どうも、VPNユーザーのマクリン( @Maku_ring)です。
VPN(Virtual Private Network)は、安全にデータ通信するために開発された技術で、機密情報を扱うビジネスや海外限定サービスを利用するシーンで使われています。
とはいえ、SteamでVPNを利用するシーンをイメージできない人もいるでしょう。
そこで本記事では、SteamでVPNの利用が必要になるシーンとおすすめのVPNにくわえ、利用時の注意点もくわしく解説します。
タップできるもくじ
SteamでVPNが必要なシーン
VPNは、インターネットとスマホやパソコンの間を仮想の専用ネットワークでつなぐことで、悪意のある第三者からの侵入や攻撃を防ぎます。
通信が暗号化され、情報漏えいのリスクを抑えることが可能です。
そんなVPNが、Steamで必要になるシーンを3つ紹介します。
セキュリティを強化して安全に利用したい
Steamは世界中のゲームプレイヤーが利用しているプラットフォームで、海外のプレイヤーともフレンドになれるSNS機能も有しています。
そのため、同じゲームを楽しむ仲間を探しやすいのがメリットですが、規約違反に該当するような悪意あるプレイヤーとも簡単につながってしまうリスクが潜むことも否定できません。
たとえば、以下のような悪意あるプレイヤーが存在します。
- ゲームの操作を自動で行うチートプログラムを使うチーター
- ゲーム内のアイテムやゲーム専用仮想通貨などを現実の通貨で売買するRTM(リアルマネートレード)を行うプレイヤー
- マルウエアなどのウイルスを利用し、Steamのアカウントのハッキングを試みるプレイヤー
またSteamでは、さまざまなゲームやアプリの購入をクレジットカードなどを登録してオンラインで決済するため、セキュリティの対策が甘いと個人情報が流出する危険性もあります。
このようなリスクを回避し、Steam利用中のセキュリティを向上できるのがVPNです。
VPNを利用すれば、インターネット上の通信は常に暗号化されるため、第三者によるデータの盗聴や漏洩を防げます。
また、VPN利用中は自分のIPアドレスが第三者から見れなくなるので、Steamのコミュニティ参加や匿名プレイヤーとのコミュニケーションを安全に行えます。
ゲームサーバーとの通信速度を改善したい
Steamで購入したゲームのなかには、複数のプレイヤー同士の対戦など、オンラインを前提としたプレイモードをそなえたものが豊富にあります。
オンラインゲームの場合、通信速度が安定していないとラグが発生し、思うように操作できません。
通信の品質はプロバイダーや居住環境(とくにマンションのような集合住宅)に左右されるため、簡単には解決できないことが多いです。
そのため「ネットワークまわりの設定を変更してみたけど改善できなかった」と悩んでいるプレイヤーもいることでしょう。
この通信品質の問題を解消できるのがVPNです。
NordVPNやExpressVPNなど高速かつ安定した通信のVPNを利用すれば、ラグや遅延の発生を改善できるケースがあります。
例えばタルコフでもVPNを利用することでマッチング時間を速められますし、こちらの記事でそのやり方をくわしく解説しています。
ただし、VPNサービスや接続するサーバーによって通信速度の応答時間(ping値)が異なるため、自身の環境に適しているかどうかを事前に検証することが重要です。
海外で先行リリースされたゲームのテストプレイをしたい
海外のゲーム企業が開発した場合、リリース当初はその国あるいはその周辺地域のユーザーに限定されているケースが多いです。
Steamで無料のテストプレイを体験できる場合も同様で、日本が対象地域から外れ、体験できないもどかしさを感じた人もいるのではないでしょうか。
このようなケースでは、ゲームの運営会社がユーザーのアクセス元(IPアドレス)から居住地を判定し、サービス提供外の国であればアクセスを禁止するため通常は遊べません(ジオブロック)。
しかし、VPNを利用すれば接続したVPNサーバーのIPアドレスがアクセス元とみなされるので、ジオブロックを回避し、サービス提供地域を限定しているゲームでもプレイできるようになります。
たとえば韓国限定のオンラインゲームでも、韓国のVPNサーバーに接続すれば韓国からのアクセスと判断され、ジオブロックをすり抜けられるのです。
SteamでVPNを利用する方法
価格と通信速度に定評のあるNordVPNを利用し、SteamでVPNを活用する手順を紹介します。
VPNを契約する
NordVPNの契約手順は以下のとおりです。
VPNアプリをインストールする
