どうも、100台以上のモバイルバッテリーを所有するマクリンです。
モバイルバッテリーでちょっとでも良さそうなモデルが登場すると、すぐに買ってしまいます。
なかでも高確率で心を揺さぶってくるのが、Anker(アンカー)のモバイルバッテリー群。
そこで本記事はAnkerのモバイルバッテリーでおすすめを紹介していきます。
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Anker(アンカー)のおすすめモバイルバッテリー
ひとえにモバイルバッテリーといっても、バッテリー容量・サイズ・重量・USBポートで、さまざまなモデルがあります。
例えばバッテリー容量は「充電するデバイスが何なのか」によって、どのモデルを選ぶか分かれてきます。
サイズ・重量は基本的にバッテリー容量と依存するため、携帯性を重視するほど、バッテリー容量の小さいものを選ぶ必要があります。
USBポートは、手持ちの充電デバイスの数と端子で決めるといいでしょう。
それでは数あるAnkerの名作モバイルバッテリーでも、迷わず購入をおすすめする逸品にしぼって紹介いたします。
製品名 | バッテリー容量 | ポート | 重量 | タイプ | PD対応 |
---|---|---|---|---|---|
「Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)」![]() |
5,200mAh | USB-C(12W入出力) USB-A(12W出力) ※ポート合計12W出力 |
約150g | 通常タイプ | |
「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力22.5W出力) ※ポート合計18W出力 |
約102g | USB端子一体タイプ | |
「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C x 2(45W出力) ※ポート合計18W出力(モバイルバッテリー使用時) ※ポート合計45W出力(充電器使用時) |
約200g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C(30W出力) ※最大22.5W出力(モバイルバッテリー使用時) ※最大30W出力(充電器使用時) |
約185g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(10.5W入力30W出力) ※充電器使用時:合計最大15W ※モバイルバッテリー使用時:最大18W |
約200g | ケーブル内蔵・ハイブリッドタイプ | |
「Anker MagGo Power Bank (6600mAh)」![]() |
6,600mAh | USB-C(20W入出力) Qi2ワイヤレス(15W出力) ※ポート合計18W出力 |
約250g | Qi搭載タイプ | |
「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(20W入力22.5W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計22.5W出力 |
約200g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker MagGo Power Bank (10000mAh)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(20W入力27W出力) Qi2ワイヤレス(15W出力) ※ポート合計18W出力 |
約250g | Qi搭載タイプ | |
「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」![]() |
10,000mAh | USB-C(30W入出力) Qi2ワイヤレス(15W出力) ※ポート合計17W出力 |
約207g | Qi搭載タイプ | |
「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」![]() |
10,000mAh | PPS対応USB-C(18W入力25W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計15W出力 |
約194g | 通常タイプ | |
「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力30W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計24W出力 |
約220g | 通常タイプ | |
「Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計24W出力 |
約215g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W入出力) ※合計最大15W出力(モバイルバッテリー使用時) ※合計最大18W出力(充電器使用時) |
約250g | ケーブル内蔵・ハイブリッドタイプ | |
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」![]() |
9,600mAh | PD対応USB-C x 2(65W出力) ※合計最大65W出力 |
約308g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker Power Bank (20000mAh, 30W)」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W入出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計24W出力 |
約485g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(65W入出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計87W出力 |
約440g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C x 2(100W入出力 x 2) USB-A(65W出力) ※ポート合計200W出力 |
約540g | 通常タイプ | |
「Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)」![]() |
27,650mAh | PD対応USB-C x 2(140W入出力 x 2) USB-A(65W出力) ※ポート合計250W出力 |
約665g | 通常タイプ |
Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)
最初に紹介するのは、ベーシックな5,200mAhのモバイルバッテリー「Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)」です。

