どうも、IT機器を所持しマクリン( @Maku_ring)です。
ノートPCからタブレット、スマホ、イヤホンなど、あらゆる機器を持ち運ぶワーカーには複数ポートの充電器が手放せません。
どんな組み合わせでもポート不足にならない状況を実現できるのが4ポートタイプです。
ただ、4ポートともなると、サイズ・重量ともにどうしても大きく重くなりがち。
そんな固定概念をくつがえすUSB充電器が、CIOの「NovaPort QUAD 65W」です。
NovaPortシリーズの60Wクラス4兄弟(SOLO・DUO・TRIO・本機)の長男坊。
4ポートの65Wでクラス世界最小最軽量を実現しています。
USBタイプC x 3 + USBタイプAという使いやすいポート構成かつ、1ポート使用時はMacBook Proも急速充電できる最大65W出力に対応しています。
3つのUSB-Cは同社の出力振り分け機能「Nova Intelligence」に対応し、つなげるデバイスによって出力配分を自動的に変えてくれます。
そこで本記事は外観とサイズ・重量比較、出力面を紹介していきます。
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- PPS対応
- 65Wクラス4ポートで世界最小・最軽量
- USB-C 3ポート使用時は20Wずつの出力
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CIO NovaPort QUAD 65Wの外観とサイズ・重量
「NovaPort QUAD 65W」は4ポートタイプの65WクラスUSB急速充電器です。
製品名 | CIO NovaPort QUAD 65W |
---|---|
サイズ | 約48 x 28 x 55mm |
重さ | 約100g |
出力ポート数 | 4(USB Type-C x 3 / USB Type-A) |
USB出力 | USB-C 1/2:5V 3A/9V 3A/12V 3A/15V 3A/20V 3.25A(最大65W) USB-A:5V 3A/9V 2A/12V 1.5A(最大18W) |
PPS出力 | 3.3V-11.0V 5A(最大55W) |
USB-Cが各ポート最大65W出力なのにくわえ、USB-C 2ポート同時接続時に最大65Wの範囲内で自動的に最適な出力に振り分けてくれます。
USB-C 1 | USB-C 2 | USB-C 3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
65W | 65W | |||
65W | 65W | |||
65W | 65W | |||
18W | 18W | |||
最大65W内で最適に振り分け | 65W | |||
45W | 18W | 63W | ||
45W | 18W | 63W | ||
15W(2ポート合計) | 15W | |||
20W | 20W | 20W | 60W | |
20W | 20W | 18W | 58W | |
最大50W内で最適に振り分け | 15W(2ポート合計) | 65W |
表面はNovaPortシリーズ共通の粗いシボ加工が施され、指紋とキズの目立ちにくいデザインとなっています。
4ポートに関わらず、折りたたみプラグ式なので持ち運びに配慮されています。
本機のサイズは約48 x 28 x 55mmであり、ほぼ卵サイズを実現しています。
同クラスの4ポート最小だった前モデル「CIO LilNob Share」と比べても、高さが若干おさえられています。
Apple 67W USB-C電源アダプタ(14インチMacBook Pro充電器)の半分近くなのにくわえ、30W USB-C電源アダプタ(MacBook Air充電器)より小さくおさまっているのはびっくり。
重量は100gジャストと抜群の軽量設計です。
なお、ケーブルは付いていないので、別途買うなら「CIO 柔らかいシリコンケーブル」「CIO USB-C to ライトニング充電ケーブル」がおすすめです。
CIO NovaPort QUAD 65Wのレビュー
NovaPort QUAD 65Wの特徴を紹介していきます。
USB-CはPDとPPSに対応
NovaPort QUAD 65WはPD対応USB-Cを3つ搭載し、いずれも最大65W出力です。
1ポート使用なら、13・14インチMacBook Pro(8コアCPUのみ)ふくめ、ほぼ全てのモバイルノートPCの急速充電に対応しています。
USB-CはPPSにも対応し、PPS対応スマホのGalaxy S21で「超急速充電」と表示し、20W以上の出力が確認できました。
USB-C 2ポート接続時は出力自動振り分けに対応
USB-C 2ポート同時接続時のみ「Nova Intelligence」に対応し、最大65Wまでの範囲で各デバイスに最適な出力を配分してくれます。
MacBook Air 2台みたいな組み合わせなら、30Wずつの出力が可能となっています。
ノートPC + スマホ(タブレット)の組み合わせでは、45W + 20W(接続側が逆だと20W + 45W)出力で充電されます。
なお、USB-C 3ポート同時接続時は自動振り分けに対応しておらず、20Wずつの出力となります。
4ポート接続時は50W + 15Wに分配
4ポート接続時は上2ポートが最大50W内で最適に振り分け、残り2ポートで15Wを分け合う形に制限されるものの、ノートPC + モバイル機器 x 3台の4台同時充電が可能です。
世界最小・最軽量の4ポートで、接続ポート数に合わせてノートPCからスマホまで急速充電できる柔軟性。
NovaPort QUAD 65Wは、持ち運びできる4ポート充電器なら、かなりおすすめのモデルです。
CIO NovaPort QUAD 65Wはこんな人におすすめ
CIO NovaPort QUAD 65Wは「ノートPCふくめて4台同時充電したい人」におすすめです。
4ポートで最小最軽量におさめつつ、Nova IntelligenceやPPS対応など、実用性にすぐれています。
65Wクラスで数少ない4ポート仕様なので、その点で買いの充電器といえるでしょう。
CIO NovaPort QUAD 65Wレビューまとめ
本記事は「CIO NovaPort QUAD 65Wをレビュー!ノートPCも充電できる超小型の4ポートUSB充電器」について書きました。
CIO NovaPort QUAD 65Wは、PD対応USB-C x 3 + USB-Aという、使いやすいポート構成の4ポート充電器です。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- 1ポート使用で14インチMacBook Pro急速充電可能
- PPS対応
- 65Wクラス4ポートで世界最小・最軽量
- USB-C 3ポート使用時は20Wずつの出力