アカウントが有効化できたら、Windows版のNordVPNをダウンロードしましょう。
ダウンロードが終わったら画面左下に表示される「NordVPNsetup.exe」をクリックし、開きます(エクスプローラーからでも開くことが可能)。
NordVPNをインストールする場所を選択して右下にある「Next」をクリックし、ダウンロードを開始します。
デフォルトだと、デスクトップショートカット・スタートメニューショートカットがオンになっています。
ショートカットはあったほうが便利なので、そのままオンにしておくのがおすすめです。
「Install」をクリックすると、NordVPNのダウンロードが開始されます。
インストールが終わったら「Finish」をクリックしましょう。
NordVPNが自動的に立ち上がるので、つづいて設定をしていきます。
VPNアプリを設定する
NordVPNが立ち上がったら「ログイン」をクリックします。
ブラウザが自動的に立ち上がるので、メールアドレスとパスワード(アカウント有効化の際に作成したもの)を入力して続行します。
ブラウザ上部にポップアップが表示されるので「開く」をクリックしましょう。
少し待つとNordVPNが開くので、アメリカをクリックして接続します。
VPN経由でSteamにアクセスする
これでIPアドレスがアメリカに変更されましたが、アメリカ版SteamにアクセスするにはSteamでアメリカ用のアカウントを作成する必要があります。
アカウントの作成をSteamアプリで行うと、reCAPTCHAの認証がうまくいかないケースがあるため、Chromeなどのウェブブラウザで行うのがおすすめです。
VPNでアメリカサーバーに接続したまま、Steamにアクセスし、ログインをクリックしてください。
画面下のほうにある「アカウントを作成」をクリックし、メールアドレスにはアメリカ用のメールアドレス、居住国は表示されている「アメリカ合衆国」を選択しましょう。
「続行」ボタンをクリックすると、入力したメールアドレスに確認用のリンクが届くのでクリックします。
アカウント名とパスワードを入力し「完了」ボタンをクリックすれば完了です。
自動遷移したSteamのトップページで購入価格がドル表記になっていることから、アメリカ版Steamに正しくアクセスできていることがわかります。
Steamで利用するのにおすすめのVPN
Steamで利用するのにおすすめのVPNを5つ紹介します。
VPN名
NordVPN
ExpressVPN
Surfshark
CyberGhost
MillenVPN
月額料金
480円〜2,070円
6.67 USD~12.95 USD
(約1,001円~約1,943円)
288円~2,238円
290円〜1,790円
396円~1,738円
プライバシー
ポリシー
ノーログポリシー
サーバー設置国
111ヶ国
105ヶ国
100ヶ国
100ヶ国
72ヶ国
サーバー台数
6,445台
3,000台以上
3,200台以上
11,605台以上
1,300台以上
最大同時接続
デバイス数
6
8
無制限
7
10
返金保証
30日間
14〜45日間
30日間
注意ドル表記の金額は1ドル150円で換算しています。また、いずれのサービスも割引率が時期によって異なる可能性があります。
総合的におすすめのVPNは、こちらの記事でも紹介しているのであわせて参考ください。
NordVPN
NordVPNは、通信速度が速く、安定していると評判のVPNです。
VPNサーバに接続した状態で500Mbpsを超える速度が出るときもあるので、Steamはもちろん、オンラインゲーム利用時もラグや遅延が発生することなく楽しめます。
ゲーム以外の利用でも、Netflix・Amazonプライム・Hulu・DAZN・楽天Vikiを視聴できるなど、視聴できるストリーミングサービスが豊富な点も好評なVPNです。
NordVPNの詳細をよりくわしく知りたい人は、以下の記事もあわせて確認してみてください。
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ExpressVPN
ExpressVPNも通信速度と安定性に定評のあるVPNです。
実際に利用してみると500Mbpsを超える速度が出るケースもあり、Steamでゲームを楽しむのに十分な通信品質を確保できます。
月額料金は1,001円からと高めですが、セキュリティレベルの高さからビジネスシーンでも安心して利用できます。
Steam以外にさまざまな用途でインターネットを安全に利用したい人は検討してみてください。
マクリン料金にはこだわらず、サービス品質をもっとも重視するのであればおすすめですよ!
