ガジェットのおすすめ

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)をレビュー!コンパクトでプレーンな5,000mAhのモバイルバッテリー

モバイルバッテリーをひとつ持ち歩くなら、軽くてコンパクトな5,000mAhがおすすめのマクリン( @Maku_ring)です。

モバイルバッテリーは容量ごとに5,000mAh10,000mAh20,000mAhと分かれていますが、容量が大きくなるほど基本的に重くなります。

基本的にスマホやイヤホンの充電にとどまるのであれば、なおさら10,000mAh以上は不要です。

しかも、近頃のモバイルバッテリーは、コンセント付きのAnker 511 Power Bankやワイヤレス充電対応のAnker 633 Magnetic Batteryなど機能付きモデルが増え、ノーマルタイプが減ってきました。

そんな中で登場した「Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)」は、いま逆にめずらしいベーシックモデルで、日常使いしやすいモバイルバッテリーを実現しています。

バッテリー容量はiPhone 13が約1回充電可能な5,200mAhをそなえています。

USB-AとUSB-Cが1つずつ付き、出力はいずれも最大12W、合計最大出力も12Wと、スマホ・イヤホンの充電に適した控えめな出力となっています。

そこで本記事は、外観を付属品にふれた後、出力面を紹介していきます。

メリット
  • 5,000mAhクラスで最小最軽量
  • 低電流モード搭載
デメリット
  • 出力が12Wと控えめ
  • パススルー充電非対応
  • PPS非対応
購入品
本機は私物で購入したものです。
本記事のリンクには広告がふくまれています。

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)の外観と付属品

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)」は、5,200mAhのモバイルバッテリーです。

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は5,200mAhのモバイルバッテリー

製品名 Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)
サイズ 約96 × 45 × 23 mm
重さ 約127g
バッテリー容量 5,200mAh
出力ポート数 2(USB-C / USB-A)
出力(USB-C) USB-C:5V 2.4A(最大12W)
USB-A:5V 2.4A(最大12W)
入力(USB-C) 5V 2.4A(最大12W)

 
外観は石けんのように手なじみの良い形状で、指紋の付きづらいマットな表面に仕上がっています。


 
側面にはUSB-CとAを1つずつ搭載しています。

Anker 321 Power BankのUSBポート面
 
外周部の電源ボタンを押すと4段階のLED点灯でバッテリー残量が分かり、2回押すとイヤホンやスマートウォッチの充電に適した低電流モードに変わります。


Anker 321 Power Bankの低電流モード

低電流モード(緑点灯)

 
約96 × 45 × 23 mmのハンディサイズで、同社の5,000mAhクラス「511 Power Bank」や「633 Magnetic Battery」と比較しても、ひときわ小さいサイズにおさまっています。

Anker 321 Power Bankのサイズは約96 × 45 × 23 mm
Anker 321 Power BankとAnker 511 Power BankとAnker 633 Magnetic Batteryでサイズ比較

(上)511 Power Bank /(下)633 Magnetic Battery

 
10,000mAhのモバイルバッテリーと並べると、本機がコンパクトでスリムなのが分かります。

Anker PowerCore 10000 PD Redux 25WとAnker 321 Power Bankで比較

 
重量は約129gで、同社の5,000mAhの中でも最軽量クラスです。

Anker 321 Power Bankの重量

Anker 321 Power Bank

633 Magnetic Battery

511 Power Bank

 
付属品はバッテリー本体とUSB-A & USB-C ケーブル(0.6m)、トラベルポーチです。

Anker 321 Power Bankの付属品

 

Anker 321 Power Bankのレビュー

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)の特徴を紹介します。

 

USB-CとAは最大12W出力対応

Anker 321 Power Bankの本体充電はUSB-Cからでき、最大12Wまでの入力に対応しています。


Anker 321 Power Bankは最大12Wの本体充電対応

9.8W入力

注意
パススルー充電には対応していません。
 
こちらのUSB-Cは最大12W出力にも対応し、iPhoneの高速充電は厳しいものの、急速充電は可能です。


Anker 321 Power Bankは最大12W出力に対応

iPhone 13(10.8W)

 
PPSには非対応なものの、Androidスマホの急速充電にも対応しています。


Galaxy S21(10.3W)

 
USB-A側も最大12W出力まで対応しています。


Galaxy S21(8.0W)

 

2台同時充電対応

2ポート接続時は合計最大12Wに制限されるものの、スマホの2台同時充電可能です。

Anker 321 Power Bankは2台合計最大12W出力対応

iPhone / Galaxy S21(6.2W / 3.8W)

注意
各ポート6W程度におさえられるため、スマホ2台だと通常充電になる場合があります。
 
出力配分をふまえると、iPhone + AirPodsといったように、スマホとイヤホンの同時充電が適しています。


iPhone / AirPods Pro(8.6W / 1.7W)

 

Anker 321 Power Bankはこんな人におすすめ

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は「ベーシックな5,000mAhのモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

機能性の高いモバイルバッテリーが増えている中、シンプルで使いやすいモデルを探している人にはベストチョイスのモデルに仕上がっています。

ただし「12W出力と控えめ」「パススルー非対応」「PPS非対応」など、機能も割り切っているので、その点は注意ください。

 

Anker 321 Power Bankレビューまとめ

本記事は「Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)をレビュー!コンパクトでベーシックな5,000mAhのモバイルバッテリー」について書きました。

Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は、日常使いしやすいプレーンタイプの5,000mAhクラスバッテリーです。

USB-AとUSB-Cが1つずつ付き、出力はいずれも最大12W、合計最大出力も12Wと、スマホ・イヤホンの充電に適した控えめな出力となっています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 5,000mAhクラスで最小最軽量
  • 低電流モード搭載
デメリット
  • 出力が12Wと控えめ
  • パススルー充電非対応
  • PPS非対応
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)をレビュー!コンパクトなUSB充電器とモバイルバッテリー一体型モデル Anker 633 Magnetic Battery(MagGo)をレビュー!ワイヤレス充電できる10000mAhのスタンド搭載モバイルバッテリー 【2025年】Ankerのモバイルバッテリーで買うべきおすすめ18モデル! 【2022年】モバイルバッテリーのおすすめとその選び方【PD・Qi対応・大容量・薄型】【2022年】モバイルバッテリーのおすすめとその選び方【PD・Qi対応・大容量・薄型】

この記事の著者
マクリンのアイコン マクリン実写

ガジェットブロガー

マクリン(新井涼太)

Makurin

プロフィール

株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。

レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。

プロフィール詳細 / ▶ YouTubeをみる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です