外出先での仕事や移動中の暇つぶしなど、あらゆるシーンで便利なポケット型WiFi。
ポケット型WiFiのプロパイダは数多く存在しますが、料金が変動したり、オプション加入を強制されたり、価格にあいまいな部分が多いです。
ですが、このたび紹介する「Smafi WiMAX(スマフィ)」なら、3年間ずっと同じ料金で面倒なオプション加入もないため、クリーンな料金体系を実現しています。
そこで本記事では、Smafi WiMAXの内容を徹底的に解説します。
タップできるもくじ
Smafi WiMAX(スマフィ)は国内で使えるモバイルルーターサービス
Smafi WiMAXは、国内で使えるモバイルルーターサービスです。
運営会社はGMOインターネット株式会社であり、大小さまざまのWiMAXプロバイダがいる中、一部上場の大手企業であり、しっかりしていることは間違いありません。
WiMAX2+とau LTE 2つの回線をそなえており、エリアカバーも広く取りつつ速度もキープという、いいとこ取りのサービスです。
回線 | WiMAX2+ | au 4G LTE |
ハイスピード | ○ | − |
ハイスピードプラスエリア | ○ | ○ |
それでは料金面に触れていきます。
Smafi WiMAXの料金プラン
Smafi WiMAXの料金プランは、ギガ放題プランと7GBプランの2種類です。
プラン名 | ギガ放題プラン | 7GBプラン |
月額 | 3,590円 ※4年目以降は4,263円 |
3,017円 ※4年目以降は3,609円 |
月間容量 | 無制限 ※3日で10GB超えると翌日まで制限 |
7GB ※7GB超えると最大128kbpsに制限 |
契約期間 | 3年縛り | |
解約金 | 1~12ヶ月目:19,000円(税抜) 13~24ヶ月目:14,000円(税抜) 25ヶ月目以降(更新月以外):9,500円(税抜) 37ヶ月目・73ヶ月目(更新月):0円 |
月額料金は安いものの、月7GBの制約はなかなか厳しいので、基本的にギガ放題プランをおすすめします。
3日で10GBの容量制限は、Smafi WiMAXだけでなくWiMAXをあつかう全てのプロバイダに存在するものなので、致し方ありません。
Smafi WiMAXの大きな特徴は「3年目まで料金が一切変わらない点」です。
以下に主要なWiMAXプロパイダの料金体系を記します。
サービス名 | 実質月額費用 | 3年間トータル費用 | 月額 | 事務手数料 | 端末代金 |
---|---|---|---|---|---|
Smafi WiMAX | 3,673円 | 132,240円 | 端末着荷月:無料 1~36ヶ月目:3,590円 |
3,000円 | 0円 |
Broad WiMAX | 3,732円 | 134,352円 | 端末着荷月:2,726円の日割り 1~2ヶ月目:2,726円 3~24ヶ月目:3,411円 25ヶ月目以降:4,011円 |
3,000円 | 0円 |
カシモ WiMAX | 3,807円 | 137,048円 | 端末着荷月:1,380円の日割り 1ヶ月目:1,380円 2~24ヶ月目:3,580円 25ヶ月目以降:4,079円 |
3,000円 | 0円 |
BIGLOBE WiMAX | 4,180円 | 150,480円 | 端末着荷月:無料 1~36ヶ月目:3,980円 |
3,000円 | 19,200円(24回の分割) |
@nifty WiMAX | 4,766円 | 171,560円 | 端末着荷月:無料 1~3ヶ月:3,670円 4ヶ月目以降:4,350円 |
3,000円 | 20,000円 |
WiMAXプロパイダはたくさん存在しますが、最初だけ料金を安くし、後々値上げする方式を取っているところは珍しくありません。