ExpressVPNの詳細は、こちらのページで解説しています。
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Surfshark
さまざまなデバイスでSteamのゲームを楽しみたい人にはSurfsharkがおすすめです。
24ヶ月プランなら月額換算288円と低価格なうえ、同時接続台数が無制限なので、PC・スマホ・タブレットなど、デバイスを何台つないでも利用料金は変わりません。
ルーターに設定すれば、PS4やNintendo Switchなどのコンシューマー機でもVPNを利用できるので、ゲームデバイスを豊富に持っている人にとってはコスパ最強のVPNといえるでしょう。
また、サーバは90ヶ国以上に設置されているので、さまざまな国の地域限定コンテンツを利用したい人は検討してみてください。
Surfsharkは、以下の記事でくわしく取り上げています。
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CyberGhost
価格はなるべく抑えつつ長期間使いたい人にはCyberGhostがおすすめです。
2年契約すると1ヶ月あたりの料金が290円と、ほかのVPNとくらべてリーズナブルな点がポイントです。
また、100ヶ国に11,605台以上の豊富なサーバー設置台数にくわえ、ゲームに特化したサーバーがあらかじめ用意されているのもCyberGhostならではの特徴のひとつ。
6ヶ月以上のプランを選ぶと45日間の返金保証を受けられので、VPNが初めての人でも使い勝手や実際の通信品質をじっくり試せます。
CyberGhostの詳細は、こちらの記事にまとめています。
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MillenVPN
「運営会社が日本のほうが安心する」という人におすすめなのがMillenVPNです。
運営会社が日本のMillenVPNは、月額396円からと低価格なうえ、海外から日本のサービスを利用しやすいのが特徴です。
オンラインゲームでは必須になることもある固定IPを、追加料金なしの専用ソフトウェアで使える点もメリットのひとつといえるでしょう。
Steam以外の用途でもHulu・TVer・Abemaなど、日本で視聴できる主要なストリーミングサービスに対応していることもポイントです。
マクリン海外から日本のストリーミングサービスを利用したい人におすすめ!
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SteamでVPNを利用するときの注意点
Steamで利用するVPNを選ぶときに押さえておきたい注意点を解説します。
無料VPNの利用は避ける
過去にはSteamで利用できた筑波大学のVPN Gateですが、現在ははじかれてしまうなど、SteamのVPN規制は年々厳しくなる傾向にあります。
安全面でリスクがあり、通信品質もあまり期待できない点もふくめ、無料VPNの利用は避けるのが無難です。
おま国回避目的での利用は避ける
おま国とは「おまえの国には販売しない」を略したネットスラングです。
居住国では本来購入できないゲームをVPNを利用して購入した場合、Steamの利用規約違反に該当する可能性があります。
ユーザーは、ユーザーの所在地を偽る目的で(ゲームコンテンツの地理的制限を回避するため、ユーザーの地域に適用されない価格設定で注文または購入するためなど、いかなる目的であるかを問いません)、IP プロキシまたはその他の方法を利用しないことに同意しているものとします。ユーザーがこのような行為を行ったときは、Valve はユーザーアカウントへのアクセスを無効化する場合があります。
引用元:Steam 利用規約 A.支払いの承認
為替変動や限定地域を対象としたセールイベントを狙ったリージョン・ホッピングに対する規制も強化しているため、Steamでゲームを安く購入するのは難しくなっています。
実際に利用規約違反によってBANされた事例はありませんが、おま国回避目的での利用は避けたほうがいいでしょう。
複数の場所から同一アカウントにアクセスしない
複数の場所からSteamの同一アカウントにアクセスした場合、不正利用とみなされる可能性があります。
アメリカ版Steamであれば、VPNでアメリカに接続してからログインするなど、慎重に利用しましょう。
ログイン中にVPNサーバーを切り替えない
Steamにログイン中にVPNサーバーを切り替えるとIPアドレスが変わってしまうため、このケースでも不正利用を疑われ、アカウントがBANされる可能性があります。
とくにゲームの購入などで通常しているアカウントがBANされてしまうと、購入済みのゲームが起動できなくなります。
VPNを利用してアクセスするアカウントは、専用のアカウントとしたうえで、VPNの切り替えもログアウトしてから行うようにしましょう。
SteamでVPNを利用するときによくある質問
SteamでVPNを利用するときによくある質問をまとめてみました。
よくある質問
SteamでVPNを使うと規約違反になる?