約96 × 45 × 23 mmのハンディサイズで、同社の5,000mAhクラス「511 Power Bank」や「633 Magnetic Battery」と比較しても、ひときわ小さいサイズにおさまっています。
重量は約129gで、同社の5,000mAhの中でも最軽量クラスです。
USB-Cは最大12Wの入出力に対応し、本体充電ならびにスマホの急速充電に対応しています。
USB-A側も最大12W出力まで対応しています。
2ポート接続時は合計最大12Wに制限されるものの、iPhone + AirPodsといったように、スマホとイヤホンの同時充電に適しています。
Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)は「ベーシックな5,000mAhのモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)
「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」は、5,000mAhのUSB-C端子一体型モバイルバッテリーです。
上部には折りたためるUSB Type-C端子をそなえ、USB-C対応デバイスなら直結充電可能です。
右側面にもUSB-Cポートがつき、こちらからも本体ならびにデバイス充電ができます。
重量は約102gとかなり軽く、同クラスのモバイルバッテリーでも最軽量です。
本体格納のUSB-C端子を引き出してiPhone 15 Proのポートに挿すだけで、充電がスムーズに開始します。

USB-C対応デバイスであればiPhone 15シリーズ以外にも当然対応し、iPadやAndroidスマホ、ワイヤレスイヤホンへも充電可能です。
一体型のUSB-C端子と右側面のUSB-Cポートを合わせれば、合計出力は最大18Wにしぼられるものの、2台同時充電(スマホ + イヤホンがおすすめ)も可能です。
パススルーにも対応し、本体充電しながらのデバイス充電に対応しています。
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)は「iPhone 15シリーズに適したUSB-C端子一体型のモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)
これ1台でUSB急速充電器とモバイルバッテリーの2役をこなす「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)」です。

カラーはグリーン以外に、個性を出したい人にぴったりのブルー(12/6発売)・パープル、ベーシックなブラック・ホワイトの全5色。
モバイルバッテリーでありつつ、背面には充電器としても使えるコンセントプラグが付いています。
バッテリー本体の充電はコンセントからとUSB-Cからの2種類に対応しています。
サイズは約71 × 60 × 31 mmで、同クラスのAnker PowerCore III Fusion 5000と比べても約20%の小型化を実現しています。
重量は約204gとやや重め。
コンセントに挿して充電器で使うと単ポート最大45W出力まで対応し、MacBook Airも急速充電できます。
モバイルバッテリー使用なら最大20W出力に対応し、iPhone 14 Proなどのスマホやタブレットの急速充電が可能です。
充電器使用なら2ポート合計最大45Wで、MacBook Airとスマホの同時急速充電も可能です。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)は「MacBook Airまで急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)
「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」は、5,000mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
カラーはブラックふくめ、ブルー・パープル・ピンク・グリーン・ホワイトの6色。いずれもやさしい色合いで、ふだん使いしやすいです。
上面は手にかけられるストラップ付きで、外出先でも快適に使えます。

また前モデル「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)」とちがい、コンセントプラグに対してUSBポートが水平に変更になったため、USBポートを使用してもコンセントを塞がなくなりました。
コンセントを挿さないモバイルバッテリー使用時は最大22.5W出力までサポートし、スマホ・タブレットの急速充電が可能です。
さらにコンセントに挿して使う充電器使用だと最大30W出力にアップし、なんとMacBook Airの急速充電までカバーできます。

ただしパススルーには非対応で、充電器で使う際は本体充電できないので注意ください。
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)は「ノートPCも充電できる充電器兼用モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は、5,000mAhのコンセント&ケーブル一体型モバイルバッテリーです。
カラーはブラックふくめ、全6色(ホワイト・ブルー・ピンク・グリーン・パープル)と豊富です。
本機の特徴のひとつでもある内蔵ケーブルは、そのまま使うとストラップ代わりにも使えます。
底面には充電器でも使える折りたたみ式のコンセントプラグをそなえています。
側面には電源ボタンがつき、押すと前面のディスプレイにバッテリー残量が1%刻みで表示されます。
本体充電はコンセントとUSB-Cの2種類に対応しています。
また、パススルーにも対応し、コンセントで本体充電しつつ、内蔵ケーブルまたはUSB-Cポートでデバイス充電も可能です。
コンセントに挿した充電器使用時では、内蔵ケーブル・USB-Cポートのいずれも最大30W出力まで対応し、MacBook Airの急速充電までカバーしています。
コンセントに挿さないモバイルバッテリー使用では最大22.5W出力に落ちるものの、それでもスマホ・タブレットなら十分急速充電可能です。
2ポート利用時は、充電器使用時だと最大18W出力、モバブ使用時は最大15Wで、スマホ + イヤホン(スマートウォッチ)の同時充電くらいがおすすめです。
Anker Power Bank(30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)は「ノートPCも充電できる充電器兼用モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker MagGo Power Bank (6600mAh)
6,600mAhのQi2対応モバイルバッテリー「Anker MagGo Power Bank (6600mAh)」です。
カラバリはけっこう豊富で、ホワイト以外にブラック・ブルー・グリーン・パープルの全5色です。
前面には「Qi2」が印字され、Qi2対応スマホ用のマグネット式ワイヤレス充電部となっています。
ヒンジを起点に角度をつけられ、最大80°まで無段階で調整できます。
側面には入出力対応のUSB-Cポートがついています。
同社初のQi2対応モバブで、Qi2対応スマホなら最大15Wの高速ワイヤレス充電に対応しています。