その点Smafi WiMAXは利用料金が変動しない上、3年間のトータル金額でも安く、良心的なサービスといえます。
Smafi WiMAXのルーター
Smafi WiMAXのルーター端末は、WX05も選べますが、Speed Wi-Fi NEXT W06にしましょう。
W06の最大通信速度が下り最大1.2Gbpsに対し、WX05は下り最大440Mbpsです。
2倍以上の速度差なので、ぶっちゃけW06一択。
2.4インチのタッチパネルディスプレイをそなえ、操作性・視認性も高いです。
製品名 | Speed Wi-Fi NEXT W06 |
製造元 | HUAWEIファーウェイ |
重量 | 約125g |
連続使用時間 | 約9時間(ハイスピードモード・スマート) |
最大通信速度 | 【ハイスピードモード】 下り最大:558Mbps/上り最大:30Mbps 【ハイスピードプラスエリアモード】 下り最大:1.2Gbps/上り最大:75Mbps |
付属品 | USB-Cケーブル |
サイズ | 136 x 72.2 x 12mm |
周波数帯 | LTE/4Gバンド:Band 1/3/18/26/41/42 |
同時接続台数 | 16台 |
サイズはiPhoneよりすこし小さいくらいです。
天面には電源ボタン、底面には充電用のUSB-CポートとNano IC Cardスロットを備えています。
利用方法も簡単です。
ルーター端末とともにau ICカードが付いているので、こちらを慎重に外します。
それから端末のIC Cardスロットにセットします。
ふだん使用する上で留意すべきことは2点。
ひとつは周波数帯で、W06は2.4GHz帯と5.0GHz帯の2種類をそなえる、デュアルバンドルーターです。
それぞれこういった特徴があります。
Wi-Fi電波の特徴
- 2.4GHz帯 速度は遅いが、障害物に強い
- 5.0GHz帯 速度は早いが、障害物に弱い
つまり「繊細なスピードスター」が5.0GHzですが、速さは正義なので、基本的に5.0GHz帯にすることをおすすめします。
もうひとつが通信モード。
前述のとおり、WiMAX2+とau LTE 2つの回線をそなえ、このうち高速かつ広エリアのau LTEを使えるのは「ハイスピードプラスエリアモード」です。
ですが、ハイスピードプラスエリアモードには月間7GBの容量制限があるので、ここぞというときだけ使うようにしましょう。
Smafi WiMAXの申し込み・解約方法
Smafi WiMAXのお申し込み方法を紹介します。
解約方法は、更新月であればBBnaviから解約ボタンを押し、それ以外はお問い合わせセンターに問い合わせる形となります。
Smafi WiMAXの通信速度レビュー
Smafi WiMAXの通信速度がどの程度まで出るのか確認しました。
まず、ハイスピードモードの5.0GHz帯では20Mbps程度であり、Webサイト・SNS閲覧はもちろん、動画鑑賞でも不便を感じることはない速度でした。
送受信の速度
- 下り(ダウンロード) ネット閲覧・アプリダウンロード・動画鑑賞時の速度
- 上り(アップロード) メール送信・データアップロードの速度
それから、ハイスピードプラスエリアモードの5.0GHz帯では70Mbps程度まで伸び、au 4G LTEならびにWiMAX2+の高速ぶりが如実に発揮された結果となりました。
Smafi WiMAXのメリット
Smafi WiMAXを利用する5つのメリットを紹介します。
それぞれくわしく紹介します。
1. 料金が一定でわかりやすい
Smafi WiMAXは、料金が3年間ずっと3,590円で利用できます。
他のプロパイダだと半年~1年で値段が上がるところが多く、最初は安くてもトータルでは料金が高くなってしまいます。
また料金が一定だと支出の計算がしやすく、値段が急に上がって困ることもありません。
2. 20日以内なら解約手数料無しでキャンセルOK!