Steamは、所在地を偽る目的での利用を規約で禁止しているため、規約違反になる可能性があります。
VPNで国を変更してゲームを購入するのは避けるなど、慎重に対応することを前提とし、購入する場合はあくまでも自己責任の範囲でお願いします。
VPNを利用すればSteamで安く購入できますか?
Steamでは、地域別の価格差を無くすためのツールを開発側に提供するなど、リージョン・ホッピングに対する規制が強化されています。
購入にあたって利用できるクレジットカードなども、その国で発行されたカード以外は決済が通らないように変更されています。
この傾向は年々厳しくなる傾向にあることにくわえ、BANされるリスクが高いことをふまえると、VPNを利用して居住国より安い国で購入するのはやめるのが無難です。
Steamで国を変えるにはどうすればいいですか?
以前は既存アカウントの変更を簡単にできましたが、現在ではその国で有効なオンライン決済を済ませていなければ変更できない点に注意ください。
例えばアメリカに移住した場合でも、アメリカで発行されたクレジットカードで購入しないかぎり変更できません。
居住国とは別の国のストアを表示するには、VPN経由でSteamアカウントを新たに作成しましょう。
VPN経由だとSteamアカウントを作成できません
VPN経由でSteamアプリ上からアカウントを新規作成すると、reCAPTCHAの認証(ロボットではないことを証明するための認証)がうまくいかないケースが多いです。
ChromeなどのウェブラウザでSteamのサイトからアカウント作成する場合、reCAPTCHAの認証が通りやすいので、Steamアプリで上手くいかない場合は試してみてください。
また、Steam側で特定のVPNサービスをブロックしている可能性もあるので、別のVPNサービスで作成してみることもおすすめします。
Steamで無料VPNを利用するのは安全ですか?
無料VPNは接続ログを残してるケースが多く、セキュリティレベルも不十分なため、安全ではありません。
SteamはVPN規制が厳しくなっているため、過去には利用できた筑波大学のVPN Gateでも利用できなくなっています。
安全性・通信品質で申し分のない有料VPNを利用するのがおすすめです。
SteamでVPNを利用してBANされた事例はありますか?
VPNを利用が原因でSteamアカウントがBANされた事例は公表されていません。
SNSや口コミなどでも噂レベルでは広がっているものの、実際にBANされた経験者の話は出回っていません。
しかし、Steamでは居住国を偽装したゲームの購入を利用規約で明確に禁止しているため、BANされる可能性は十分にあります。
まとめ:Steamを安全に利用するためにVPNを活用しよう
本記事では、SteamでVPNの利用が必要なシーンとおすすめのVPNを紹介し、Steamの利用規約もふまえた利用時の注意点もくわしく解説しました。
Steamでの利用以外でも、VPNは地域限定の動画視聴やビジネスシーンでのセキュリティ強化など、さまざまな用途で利用できるおすすめのサービスです。
VPN選びで迷ったときは、おすすめのVPNから選んでみてください。
おすすめのVPN
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
【2024年】VPNのおすすめを徹底比較!100人が選んだランキング結果を大公開
タルコフのマッチング時間が速くなるVPNのおすすめ6選!実際のやり方も解説
Steamで利用するのにおすすめのVPNを5つ紹介します。
VPN名 | NordVPN |
ExpressVPN |
Surfshark |
CyberGhost |
MillenVPN |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 480円〜2,070円 | 6.67 USD~12.95 USD (約1,001円~約1,943円) |
288円~2,238円 | 290円〜1,790円 | 396円~1,738円 |
プライバシー ポリシー |
ノーログポリシー | ||||
サーバー設置国 | 111ヶ国 | 105ヶ国 | 100ヶ国 | 100ヶ国 | 72ヶ国 |
サーバー台数 | 6,445台 | 3,000台以上 | 3,200台以上 | 11,605台以上 | 1,300台以上 |
最大同時接続 デバイス数 |
6 | 8 | 無制限 | 7 | 10 |
返金保証 | 30日間 | 14〜45日間 | 30日間 |
総合的におすすめのVPNは、こちらの記事でも紹介しているのであわせて参考ください。
NordVPN
