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iPhoneにおすすめの充電器はどれ?用途別にベストなモデルを紹介する

どうも、iPhone 17 Proユーザーのマクリンです。

12シリーズ以降、付属品から充電器がカットされ、まわりのiPhoneユーザーからも「充電器なにを使えばいいの?」とちょくちょく聞かれます。

例えばiPhone Airや17シリーズは「高速充電」に対応しています。

ただ、この高速充電を発揮しようとなると、充電器が「20W以上」あるいは「30W以上」に対応している必要があります。

MagSafe充電器だと最大25Wの高速ワイヤレス充電が可能ですが、こちらも30W以上の充電器でカバーできます。

iPhone 17 Pro Max(28.6W)

マクリン
昔のiPhoneの充電器は5Wしかないので、なにも知らずに使うと、充電速度がめちゃくちゃ遅かったりします…!

そこで本記事では、100台以上の充電器をもつ僕が、おすすめのiPhone用急速充電器を5つ紹介していきます。

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iPhone用充電器の選び方

iPhoneに適した充電器を選ぶうえで、いくつかのポイントがあるので紹介していきます。

 

30W以上のUSB-C充電器にする

冒頭でも触れたとおり、iPhone Airと17シリーズは、それぞれのワット数に応じた高速充電に対応しています。

iPhone Air
  • 20W出力以上の充電器 30分で最大50%充電可能
iPhone 17シリーズ
  • 30W出力以上の充電器 30分で最大50%充電可能
  • 40W出力以上の充電器 20分で最大50%充電可能

上記をふまえると、基本的に30W以上の充電器を選びたいところ。

充電速度にこだわる人は、40Wクラス以上の充電器にすることで、さらにワンクラス上の高速充電を体感できます。

iPhone 17 Pro(36.0W)

一般的なスマホであれば、20W出力でこと足りていたのですが、スマホが年々高出力化している現状を鑑みると、30Wをベースに考えておくとよいでしょう。

このワット数になるということは、充電器側のポートは必然的にUSB Type-C(USB-C)にしぼることになります。

USBポートの種類(形状)

もっともポピュラーなUSBポート形状はUSB Type-Aでしたが、USB-Aだとケーブルの兼ね合いもあり、18W以下に制限されてしまいます。

18W以上のUSB-Cポートは急速充電規格「USB Power Delievery(USB PD)」に対応し、これはUSB-Cのみがもつ機能的特徴でもあります。

USB Power Delievery
 
このUSB PDの機能を発揮するためには、充電器・ケーブル・デバイスともにUSB PD対応でなくてはいけません。

USB PDはデジタル機器・充電器(あるいはモバイルバッテリー)・ケーブルの3点をUSB PD対応の物で揃えれば20倍もの出力を実現

マクリン
30W以上の充電器はもれなくPD対応なのでご安心を!

窒化ガリウム(GaN)搭載の充電器にする

充電器を外に持ち出したり、コンセントの場所をとらないうえで重要なのが充電器のサイズ

軽量小型のほうがもちろん使いやすいですが、そのうえで窒化ガリウム(GaN)を搭載しているかどうかを気にするといいでしょう。

従来の充電器はスイッチング素子にシリコン(Si)という素材を搭載していますが、近年スイッチング素子の素材がGaNに置き換わった充電器が増えています。

SiからGaNになることで、同じ出力に立ち上げるのに必要な電圧値が小さくなります。

そのことで発熱を抑えられるため、充電器の内部パーツを小さくでき、その結果として充電器の小型化を実現できています。

 

iPhoneにおすすめの充電器を紹介

iPhoneにおすすめの充電器を紹介します。

左スライドで全表示

製品 サイズ 重量 出力ポート数 合計出力
約36 x 29 x 29mm 約38g 1(USB Type-C x 1)
30W
約45 x 33 x 29mm 約68g 2(USB Type-C x 2)
45W(各ポート最大45W)
約65 x 52 x 38mm 約123g 2(USB-C伸縮ケーブル / USB Type-C)
40W(各ポート最大40W)
約61 x 48 x 30mm 約110g 2(USB-C伸縮ケーブル / USB Type-C)
35W(各ポート最大35W)

 

Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)

ProやPro Maxまで充電するなら「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」がおすすめです。

Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は1ポートタイプの30W充電器
 
カラーは淡いブルーをはじめ、パープルブラックホワイトと男女ともに使いやすい色がそろっています。

Anker 511 Chargerのブルー




 
特筆すべきはやはり、これだけのコンパクトさを実現しつつ、折りたたみプラグを搭載している点。


Anker 511 Chargerは折りたたみプラグ式
 
サイズは約36 x 29 x 29mmと同クラスの最小設計であり、もちろん卵サイズ未満です。

Anker 511 Chargerのサイズは約36 x 29 x 29mm
 
なんなら、iPhoneの昔の充電器(Apple 5W充電器)と並ぶ超小型となっています。

Anker 511 ChargerとApple 5W充電器のサイズ比較

 
重量は約38gであり、MacBook Air充電器と比べても半分未満の軽量設計です。

Anker 511 Chargerの重量は38g

Anker 511 Charger

Apple 30W純正アダプター

 
iPhone 14 Pro充電時の出力は22W程度ありました。

Anker 511 ChargerはiPhone 14 Proを急速充電可能

iPhone 14 Pro(22.4W)

30分充電で50%に到達するハイスピードぶりで、フル充電まで急ぐときほど重宝します。

サイズ・デザイン・性能ともに完成度高くまとまった、本命の30W充電器です。

 

CIO NovaPort DUOⅡ 45W

2ポートの充電器でおすすめなのが「NovaPort DUOⅡ 45W」です。

価格は税込み4,380円、2ポートで各45Wずつの出力に対応し、2ポート同時使用時でも合計45W出力できます。

マクリン
1ポート接続ならMacBook AirなどノートPCも充電可能!

