USB充電器50台持ちのマクリン( @Maku_ring)です。
ANKER・cheero・AUKEYをはじめ、すぐれた充電器を出しているメーカーは多くありますが、その中でも小型でハイパワーに強みを発揮するのがRAVPower(ラブパワー)。
僕がメイン使いしている充電器の多くはRAVPower製です。
そんなわけで本記事は「【2021年版】RAVPowerの充電器で買うべきおすすめ7モデル」について書いていきます。
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RAVPower(ラブパワー)のおすすめ充電器
USB充電器を選ぶ際に見るべきポイントはポート数と出力(ワット数)です。
前者は「いくつの機器を同時充電したいのか」で決めるといいですが、後者の出力は充電するデバイスの種類によって分かれてきます。
主要な充電器のワット数は、以下の3つに大別されます。
- 12W・18W スマホ・タブレット
- 30W MacBook Airなど一部のノートPC
- 60W MacBook Proなどパワーを要する多くのノートPC
つまり、ノートPCまで視野にいれる場合は、30Wあるいは60Wに対応する高出力モデルを買わないといけません。
それでは数あるRAVPowerの急速充電器でも、特におすすめの7製品を紹介します。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 最大出力 |
---|---|---|---|---|
「RAVPower RP-PC120」 |
約42 x 42 x 30mm | 約58g | 1(USB-C x 1) | 最大30W |
「RAVPower RP-PC112」 |
約49 x 49 x 32mm | 約102g | 1(USB-C x 1) | 最大61W |
「RAVPower RP-PC144」 |
約49 x 49 x 29mm | 約81g | 2(USB-A x 1 / USB-C x 1) | USB-A:最大18W USB-C:最大30W ※ポート合計30W(20W+10W)出力 |
「RAVPower RP-PC105」 |
約65 x 65 x 30mm | 約146g | 2(USB-C x 1 / USB-A x 1) | USB-C:最大61W USB-A:最大12W ※ポート合計57W(45W+12W)出力 |
「RAVPower RP-PC128」 |
約65 x 65 x 32mm | 約192g | 2(USB-C x 2) | USB-C:各ポート最大90W ※ポート合計90W出力 |
「RAVPower RP-PC133」 |
約55 x 55 x 31.5mm | 約115g | 2(USB-C x 1 / USB-A x 1) | USB-C:最大65W USB-A:最大18W ※ポート合計65W(45W+18W or 60W+5W)出力 |
「RAVPower RP-PC136」 |
約76 x 41 x 41mm | 約250g | 4(USB-A x 2 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大18W USB-C:各ポート最大65W ※ポート合計60W(18W+18W+12W+12W)出力 |
RAVPower RP-PC120
「RAVPower RP-PC120」は、最小級の30WクラスPD対応急速充電器です。
最大出力の30Wは、iPhone 11 ProやiPad Proはもちろん、MacBook Airや一部のノートPCまで急速充電できる高出力です。
サイズは約42 x 42 x 30mmで、GaN(窒化ガリウム)採用により、指ではさめるサイコロサイズにおさまっています。
MacBook Airの純正アダプタと比べても、その小ささは際立ち、約40%の小型化に成功しています。
各社の同クラス充電器と並べると、AUKEY PA-Y19(一番上)よりわずかに大きいものの、それに肉薄するコンパクトサイズにまでおさえていることが分かります。
重量は純正アダプターの約106gに対し、RAVPower RP-PC120は約58gと約半分の軽量化を実現しています。
Anker PowerLine+ II USB-C & ライトニング ケーブルを組み合わせることで、最新のiPhoneでも約30分で50%に到達する高速充電に対応しています。
iPhone 11 Pro充電時のワット数は、なんと20Wを超える値を示していました。
USB-Cは最大30W出力に対応し、MacBook Airや一部のノートPCも急速充電することができます。
MacBook Air充電時の出力値は28.3Wであり、最大値に近い値を示していました。
世界最小にしてあらゆるデバイスにフルスピード充電。
RAVPower RP-PC120は、30W出力の1ポート充電器でメインに据えるべき充電器です。
RAVPower RP-PC112
「RAVPower RP-PC112」は、世界最小・最軽量の60Wクラス急速充電器です。
RAVPower RP-PC112最大の特長が超コンパクトであること。
縦49mm x 横49 x 厚み32mmであり、60WクラスのUSB-C充電器として世界最小サイズです。
MacBook Proの純正アダプター(61W)と比べても、約50%の小型化を実現しています。
同じくGaN採用の同クラス充電器「Anker PowerPort Atom III 60W」と比較しても小さく、世界最小サイズに偽りなしといったところです。
ちなみにMacBook Airの純正アダプター(30W)と並べても、RAVPower RP-PC112は2倍の出力にもかかわらず、サイズは下回ってます。
重さは同出力のMacBook Pro純正アダプターの約半分、半分の出力値のMacBook Air純正アダプターとほぼ同じ、約102gという超軽量設計です。
