体充電は、ACコンセントUSB-Cのいずれでも可能です。



 
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)など30W以上の充電器との組み合わせで、最大30W入力でバッテリー本体が充電できます。

26.9W入力を確認

 
コンセントプラグに対してボディーが垂直なので、なにかの拍子に引っ掛けにくいのもありがたいです。


 
本機はパススルーに対応し、コンセントに挿してバッテリー本体を充電しつつ、内蔵ケーブルもしくはUSB-Cポートでデバイス充電することも可能です。

注意
一方のUSB-Cで本体充電しつつ、他方のUSB-Cでデバイス充電といったことはできず、この場合は本体充電が優先されます。
 

USB-Cは両モードともに最大30W出力対応

本機は充電器使用時・モバイルバッテリー使用時のいずれも最大30W出力に対応し、MacBook Airなど一部のノートPCでも急速充電可能です。

充電器使用時(28.4W)

モバイルバッテリー使用時(28.5W)

同タイプのコンセント付きモバイルバッテリーは、モバブ使用時だと出力が落ちるので、本機のように出力が変わらないのはかなり使いやすいです。

また、スペック上はうたわれていないものの、PPS対応スマホへの超急速充電も確認できました。

Galaxy S21(19.9W)

2ポート合計18W出力に対応

内蔵ケーブルとUSB-Cポートを2つ使って充電した際は、充電器使用時とモバブ使用時で合計出力が異なります。

充電器使用時は最大18W出力なので、スマホ2台充電は可能なものの、機種によっては通常充電になることがあります。

iPhone / Galaxy(7.1W / 7.8W)

 
モバブ使用時は最大15Wになるため、スマホ + イヤホンの同時充電くらいがおすすめです。

Galaxy / Technics(7.3W / 2.3W)

 

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)はこんな人におすすめ

Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)は「ノートPCも充電できる充電器兼用モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

本機はバッテリー容量も待望の10,000mAhにアップし、Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)よりさらに理想的な仕様になりました。

ワイヤレス充電がついていない以外は完ぺきなので、基本的には本機でOKで、ワイヤレス充電機能がほしい人はAnker MagGo Power Bank (10000mAh)がおすすめです。

 

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)レビューまとめ

本記事はAnker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)をレビューしました。

10,000mAh搭載にくわえ、入出力も30Wにアップし、まさに盤石の3-in-1モデルに仕上がっています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 待望の10,000mAh
  • ディスプレイ搭載
  • パススルー対応
  • USB-Cが最大30W出力対応
  • 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
  • USB-Cケーブル内蔵
  • 内蔵ケーブルをストラップ代わりに使える
デメリット
  • やや重い
  • 2ポート同時使用時は最大15W出力に制限
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