同じ充電パッドでQi対応イヤホンも充電できます。
充電部を起点に360°回転でき、横に向けて動画や時計を見ながらの充電もOKです。
USB-Cポートを介したデバイス充電もでき、最大20Wの有線充電に対応しています。
ワイヤレス + USB-Cの2ポート同時使用時は合計最大18Wに制限されるので、スマホ + イヤホンの同時充電くらいがおすすめです。
Anker MagGo Power Bank (6600mAh)は「スタンドでも使えるQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」は、10,000mAhのケーブル内蔵型モバイルバッテリーです。
本機のおもしろいギミックが、ストラップ代わりに使えるケーブル。
両サイドのボタンを押し込むことで端子部分を取り出せ、1本のUSB-Cケーブルとして独立します。

サイズはやや幅広(約114 x 71 x 16mm)なものの、ちょうど名刺ケースくらいで持ち運びにはまったく支障ありません。
厚みは約16mmと世界最薄クラスで、ポケットやバッグにもすっぽりおさまります。
左右2つのUSB-Cは最大20W入力で、バッテリー本体の充電が可能です。
側面に「22.5W」の文字が刻印されているとおり、USB-C/Aともに最大22.5Wまでのデバイス充電に対応しています。
ただし22.5W出力はHuawei機器のみの対応で、USB-C側は20W程度までの出力におさまり、スマホまでの急速充電が可能です。
2・3ポート同時使用時の合計出力も22.5Wですが、各ポートへの出力は分散するので、最大3台同時充電はできるものの「スマホ x 2 + イヤホン(スマートウォッチ)」の組み合わせが適しています。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)は「薄くて大容量のスマホ用モバブがほしい人」におすすめです。
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)
「Anker MagGo Power Bank (10000mAh)」は、10,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーです。
カラーはブラック・ホワイト・ブルー・グリーン・パープルの5色と多彩。
前面は最大15Wのワイヤレス出力に対応する、Qi2対応スマホ用のマグネット式ワイヤレス充電部となっています。
側面にはディスプレイを搭載し、下部の電源ボタンを一回押すとバッテリー残量、充電時はバッテリー本体から機器へ給電可能な残り時間が表示されます。
本機はワイヤレス充電パッドにQi2対応スマホをくっ付けるだけで充電が開始します。
充電速度はワイヤレスながら最大15Wと高く、3時間程度でカラからフル充電に到達します。
背面のフリップスタンドを立てれば、動画やSNSを見ながらの充電にも最適。
Qi対応イヤホンもワイヤレス充電可能です。
側面にUSB-Cポートをそなえ、こちらは最大27W出力できるので、MacBook Airのような一部のモバイルノートPCでも充電できました。
パススルーにも対応し、本体充電とデバイス充電を同時に行えます。

ワイヤレス + USB-Cを使った2台同時充電も可能で、合計出力18Wにしぼられるものの、スマホ + イヤホンの同時充電くらいがおすすめ。
Anker MagGo Power Bank (10000mAh)は「10,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)
「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」も、10,000mAhのQi2対応モバイルバッテリーです。
本機の大きな特徴ともいえるのがデザインで、背面は大理石調の触感で所有欲を満たし、側面のアルミフレームは放熱性の高さと両立。まさに機能美。

同クラスのQi2対応モバブ「Anker MagGo Power Bank (10000mAh)」「TORRAS Ostand Power Bank」と比較しても、Slimの名を冠するだけにその薄さはダントツ。
表面のワイヤレス充電パッドにiPhone 16シリーズふくむQi2対応スマホをくっ付けると充電が開始します。
Qi2対応であればワイヤレス出力は最大15Wと高く、カラの状態から3時間足らずで満充電に達します。
16シリーズ向けに設計されたのか、iPhone 16 Pro(6.3インチ)に装着したときの一体感は、純正品と見紛うほどに見事。

