どうも、MacBook AirとProを両方持っているマクリンです。
Macと一緒に携帯するのが純正の充電器。
MacBook Air(13・15インチ)が30WのUSB-C電源アダプタ、14インチMacBook Pro(M4 / 12コアCPU搭載M4 Pro)は70Wのアダプタ、14インチMacBook Pro(14コアCPU搭載M4 Pro / M4 Max)は96W、16インチMacBook Proは140Wで、いずれも小さいとはいえません。
持ち歩く機会が多いからこそ、充電器はできるだけ小さくしたいもの。
そこで100台以上のUSB充電器を所有する僕が、純正よりも使いやすい小型の代用充電器を、MacBook Airと14インチMacBook Pro(下位モデル)、14インチMacBook Pro(上位モデル)、16インチMacBook Proそれぞれでまとめました。
そんなわけで本記事はMacBookにおすすめの充電器を紹介していきます。
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MacBook Airにおすすめの30W充電器
MacBook Airの代用充電器として使用するためには、最大30W出力のUSB-C充電器である必要があります。

本記事でおすすめする充電器は、以下のポイントに着目して選びました。
- 世界最小最軽量はこちら Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
- 2ポートの最小最軽量はこちら Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)
それでは数ある充電器から、僕のおすすめするMacBook Airの代用充電器にしぼってご紹介します。
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」は、1ポートタイプの30W充電器です。
サイズは約36 x 29 x 29mmと同クラスの最小設計であり、もちろん卵サイズ未満です。
同クラスのAnker 711 Charger (Nano II 30W)やBELLEMOND Ultra Mini 30Wとほぼ同等であり、これまでプラグむき出しでないと実現できなかった極小サイズを、格納型で実現できるようになりました。
MacBook Airの30W純正アダプターと並べても、約70%程度小型化できています。
重量は約38gであり、同クラスの最軽量にせまりつつ、MacBook Air充電器と比べても半分未満の軽量設計です。
USB-Cは最大30W出力にまで対応し、MacBook Airでも急速充電可能です。
PPSにも対応し、Galaxy S21などPPS対応スマホとの組み合わせで、20W以上の超急速充電に対応しています。
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)は「プラグが格納できるMacBook Air・iPhone 14用充電器が欲しい人」におすすめのモデルです。
Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)
「Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)」は、2ポートタイプの40WクラスUSB-C充電器です。
ブルー以外にブラック・ホワイトといったベーシックなカラーも用意されています。
重量は約81gです。
1ポート接続時は上下いずれも各ポート最大45W出力に対応し、MacBook Airや一般的なモバイルノートPCなら十分に急速充電可能です。
2ポート接続時は上側:27W + 下側:20Wに分配され、MacBook Airとの組み合わせであれば、ノートPC + タブレット(iPad)でも同時急速充電できます。
Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)は「MacBook Airと同時充電できる2ポート充電器がほしい人」におすすめです。
Anker 523 Chargerレビューはこちら
MacBook Pro14インチ(M4 / 12コアCPU搭載M4 Pro)におすすめの60W充電器
MacBook Pro14インチの下位モデル(M4 / 12コアCPU搭載M4 Pro)は70W USB-C電源アダプタが付いています。
本記事でおすすめする充電器は、以下のポイントに着目して選びました。
- 1ポートならこちら Anker Nano II 65W
- 2ポートのUSB-Cはこちら CIO NovaPort DUOⅡ 67W
- ミントタブレット型はこちら MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W
Anker Nano II 65W
「Anker Nano II 65W」は、1ポートタイプの60Wクラス充電器です。
サイズは約44 × 42 × 36 mmで、MacBook Pro純正アダプターと比べ、約60%の小型化を実現しています。
重量は純正アダプターの半分近くまでの軽量化に成功し、60Wクラスとしてはかなり優秀。
USB-Cは最大65W出力に対応し、14インチMacBook Proふくめ、USB-C対応モバイルノートPCの急速充電が可能です。
Anker Nano II 65Wは、スマホからノートPCまであらゆる機器の充電をカバーし、1ポート充電器では最適といえる出来でした。
CIO NovaPort DUOⅡ 67W
「CIO NovaPort DUOⅡ 67W」は2ポートタイプの67W対応充電器です。
前モデル自体が同クラス最小であったため、わずかな差ではあるものの、本機は約5%小型化しています。
また、プラグ側の面がフラットになり、コンセントにすき間なく差し込めるので安定感が増しました。
重量も約100gと軽いです。
2つのUSB-Cポートはいずれも単ポート最大67W出力に対応し、14インチMacBook Proをはじめ、モバイルノートPCまで急速充電できます。
2ポート接続時は電力自動振り分け機能がはたらき、合計65Wの範囲で各機器に最適な出力に割り振ってくれます。
MacBook Air/Pro + スマホの組み合わせだと、おおよそ45W + 20Wに分かれます。
ノートPC同士だと30Wずつになるので、MacBook Airなら2台同時急速充電も可能です。

