どうも、PC・タブレット・スマホ・イヤホンを常に持ち歩くマクリン( @Maku_ring)です。
これらのデバイスを一気に充電するなら、複数ポートの充電器は必需品。
持ち運べる充電器でもっとも多ポートなのは今のところ4ポートですが、これだけあれば「ポートが足りない…!」なんてことはまずありません。
数ある4ポート充電器の中で、あらゆる機器の充電に対応できる100WクラスのモデルがMATECH「Sonicharge 100W Pro X」です。
USB-Cポートが3つ付いているだけでもかなり使いやすいですが、ノートPC 2台同時充電もカバーできる出力配分にコンパクトな筐体と、同カテゴリーでも高い完成度をもっています。
そこで本記事では、本機のサイズと重量を比較した後、出力面を紹介していきます。
- 100Wクラス4ポートで世界最小級
- 1ポート使用で100W出力対応
- PPS対応
- ケーブルが付属
- 複数ポート利用時に高出力側が決まっている
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MATECH Sonicharge 100W Pro Xの外観とサイズ・重量
MATECH「Sonicharge 100W Pro X」は、4ポートタイプの100WクラスUSB充電器です。
製品名 | MATECH Sonicharge 100W Pro X |
---|---|
サイズ | 約65 x 65 x 32.2mm |
重さ | 約203g |
出力ポート数 | 4(USB Type-C x 3 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C1 / USB-C2:5V 3A/9V 3A/15V 3A/20V 5A(最大100W) USB-C3:5V 3A/9V 2.22A/12V 1.67A(最大20W) USB-A:4.5V 5A/5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大22.5W) |
USB-C単ポート使用時は最大100W出力ですが、接続ポート数によってワット数が異なります。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-C 3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
20W | 20W | |||
22.5W | 22.5W | |||
65W | 30W | 95W | ||
65W | 20W | 85W | ||
65W | 22.5W | 87.5W | ||
65W | 20W | 85W | ||
65W | 22.5W | 87.5W | ||
10W | 10W | 20W | ||
45W | 30W | 20W | 95W | |
45W | 30W | 22.5W | 97.5W | |
65W | 10W | 10W | 85W | |
65W | 10W | 10W | 85W | |
45W | 30W | 10W | 10W | 95W |
表面には細かいブラスト加工がほどこされ、指紋の目立たない心地よい触感となっています。
背面には折りたたみプラグを搭載し、持ち運びに配慮されています。
同クラスの4ポート充電器では世界最小級の約65 x 65 x 32.2mmにおさまっています。
100Wクラスの4ポート充電器で同じく最小の「CIO NovaPort QUAD 100W」と並べるとこんな感じ。
MacBook Proの96W純正アダプターと比べると、ポート数4倍にかかわらず、ひと回り小さいです。
MATECHの2ポート・3ポート充電器(いずれも100W)と並べてもほとんど変わりません。
重量はApple 96W純正アダプターの約3分の2にまでおさえています。
多くの充電器がケーブルをそなえていない中、本機は100W対応ケーブルに収納ケースまでしっかり付いているので良心的。
MATECH Sonicharge 100W Pro Xのレビュー
MATECH Sonicharge 100W Pro Xの特徴を紹介していきます。
単ポート最大100W出力に対応
MATECH Sonicharge 100W Pro XのUSB-C 1/2(上2つのポート)は、単ポート接続で最大100W出力でき、14・16インチMacBook Proふくめた多くのノートPCを急速充電可能です。
充電中は上面のLEDが青点灯します。
Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)のように100W入力が必要な超大容量モバイルバッテリーでもしっかり充電できます。
USB-A側は最大22.5Wまで対応し、こちらのポートではスマホの急速充電が可能です。
複数ポート使用時はノートPC2台充電可能
USB-C1/2の2ポート使用時は65Wと30Wに分配され、MacBook ProとAirといった組み合わせでも同時に急速充電できます。
USB-C1とC3だと、C3側の出力が30Wではなく20Wとなるので、この場合はノートPCとスマホのセットで充電する形になります。
さらに、USB-C1〜3を使って3台の機器を充電する場合、45W/30W/20Wに分かれるので、この場合もノートPCを2台充電しつつ、モバイル機器を充電するといったことができます。
4ポート全部使ったときは45W/30W/10W/10Wに出力されるので、ノートPC2台の充電は十分可能ですが、残り2ポートが10Wずつになるので、スマホだと通常充電になるケースがあるので注意ください。
MATECH Sonicharge 100W Pro Xはこんな人におすすめ
Sonicharge 100W Pro Xは「ノートPC複数台とモバイル機器をまとめて充電したい人」におすすめです。
4ポートの100W充電器で最小クラスに入り、携帯性を重視しつつ、たくさんのデバイスを充電したい人にぴったり。
ただし、出力の自動振り分けに対応しておらず、高出力ポートが決まっているので、つなぐポートを気にしないといけないのはやや使いづらいです。
もう少し高出力がいいという人は、150Wクラスの「Anker 747 Charger (GaNPrime 150W)」もおすすめです。
MATECH Sonicharge 100W Pro Xレビューまとめ
本記事ではSonicharge 100W Pro Xをレビューしました。
3つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートを持ちつつ、100W出力とコンパクトボディを両立している4ポート充電器です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 100Wクラス4ポートで世界最小級
- 1ポート使用で100W出力対応
- PPS対応
- ケーブルが付属
- 複数ポート利用時に高出力側が決まっている
こちらの製品を購入しようと調べていたら、ほぼ同じデザインかつ同じ性能のOEMのような製品が出てきました。どのメーカーがオリジナルかの判断がつかず、安さを求めてMATECHさん以外の製品を買うか、故障時の保証を求めてMATECHの製品を買うかで悩んでいます。