底面のUSB-Cポートから最大30W出力の有線充電もでき、スマホ充電を急ぐときやMacBook Airなど一部のモバイルノートPC充電に最適です。
パススルーにも対応しているので、バッテリー残量がないときや自宅で卓上充電器代わりに使うときも助かります。
ワイヤレス + USB-Cの2台同時充電も可能ですが、最大17W(USB-C:最大12W + ワイヤレス出力:最大5W)にしぼられ、ワイヤレス充電側がとくに低速になるので注意ください。
Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)は「薄くて重ね持ちしやすいQi2対応モバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W
「PowerCore 10000 PD Redux 25W」は、数少ないPPSに対応するモバイルバッテリーです。
表面にはストライプメッシュが施され、傷の目立ちにくいデザインとなっています。
出力はベースモデルのPowerCore 10000 PD Reduxから大幅アップしたものの、サイズは変わらず、名刺ケース以下のコンパクトサイズにおさまっています。
最大25出力のPPS対応USB-Cと最大18W出力のUSB-Aを搭載しています。
USB-Cはバッテリー本体の充電にも対応し、最大18W以上のPD対応充電器と組み合わせれば、約3.5時間でフル充電可能です。
PPS出力は「3.3-6V / 3A」と「3.3-11V / 2.78A」であり、対応スマホの25W充電に対応しています。
Galaxy S21などのPPS対応スマホに充電すると「超急速充電」と表示し、PPSをサポートしていることが分かります。
iPhone 12シリーズのようなPPS非対応スマホであっても最大20Wの高速充電に対応し、約30分の充電で50%に到達します。
USB-A側は最大18W出力に対応しているものの、PPS対応でないため、Galaxy S21を充電しても「急速充電」の表示にとどまります。
2ポート接続時は最大15Wに制限されるものの、スマホの2台同時充電が可能です。 ただし、各機器へのワット数は7.5W程度にとどまるため、充電速度はそれほど速くないので、その点は注意が必要。
PowerCore 10000 PD Redux 25Wは「PPS対応スマホをフルスピード充電できるモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker初のPPS対応ながらiPhoneの高速充電もサポートし、低電流モードもそなえるなど、機能性高し。
Anker Power Bank (10000mAh, 30W)
「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」は、最大30Wに対応する3ポートタイプのモバイルバッテリーです。
表面は水晶のような光沢を帯び、上質感の高い仕上がりとなっています。
側面のボタンを押すと、フロントのLEDディスプレイにバッテリー残量が円グラフと数値で表示されます。
サイズは約99 x 52 x 26mmで名刺ケースよりひと回り小さく「10000mAhかつUSB-Cポートを2つ備えた3ポート搭載のモバイルバッテリーでは最小」と謳われています。
重量は約211gで、同クラスが200gを切る機種が多いことをふまえるとやや重め。
2つのUSB-Cはいずれも最大30W出力に対応し、MacBook Airをも急速充電可能です。
同ポートはバッテリー本体の充電にも対応し、最大18W入力が可能です。
USB-Aポートの出力は最大22.5Wですが、これはHuawei機器のみ対応しているので、それ以外のスマホは20W以下の出力となります。
2・3ポート使用時は最大24W出力となるため「スマホ x 2台 + イヤホン」あるいは「スマホ + イヤホン + スマートウォッチ(イヤホン)」の組み合わせがおすすめです。
Anker Power Bank (10000mAh, 30W)は「MacBook Airを急速充電したり、スマホを複数台充電できる10,000mAhクラスのモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)
Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)は、10,000mAhのケーブル一体型モバイルバッテリーです。
カラーはブラックとグレイティッシュブルーの2色で、ホワイト・パープル・グリーンは順次発売予定です。
天面の電源ボタンを押すと、前面のLEDディスプレイにバッテリー残量が表示され、2回押すとイヤホン・スマートウォッチの充電に適した低電流モードに変わります。
サイズは約104 x 52 x 26mmで名刺ケースよりひと回り小さいものの、CIOのケーブル内蔵モデル「SMARTCOBY Pro CABLE」と比べると大きさはだいたい同じでした。
本機がユニークなのは、内蔵ケーブルを格納している状態だとストラップ代わりにも使える点。
ケーブル先端を押し出すとポートが飛び出し、USB-Cケーブルとして使えます。
重量は約213gで、同クラスの中ではやや重め。
内蔵ケーブル・USB-Cポートともに最大30W出力に対応し、MacBook AirやiPad Proをも急速充電可能です。
Androidスマホはもちろん、iPhone 15シリーズならUSB-Cポートでそのまま充電でき、iPhone用のモバイルバッテリーとしても最適。
内蔵ケーブルとUSB-Cポートはバッテリー本体の充電にも対応し、最大30W入力が可能です。
3ポート使用時も最大24W出力であるため「スマホ x 2台 + イヤホン(スマートウォッチ)」の組み合わせがちょうどいい感じ。
Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)は「MacBook Airでも急速充電できる、ケーブル内蔵のモバイルバッテリーが欲しい人」におすすめです。
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は、10,000mAhのコンセント&ケーブル一体型モバイルバッテリーです。
カラーはブラック・ホワイト・ピンクの3色で、ブルー・パープルは7月以降に販売予定です。
本機の特徴でもある内蔵ケーブルは、そのまま使うとストラップ、押し出して引っぱることでUSB-Cケーブルとして使えるようになります。
ポートの下にある電源ボタンを押すと、ディスプレイ面にバッテリー残量がデジタル表示されます。
バッテリー本体の充電はコンセントとUSB-Cポートの両方に対応しています。
充電器使用時・モバイルバッテリー使用時のいずれも最大30W出力に対応し、MacBook Airなど一部のノートPCでも急速充電可能です。
2ポート利用時は、充電器使用時が最大18W出力、モバブ使用時は最大15Wになるので、スマホ2台充電(通常充電になることもあり)か「スマホ + イヤホン」の同時充電くらいがおすすめです。
Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)は「ノートPCも充電できる充電器兼用モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」は、9,600mAhのUSB充電器搭載モバイルバッテリーです。
バッテリー本体の充電はコンセントからとUSB-Cからの2種類に対応しています。
単ポートいずれも最大65W出力に対応し、MacBook Airだけじゃなく、14インチMacBook Proでも急速充電できます。

