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CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡをレビュー!3つのUSB-Cポート搭載のコンセント付きモバイルバッテリー

評価:4.5

どうも、家でも外出先でもコンセント付きモバイルバッテリーが欠かせないマクリンです。

コンセントのある環境では充電器、ない環境ではモバイルバッテリーとして使え、1台2役をこなせるので、一度使えばこのタイプじゃないとダメな身体になります(?)

充電器で使うならPCも充電できる60Wクラス、モババで使うなら10,000mAhクラスはほしいところ。

同条件だとAnker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)しかなかったところ、CIOからも「SMARTCOBY Pro PLUGⅡ」が登場しました。

コンセント挿したとき(充電器モード)ではMacBook Proも充電できる最大67W出力、挿さないとき(バッテリーモード)もスマホ3台同時充電できるパワフル設計となっています。

側面のディスプレイでは各ポートの出力をリアルタイムで細かく確認できます。

マクリン
CIO独自の電力自動振り分け機能「Nova Intelligence」も健在!

そこで本記事はSMARTCOBY Pro PLUGⅡをレビューしていきます。

メリット
  • 多機能ディスプレイ搭載
  • USB-Cポートを3つ搭載
  • パススルー対応
  • 最大67W出力対応
  • 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
デメリット
  • やや大きい
  • 充電器モードとバッテリーモードで出力が異なる
ご提供品
本記事はCIO様から商品を提供いただき作成しています。
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プロフィール

いや、俺なんてそんな、どこにでもいるただのマクリンですよ。当サイトでは、さまざまなガジェット・家電をレビューしています。「Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム」のモノ/ガジェットクリエイターとしても活動し、22年4月には書籍「マクサン式Webライティング実践スキル大全」を出版。株式会社makuri 代表取締役。プロフィール詳細レビューガイドライン・理念

CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡの外観

SMARTCOBY Pro PLUGⅡ」は、スマホなら約2回、MacBookでも約0.5回充電できる、10,000mAhのコンセント付きモバイルバッテリーです。

製品名 CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡ
サイズ 約104 x 64 x 31mm
重さ 約308g
バッテリー容量 10,000mAh
出力ポート数 3(USB-C x 3)
入力 AC入力:100-240V 50-60Hz 1.55A
USB-C入力:5V = 3A / 9V = 2.22A / 12V = 1.67A / 15V = 1.34A / 20V = 1A(最大20W)
出力 充電器使用時:5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3.35A(最大67W)
モバイルバッテリー使用時:5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 2.25A(最大45W)
合計出力 充電器使用時:最大65W(40W + 20W / 30W + 30W)
モバイルバッテリー使用時:最大45W(15W + 15W + 15W)

 
カラーはブラックとホワイトの2色。



 
外装はおなじみのシボ加工で、キズの目立ちにくい表面となっています。


 
左側面にはディスプレイとポート類がならび、ポート種はなんと3つともUSB-Cという思い切った仕様。USB-C機器に統一されつつある現状だから全然アリ。


 
右側面にはACコンセントがついています。


 
天面の電源ボタンでディスプレイが点灯し、1回押すとバッテリー残量と総ワット数(本体充電か外部給電かも分かる)、もう1回押すと各ポートのワット数が細かく見れるようになっています。




僕が見るかぎり、同社製品でここまで多機能のディスプレイを搭載しているは初で、これだけでもCIOが本機に力をいれていることがうかがえます。

サイズは約104 x 64 x 31mmで、大人男性の手でちょうど掴めるくらいの大きさ。正直ちょっとデカめです。


 
重量は約320gとそれなりですが、持ち運びは全然いけます。


 

Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)との比較

Ankerの同タイプモバイルバッテリー「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」と比較していきます。

製品名 CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡ
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
サイズ 約104 x 64 x 31mm 約115 x 44 x 42mm
重さ 約308g 約308g
バッテリー容量 10,000mAh 9,600mAh
出力ポート数 3(USB-C x 3) 2(USB-C x 2)
入力方法 ACコンセント / USB-C ACコンセント / USB-C
USB-C出力 最大65W(充電器使用時)
最大45W(モバイルバッテリー使用時)
最大65W(充電器使用時)
最大65W(モバイルバッテリー使用時)
合計出力 最大65W(充電器使用時)
最大45W(モバイルバッテリー使用時)
最大65W(充電器使用時)
最大65W(モバイルバッテリー使用時)
パススルー充電 (ACコンセント充電時のみ) (ACコンセント充電時のみ)