NordVPNは、通信速度が速く、安定していると評判のVPNです。
VPNサーバに接続した状態で500Mbpsを超える速度が出るときもあるので、Steamはもちろん、オンラインゲーム利用時もラグや遅延が発生することなく楽しめます。
ゲーム以外の利用でも、Netflix・Amazonプライム・Hulu・DAZN・楽天Vikiを視聴できるなど、視聴できるストリーミングサービスが豊富な点も好評なVPNです。
NordVPNの詳細をよりくわしく知りたい人は、以下の記事もあわせて確認してみてください。
30日間返金保証
2年プランなら最大69%OFF + 3ヶ月無料
ExpressVPN
ExpressVPNも通信速度と安定性に定評のあるVPNです。
実際に利用してみると500Mbpsを超える速度が出るケースもあり、Steamでゲームを楽しむのに十分な通信品質を確保できます。
月額料金は1,001円からと高めですが、セキュリティレベルの高さからビジネスシーンでも安心して利用できます。
Steam以外にさまざまな用途でインターネットを安全に利用したい人は検討してみてください。
ExpressVPNの詳細は、こちらのページで解説しています。
30日間返金保証
1年プランなら当サイト限定で3ヶ月無料
Surfshark
さまざまなデバイスでSteamのゲームを楽しみたい人にはSurfsharkがおすすめです。
24ヶ月プランなら月額換算288円と低価格なうえ、同時接続台数が無制限なので、PC・スマホ・タブレットなど、デバイスを何台つないでも利用料金は変わりません。
ルーターに設定すれば、PS4やNintendo Switchなどのコンシューマー機でもVPNを利用できるので、ゲームデバイスを豊富に持っている人にとってはコスパ最強のVPNといえるでしょう。
また、サーバは90ヶ国以上に設置されているので、さまざまな国の地域限定コンテンツを利用したい人は検討してみてください。
Surfsharkは、以下の記事でくわしく取り上げています。
30日間返金保証
2年プランなら最大86%OFF + 3ヶ月無料
CyberGhost
価格はなるべく抑えつつ長期間使いたい人にはCyberGhostがおすすめです。
2年契約すると1ヶ月あたりの料金が290円と、ほかのVPNとくらべてリーズナブルな点がポイントです。
また、100ヶ国に11,605台以上の豊富なサーバー設置台数にくわえ、ゲームに特化したサーバーがあらかじめ用意されているのもCyberGhostならではの特徴のひとつ。
6ヶ月以上のプランを選ぶと45日間の返金保証を受けられので、VPNが初めての人でも使い勝手や実際の通信品質をじっくり試せます。
CyberGhostの詳細は、こちらの記事にまとめています。
最大45日間返金保証
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MillenVPN
「運営会社が日本のほうが安心する」という人におすすめなのがMillenVPNです。
運営会社が日本のMillenVPNは、月額396円からと低価格なうえ、海外から日本のサービスを利用しやすいのが特徴です。
オンラインゲームでは必須になることもある固定IPを、追加料金なしの専用ソフトウェアで使える点もメリットのひとつといえるでしょう。
Steam以外の用途でもHulu・TVer・Abemaなど、日本で視聴できる主要なストリーミングサービスに対応していることもポイントです。
30日間返金保証
2年プランなら最大62%OFF
SteamでVPNを利用するときの注意点
Steamで利用するVPNを選ぶときに押さえておきたい注意点を解説します。
無料VPNの利用は避ける
過去にはSteamで利用できた筑波大学のVPN Gateですが、現在ははじかれてしまうなど、SteamのVPN規制は年々厳しくなる傾向にあります。
安全面でリスクがあり、通信品質もあまり期待できない点もふくめ、無料VPNの利用は避けるのが無難です。
おま国回避目的での利用は避ける
おま国とは「おまえの国には販売しない」を略したネットスラングです。
居住国では本来購入できないゲームをVPNを利用して購入した場合、Steamの利用規約違反に該当する可能性があります。
ユーザーは、ユーザーの所在地を偽る目的で(ゲームコンテンツの地理的制限を回避するため、ユーザーの地域に適用されない価格設定で注文または購入するためなど、いかなる目的であるかを問いません)、IP プロキシまたはその他の方法を利用しないことに同意しているものとします。ユーザーがこのような行為を行ったときは、Valve はユーザーアカウントへのアクセスを無効化する場合があります。
引用元:Steam 利用規約 A.支払いの承認