NovaPort DUOⅡ 67Wは「60WクラスのノートPC充電器として基本使い、スマホやタブレットと一緒に充電することもある人」におすすめです。
MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W
「MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W」は、2ポートタイプの70WクラスUSB-C充電器です。
特筆すべき点はその形状。約45.3 x 83.9 x 12.9 mmのミントタブレット型で、フリスクより少し長い程度におさまっています。
Apple 67W USB-C電源アダプタと比較してもその差は歴然。抜群のスリム設計です。
ミントタブレット形状のメリットを活かし、コンセントに挿してもフラットなのは使いやすいです。
USB-Cポートはどちらも単ポート最大70W出力に対応し、14インチMacBook Proまでの急速充電に適しています。
2ポート接続時はCIOのような電力自動配分機能がはたらき、デバイスの電力ニーズを瞬時に検知し、最適な出力に調整してくれます。
ノートPCとスマホの組み合わせでは「ノートPC側 / スマホ側 = 45W / 20W」で配分してくれます。
ノートPC 2台だと35W程度ずつに分かれ、MacBook Airのような30W対応ノートPCであれば2台同時急速充電も可能というパワフルぶり。
MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wは「70WクラスのノートPC充電器として使いつつ、シーンに応じて他の機器も組み合わせて充電したい人」におすすめです。
MacBook Pro14インチ(14コアCPU搭載M4 Pro / M4 Max)におすすめの100W充電器
妻が動画編集に14インチのMacBook Pro(M4 Max)を使っているのですが、悩みのタネが純正アダプタ(96W USB-C電源アダプタ)の大きさ。

100Wクラスともなると、なかなか小さい充電器がなかったのが実情でした。
が、技術の進化がすすみ、この出力でも小型充電器が登場してきました。
- 1ポートはこちら Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル
- 2ポートはこちら CIO NovaPort DUOⅡ 120W
- 3ポートはこちら Anker Prime Charger (100W, 3 ports, GaN)
なお100Wクラスの充電器は、ポート別にこちらの記事でもまとめています。
Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル
「Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル」は、1ポートタイプの100WクラスUSB-C充電器です。
同じくAnkerの「317 Charger」から半分程度、Apple 96W USB-C電源アダプタからは半分未満であり、同クラスではダントツの最小設計。
重量もバツグンに軽く、なんと123g。100Wクラスながら60Wクラスと遜色ない軽量ぶり。
ケーブル別売りの充電器が多い中、100W対応ケーブルが同梱されているのもかなり良心的。
100W出力に対応し、14インチMacBook Proや高出力WindowsノートPCでも急速充電可能です。
仕様には記載されていませんが、PPSにも対応し、PPS対応スマホとの組み合わせで20W以上の超急速充電が確認できました。

CIO NovaPort DUOⅡ 120W
「NovaPort DUOⅡ 120W」は、2ポートタイプの100W対応充電器です。
サイズは約61 x 50 x 32mmと同クラスでは圧倒的にコンパクトで、クレカ未満の設置面積を実現しています。
Ankerの同クラスの2ポート充電器「PowerPort III 2-Port 100W」やApple 96W USB-C電源アダプタと並べると、本機がいかに小さいか分かるでしょう。
重量も約193gと軽く、同クラス唯一の200g未満におさめています。
2つのUSB-Cポートはそれぞれ単ポート最大100W出力に対応し、14インチMacBook Proも急速充電できます。
2ポート接続時は、ノートPC同士だと60Wずつに分かれ、60WクラスのノートPCなら同時急速充電も可能です。
ノートPC + スマホ(タブレット)の組み合わせだと90W + 30Wに分かれ、これならデバイスをほぼ選ばず同時充電できます。

NovaPort DUOⅡ 120Wは「100WクラスのノートPC充電器として基本使い、スマホやタブレットと一緒に充電することもある人」におすすめです。
Anker Prime Charger (100W, 3 ports, GaN)
「Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)」は、3ポートタイプの100WクラスUSB急速充電器です。
本機最大の特長ともいえるのが、約68 x 45 x 29mmとクレカサイズ未満のコンパクト設計である点。
Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)やUGREEN Nexode Proといった、同クラス同ポートの充電器と並べてもひと際スリムで、コンセント間隔の狭い環境でも挿しやすい形状となっています。

