評価:4
出先でもノートPC・タブレット・スマホを常備しているマクリンです。
これらのデバイスを充電するなら20,000mAhクラスのモバイルバッテリーが欠かせませんが、おっちょこちょいな僕はケーブルを忘れることがあります……。

僕のようなケーブル忘れがち民も安心の、USB-Cケーブル一体型の超大容量モバブが「Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)」です。
20,000mAhクラスの同社バッテリーでは、Anker Power Bank (20000mAh, 30W)に続くケーブル内蔵タイプですが、あちらがストラップ兼用なのに対し、本機はすっきり格納できる一体型となっています。
単ポート最大65W出力可能でノートPCすら急速充電できるのにくわえ、3ポート合計で最大87Wもの高出力をカバーし、3台同時充電も余裕。
そこで本記事ではAnker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)をレビューしていきます。
- 3ポート仕様
- MacBook Proも急速充電可能
- LEDディスプレイ搭載
- USB-Cケーブル内蔵
- パススルー非対応
- 重くて分厚い
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Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)の外観と付属品
AnkerのPower Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)は、iPhone 15シリーズが約4回、MacBook Airも約1回充電できる、20,000mAhの超大容量モバイルバッテリーです。
製品名 | Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル) |
---|---|
サイズ | 約158 x 74 x 26mm |
重さ | 約440g |
カラー | ブラック、ホワイト |
バッテリー容量 | 20,000mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C内蔵ケーブル / USB-C / USB-A) |
入力ポート数 | 2(USB-C内蔵ケーブル / USB-C) |
入力 | 5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3.25A(最大65W) |
出力 | USB-C内蔵ケーブル / USB-C:5V 3A / 9V 3A / 10V 2.25A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3.25A(最大65W) USB-A:5V 3A / 9V 3A / 10V 2.25A / 12V 1.5A(最大18W) |
合計出力 | 87W |
カラーはブラック・ホワイトの2色。
本機最大の特徴は、格納できる内蔵のUSB-Cケーブル。
側面の溝に沿ってキレイにおさまるため、通常使用時は邪魔にならないのがメリットです。
内蔵ケーブルはAnker Power Bank (20000mAh, 30W)でも採用され、あちらはストラップ兼用でケーブルだけで独立使用できるのに対し、本機は根元が固定されています。
どちらがいいかは好みにもよりますが、格納時にスマートさでは本機に軍配があがります。
いずれも前面の電源ボタンを押すことで、バッテリー残量がデジタル表示されます。
電源ボタンを2回押すと、数字上に緑点灯がつき「低電流モード」になります。
内蔵ケーブル以外にUSB-AポートとUSB-Cポートを1つずつそなえています。
サイズはiPhone 15 Proより少し長い程度(約158 x 74 x 26mm)ですが、3倍程度分厚いです。
重量は約424gとやや重いですが、Anker Power Bank (20000mAh, 30W)よりは幾分軽く仕上がっています。
付属品はバッテリー本体のみで充電器はついていないので、Anker Prime Wall Charger (67W, 3 ports, GaN)など、65W以上のUSB充電器が別途必要です。
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)のレビュー
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)をレビューしていきます。
内蔵ケーブルとUSB-Cポートともに最大65W入出力対応
本機は内蔵ケーブル・USB-Cポートともに、65W以上の充電器との組み合わせで最大65W入力でバッテリー本体の充電が可能です。
両ポートは最大65W出力にも対応し、MacBook Airや14インチMacBook Proふくめ、60W対応ノートPCの急速充電までカバーしています。
バッテリー本体を充電しながら機器充電できるパススルーには非対応で、本体充電が優先されます。
PPSにも対応しているようで、PPS対応スマホでは20W以上の超急速充電が確認できました。
USB-A側は最大18W出力に対応し、スマホの急速充電は十分可能です。
イヤホンやスマートウォッチの充電には(電源ボタンを2回押した)低電流モードが適しています。
複数ポート合計87W出力に対応
本機の側面でも謳われているとおり、複数ポートの同時使用時は合計最大87W出力に対応しています。
内蔵ケーブルとUSB-Cポートを両方使って充電したときは40〜44Wずつに分配されるので、MacBook AirレベルのノートPCなら2台同時充電も十分可能。
3ポート使用時は、ノートPCをつないだポートが50Wレベルで出力されるものの、残り2ポートが15Wを分け合うカタチになるため「ノートPC + スマホ + イヤホン」の同時充電がおすすめです。
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)はこんな人におすすめ
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)は「ケーブルが付いている超大容量のスマホ/ノートPC用モバブがほしい人」におすすめです。
同クラスのモバブではめずらしいケーブル一体型であり、ケーブルいらずでラクだけでなく、ケーブルがスマートに格納できるのもポイント。
そのほかにも「高出力の65W仕様」「3ポート仕様」「バッテリー残量のデジタル表示」など、必要機能をしっかりおさえています。
パススルー非対応は残念ですが、ケーブル内蔵の便利さは魅力的。
同クラスのスマホ用なら、パススルー対応のAnker Power Bank (20000mAh, 22.5W, Built-In USB-C ケーブル)もおすすめです。
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)レビューまとめ
本記事ではAnker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)をレビューしました。
最大87W出力でノートPCふくめた3台同時充電が可能であり、ケーブル内蔵と合わせ、ふだん使いしやすいモバブに仕上がっています。
どうも、マクリン(
- 3ポート仕様
- MacBook Proも急速充電可能
- LEDディスプレイ搭載
- USB-Cケーブル内蔵
- パススルー非対応
- 重くて分厚い