為替変動や限定地域を対象としたセールイベントを狙ったリージョン・ホッピングに対する規制も強化しているため、Steamでゲームを安く購入するのは難しくなっています。
実際に利用規約違反によってBANされた事例はありませんが、おま国回避目的での利用は避けたほうがいいでしょう。
複数の場所から同一アカウントにアクセスしない
複数の場所からSteamの同一アカウントにアクセスした場合、不正利用とみなされる可能性があります。
アメリカ版Steamであれば、VPNでアメリカに接続してからログインするなど、慎重に利用しましょう。
ログイン中にVPNサーバーを切り替えない
Steamにログイン中にVPNサーバーを切り替えるとIPアドレスが変わってしまうため、このケースでも不正利用を疑われ、アカウントがBANされる可能性があります。
とくにゲームの購入などで通常しているアカウントがBANされてしまうと、購入済みのゲームが起動できなくなります。
VPNを利用してアクセスするアカウントは、専用のアカウントとしたうえで、VPNの切り替えもログアウトしてから行うようにしましょう。
SteamでVPNを利用するときによくある質問
SteamでVPNを利用するときによくある質問をまとめてみました。
SteamでVPNを使うと規約違反になる?
Steamは、所在地を偽る目的での利用を規約で禁止しているため、規約違反になる可能性があります。
VPNで国を変更してゲームを購入するのは避けるなど、慎重に対応することを前提とし、購入する場合はあくまでも自己責任の範囲でお願いします。
VPNを利用すればSteamで安く購入できますか?
Steamでは、地域別の価格差を無くすためのツールを開発側に提供するなど、リージョン・ホッピングに対する規制が強化されています。
購入にあたって利用できるクレジットカードなども、その国で発行されたカード以外は決済が通らないように変更されています。
この傾向は年々厳しくなる傾向にあることにくわえ、BANされるリスクが高いことをふまえると、VPNを利用して居住国より安い国で購入するのはやめるのが無難です。
Steamで国を変えるにはどうすればいいですか?
以前は既存アカウントの変更を簡単にできましたが、現在ではその国で有効なオンライン決済を済ませていなければ変更できない点に注意ください。
例えばアメリカに移住した場合でも、アメリカで発行されたクレジットカードで購入しないかぎり変更できません。
居住国とは別の国のストアを表示するには、VPN経由でSteamアカウントを新たに作成しましょう。
VPN経由だとSteamアカウントを作成できません
VPN経由でSteamアプリ上からアカウントを新規作成すると、reCAPTCHAの認証(ロボットではないことを証明するための認証)がうまくいかないケースが多いです。
ChromeなどのウェブラウザでSteamのサイトからアカウント作成する場合、reCAPTCHAの認証が通りやすいので、Steamアプリで上手くいかない場合は試してみてください。
また、Steam側で特定のVPNサービスをブロックしている可能性もあるので、別のVPNサービスで作成してみることもおすすめします。
Steamで無料VPNを利用するのは安全ですか?
無料VPNは接続ログを残してるケースが多く、セキュリティレベルも不十分なため、安全ではありません。
SteamはVPN規制が厳しくなっているため、過去には利用できた筑波大学のVPN Gateでも利用できなくなっています。
安全性・通信品質で申し分のない有料VPNを利用するのがおすすめです。
SteamでVPNを利用してBANされた事例はありますか?
VPNを利用が原因でSteamアカウントがBANされた事例は公表されていません。
SNSや口コミなどでも噂レベルでは広がっているものの、実際にBANされた経験者の話は出回っていません。
しかし、Steamでは居住国を偽装したゲームの購入を利用規約で明確に禁止しているため、BANされる可能性は十分にあります。
まとめ:Steamを安全に利用するためにVPNを活用しよう
本記事では、SteamでVPNの利用が必要なシーンとおすすめのVPNを紹介し、Steamの利用規約もふまえた利用時の注意点もくわしく解説しました。
Steamでの利用以外でも、VPNは地域限定の動画視聴やビジネスシーンでのセキュリティ強化など、さまざまな用途で利用できるおすすめのサービスです。
VPN選びで迷ったときは、おすすめのVPNから選んでみてください。
どうも、マクリン( @Maku_ring)でした。
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