評価:4.5
どうも、家でも外出先でもコンセント付きモバイルバッテリーが欠かせないマクリンです。
コンセントのある環境では充電器、ない環境ではモバイルバッテリーとして使え、1台2役をこなせるので、一度使えばこのタイプじゃないとダメな身体になります(?)
充電器で使うならPCも充電できる60Wクラス、モババで使うなら10,000mAhクラスはほしいところ。
同条件だとAnker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)しかなかったところ、CIOからも「SMARTCOBY Pro PLUGⅡ」が登場しました。
コンセント挿したとき(充電器モード)ではMacBook Proも充電できる最大67W出力、挿さないとき(バッテリーモード)もスマホ3台同時充電できるパワフル設計となっています。
側面のディスプレイでは各ポートの出力をリアルタイムで細かく確認できます。
そこで本記事はSMARTCOBY Pro PLUGⅡをレビューしていきます。
- 多機能ディスプレイ搭載
- USB-Cポートを3つ搭載
- パススルー対応
- 最大67W出力対応
- 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
- やや大きい
- 充電器モードとバッテリーモードで出力が異なる
タップできるもくじ
CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡの外観
「SMARTCOBY Pro PLUGⅡ」は、スマホなら約2回、MacBookでも約0.5回充電できる、10,000mAhのコンセント付きモバイルバッテリーです。
製品名 | CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡ |
---|---|
サイズ | 約104 x 64 x 31mm |
重さ | 約308g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C x 3) |
入力 | AC入力:100-240V 50-60Hz 1.55A USB-C入力:5V = 3A / 9V = 2.22A / 12V = 1.67A / 15V = 1.34A / 20V = 1A(最大20W) |
出力 | 充電器使用時:5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3.35A(最大67W) モバイルバッテリー使用時:5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 2.25A(最大45W) |
合計出力 | 充電器使用時:最大65W(40W + 20W / 30W + 30W) モバイルバッテリー使用時:最大45W(15W + 15W + 15W) |
カラーはブラックとホワイトの2色。
外装はおなじみのシボ加工で、キズの目立ちにくい表面となっています。
左側面にはディスプレイとポート類がならび、ポート種はなんと3つともUSB-Cという思い切った仕様。USB-C機器に統一されつつある現状だから全然アリ。
天面の電源ボタンでディスプレイが点灯し、1回押すとバッテリー残量と総ワット数(本体充電か外部給電かも分かる)、もう1回押すと各ポートのワット数が細かく見れるようになっています。
サイズは約104 x 64 x 31mmで、大人男性の手でちょうど掴めるくらいの大きさ。正直ちょっとデカめです。
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)との比較
Ankerの同タイプモバイルバッテリー「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」と比較していきます。
製品名 | CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡ |
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion) |
---|---|---|
サイズ | 約104 x 64 x 31mm | 約115 x 44 x 42mm |
重さ | 約308g | 約308g |
バッテリー容量 | 10,000mAh | 9,600mAh |
出力ポート数 | 3(USB-C x 3) | 2(USB-C x 2) |
入力方法 | ACコンセント / USB-C | ACコンセント / USB-C |
USB-C出力 | 最大65W(充電器使用時) 最大45W(モバイルバッテリー使用時) |
最大65W(充電器使用時) 最大65W(モバイルバッテリー使用時) |
合計出力 | 最大65W(充電器使用時) 最大45W(モバイルバッテリー使用時) |
最大65W(充電器使用時) 最大65W(モバイルバッテリー使用時) |
パススルー充電 | (ACコンセント充電時のみ) | (ACコンセント充電時のみ) |
体積自体は両者ほとんど同じですが、CIOがやや平べったいのに対し、Ankerはほぼ四角柱で、収納時に出っ張りをなるべくおさえたい人はCIOのほうがいいかもしれません。
ディスプレイの機能性が高いのも両者共通ですが、文字の大きさ・バッテリー残量と各ポート出力が一気に見れる網羅性の点で、Ankerに軍配があがります。
ポート数の面では、より多くのUSB-CポートをもつCIOが勝ります。
ただ個人的に気になるのが「出力面」で、Ankerは充電器モードでもバッテリーモードでも出力が変わりません。
一方CIOは、充電器モードだと最大67W、バッテリーモードでは最大45Wと、コンセントに挿したときのほうが、出力が全体的に上がります。
これは多くのコンセント付きモバイルバッテリーがそうなので仕方ない部分もありますが、Ankerは両モードで差異がないので、この点はちょっとがんばってほしかったところ。
ただ、複数ポート接続時に高出力側・低出力側をユーザー自身で区別することなく自動で振り分けてくれる点は、高出力ポートが決まっているAnkerよりすぐれています。
CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡのレビュー
SMARTCOBY Pro PLUGⅡをレビューしていきます。
充電器モードは最大67W出力対応
本機は、コンセントとポートを介したUSB-C充電のいずれかで本体充電可能です。
コンセントに挿した充電器モードでは、各ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proの急速充電も可能です。
本機は、つないだデバイスに応じ、電力を自動的に振り分ける「Nova Intelligence」もついています。
ノートPC + スマホの組み合わせでは「45W + 20W」、MacBook Air同士の組み合わせでは「30W + 30W」といった感じで、複数機器でもワット数をいい感じに配分してくれます。
さらに3台接続時は20Wずつに分かれるので、スマホ x 3(タブレットもOK)でも同時急速充電できる懐の大きさをもっています。
バッテリーモードは最大45W出力対応
内蔵バッテリーから充電するバッテリーモードでは、充電器モードより出力が若干落ちます。
単ポート接続時は各最大45Wに対応し、MacBook Proの急速充電はやや難しいものの充電自体は十分可能で、MacBook Airの急速充電にも適しています。
2台接続時は20Wずつ、3台だと15Wずつに分かれるので、このモードでもスマホ2〜3台の同時急速充電をまかなえます。
CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡはこんな人におすすめ
SMARTCOBY Pro PLUGⅡは「MacBook Proもスマホ3台も急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
多機能ディスプレイと3つのUSB-Cポートが付き、充電器モードを組み合わせれば、どんな組み合わせでも同時充電できるモデルに仕上がっています。
個人的には3台同時充電の機会がわりと多いので、USB-C機器をふだんから多く持ち歩いている人はヘビロテ間違いなし。
ただし「充電器モードとバッテリーモードで出力が異なる」といったデメリットはあるので、3ポート仕様よりその点にこだわる人はAnker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)がおすすめです。
CIO SMARTCOBY Pro PLUGⅡレビューまとめ
本記事ではSMARTCOBY Pro PLUGⅡをレビューしました。
コンセント挿したときはMacBook Proも充電、挿さないときもスマホ3台同時充電できる、パワフルなコンセント付きモバイルバッテリーです。
どうも、マクリン(
- 多機能ディスプレイ搭載
- USB-Cポートを3つ搭載
- パススルー対応
- 最大67W出力対応
- 本体充電がUSB-Cとコンセントの2種類に対応
- やや大きい
- 充電器モードとバッテリーモードで出力が異なる