ノートPC・タブレット・スマホ向けにまるっと一台で使いたいなら、65Wクラス充電器がおすすめのマクリン( @Maku_ring)です。
2ポートあれば、1ポート接続でノートPC充電、2ポート接続でスマホ2台同時充電など、使い分けたい人にも助かります。
超小型の折りたたみプラグ式でそれを実現するのが、このたびCIOより貸し出していただいた「NovaPort DUO」です。
充電器の出力は、通常決まっていることが多いですが、本機は「Nova Intelligence」という独自開発の出力振り分け機能を搭載しています。
1ポート接続では各ポート最大65W出力でき、13インチ・14インチMacBook ProなどのモバイルノートPCふくめ、ほぼ全デバイスが急速充電できます。
真価を発揮するのが2ポート接続時で、つなげるデバイスによって、出力配分を自動的に変えてくれます。
従来なら20W + 45Wみたいに決まっていて、これは充電デバイスをどういう組み合わせにしたとしても20W + 45Wで変わりません。
でもその点NovaPort DUOなら、スマホ2台同時だと20W + 20W、MacBook Air 2台なら30W + 30W、ノートPC + スマホなら45W + 20Wといったように、デバイスによって最適な出力配分を自動的に振り分けてくれるのです。
出力配分が決まってたり、上下ポートで出力が異なる充電器が多いなか、これはかなりありがたい機能です。
そこで本記事では、本機のサイズと重量を比較した後、各ポートの出力面を紹介していきます。
30Wタイプが発売
45Wタイプも発売
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- PPS規格対応
- 同クラス最小・最軽量
- ケーブルは別途必要
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CIO NovaPort DUOの外観とサイズ・重量比較
「NovaPort DUO」は2ポートタイプの65WクラスUSB-C充電器です。
製品名 | CIO NovaPort DUO |
---|---|
サイズ | 約52 x 41 x 28 mm |
重さ | 約90g |
出力ポート数 | 2(USB Type-C x 2) |
USB-C 出力(1ポートのみ使用) | 5V 3A / 9V 3A / 12V 3A / 15V 3A / 20V 3.25A(最大65W) |
USB-C 出力(2ポート同時使用) | 45W + 20W / 30W + 30W / 20W + 20W ※ポート合計最大65W |
PPS出力 | 5.0V-11.0V 5.0A(最大55W) |
最大出力 | 65W |
表面には粗いシボ加工が施され、すりキズ・ひっかきキズの目立ちにくいデザインに仕上がっています。
側面のロゴプレートはアルミででき、この点も高級感を演出しています。
細かいこだわりですが、ポート部分にはコーポレートカラーのCIOパープルがあしらわれ、デザイン面でもアクセントになっています。
小型の2ポートながら折りたたみプラグ式で持ち運びにも適しています。
サイズは約52 x 41 x 28mmであり、65Wクラスの2ポート充電器の中でもダントツに小さい卵サイズを実現しています。
他と比べてどれくらい小さいかというと、MacBook Airの純正充電器(30W USB-C電源アダプタ)よりポート数が多いにもかかわらず、ひと回り小さくできています。
30Wクラスの最小2ポート充電器「Innergie C3 Duo」と比べても、奥行きがややある程度におさまり、厚みは本機のほうがややスリム(30mmに対して28mm)にできています。
さらに驚くべきことに、65Wの1ポート充電器最小の「CIO G65W1C」とほぼ同サイズにおさまっています。
同じく65Wの2ポートでも小さいほうである「Anker PowerPort III 2-Port 65W」と並べると、高さが4分の3におさえられ、本機がいかに小さいか分かります。
重量は約90gで、先ほどのAnkerやMacBook Air純正充電器すら100gを超える中、100gを切る軽量設計です。
なお、ケーブルは付いていないので、別途買うなら「CIO 柔らかいシリコンケーブル」「CIO USB-C to ライトニング充電ケーブル」がおすすめです。
30Wタイプが発売
45Wタイプも発売
CIO NovaPort DUOのレビュー
NovaPort DUOの特徴を紹介していきます。
1ポート接続時は最大65W出力に対応
NovaPort DUOは、1ポート接続で上下いずれも各ポート最大65W出力に対応しています。
したがって、MacBook Pro(13・14インチ8コアCPU)ふくめ、MacBook Airや大抵のモバイルノートPCでも急速充電できます。
PPS対応
本機はPPS対応充電器でもあり、従来のPDをしのぐ超急速充電が可能です。
PPS出力は「5.0V-11.0V 5.0A」と5A対応なので、Samsungスマホでいう「Super Fast Charging 2.0(最大45W)」までサポートしています。
PPS対応スマホのGalaxy S21を充電したところ「超急速充電」と表示され、PPSであることが確認できました。
2ポート接続時は出力自動振り分けに対応
本機の真骨頂が2ポート接続時です。
前述のとおり「Nova Intelligence」という出力の自動振り分け機能を搭載しています。
これによって、接続デバイスで充電出力が自動的に変わっていきます。
たとえばiPhone + iPad(Phone x 2)みたいな組み合わせなら、いずれも20W出力で急速充電可能なので、充電器側もそれを認識し20Wずつの出力が可能となっています。
それからMacBook Air 2台みたいな組み合わせだと、これらは30W出力で急速充電できるので、この場合だと30Wずつの出力になります。
さらに、MacBook Pro + スマホみたいにノートPC側の出力がもう少し必要なデバイスだと、45W + 20Wの出力配分になるとのことです。
こちらはMacBook Proが満充電に近かったためか、ノートPC側が30Wまでしか出ませんでした。
30Wタイプが発売
45Wタイプも発売
CIO NovaPort DUOはこんな人におすすめ
NovaPort DUOは「スマホ・タブレット・モバイルノートPCをあらゆる組み合わせで急速充電したい人」におすすめです。
2ポート仕様の65W充電器でもダントツの小ささをほこり、サイズや重量の優先度が高い人にも有力候補になるでしょう。
Nova Intelligence機能のおかげで、ポートの接続方向や組み合わせも選ばないので、使いやすさの面でも他の充電器をゆうに超える完成度です。
CIO NovaPort DUOレビューまとめ
本記事は「CIO NovaPort DUOをレビュー!デバイスごとに出力を最適化できる65Wクラスの2ポート充電器」について書きました。
NovaPort DUOは、ノートPC・ゲーム機・タブレット・スマホなど、どんなデバイスの組み合わせでもスマートな電力分配を実現するUSB充電器です。
65Wクラスの2ポート充電器でも高い完成度をもち、同タイプ最強モデルだと感じました。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
30Wタイプが発売
45Wタイプも発売
- 機器に合わせて最適な電力分配を実現
- PPS規格対応
- 同クラス最小・最軽量
- ケーブルは別途必要
うわさ通りのやばいサイズ感!
45wも65wも楽しみです。
30Wクラスと一緒なのはビビりました…
45Wも楽しみですね!
45w でたら
ankerのAnker 521 Charger nano proを比較に出して欲しいです。
りんさん、リクエストありがとうございます!
承知しました!
マクリン