61Wの高出力なので、MacBook Proなど、パワーが必要なハイスペックのノートPCであっても急速充電することができます。
RAVPower RP-PC112のワット数を比較したところ、60W純正アダプターと変わらない高出力値を示していました。
手のひらサイズで全デバイスを急速充電可能。
RAVPower RP-PC112は理想の充電器を体現したPDチャージャーです。
RAVPower RP-PC144
RAVPower RP-PC144は最大30W出力の2ポートUSB充電器です。
1台接続時はUSB-C:最大30W / USB-A:最大18Wをサポートし、2台接続時は30Wに制限されます。
30WはiPad Proなどのタブレットにくわえ、MacBook Airをふくむ一部のモバイルノートPCも急速充電できます。
2ポートながら約49 x 49 x 29mmという、クレジットカード以下のコンパクトサイズにおさまっています。
MacBook Airの30W USB-C電源アダプタより、ポート数が多いにもかかわらず、10%程度小さくおさまっています。
重量も100gを切る抜群の軽量性を実現しています。
USB-Cは単ポート接続で30W出力でき、MacBook Airも急速充電可能です。
2ポート同時接続時は最大30W出力に制限されるので、MacBook AirとiPhoneの同時充電は厳しいものの、iPad ProとiPhoneなど、タブレット・スマホの同時充電は充分可能です。
軽量小型にして高出力。
RAVPower RP-PC144は、スマホ・タブレット・モバイルWi-Fiなど、充電デバイスが複数台あっても頼りになるUSB急速充電器です。
RAVPower RP-PC105
「RAVPower RP-PC105」は、2ポートタイプで世界最小の60WクラスUSB急速充電器です。
USB-Cは最大61W、USB-Aは最大12Wとなっています。
61WはMacBook Proも急速充電できる高出力です。
RAVPower RP-PC105は、USB-C + Aの2ポートの中でかなりの小型サイズ(約65 x 65 x 30mm)となっています。
2ポートにもかかわらず、MacBook Pro純正アダプターより約25%の小型化を実現しています。
同クラスのGaN採用充電器「Anker PowerPort Atom III (Two Ports)」や「cheero 2 port PD Charger」をも下回ります。
重量は純正アダプターの約195gに対し、RAVPower RP-PC105は約146gで、50g近い軽量化に成功しています。
13インチMacBook Proでも急速充電することができます。
MacBook Pro充電時のワット数を確認したところ40Wを超える値であり、純正アダプターと同等でした。
またRAVPower RP-PC105は、最大12W出力のUSB-Aを搭載しています。
こちらのUSB-Aは「iSmart 2.0」に対応し、接続された端末を自動判別して各デバイスに適切な電流を流してくれます。
スマホとタブレットいずれも、電流値が適切な値に調整されていることが確認できました。
2台接続時のUSBはポート合計最大57W(USB-C:45W + USB-A:12W)に制限されるものの、ワット数は1ポート接続時と値が大きく変わらず(約43W)、2台同時の急速充電が確認できました。
世界最小サイズで、ノートPCと全デバイスに2台同時充電可能。
RAVPower RP-PC105は、2ポートタイプでメインになりえる高出力充電器です。
RAVPower RP-PC128
「RAVPower RP-PC128」は2ポートタイプの90WクラスUSB-C急速充電器です。
1ポート使用時は最大90W、2ポート使用時でも合計90W出力(片方最大60W)に対応しています。
これだけハイパワーでありながら折りたたみプラグをそなえ、携帯性にしっかり配慮していること。
前述のとおり、GaN採用で2ポートUSB-C最小の小型サイズ(約65 x 65 x 32mm)であり、同社の60Wクラス充電器「RP-PC105」と同じ大きさです。
2ポートにも関わらず、MacBook Proの87W純正アダプターはおろか、61W純正アダプターをも下回るサイズに仕上がっています。
重量は61W純正アダプターの約195gに対し、RAVPower RP-PC128は約192gで、1.5倍の出力なのにほぼ同重量。
最近の充電器は本体のみであることも多いですが、RAVPower RP-PC128は良心的で、1.5mのUSB-C & USB-Cケーブルが1本付属しています。
1ポート接続時は最大90Wなので、15インチMacBook Proなど、パワーを要するハイスペックのノートPCでも急速充電することができます。
僕が持っているのは13インチMacBook Proですが、USB-C電圧電流チェッカーではデバイスの最大入力値に近いでした。
さらにRAVPower RP-PC128は、13インチMacBook ProとMacBook Airの組み合わせであれば、2台同時の急速充電という離れ業までやってのけます。
出力ワット数を計測した結果、いずれのUSB-Cからも急速充電に足りうる出力が確認できました。
90Wの2ポートでポケッタブルサイズを実現し、同クラスではもちろん世界最小・最軽量。
RAVPower RP-PC128は、何でも充電できる2ポートタイプとして、ベストチョイスのUSB-C充電器です。
RAVPower RP-PC133
「RAVPower RP-PC133」は、最大65W出力の2ポートで最小のUSB充電器です。
1台接続時はUSB-C:最大65W / USB-A:最大18Wに対応し、2台接続時は65Wに制限されます。
ただ、デバイスに応じてワット数を配分でき、USB-C:45W + USB-A:18WやUSB-C:60W + USB-A:5Wといった具合に、60W対応のハイパワーノートPCでも急速充電に対応できるのは大きいです。