充電器使用時は本体充電とともに機器充電が可能なので、コンセント充電時はパススルーに対応しています。
2ポート同時に使ったときは合計65Wに対応し、ノートPCとスマホを組み合わせるとちょうどいい感じです。
充電器使用時も同出力で分け合うので実用性はかなり高いです。
Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)は「MacBook Proも急速充電できる、充電器と一台二役のモバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker Power Bank (20000mAh, 30W)
Anker Power Bank (20000mAh, 30W)は、20,000mAhのケーブル内蔵モバイルバッテリーです。
ストラップ兼用ケーブルは、両サイドのボタンを押し込むと端子部分を取り外せ、USB-C to Cケーブルとして使えます。

サイズはiPhone 15 Proより少し大きいくらい(約151 x 71 x 28mm)ですが、3倍程度の厚みがあります。
重量は約473gと、超大容量バッテリーだけにずっしり感があります。
USB-Cポート・内蔵ケーブルともに、Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)など30W以上の充電器との組み合わせで、最大30W入力でバッテリー本体の充電が可能です。
同ポートは最大30W出力にも対応し、iPhoneはもちろん、MacBook Airなど一部のノートPCも急速充電できます。
2・3ポート同時使用時の合計出力は最大24Wで単ポート接続より下がるため、スマホ2台同時充電(通常充電になることもあり)や「スマホ x 2 + イヤホン(スマートウォッチ)」の組み合わせがおすすめです。
Anker Power Bank (20000mAh, 30W)は「超大容量のスマホ/MacBook Air用モバブがほしい人」におすすめです。
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)も、20,000mAhのケーブル内蔵モバイルバッテリーです。
本機最大の特徴は、格納できる内蔵のUSB-Cケーブル。
側面の溝に沿ってキレイにおさまるため、通常使用時は邪魔にならないのがメリットです。
Anker Power Bank (20000mAh, 30W)と同様、前面の電源ボタンを押すことで、バッテリー残量がデジタル表示されます。
サイズはiPhone 15 Proより少し長い程度(約158 x 74 x 26mm)ですが、3倍程度分厚いです。
重量は約424gとやや重いですが、Anker Power Bank (20000mAh, 30W)よりは幾分軽く仕上がっています。
内蔵ケーブル・USB-Cポートともに、65W以上の充電器との組み合わせで最大65W入力でバッテリー本体の充電が可能です。
両ポートは最大65W出力にも対応し、MacBook Airや14インチMacBook Proふくめ、60W対応ノートPCの急速充電までカバーしています。
複数ポートの同時使用時は合計最大87W出力に対応し、MacBook AirレベルのノートPCなら2台同時充電、3ポート使用時は「ノートPC + スマホ + イヤホン」の同時充電がおすすめです。
Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)は「ケーブルが付いている超大容量のスマホ/ノートPC用モバブがほしい人」におすすめです。
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)も、20,000mAhの超大容量モバイルバッテリーです。
底面には充電端子のポゴピンがあり、専用充電スタンド「Anker Charging Base (100W) for Anker Prime Power Bank」との組み合わせで、バッテリー本体の接触充電(置くだけ充電)が可能です。