 
体積自体は両者ほとんど同じですが、CIOがやや平べったいのに対し、Ankerはほぼ四角柱で、収納時に出っ張りをなるべくおさえたい人はCIOのほうがいいかもしれません。



 
ディスプレイの機能性が高いのも両者共通ですが、文字の大きさ・バッテリー残量と各ポート出力が一気に見れる網羅性の点で、Ankerに軍配があがります。

CIO

Anker

 
ポート数の面では、より多くのUSB-CポートをもつCIOが勝ります。


 
ただ個人的に気になるのが「出力面」で、Ankerは充電器モードでもバッテリーモードでも出力が変わりません。

モバイルバッテリー使用時(62.8W)

充電器使用時(63.9W)

 
一方CIOは、充電器モードだと最大67W、バッテリーモードでは最大45Wと、コンセントに挿したときのほうが、出力が全体的に上がります。

充電器モード

バッテリーモード

これは多くのコンセント付きモバイルバッテリーがそうなので仕方ない部分もありますが、Ankerは両モードで差異がないので、この点はちょっとがんばってほしかったところ。

ただ、複数ポート接続時に高出力側・低出力側をユーザー自身で区別することなく自動で振り分けてくれる点は、高出力ポートが決まっているAnkerよりすぐれています。

 

CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡのレビュー

SMARTCOBY Pro PLUGⅡをレビューしていきます。

 

充電器モードは最大67W出力対応

本機は、コンセントとポートを介したUSB-C充電のいずれかで本体充電可能です。



注意
最大20W入力対応なので、20W以上の充電器と組み合わせる必要があります。

コンセントに挿した充電器モードでは、各ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proの急速充電も可能です。

14インチMacBook Pro(58.8W)

 
本機は、つないだデバイスに応じ、電力を自動的に振り分ける「Nova Intelligence」もついています。

ノートPC + スマホの組み合わせでは「45W + 20W」、MacBook Air同士の組み合わせでは「30W + 30W」といった感じで、複数機器でもワット数をいい感じに配分してくれます。

MacBook / iPhone(43.5W / 18.9W)

MacBook / MacBook(28.0W / 28.3W)

 
さらに3台接続時は20Wずつに分かれるので、スマホ x 3(タブレットもOK)でも同時急速充電できる懐の大きさをもっています。


iPhone 15 Pro Max / 16 Pro /15 Pro(20.2W / 16.9W / 16.8W)

 

バッテリーモードは最大45W出力対応

内蔵バッテリーから充電するバッテリーモードでは、充電器モードより出力が若干落ちます。

単ポート接続時は各最大45Wに対応し、MacBook Proの急速充電はやや難しいものの充電自体は十分可能で、MacBook Airの急速充電にも適しています。

14インチMacBook Pro(43.2W)

 
2台接続時は20Wずつ、3台だと15Wずつに分かれるので、このモードでもスマホ2〜3台の同時急速充電をまかなえます。

iPhone 15 Pro Max / 15 Pro(19.2W / 15.5W / 16.8W)


iPhone 15 Pro Max / 16 Pro / 15 Pro(14.9W / 14.9W / 14.9W)

マクリン
好きなポートにつないで振り分けてくれるのはマジ便利!
 

CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡはこんな人におすすめ

SMARTCOBY Pro PLUGⅡは「MacBook Proもスマホ3台も急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。

多機能ディスプレイと3つのUSB-Cポートが付き、充電器モードを組み合わせれば、どんな組み合わせでも同時充電できるモデルに仕上がっています。

個人的には3台同時充電の機会がわりと多いので、USB-C機器をふだんから多く持ち歩いている人はヘビロテ間違いなし。

ただし「充電器モードとバッテリーモードで出力が異なる」といったデメリットはあるので、3ポート仕様よりその点にこだわる人はAnker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)がおすすめです。

 

CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡレビューまとめ

本記事ではSMARTCOBY Pro PLUGⅡをレビューしました。

コンセント挿したときはMacBook Proも充電、挿さないときもスマホ3台同時充電できる、パワフルなコンセント付きモバイルバッテリーです。

マクリン
各出力が見れるディスプレイもいい!

どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。

メリット
  • 多機能ディスプレイ搭載
  • USB-Cポートを3つ搭載
  • パススルー対応
  • 最大67W出力対応
  • 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
デメリット
  • やや大きい
  • 充電器モードとバッテリーモードで出力が異なる
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