同クラスのApple 96W USB-C電源アダプタと比べても、ポート数3倍なのに約50%の小型化を実現しています。
重量も約167gと軽く、同クラスでなんと最軽量。
USB-Cは、1ポート利用だと最大100W出力に対応し、14インチMacBook Proふくむ100W出力対応ノートPCでも急速充電可能です。
USB-Cポートを2つ利用した際は合計最大100Wであり、この場合は「USB-C1 + C2 = 65W + 35W」に分配され、MacBook ProとAirの組み合わせなら2台同時急速充電可能です。
3ポートとも接続した際は合計最大89Wに制限されるものの、C1は65W出力を保持しているので「ノートPC + スマホ2台」あるいは「ノートPC・タブレット・スマホ」の組み合わせで充電できます。
Anker Prime Charger (100W, 3 Ports, GaN)は「ノートPCとモバイル機器が同時充電できるコンパクトな3ポート充電器がほしい人」におすすめです。
MacBook Pro16インチにおすすめの140W充電器
ここからは、16インチMacBook Pro(M4 Pro / M4 Max)にも使える140W対応の代用充電器を紹介します。
- 3ポートはこちら CIO NovaPort TRIOⅡ 140W
CIO NovaPort TRIOⅡ 140W
「NovaPort TRIOⅡ 140W」は、3ポートタイプの140WクラスUSB-C充電器です。
3つのUSB-Cポートは、いずれも同社独自の出力自動振り分け機能「Nova Intelligence」に対応し、2・3ポート接続時はポートの組み合わせによらず、つないだ機器に合わせて最適な出力に配分してくれます。
USB-C1 | USB-C2 | USB-C3 | Total |
---|---|---|---|
140W | 140W | ||
140W | 140W | ||
140W | 140W | ||
2ポート接続時:130〜134W内で自動振り分け(67W + 67W / 100W +30W) | 130〜134W | ||
3ポート接続時:120〜127W内で自動振り分け(67W + 30W + 30W / 45W + 45W +30W) | 120〜127W |
現時点で最高出力をほこる充電器ながら、約65 x 58 x 32 mmのほぼクレカサイズを実現しています。
同出力のApple 140W USB-C電源アダプタと並べると約半分で、本機がいかに小さいか分かるでしょう。
重量はスマホと同じくらいの約187g。持ち運びにはまったく問題ないですが、前モデルより10g程度重くなっています。
USB-Cポートはいずれも単ポート最大140W出力に対応しています。
16インチMacBook Proふくめ、高出力を要するWindowsノートPCでも急速充電できます。
2・3ポート接続時は、接続機器に応じて各ポートの出力が変わっていきます。
例えばMacBook Proなど60WクラスのノートPC同士なら最大67Wずつに分けられます。
3ポート接続時は「ノートPC x 3」や「ノートPC x 2 + タブレット」などPC複数台でもカバーできるうえ、60WクラスのノートPCも認識されるので、汎用性はかなり高いです。
NovaPort TRIOⅡ 140Wは「ノートPC複数台でも同時充電できる3ポート充電器が欲しい人」におすすめです。
Anker Prime Desktop Charger (240W, 4 ports, GaN)
「Anker Prime Desktop Charger (240W, 4 ports, GaN)」は、4ポートタイプのUSB急速充電器です。
上からUSB-C1は単ポート最大140W出力、2・3番目のC2/C3は各最大100W、USB-Aは最大22.5Wで、複数ポート利用時は組み合わせで細かく分かれています(合計最大240W)。
USB-C1 | USB-C2 | USB-C3 | USB-A | Total |
---|---|---|---|---|
140W | 140W | |||
100W | 100W | |||
100W | 100W | |||
22.5W | 22.5W | |||
140W | 100W | 240W | ||
140W | 100W | 240W | ||
65W | 35W | 100W | ||
140W | 22.5W | 162.5W | ||
140W | 合計100W | 240W | ||
140W | 合計100W | 合計100W | 240W | |
140W | 合計100W | 240W | ||
140W | 合計100W | 240W |
接地面積はクレカと同じくらいと、かなりの省スペース設計を実現しています。
USB-C1のみではあるものの、単ポートでは最大140W出力に対応し、16インチMacBook Proすら急速充電できる超高出力です。
USB-C2/C3の単ポート使用は最大100W出力と若干落ちますが、それでも大抵のノートPCはカバーできるので、実用上不足面を感じることはないでしょう。

USB-C1を起点に2ポート接続した際は140W(C1)と100W(C2 or C3)に分配され、16インチMacBook Proすら2台同時急速充電が可能です。
USB-Cポートを全部つないだときは140W(C1)と、残り100WをC2とC3で分け合うカタチになります。
16インチMacBook Pro + MacBook Air x 2でも同時充電でき、家族や友人で充電をシェアするときも重宝します。
4ポートを全部利用しても合計出力が240Wと制限されず、USB-C1が140Wのまま、残り100Wが他3ポートに分配されます。
ノートPCを3台充電しつつスマホを充電するといったことも無理なくこなせます。

MacBook AirとProのおすすめの代用充電器まとめ
本記事はMacBookにおすすめの充電器を紹介しました。
近ごろは小型USB-C充電器が増え、MacBookの純正アダプタをあえて使うメリットはあまりありません。
このたび紹介した充電器はどれもおすすめですので、自分の好みにあわせて最適なパートナーを見つけてみましょう。
どうも、マクリン(
- 世界最小最軽量はこちら Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)
- 2ポートの最小最軽量はこちら Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)
- 1ポートならこちら Anker Nano II 65W
- 2ポートのUSB-Cはこちら CIO NovaPort DUOⅡ 67W
- ミントタブレット型はこちら MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W
- 1ポートはこちら Anker Nano Charger (100W) with USB-C & USB-C ケーブル
- 2ポートはこちら CIO NovaPort DUOⅡ 120W
- 3ポートはこちら Anker Prime Charger (100W, 3 ports, GaN)
- 3ポートはこちら CIO NovaPort TRIOⅡ 140W