前面上部にはAnker 737 Power Bankのようなスマートディスプレイを搭載し、電源ボタンを押すとバッテリー残量が確認できます。
電源ボタンを押すたびに「バッテリー残量」 「状態(劣化状態・使用回数・温度)」 「オートスクリーン」と切り替わっていきます。
入出力時は各ポートからの電力情報を分かりやすく示してくれるので「しっかり充電されてるのかな?」を確認したい人には垂涎モノの機能です。
サイズは約127 x 55 x 50mmと500mlペットボトルくらいで、バッテリー容量なりの大きさがあります。
重量は約526gとそれなりに重いものの、Anker 737 Power Bankよりはいく分軽くできています。
Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)は、2つのUSB-Cポートから最大100Wで本体充電可能です。
さらに「Anker Charging Base (100W) for Anker Prime Power Bank」との組み合わせで、ケーブルを使わず本体充電もできちゃいます。
ポゴピンの使用感はかなり良く、テキトーに置くだけでもピタッと吸い付いてモバイルバッテリーの急速充電が開始し、数秒足らずで最大100W入力に到達しました。
パススルー充電にも対応し、本体充電とデバイス充電を同時に行えます。
USB-C1・C2ともに単ポート最大100W出力に対応し、14インチMacBook Proふくめた100W対応ノートPCの急速充電までサポートしています。
USB-Cの2ポート接続時は各ポート100Wずつの合計最大200W出力に対応し、なんとMacBook Proの2台同時充電もできるハイパワーぶり。
3ポート接続時も合計最大200W出力(100W + 60W + 40W)であり、ノートPC x 2台 + スマホ(タブレット)の3台同時充電は十分可能です。

Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)は「ノートPCを複数台充電できる超大容量モバイルバッテリーがほしい人」におすすめです。
Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)
Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)は、MacBook 約1回分・iPhone 約5回分の充電に相当する、27,650mAhの超大容量モバイルバッテリーです。
こちらもスマートディスプレイを搭載し、側面の電源を押すたびにバッテリー残量やBluetoothの切り替えなど、さまざまな設定・情報を表示してくれます。
サイズは約162 x 57 x 50mmと500mlペットボトル並みに大きく、同社の20,000mAhクラスでも最大の大きさ。
重量は約665gとなかなか重め。
本機はなんと、Anker公式の「Ankerアプリ」とも連携できるようになっています。

アプリはグラフィカルでかなり分かりやすく、例えば本体充電時はバッテリー残量が回復する表示とともに「どのポートから何ワット入力しているのか」と「満充電までに要する時間」が表示されます。
複数ポートからの充電時も、各ポートごとに出力ワット数を細かく表示してくれるので「しっかり充電されてるのかな?」を確認したい人には欠かせません。
2つのUSB-Cポートからは最大140W、Anker Charging Base (100W)からは最大100Wで本体充電可能です(両者の組み合わせで最大170W入力も可能)。
パススルー充電にも対応し、本体充電とデバイス充電を同時に行えます。
2つのUSB-Cは単ポート最大140W出力にも対応し、16インチMacBook Proふくめた140W対応ノートPCの急速充電までサポートしています。
3ポートつないだときも140W + 92W + 18W(合計最大250W出力)であり、ノートPC2台にスマホの組み合わせでも無理なく同時充電できます。