13インチMacBook Proの61W純正アダプターより、ポート数もワット数も増えるにもかかわらず、ひと回り以上小さいです。
なんなら前述のRP-PC105(約65 x 65 x 30mm)をも下回り、2ポートの高出力充電器で世界最小を達成しています。
重量も最軽量で、61W純正アダプターの半分程度、これまで同クラスの最軽量であったcheero 2 port PD Chargerより20gの軽量化を実現しています。
多くの充電器と同様にケーブルは付属していませんので、ノートPCを充電する場合はAnker PowerLine+ III USB-C & USB-C 2.0 ケーブル (1.8m ブラック)の購入がおすすめです。
USB-Cに13インチMacBook Proのみを接続した場合は約58W出ており、しっかり急速充電されていました。
それから13インチMacBook ProとiPhone 11 Proの同時接続時の出力です。
USB-Cに関しては触れ込みどおり、60W近くの値を観測し、2台同時接続でもMacBook Proの急速充電が確認できました。
60W対応のノートPCとスマホが同時急速充電できるUSB-C & USB-A充電器が、真の意味で登場したといえるのではないでしょうか。
しかも世界最小最軽量。これは買うしかないでしょう。
RAVPower RP-PC136
「RAVPower RP-PC136」は、60Wクラスの4ポートタイプのUSB急速充電器です。
PD対応USB-CとQuick Charge(QC)対応USB-Aを2つずつ搭載しています。
USB-Cポートのみ接続したときは最大65Wまで出力し、MacBook Pro 13インチも急速充電できますが、接続ポート数によって出力が上手く配分されるようになっています。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-A 1 | USB-A 2 | Total |
65W | 65W | |||
65W | 65W | |||
18W | 18W | |||
18W | 18W | |||
45W | 18W | 63W | ||
45W | 18W | 63W | ||
18W | 18W | 18W | 54W | |
45W | 12W | 12W | 69W | |
18W | 18W | 12W | 12W | 60W |
単ポート65Wの高出力ながらサイズは約7.6 x 4.1 x 4.1 cmであり、床置き面積を500円玉4枚分におさえています。
折りたたみプラグ式ではなく、やや太めのAC入力ケーブルが付いてくるものの、1ポートのMacBook Pro13インチ純正アダプタ(61W出力)と比べても遜色ないサイズ感なのは驚きです。
重量はケーブルをふくめても約250gです。
USB-Cの単ポート接続だと最大65W出力まで対応し、MacBook Pro13インチなど、ハイパワーのノートPCでも急速充電できます。
USB-CとUSB-Aの2ポート接続時は45Wと18Wに分配され、一般的なUSB-C対応ノートPCとスマホ(iPad Proも可)なら2台同時急速充電が可能です。
4ポート接続時ではノートPC充電は難しいものの、タブレット2台 + スマホ2台なら余裕で、充電ポートを友人知人と分け合うシチュエーションでも大活躍。
RAVPower RP-PC136は、オフィスで使う小型4ポート充電器として第一選択になるでしょう。
RAVPowerのおすすめ充電器まとめ
本記事は「【2021年版】RAVPowerの充電器で買うべきおすすめ7モデル」について書きました。
RAVPowerの充電器は、1・2ポートの高出力タイプで世界最小モデルを有し、携帯性にこだわる人におすすめです。
ふだん充電する機器を想定し、ベストな組み合わせの充電器を選んでいきましょう。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
製品名 | サイズ | 重量 | 出力ポート数 | 最大出力 |
---|---|---|---|---|
「RAVPower RP-PC120」 |
約42 x 42 x 30mm | 約58g | 1(USB-C x 1) | 最大30W |
「RAVPower RP-PC112」 |
約49 x 49 x 32mm | 約102g | 1(USB-C x 1) | 最大61W |
「RAVPower RP-PC144」 |
約49 x 49 x 29mm | 約81g | 2(USB-A x 1 / USB-C x 1) | USB-A:最大18W USB-C:最大30W ※ポート合計30W(20W+10W)出力 |
「RAVPower RP-PC105」 |
約65 x 65 x 30mm | 約146g | 2(USB-C x 1 / USB-A x 1) | USB-C:最大61W USB-A:最大12W ※ポート合計57W(45W+12W)出力 |
「RAVPower RP-PC128」 |
約65 x 65 x 32mm | 約192g | 2(USB-C x 2) | USB-C:各ポート最大90W ※ポート合計90W出力 |
「RAVPower RP-PC133」 |
約55 x 55 x 31.5mm | 約115g | 2(USB-C x 1 / USB-A x 1) | USB-C:最大65W USB-A:最大18W ※ポート合計65W(45W+18W or 60W+5W)出力 |
「RAVPower RP-PC136」 |
約76 x 41 x 41mm | 約250g | 4(USB-A x 2 / USB-C x 2) | USB-A:各ポート最大18W USB-C:各ポート最大65W ※ポート合計60W(18W+18W+12W+12W)出力 |