Smafi WiMAXは、20日以内なら解約手数料無しでキャンセル可能です。
ポケット型WiFiは無線通信なので、障害物や人が多い場所ではつながりにくくなってしまいます。
よって「エリア内だけど、なかなかつながらない……」という不満が出るケースも珍しくありません。
3. 有料オプションの申し込みが不要
Smafi WiMAXでは、有料オプションの申し込みが不要です。
しかも初月無料で3年間割引の特典も適用できます。
キャッシュバックがあったり、月額料金が安かったりするプロパイダだと、有料オプションの加入が義務付けられているケースは少なくありません。
解約はもちろん可能なのですが、忘れていて毎月500円を払い続けているというケースも多いです。
Smafi WiMAXでは最初からいらないオプションに加入しなくていいので、月額料金以外を支払う必要がありません。
4. auかUQ mobileを使っていると、さらに割引あり
Smafi WiMAXは、auかUQ mobileを使っていると、さらに割引が受けられます。
条件と割引は以下のとおりです。
プラン名 | 割引 |
auピタットプランN(s) 2GBまで利用 | 500円割引 |
auピタットプランN(s) 20GBまで利用 auフラットプラン20N auフラットプラン25 NetflixパックN |
1,000円割引 |
UQ mobile利用 | 300円割引 |
上記料金が毎月値引きされるため、トータルだとかなりの割引になります。
5. 2年10ヶ月目以降は最新機種へ変更可能
Smafi WiMAXを利用して2年10ヶ月目を超えると、それ以降は最新端末への機種変更ができます。
2年10ヶ月も利用すると端末が劣化し、思うように使えなくなる可能性が高まります。
またグレードの高い最新機種が出ても、解約金が発生するため気軽に機種変更ができないのも難点です。
Smafi WiMAXではその2つのデメリットを解決してくれるため、長期間快適にポケット型WiFiを利用できます。
Smafi WiMAXのデメリット
ここからはSmafi WiMAXの4つのデメリットを紹介します。
それぞれくわしく見ていきましょう。
1. 支払い方法がクレジットカードのみ
Smafi WiMAXは、支払い方法がクレジットカードしかありません。
デビットカードやプリペイドカード、銀行口座振替には対応していない点はデメリットといえます。
2. 4年目(37ヶ月目)以降は月額料金が高くなる
Smafi WiMAXは、4年目以降は月額料金が高いです。
3年目(36ヶ月目)までは月額3,590円で一定ですが、4年目になると月額4,263円に値上がりします。
ただ契約縛りが3年なので解約はもちろんできます。
負担にはなりにくいですが、Smafi WiMAXを長く使いたい人にとってはデメリットです。
3. 違約金が高額
Smafi WiMAXは、違約金が高額です。
1年目は19,000円(税抜)、2年目は14,000円(税抜)、それ以降でも9,500円(税抜)がかかります。
3年間は使い続けないと損をしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
Smafi WiMAXをおすすめする人
Smafi WiMAXの利用が向いているのは、以下のような人です。
それぞれくわしく紹介します。
1. シンプル料金がいい人
シンプル料金がいい人は、Smafi WiMAXの利用に向いています。
Smafi WiMAXは料金が3,590円一定で、初期費用も事務手数料の3,000円しかかかりません。
他のプロパイダだと、3年間で2~3回料金が変わることも多いです。
2. オプションに加入したくない人
月額料金以外の有料オプションに入りたくない人もSmafi WiMAXに適しています。
最初に入らされて後から解約手続きをする必要もないため、契約中の手間が少ないです。
「料金はなるべく抑えたい人」「オプションを解約するのが面倒な人」にとっては、うってつけの契約といえます。
3. 初期費用を抑えたい人
Smafi WiMAXは、初期費用3,000円(税別)+月額利用料金しかかからないため、初期費用が抑えられます。
さらに初月は無料でポケット型WiFiを利用できるので、最初に払うお金は3,000円(税別)のみです。
ポケット型WiFiにかかる配送料なども一切かかりません。
「月の負担をなるべく増やしたくない人」に向いているプロパイダです。
Smafi WiMAXの評判・口コミ
Smafi WiMAXの口コミをTwitterで確認しました。
サービスがスタートして日は浅いものの、ネガティブなコメントはなく、評判も増えていくものと思われます。
あ、スマフィWiMAXも良いですねっhttps://t.co/3GToNIvwU6
— 漆黒の高木さん@CFおめでとう!🍻 (@hananoifule) 2019年5月1日
スマフィWiMAXで「Speed Wi-Fi HOME L02」を申込んだーーーー!!https://t.co/96sP4FnBR6
— ありえんわぁ@絶対-20kg痩せるマン🐴🐴🐴 (@capuchiha) 2019年5月16日
スマフィWiMAXを申し込んでみた。https://t.co/3djpMr5bqJ
— 檸檬らいち 🍤🐬🍡🦋 (@iorirircam) 2019年5月4日
Smafi WiMAXレビューまとめ
本記事は「【徹底解説】Smafi WiMAX(スマフィ)の口コミ・評判をレビュー!メリット・デメリットやいかに…?」について書きました。
Smafi WiMAXは、数あるプロパイダの中でも料金体系が明確で、値段もリーズナブルです。
通信速度も高速で快適サクサクのインターネットを楽しめます。
オプション解約など、面倒な手続きを避けたい方は、ぜひSmafi WiMAXを検討してみてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。