Ankerのおすすめモバイルバッテリーまとめ
本記事はAnkerのモバイルバッテリーでおすすめを紹介しました。
Ankerはモバイルバッテリーのトップメーカーというだけあり、容量・USBポート・サイズ・重量で実にさまざまな種類のモデルが揃っています。
このたび紹介したモバイルバッテリーはいずれも名作ですので、ぜひベストパートナーを見つけてください。
どうも、マクリン(
製品名 | バッテリー容量 | ポート | 重量 | タイプ | PD対応 |
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「Anker 321 Power Bank (PowerCore 5200)」![]() |
5,200mAh | USB-C(12W入出力) USB-A(12W出力) ※ポート合計12W出力 |
約150g | 通常タイプ | |
「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力22.5W出力) ※ポート合計18W出力 |
約102g | USB端子一体タイプ | |
「Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C x 2(45W出力) ※ポート合計18W出力(モバイルバッテリー使用時) ※ポート合計45W出力(充電器使用時) |
約200g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C(30W出力) ※最大22.5W出力(モバイルバッテリー使用時) ※最大30W出力(充電器使用時) |
約185g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」![]() |
5,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(10.5W入力30W出力) ※充電器使用時:合計最大15W ※モバイルバッテリー使用時:最大18W |
約200g | ケーブル内蔵・ハイブリッドタイプ | |
「Anker MagGo Power Bank (6600mAh)」![]() |
6,600mAh | USB-C(20W入出力) Qi2ワイヤレス(15W出力) ※ポート合計18W出力 |
約250g | Qi搭載タイプ | |
「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(20W入力22.5W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計22.5W出力 |
約200g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker MagGo Power Bank (10000mAh)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C(20W入力27W出力) Qi2ワイヤレス(15W出力) ※ポート合計18W出力 |
約250g | Qi搭載タイプ | |
「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, Slim)」![]() |
10,000mAh | USB-C(30W入出力) Qi2ワイヤレス(15W出力) ※ポート合計17W出力 |
約207g | Qi搭載タイプ | |
「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W」![]() |
10,000mAh | PPS対応USB-C(18W入力25W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計15W出力 |
約194g | 通常タイプ | |
「Anker Power Bank (10000mAh, 30W)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C x 2(18W入力30W出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計24W出力 |
約220g | 通常タイプ | |
「Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W出力) USB-A(22.5W出力) ※ポート合計24W出力 |
約215g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」![]() |
10,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W入出力) ※合計最大15W出力(モバイルバッテリー使用時) ※合計最大18W出力(充電器使用時) |
約250g | ケーブル内蔵・ハイブリッドタイプ | |
「Anker Prime Power Bank (9600mAh, 65W, Fusion)」![]() |
9,600mAh | PD対応USB-C x 2(65W出力) ※合計最大65W出力 |
約308g | ハイブリッドタイプ | |
「Anker Power Bank (20000mAh, 30W)」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(30W入出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計24W出力 |
約485g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker Power Bank (20000mAh, 87W, Built-In USB-C ケーブル)」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C / 内蔵ケーブル(65W入出力) USB-A(18W出力) ※ポート合計87W出力 |
約440g | ケーブル内蔵タイプ | |
「Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W)」![]() |
20,000mAh | PD対応USB-C x 2(100W入出力 x 2) USB-A(65W出力) ※ポート合計200W出力 |
約540g | 通常タイプ | |
「Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W)」![]() |
27,650mAh | PD対応USB-C x 2(140W入出力 x 2) USB-A(65W出力) ※ポート合計250W出力 |
約665g | 通常タイプ |







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Makurin
プロフィール
株式会社makuri 代表取締役。
ガジェット選びで失敗しないための情報を発信中。ブログ「マクリン」とYouTube「マクリン / ガジェット比較」を運営しています。
レビュー歴7年以上、実機レビューは累計500製品以上。充電器・モバイルバッテリー・スマホアクセサリー・ネット回線・VPN・ゲーミングPCなど幅広くレビュー。
自宅に100台以上の充電ガジェットを所有し、実際の使用感にこだわったレビューを届けています。
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