スマホ2台充電でもいいですし、MacBook Air + iPhoneみたいな組み合わせでも使いやすいです。

Galaxy S21 / iPhone mini(20.2W / 11.9W)

MacBook Air / iPhone 15 Pro(28.0W / 11.9W)

 
表面にはキズつきにくいシボ加工が施され、長期間愛用できるデザインに仕上がっています。


 
カラーはブラックとホワイトの2色。



 
サイズは約45 x 33 x 29mmでApple 30W USB-C電源アダプタの半分程度、重量は68gと、2ポートのUSB-C充電器では最小最軽量を実現しています。



 
2台同時充電できるモデルをお探しならかなりおすすめです。

TORRAS FlexLine

ケーブルを内蔵する、2ポートタイプの40Wクラス充電器「TORRAS FlexLine」です。


 
巻取り式のケーブルを内蔵し、裁縫のメジャーみたいで伸縮する感触が気持ちいいです。



 
伸縮ケーブル内蔵なのにそこそこ小さく、同クラスの最小(NovaPort DUOⅡ 45W)よりはさすがに大きいものの、Apple 30W USB-C電源アダプタと同程度におさまっています。



 
重量も約123gと、Apple 30W USB-C電源アダプタより少し重いくらいです。



 
内蔵ケーブルでもUSB-Cポートでも単ポート最大40W出力に対応し、スマホなら余裕で急速充電可能です。

iPhone 16 Pro(22.0W)

 
MacBook Airなど一部のモバイルノートPCも充電でき、ノートPC用充電器としても使えます。

MacBook Air(37.0W)

 
内蔵ケーブル + USB-Cポートの2台同時充電もでき、この場合は20Wずつの固定分配であるため、スマホ2台もしくはスマホ + イヤホンの組み合わせが基本的におすすめです。

iPhone 15 Pro Max / iPhone 14 Pro(17.1W / 4.7W)

MEMO
iPhone 14 Proの充電がフルに近い状態だったので、出力があまり出ませんでした。
 
TORRAS FlexLineは「ケーブル内蔵のノートPC・スマホ兼用充電器がほしい人」におすすめです。

 

Anker Nano Charger (35W, Built-In 巻取り式 USB-Cケーブル)

Anker Nano Charger (35W, Built-In 巻取り式 USB-Cケーブル)」も、ケーブル一体型充電器です。


 
ポート面には巻取り式のUSB-CケーブルとUSB-Cポートをそなえています。


 
ケーブルは約70cmとそれなりに長く、無段階ではないものの、5段階の長さで止まるようになっているので、長さはわりと柔軟に変えられます。

ケーブル自体は細くてしなやかで、巻取り跡がつきにくい設計となっています。

サイズは約61 × 48 × 30mmで、高さと奥行はAirPodsとちょうど同じくらい。


 
同クラスのケーブル内蔵充電器「TORRAS FlexLine」と並べると、ひとまわりシュッとしたサイズ感に仕上がっています。



 
重量は約111gでApple 30W USB-C電源アダプタより若干重い程度、TORRASよりは10g程度軽いです。

Anker

TORRAS

Apple

 
内蔵ケーブルならびにUSB-Cポートともに単ポート最大35W出力に対応し、iPhoneはもちろん、MacBook Airでも急速充電できるので助かります。

iPhone 16 Pro(22.4W)

MacBook Air(30.9W)

 
「内蔵ケーブル + USB-Cポート」の同時使用時も合計出力は35Wですが、デバイスの組み合わせで配分が柔軟に分かれます。

スマホ同士だと最大17.5Wずつ、ノートPC + イヤホン(スマートウォッチ)だと30W + 5Wになり、いずれの組み合わせでも各機器で必要なワット数がしっかり出せます。

iPhone 15 Pro / Xiaomi 14T Pro(15.3W / 13.6W)

MacBook Air / Technics EAH-AZ100(24.3W / 1.4W)

Anker Nano Charger (35W, Built-In 巻取り式 USB-Cケーブル)は「ケーブルが一緒になったMacBook Air・スマホ兼用充電器がほしい人」におすすめです。

 

iPhoneにおすすめの充電器まとめ

本記事ではiPhoneにおすすめの急速充電器を紹介しました。

iPhoneにおすすめの充電器

僕は外に持ち出すことが多いので、この中ならTORRASをよく使っています。

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

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マクリン(新井涼太)

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プロフィール

株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。

レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。

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